JTB、欧州旅に革命を 新たな観光バス「ランドクルーズ」来春運行へ

2018年11月1日(月) 配信 

井上氏との会見は11月21日に東京都品川区のJTBビルで行われた。

 JTBは11月21日、FIT(個人旅行)向けに現地発着の周遊型観光路線バス「ランドクルーズ」を、来春に欧州で運行すると発表した。スペインからドイツ、イタリアなど主要12カ国を走らせる。約130区間あるルート上で、乗り降りする場所を自由に設定できる。運行区間の総延長は1万4千㌔を超え、欧州旅の新たなインフラを作り上げたカタチだ。年間運行コストは約4億円にも上るが、「欧州旅革命。」をスローガンにこれまでにない旅のスタイルを提供していく。

 「お客様は好きなように旅を作り上げていくことができる」。JTB取締役グローバル事業本部長の井上聡氏は21日の会見で自信をみせた。最大の特徴は欧州を網羅する路線網を整えたこと。各地域にある9つのコースを走るバスは、それぞれのコースを約1週間かけて円を描くように定期運行する。隣り合うルートが接する場所に、同じ日にバスが到着するため、客はそこで次のバスに乗り移ることができる仕組みだ。

ランドクルーズ路線網(イメージ)

 周遊するだけでなく、1つのコースの1区間からでも楽しめる。1区間の平均料金はホテル宿泊付きで2万2千円ほど。現地集合・現地解散で1人でもバスは動き催行中止の心配はない。現地の係員が同乗し、案内は日本語となる。

 web販売では全区間から1区間でも選べ、自分好みの旅を組める。特設サイトを29日に開設予定で、予約から決済までできるようにする。店頭は人気コースに絞った全80コースを取り扱う。ともに11月29日から販売を始める。

 一方で、JTBだけでなく、日本の旅行会社は約50年間、日本発着で往復航空券付きのパッケージツアーに力を入れてきた。現地発着が軸のランドクルーズでこの流れから大きく舵を切る。莫大なコストをかけながらも、従来の体制から脱却をはかる考えだ。

旅行環境への対応策

 ランドクルーズは急変する旅行環境への対応策でもある。航空座席不足と客のFIT化が近年課題となっている。

 大挙する訪日外国人は今年、初めて年間3千万人超える勢いをみせている。このため、旅行会社は航空座席を確保することが難しくなっている。

 さらにオンラインで旅行を組むことが個人でも容易になり、客のFIT化が顕著になってきた。「現地に着いてから場所を決めたい」「自由に回りたい」などの声も増えているという。

 旅行会社は多かれ少なかれ同じ悩みを抱えている。井上氏は「だからこそ、ランドクルーズは他社も販売してもらえる」と、ランドクルーズのインフラ機能を業界に開放する考え。

 他社からすれば自社で採算割れのリスクを負うことなく、欧州周遊ツアーを造成できるようになる。130区間の組み合わせほぼ無数になるため、各社独自の商品を客へ提案が可能となる。「お客様と旅行会社でウィンウィンの関係ができる」(井上氏)。

 将来的には日本だけでなく全世界で販売する見通し。さらに「欧州以外の地域でも、同じようなたてつけで挑戦していきたい」(同)とさらなる市場開拓も狙う。

ふるさとチョイスアワードで「しんじょう君とふるさと納税でまちが変わる」(高知県須崎市)が大賞に

2018年11月22日(木)配信 

ふるさと納税の優良事例を発表する「ふるさとチョイスアワード2018」で高知県須崎市の「しんじょう君とふるさと納税でまちが変わる」が大賞を受賞した。

 アワードは、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営するトラストバンクが主催した。大賞を受賞した須崎市は、ふるさと納税を財源に、ゆるキャラブームにのって人気を得た「しんじょう君」によるシティプロモーションを積極的に取り組んでいる。現在、SNSを活用した情報発信や大規模なキャライベント開催、アジア圏でのアニメ化を進めて、海外にも進出するなど、しんじょう君をフル活用して、市を元気にしている。

