横須賀市長井海の手公園 ソレイユの丘で「おやつらんらんランニング」を初実施

2019年1月29日(火) 配信 

おやつらんらんランニングのイメージ

横須賀市長井海の手公園 ソレイユの丘は2月9日(土)に“おやつ”と“ランニング”を組み合わせた「おやつらんらんランニング」を実施する。

 同イベントのコンセプトは「楽しみながら走ること」。1.2キロのコースの道中に「給水所」ならぬ「給おやつ所」がある。参加者は「自家製ラスク」と国内採蜜はちみつを使用した「はちみつレモン」、スナック菓子などの定番お菓子を食べられる。ゴール後にはソレイユの丘オリジナル完走証が貰える。また、フォトスポットが登場するほか、約10万本の菜の花が咲いている「菜の花まつり」も同時開催中で、写真映えすること間違いない。

おやつらんらんランニング概要

 

日時:2月9日(土)

①11:00 ②11:30    ※各回制限時間60分 、雨天時は2月16日(土)に順延

申込み:電話受付 (横須賀市長井海の手公園 ソレイユの丘 管理事務所 TEL 046-857-2500)     

定員:各回100人 ※定員になり次第終了、申込み締切りは前日午後5時まで

集合場所:横須賀市長井海の手公園ソレイユの丘「温室前」

受付時間:午前10:00~10:50

参加費:親子ペア(小学生以下1人につき保護者1人)1,200円、一般(中学生以上):1,000円、子供500円未就学児:300円

持ち物:動きやすい服装、靴 ※簡易更衣室あり

内容: ランニングの距離は約1.2㌔。スタートからゴールまでの制限時間は60分 。ゴールのあとにはソレイユの丘オリジナル完走証をプレゼント、給おやつ所は1カ所。終了時間(タイムオーバー)後は利用できない

備考: 小学生以下は要保護者(保護者1人につき小学生以下3人まで) 安全を考慮し、ベビーカー、抱っこ、おんぶ、車イスでの参加は不可。キャンセルは前日午後5時までに連絡。雨天等で順延の場合は前日午後3時に判断し、HPで告知。内容が変更及び中止する場合あり。

青森県「弘前公園」で冬に楽しむ満開の桜! 2月28日(木)までライトアップ

2019年1月29日(火) 配信

冬に咲くさくらライトアップ

青森県弘前市では、雪景色のなか、満開の桜のような景色を楽しむことができる「冬に咲くさくらライトアップ」が見ごろを迎えている。実施は2月28日(木)まで。

 冬期間、桜の枝に積もった雪にピンク色のライトアップをすることで、まるで満開の桜が咲いているように見える幻想的な光景を楽しめる。昨冬から始まった取り組みで、弘前の新たなフォトスポットとして、多くの人が撮影に訪れている。

 追手門周辺エリアでは、弘前エレクトリカルファンタジーも開かれていて、弘前市役所・追手門広場でイルミネーションを楽しむことができる。

「冬に咲くさくら」開催概要

開催日 :2019年2月28日(木)まで
点灯時間:午後4:00~午後10:00
     ※2月14日(木)バレンタインデーは、オールナイトで点灯する。
場所  :弘前公園 追手門付近の外濠

弘前公園について

弘前公園の満開の桜

 弘前公園は、日本さくら名所100選などに選定され、4月下旬から開催される「弘前さくらまつり」には、毎年200万人以上が来園する。園内の弘前城は、現存する天守の中では最北に位置し、天守と3つの櫓、5つの城門は国の重要文化財に指定されている。江戸時代には津軽氏が居城し弘前藩の藩庁が置かれていた。

観光庁、「重要課題と認識」 旅館の経営改革へ初会合

2019年1月29日(火) 配信 

和田次長があいさつ

 

観光庁は1月28日(月)に、日本旅館などの宿泊業における競争力強化に向けた有識者会議の初会合を開いた。「観光庁でも、施設数の減少が続いている日本旅館の経営改革は、極めて重要な課題と認識している」。観光庁の和田浩一次長は会の冒頭、危機感をあらわにした。同会で日本旅館の生産性向上や高付加価値化、インバウンド対応などを議論する。6月までに5回程開き、その後とりまとめる見通し。

 インバウンドが昨年に3千万人を超えて勢いづくなか、日本旅館は厳しい経営状況に置かれている。厚生労働省がまとめた18年3月末時点の旅館軒数は、前年度比2・2%減の3万8622軒だった。ホテルは増加しているなか、旅館は減少が続いている。今後は同会を通じ、新たなビジネスモデルの構築をはかっていく。

 一方で、和田次長は「日本旅館もさまざまな経営課題について、他社に先行して、優れた事例が多くあると聞いている。これらを多くの旅館、地域で実行してほしい」と述べ、先進事例の横展開も念頭に進めていく考えを示した。

日本唯一の水上能舞台で薪能 野村萬斎氏の狂言も演じられる

2019年1月28日(月) 配信

水上能舞台

伊東市文化財史蹟保存会(静岡県伊東市)は5月18日(火)、21回目の「伊東祐親まつり 水上薪能」を行う。今年は能楽師加藤眞悟氏による能「小袖曽我」と、狂言師野村萬斎氏による狂言「樋の酒」が演じられる。

