2029年に「オークウッドプレミア八重洲コア東京」開業へ 東京駅前再開発施設の「ヤエスコア」に入居
2026年10月13日(火) 配信

The Ascott Limited(アスコット)と三井不動産、三井不動産レジデンシャルは10月13日(火)に会見を開き、2029年に「オークウッドプレミア八重洲コア東京」を東京駅前に開業すると発表した。オークウッドプレミアはアスコットの高級(アッパーアップスケール)ブランドで、1泊から長期滞在まで対応するホテル&サービスレジデンスとして、同社が運営する。
同ホテルが入居するのは、2029年1月竣工予定の「YAESU CORE(ヤエスコア)」(東京都中央区八重洲2丁目4~7)。同施設の計画は三井不動産など5者が参加組合員となり、20年以上掛けて進めている「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」で、東京駅前3地区開発の集大成となる。最上階エリアの40~43階にホテルが誕生する。
客室数は184室で、約30~170平方メートルまで多様なニーズに応えられる4タイプの客室を用意する。ワークスペースや収納、キッチン、洗濯機などを備え、長期滞在にも対応する。アスコットジャパンのクリスチャン・ボーダー社長は「東京の都心で素晴らしい眺望が楽しめる施設。短期から長期まで、第2の家として構えてもらえるだろう」と期待した。
東京駅付近は最高級含め各ホテルが立ち並ぶ競争が激しいエリアで、自社の施設も近接しているが、同社の顧客は成長著しいアジアが大半を占めていることにも触れ、「“住む”需要はある。ホテルとレジデンスのハイブリッドが同ブランドの強み。顧客が望むサービスは違うが、各需要に対応できる」と自信を見せた。
ヤエスコア全体の施設については三井不動産が説明した。同施設の地下には「東京ミッドタウン八重洲」「TOFROM YAESU」の3地区にまたがり一体運用される「バスターミナル東京八重洲」が整備されるほか、東京駅と京橋駅をつなぐ地下導線が形成される。
また、地下1階~地上3階まで商業施設は約50施設が開業予定で、大型書店の先駆けである「八重洲ブックセンター」が新店舗を計画している。3~4階には体育館やプールを含む学校設備を用意し、インターナショナルスクールを誘致する予定。3~6階は阪急電鉄による施設計画で、約1300席の大型劇場を整備し、新たなエンターテインメントの拠点を目指す。
三井不動産ビルディング本部の園田泰三ビルディング事業三部長はこれらの整備より、「まちづくりを通じ、東京駅前八重洲エリアに発展、賑わいを創出し、東京の国際競争力強化や持続可能な社会の実現に貢献したい」と意気込んだ。