 ふるさと納税の制度が始まって10年が経ち、返礼品競争が関心を集める一方で、ふるさと納税により集まった寄附金が子どもへの支援、動物支援、自然保護、さらには災害支援など様々な地域の取り組みに活用されている。また、ふるさと納税を通じて、自治体職員だけでなく地域の事業者・生産者が、その地域ならではのお礼の品を開発し、域外に発信をする過程で、地域が自立するきっかけが生まれている。

 トラストバンクは、5年前から地域(自治体)で起きている変化や寄附金の使い道の大切さを発信するため、日本最大規模の全国1788自治体の合計1万2千点以上の使い道や様々な取り組みの中から、地域活性や地域の課題解決に繋がった優良事例を厳選し、表彰する「ふるさとチョイスアワード」を毎年開催している。

 今年は、「STORY」をテーマに、表になかなかでてこない、ふるさと納税によって地域が変わった様々な出来事を発表した。全国からエントリーされた54事例のなかから、事前審査で8つに絞り込んだ。11月21日(水)に東京都内で開かれた表彰式会場で、自治体職員が自らの取り組みをプレゼンテーション形式で発表、5人の審査員および約120名の来場者の投票により大賞が決定した。

イベントの概要

イベント名:ふるさとチョイスアワード2018
日時: 2017年11月21日(水)午後1:30~
会場: スパイラルホール 東京都港区南青山5-6-23 スパイラル3F
内容:ノミネートされた8自治体の職員による取り組みのプレゼンテーション 、審査・表彰
イベント参加費:無料
主催:トラストバンク
エントリー自治体数: 54
審査員:
・藤田 和芳 氏(オイシックス・ラ・大地 代表取締役会長)
・小黒 一三 氏(木楽舎 月刊「ソトコト」統括編集長)
・磯山 友幸 氏(経済ジャーナリスト)
・鵜尾 雅隆 氏(日本ファンドレイジング協会代表理事/ファンドレックスCEO)
・須永 珠代(トラストバンク 代表取締役)

ノミネート自治体のエントリータイトル・内容

青森県三戸町:オンリーワンのお礼品から始まった三戸町のSTORY
 11ぴきのねこのまち、ずっと応援します!寄附者メッセージの半数以上が、当町出身の漫画家、故・馬場のぼる氏の代表作『11ぴきのねこ』ファンからのもの。この想いに応えるため、オンリーワンのお礼品開発を一昨年度から続けている。寄附金の使い道は、11ぴきのねこの石像設置や人形劇開催など、聖地・三戸町ならでは。

埼玉県:自治体連携で感動体験を提供 ~ライバルから仲間へ~
 観光名所がなくても「地元の日常」を「誰かの特別」に変えればいい。今年3月、県の呼びかけで市町村が連携し、体験型返礼品で地域振興を図る会議を設立。10月には複数市町村を周遊する体験コースを3エリア(7市町)で作った。例えば、大豆畑から醤油蔵へつながる物語があり、けん騒に疲れた貴女を癒す瞑想ヨガと焼きイモがあります…。市町村連携で生まれた魅力的なストーリーで、寄附者の方に感動を提供していく。

東京都墨田区:地域へ、世界へと北斎の魅力を発信!成長し続ける美術館を目指して
 すみだで生まれ、その生涯のほとんどをすみだで過ごしながら数多くの名作を残した葛飾北斎。墨田区では、この郷土の偉人を顕彰し、観光や産業へも寄与する地域活性化の拠点として、「すみだ北斎美術館」を平成28年に開設した。すみだ北斎美術館では、展覧会だけでなく、様々な事業を展開し、いつまでもすみだと北斎の魅力にあふれ、地域の人、世界中の人々に愛され続ける美術館を目指していく。

東京都文京区:子ども宅食プロジェクト「とどく、つながる、みらいのために」
 経済状況が食生活に影響するリスクがある家庭の子どもに対して、企業等から提供いただいた食品等を直接手渡しで配送している。配送をきっかけに、子どもとその家庭を必要な支援につなげ、地域や社会からの孤立を防いでいくことも目的になっている。本事業は区、NPO団体等が対等な関係でパートナーシップを組み、事業に取り組むコンソーシアム(共同体)形式を採用し、各団体の強みを活かしてプロジェクトを推進している。

高知県須崎市:しんじょう君とふるさと納税でまちが変わる
 須崎市では、ふるさと納税を財源に、しんじょう君によるシティプロモーションに取り組んでいる。SNSを活用した情報発信や大規模なキャライベント開催、アジア圏でのアニメ化を進めている。地元高校生と漁業者と共にクラウドファンディング実施や、返礼品事業者と海外イベントへ出展し、海外販路開拓やインバウンド観光のキッカケ作りに取り組む。

高知県日高村:寄付実績0件!ふるさと納税は、内部コミュニケーションツール
 「村民に弟子入り体験しよう!」をコンセプトにして、村民の日常を体験できるサービスをふるさと納税で始めた。きっかけは、村のおじいおばあの普段の生活が魅力的だから。ふるさと納税で提供できるようになるまで、地域事業者や東京メンバーの協力、村民との調整に文字通り協力隊が四苦八苦して作ったサービスだが、残念ながら申込実績はなかった。ただ取組んだことで地域の繋がりは強くなった。寄付額や件数じゃなくて、まずはやってみる。

福岡県赤村:唯一の『赤』をお届けさせていただきます。
 福岡県赤村は炭鉱で栄えた筑豊地方に位置し、炭鉱ではなく農業一筋に培ってきたどこにでもありそうな村。この村にも日本で唯一のものがあった。それは日本で唯一、自治体名に色のみを冠していることです。その昔、正義のヒーローの主人公は必ず『レッド』が担っていました。私たちは『赤』にこだわったふるさと納税の返礼品をお送りすることで、皆さんのヒーローになれればと・・・。

鹿児島県長島町:町の子どもをみんなで支える「ぶり奨学金」
 ぶり奨学金制度とは、出世魚で回遊魚のブリにちなみ、学校等卒業後、地元リーダーとして活躍してほしいとの願いを込めて名づけられた長島町の新しい奨学金制度。具体的には、金融機関からぶり奨学ローンを借り、返済した場合に、元金相当額については卒業後に長島町に戻って居住している期間分を、利子相当額については全期間分をぶり奨学基金から補填する仕組みだ。自治体が独自に運営する奨学金制度はあったが、自治体と金融機関が共につくった制度は全国で初めて。ぶり奨学金の原資には、町の一般財源から1億円を拠出し、それに町民や事業者からの寄附金やふるさと納税で運用している。

トラストバンクについて

 2012年4月設立。地域に「ヒト」「モノ」「おカネ」「情報」を循環させることで持続可能な社会の実現のため、主に自治体支援サービスを提供。2012年9月、ふるさと納税総合サイト『ふるさとチョイス』を開設。同サイトは、約1億4,400万の月間PV数(2017年12月)、契約自治体1,400自治体超(2018年10月)、お礼の品登録数20万点超(2018年10月)を有する国内最大のふるさと納税総合サイトに成長。

 2013年9月、ふるさと納税の制度を活用したプロジェクト型課題解決支援「ガバメントクラウドファンディング」をスタート。ふるさと納税市場におけるリーディングカンパニーとして、寄附金の「使い道」を明確にする「ガバメントクラウドファンディング」の普及活動を積極的に展開。

 2014年9月には有事の際にふるさと納税制度を通じて被災地を支援できる「ふるさとチョイス 災害支援」の仕組みを立ち上げ、全国すべての自治体に無償でプラットフォームを開放。この仕組みで累計約50億円(2018年10月)を超える寄附金が集まり、寄附金は寄附先である被災自治体に直接届けられ、復興・復旧に活用されている。

 また、自治体職員を対象にしたセミナーなどを全国で多数実施。2016年7月、都心にいながら「ふるさと」を身近に感じられる場所として「ふるさとチョイス Café」(有楽町)をオープンした。

 

横浜DeNAベイスターズ、オフィシャルショップ「BAYSTOREランドマークプラザ」を期間限定オープン

2018年11月21日(水) 配信

オープンをPRする山﨑投手

横浜DeNAベイスターズ(神奈川県横浜市)は来年4月中旬まで、ランドマークプラザ4階にオフィシャルショップ「BAYSTOREランドマークプラザ」を期間限定でオープンした。横浜みなとみらい21エリアでのオフィシャルショップの出店は初めてとなる。スポーツの力で地域の活性化をはかる「横浜スポーツタウン構想」の一環で、今年3月には「BAYSTORE横浜ジョイナス」を横浜駅に隣接するジョイナスにオープンし、横浜駅へ訪れる人と球団の接点を生み出している。

 店舗ではオフィシャルグッズの販売に加え、フォトスポットにもなるシンボルマーク「B」のモザイクアート(横約7㍍×縦約2・8㍍)を店舗内に展示。モザイクアートは、球団オフィシャルカメラマンの2018年シーズン公式戦写真を約3万枚使用している。このほかにも、横浜スタジアム内で人気のUFOキャッチャーとガチャガチャを同店に集結させるなどさまざまなコンテンツを用意した。また店内5カ所には、横浜DeNAベイスターズ山﨑康晃投手のサインが隠されている。

さまざまなオフィシャルグッズを取り揃える店内

 オープン当日の11月17日(土)には、ランドマークプラザ1Fにある「サカタのタネ ガーデンスクエア」でトークイベントが開かれた。ゲストとして登壇した山﨑投手は、「とても広くてびっくりしました。全選手の選手名タオルがあるのは嬉しいです。たくさんの写真が使われているモザイクアートも、ぜひ見てください」とPRした。

約600 人がイベントに集まった

BAYSTORE ランドマークプラザ 概要

期間:~2019 年4 月中旬ごろ

営業時間:午前11:00~午後8:00

※年末年始はランドマークプラザ営業時間に準ずる

所在地: ランドマークプラザ4 階

定休日:ランドマークプラザの定休日に準ずる

那覇市に食のテーマパーク「琉球王国市場」 12月1日開業

2018年11月21日(水) 配信 

NIPPONの魅力を琉球から世界に向けて発信

ユイマーケット(大橋央貢社長、沖縄県那覇市)は、那覇市の人気観光名所である国際通りに新たな商業施設「琉球王国市場」を2018年12月1日(土)にオープンすると発表した。

 琉球王国市場のコンセプトは、「美味しいと楽しいを結ぶマーケット」で、バラエティ豊かな日本の「美味しい」「楽しい」を集めた食のテーマパーク。青い外観の入り口を通り抜けると活気あふれる空間が広がり、市場には威勢のいい掛け声が飛び交うマグロの解体ショーや、厳選された新鮮な食材がズラリと並ぶ。

 横丁には縁日もあり、その場で飲み&食べ歩きが楽しめる。店内にはステージを併設し、物産展や体験型のイベントを随時開催する。提灯や鳥居が飾られた多彩なスポットは、笑顔あふれる思い出作りを演出する。

「琉球王国市場」概要

開業日:2018年12月1日(土)

名称:琉球王国市場

店舗数:50店舗(一部店舗は、開業後順次オープン)

所在地:

 〒900-0013 沖縄県那覇市牧志2丁目2番30号 地下1階、地上1、2階

アクセス:ゆいレール線「牧志」駅 徒歩約5分 国際通り沿い

営業時間:午前11:00~午後11:00

定休日:不定休

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早朝6時半から出発 旅先での時間有効に 「ツーリストタクシー」第2弾始まる

2018年11月21日(水) 配信 

第2弾をスタート

ウィラー(村瀨茂高代表)は11月20日(火)に、複数の観光地をタクシーで巡るサービス「ツーリストタクシー」の第2弾となる新コースの提供を始めた。早朝と夜の2コースを設定し、旅先で持て余しがちなスキマ時間を有効活用していく。観光客が集中する昼間からの分散をはかり、混雑緩和も狙う考えだ。

 1つ目は「早朝コース」で、朝の空いている時間に有名観光地に向かい、朝食後に昼間の観光に向かうもの。朝6時半に出発するなど、ついのんびりとしがちな旅先での朝の時間を有意義に楽しめるようにした。

 2つ目は「ナイトコース」で、夜景やイルミネーションなど夜の観光地を複数巡り、食事処まで案内する。夜に郊外の観光地に向かうとき、公共交通機関が動いていないといった不安も解消できる。

 第1弾の「ツーリストタクシー」は今年9月から運行している。公共交通機関だけでは行きにくい場所や、今まで注目を浴びていなかったコアな観光地を結ぶ新たな観光スタイルとして始めた。

 タクシーを用いて複数の観光地を回ることで、乗り換え不要、手ぶらで楽に移動できるようになる。ドライバーからは地元ならではの情報を聞けるなど、より充実した個人旅行を楽しめる。

 同社は今後も「ツーリストタクシー」のエリアやコースを拡大していく方向だ。

ツーリストタクシー
http://travel.willer.co.jp/tourist/
ツーリストタクシーは旅行者の、かゆいところに手が届くような乗り物です。

リトルワールド、初のチーズ料理イベント開催 世界の民族衣装もお得に着られる

2018年11月21日(水) 配信

冬催事ビジュアル (イメージ)

野外民族博物館リトルワールド(愛知県犬山市)は12月8日(土)から来年 3月3日(日)まで、“グルメと衣装をめぐる旅へ!”をテーマに「世界のチーズ&民族衣装フェア」を開催する。同館初のチーズ料理をメインにしたイベント。12 月15 日(土)には、開館35周年と運営する名鉄インプレスの創業15周年を記念し、 入館無料Dayも行われる。

世界13カ国15品のチーズ料理が楽しめる

 「世界のチーズグルメフェス」では、流通量が少ない幻のチーズ「ブッラータ」を使用したイタリアの「ピッツァ・プロシュート・エ・ブッラータ」(土日祝に各日10食限定)など13 カ国15品のチーズグルメが味わえる。担当者のおすすめは、高級レストランなどで食べられている中国の「龍蝦芝士焗(ロンシャーツースーチー)」。「プリプリで甘みのあるロブスターと濃厚なチーズソースが絡み合った一品で、食べごたえ十分。写真映えする見た目もポイントです」とPRする。

龍蝦芝士焗(ロンシャーツースーチー)・2500円
※土日祝の各日限定10食。

 同時開催の「世界の民族衣装フェア」では民族衣装着放題チケット」を利用し、民族衣装体験をお得に楽しめる。対象になる衣装は、月ごとに6着を用意する。併せて、1月19日(土)~20日(日)と2月16日(土)~17日(日)限定で、プロのヘアアーティストが衣装に合ったヘアアレンジを行なう「ヘアアレンジ体験(事前予約制)」も行う。

世界の民族衣装フェア 概要

期間:12 月8 日(土)~19年3 月3 日(日)

休館日:12 月~2 月の毎週水・木曜日(12 月26 日、27 日、1 月2 日、3 日は開館)、12 月31 日(月)

民族衣装着放題チケット

料金:2200 円、受付:総合案内所

衣装:

12月・沖縄、台湾、バリ、イタリア、トルコ、韓国

1月・沖縄、ペルー、ドイツ、アフリカ、インド、トルコ

2、3月・台湾、ペルー、バリ、アルザス(フランス)、アフリカ、インド

ヘアアレンジ体験

料金:1人2500 円(民族衣装体験1 回分含む)

期間:1月19日(土)、20日(日)、2月16日(土)、17日(日)

セット時間:約30 分

※午前10:00~午後1:30

場所:本館1F ミューズギャラリー

定員:各日20 人

対象:小学生以上の女性

※髪の長さによってアレンジができない場合がある

申込方法:事前電話予約制。

TEL:0568-62-5611

入館無料Day

実施日:12月15日(土)

イベント:「世界のチーズ&民族衣装フェア」のほか、イギリスの2 階建てバス「ロンドンバス」の登場や同バスに乗って館内を巡るイベント、イギリスのグルメ「スコッチエッグ」の販売

※ロンドンバス乗車イベントは12 月16 日(日)も行う

ぐんまフラワーパークがイルミネーション開催中!11月24日は花火も

2018年11月21日(水) 配信

イルミネーション花火

カネコ種苗ぐんまフラワーパーク(群馬県前橋市)は2019年1月14日(祝・月)まで、イルミネーションフェスタ「妖精たちの楽園」を開いている。11月24日(土)には、3650発が打ちあがる花火大会も実施する。

 ぐんまフラワーパークは、第6回イルミネーションアワード 全国ランキング イルミネーション部門第10位を獲得した“イルミネーションスポット”。100万球のイルミネーションに彩られた園内では、プロジェクションマッピングやレーザーショーなどの妖精をテーマにしたコンテンツや、イルミネーションで飾られた園内を巡る機関車・チュウチュウトレインの乗車などが楽しめる。

 温室では「赤」をテーマカラーに、ポインセチアやシクラメン、クリスマスローズを展示。大きなモミの木も植栽され、オーナメントやイルミネーションが装飾されたクリスマスガーデンが出現する。

イベント

花火大会:11月24日(土)午後7:30~ 妖精の大魔法 イルミネーション&花火大会 打上数3650発(*荒天時は翌日に順延)

コンサート:11月24日(土)午後6:45~ 「みんなで歌おう!!100人ゴスペルコンサート」トミザワエイコ&e-group

「サボテン・多肉植物大即売会」: 11月23日(祝)・24日(土)(午前10:00~午後8:00) マニアックな品種から人気種までナイトバザーで大放出!!

ハンドメイドワークショップ: 12月15日(土)~1月6日(日)手芸専門店が届けるハンドメイド&展示イベント。手芸セット・雑貨類の販売あり。平日は作品展示のみ。

 ・ハーバリウム 1,000円・トワコロン時計 1,500円

 ・レジンストラップ 800円・シャカシャカチャーム 800円ほか

 *ワークショップ開催は、期間中の土日祝日 (受付午後3:30~7:30 12月30日は展示のみ)協力:クラフトハートトーカイ

ジョイキャンドル作り体験: 12月22日(土)・23日(日)・24日(祝・月) 午後1:00~7:00 世界に一つだけのオリジナルキャンドルを作ろう!! 所要時間30分 1,100円から 協力:株式会社東京ミモレ

【イルミネーションフェスタ「妖精たちの楽園」開催概要】

日時    : 2018年11月3日(土)~2019年1月14日(祝・月)

営業時間  : 午前9:00~午後9:00 *最終入場は午後8:30まで(12月31日は午後8:00まで)

会場    : カネコ種苗 ぐんまフラワーパーク

所在地   : 群馬県前橋市柏倉町2471-7

入場料   : 大人(高校生以上)  600円

        小人(中学生以下)  無料

障害者料金: 本人と介添人1人まで無料(要障害者手帳)

花と緑の楽園ぐんまフラワーパーク
http://www.flower-park.jp/illumination
赤城山の裾野に広がる花と緑のテーマパーク。年7回の「花まつり」で見頃の花々が楽しめます。

北海道を代表する「農業」「観光」「食」をテーマにした2つの展示会 11月28・29日 札幌市内で開催

2018年11月21日(水) 配信

富良野の田園(イメージ)

日本能率協会は2018年11月28日(水)、29日(木)の2日間、アクセスサッポロ(札幌市白石区)で、食のバリューチェーンに関わるすべての製品・サービスが集う専門展示会「北海道アグリ・フードプロジェクト イベント&カンファレス2018」と、北海道初となる旅行、宿泊、飲食関係者を対象とした専門展示会「観光・ホテル・外食産業展 HOKKAIDO」を同時開催する。

 この展示会は、価値創造のために、個人の成長と、組織の活性化と、社会との関係を同時に満たして次世代組織をつくる「KAIKA」運動を提唱している日本能率協会が、これまで培った顧客創造のノウハウを生かして開催するもの。商談や即売、体験を目的とした展示ゾーンには、2つの展示会合わせて国内外から137社、178ブースが出展し、約1万人の来場を見込んでいる。

注目は次世代農業技術とインバウンドサービス

「北海道アグリ・フードプロジェクト イベント&カンファレス2018」
 「IoT」「クラウド」「ドローン」など、農業の現場が抱える人手不足や低い収益性といった課題を解決する、次世代の農業技術が豊富に紹介されている「スマートアグリゾーン」が見どころ。

「観光・ホテル・外食産業展 HOKKAIDO」
 今後も増加が予想される海外旅行客の受け入れに不可欠な「モバイル決裁」「多言語」などの製品やサービスを「インバウンド対応ゾーン」で紹介する。

開催概要

展示会名:
 「北海道アグリ・フードプロジェクト イベント&カンファレス2018」
 「観光・ホテル・外食産業展 HOKKAIDO」
開催期間:2018年11月28日(水)、29日(木) 午前9:30~午後4:00
会場:アクセスサッポロ(札幌市白石区流通センター4-3-55)
主催:日本能率協会
企画主体:北海道アグリ・フードプロジェクト実行委員会
出展規模:137社、178ブース(11月20日現在)
来場者数:1万人(予定)
来場登録などは下の主催者Webサイトから

北海道アグリ・フードプロジェクト
http://www.jma.or.jp/hafp/

カプセルホテルに「親子宿泊プラン」登場 安心お宿京都店

2018年11月21日(水) 配信 

まるで秘密基地のような宿泊体験

進化系カプセルホテル「安心お宿プレミア京都四条烏丸店」(京都府京都市)は2018年11月19日(月)、小学生以上の子供と一緒に宿泊できる「親子でカプセルホテル初体験プラン」の販売を始めた。宿泊対象期間は2018年12月21日(金)~2019年1月6日(日)まで。京都では初めての試み。

子供も安心!親子専用エリアで家族だけのカプセル体験

カプセルフロアの一部を家族専有エリアとして提供

 カプセルホテルは従来の安宿、おじさんのたまり場的利用から、その利便性と快適性を追求した“合理的宿”として、新たな進化を続けている。 近年では、インバウンドを中心に若い世代の男女にも人気急上昇中のカプセルホテルだが、法令で施錠ができないため男女別での利用となり、未成年の子供と一緒に利用できない施設がほとんどなのが現状。

 そこで、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」内の白熱ランキングカプセルホテル特集の第1位に選ばれた「安心お宿」が、プレミア京都四条烏丸店に期間限定でカプセルフロアに親子エリアを設け、小学生以上の子供と一緒に泊まれるカプセル宿泊を実現する。

リラックスできる空間に、充実した無料サービス

 これを機に、社会勉強や情操教育、自由研究の一環として、今冬の家族の思い出作りにもなる“子供とのカプセルホテル宿泊”を提案する。

「親子でカプセルホテル初体験プラン」概要

販売開始:2018年11月19日(月)

宿泊対象期間:2018年12月21日(金)~2019年1月6日(日)

対象店舗:安心お宿プレミア京都烏丸店

(京都府京都市下京区綾小路通東洞院東入神明町239-1)

料金:1人3,980円~(朝食付き・子供同額)/時期での価格変動あり

プラン内容:※小学生以上の子供から利用できるプラン

 ・小学校低学年の子供用館内着を用意

 ・子供用アメニティセットプレゼント(ハブラシ・スリッパ・ハンカチ)

 ・カプセルフロアの一部を家族専有エリアとして提供

 ・家族30分バータイムサービス(子供はソフトドリンクフリー)

「安心お宿」ホームページ内の詳細ページ

以下のページリンクから

http://info.anshin-oyado.jp/2018/11/blog-post_19.html#_ga=2.139334003.1550044...
http://info.anshin-oyado.jp/2018/11/blog-post_19.html#_ga=2.139334003.1550044049.1542588964-768389498.1505991132

〈旬刊旅行新聞11月21日号コラム〉目に見えない“おもてなし”の技能 旅館女将が初めて「現代の名工」に

2018年11月21日(水)配信 

「現代の名工」として表彰された2人の旅館女将 佐藤幸子氏(左)と小田真弓氏

 

 

日本の宿古窯(山形県・かみのやま温泉)の佐藤幸子女将と、加賀屋(石川県・和倉温泉)の小田真弓女将が11月12日、厚生労働省の2018年度「卓越した技能者(現代の名工)」として表彰された。旅館女将が「現代の名工」に選出されたのは初めてで、お二人は「大変名誉なこと」と喜んでおられた。

 同表彰制度は、「卓越した技能者を表彰することにより、広く社会一般に技能尊重の気風を浸透させ、技能者の地位と技能水準の向上をはかる」ことを目的に、1967(昭和42)年にスタートした。

 今年度選出された150人に及ぶ被表彰者の職種をみると、日本のものづくりを支えてきた旋盤工や漆工、印章彫刻工、表具師、宮大工、かや屋根ふき工、和服仕立職など多岐にわたっている。

 これまで旅館業界では、厨房で腕をふるう調理長らが表彰されてきたが、旅館女将が日々宿泊客に提供する目に見えない、かたちのない、「おもてなし」の技能が「現代の名工」の対象職種となったのは、画期的なことだと思う。

 では、旅館女将としてどのような功績が「現代の名工」として認められたのか。

 佐藤女将は「日本を代表する伝統的な旅館の女将として〝おもてなし〟の技術を後進に伝え、模範的な存在」として高い評価を受けた。

 小田女将は「〝お客様第一主義〟を徹底し、加賀屋流のおもてなしを確立した」とし、「先代から継承した顧客へのおもてなしの心を若い世代に伝え、指導している」点などが高評価を得た。

 大変興味深いことは、両氏が旅館女将として取り組み、認められた功績が、顧客への対応に限らないという共通点だ。

 佐藤女将はスタッフの労働の負担を少しでも軽減しようと、客室の外で食事をする料亭を館内に設置した。

 小田女将も料理搬送システムを導入するなど、肉体的な負担を軽くすることに注力し、客室係がおもてなしに力を発揮できるような環境づくりに取り組んできた。女性社員が子育てをしながら安心して働けるように、保育園と母子寮を備えた専用施設「カンガルーハウス保育園」を設置したことも、社員を大切にする一貫した姿勢の表れである。

 佐藤女将も、小田女将も宿泊客を大切に想う気持ちと同じくらい、スタッフを想う気持ちが強いのが特徴だ。

 旅館業界では生産性の向上が叫ばれている。人手不足も深刻化し、外国人労働者の受け入れに向けた整備も進められている。厚労省がまとめた18年3月末時点の旅館営業軒数は前年度比2・2%減の3万8622軒にまで減少している。しばしば耳にするのは、旅館経営や若い世代の人材育成の難しさだ。

 宿泊業界を見渡すと、ロボット・ホテルや、家主不在型の民泊など、「人を介する」ことを省略する新しいスタイルが近年浸透してきた。一方、外国人旅行者の急増によって、宿泊客同士が交流を楽しむゲストハウスも脚光を浴びている。宿泊業界は今、大きな転換点を迎えている。旅館のおもてなしのスタイルは、時代によっても大きく変わっていく。この激動の最中に、佐藤幸子女将と、小田真弓女将が「現代の名工」に選ばれた意味をじっくりと考えていきたいと思う。

(編集長・増田 剛)