 「薪能」は、平安時代の末期、現在の静岡県伊東市を治めていた豪族「伊東祐親」を祀る「伊東祐親まつり」のメインイベント一つ。日本唯一水上の能舞台と、後ろに建つ木造3階建ての旅館「東海館」が、観客を幽玄の世界に誘う。

伊東祐親と松川

 水上舞台が浮かぶ松川は、伊東祐親の娘八重姫と源頼朝の悲恋の舞台でもある。八重姫は、父が平家側の武将であるにもかかわらず、伊豆に流されていた源氏の源頼朝と恋に落ち、子供を身ごもる。しかしそれを知った父の逆鱗に触れ、生まれてきた子供は松川に沈められてしまう(子供を逃したという説もある)。

水上薪能 概要

開催日時:5月18日(土) 午後6:10分~

場所:静岡県伊東市、松川河川上

演目:能「小袖曽我」加藤眞悟、古室知也ほか

   狂言「樋の酒」野村萬斎ほか

料金:S席 6千円、A席 5千円、B席 3500円、B席(学生) 2千円

鑑賞券:3月1日(金)からホームページとFAXで受付開始

FAX:0557-36-7726

ベンツ日本と星野リゾートがコラボ 宿泊客へのレンタル開始

2019年1月28日(月) 配信 

メルセデスベンツ×星野リゾートイメージ

メルセデス・ベンツ日本(上野金太郎社長、東京都品川区)と星野リゾート(星野佳路代表、長野県軽井沢町)は、星野リゾートの一部施設にメルセデス・ベンツを配備し、滞在中に利用できるサービスを2019年1月25日(金)から開始した。

 両社は、「ニッポンの旅を、クルマでもっと楽しもう」という想いのもとコラボレーション。今回のサービスは、メルセデス・ベンツを気軽に体験できる取り組み「Tap! Mercedes!(タップ!メルセデス!)」の第3弾として実施する。

 メルセデス・ベンツ日本は、2018年1月から「日本を生きるあなたへ。」という広告キャンペーンを展開し、日本の利用者に喜ばれる活動に注力してきた。一方、星野リゾートは季節感や地域の個性を生かした企画を実施し、旅行者が日本の魅力を再発見できる機会を提供してきた。新サービスは、こうした両社の想いが合致し実現したもの。旅先を満喫するうえで最適なメルセデス・ベンツを滞在先に用意することで、旅の楽しみ方を広げ、日本の魅力を再発見して欲しいと考えている。

サービス概要

予約受付/サービス開始日:2019年1月25日(金)から

実施施設/配備車両:

星のや軽井沢…メルセデス・ベンツ GLC(1台)

利用料金(税込)

3時間 6時間 9時間 12時間 24時間
6,000円 10,000円 13,000円 16,000円 21,000円

星野リゾート OMO7 旭川(おもせぶん)…メルセデス・ベンツ GLA(1台)

利用料金(税込)

3時間 6時間 9時間 12時間 24時間
3,500円 6,000円 8,000円 10,000円 14,000

利用方法:

 対象施設の宿泊客限定で利用可能。宿泊予約後、または現地で案内される車両予約サイト「Mercedes-Benz Rent(メルセデス・ベンツ レント)」を通じ、インターネット上で予約・決済などの手続きを行う。サービス詳細は、以下URLから確認できる。

「Tap! Mercedes!」について

 現在メルセデス・ベンツ日本では、最高のブランド体験“Best Customer Experience”を目指し、利用客に期待以上の満足感を得てもらうための活動に注力している。 「Tap! Mercedes!(タップ!メルセデス!)」はその一環として2018年8月にスタートしたもので、スマートフォン1つで気軽に、より多くの人にメルセデス・ベンツの魅力を体験してもらうための取り組み。

DMM.com 「DMMスクラッチめくたび」第3弾を発売 4施設が対象

2019年1月28日(月) 配信 

最大で宿泊料が無料になる

DMM.com(片桐孝憲最高経営責任者、東京都港区)は1月28日(月)から宿泊割引クーポンサービス「DMMスクラッチめくたび」の第3弾を売り出した。パソコンとスマートフォンで購入可能。1枚500円でその価格以上の割引クーポンなどが必ず当たる。

 今回の対象施設は1泊1人当たり1万円以上の高級旅館とホテルの4カ所。最大で宿泊料が全額無料になる。20~80%の割引クーポンは施設が決める最大人数まで適用できる。クーポンは2月11日(月)から最大6カ月間有効だ。

第3弾「DMMスクラッチめくたび」概要

 

販売期間:1月28日(月)~2月27日(水)10時59分

発売枚数:各500枚限定(売り切れ次第終了)

有効期限:2月11日(月)から3~6カ月(施設によって異なる)

クーポン取得方法:購入後14日以内に購入時に登録された住所にクーポン券が郵送される

対象施設

■飯坂ホテル聚楽

 飯坂温泉は宮城県の秋保温泉・鳴子温泉とともに「奥州三名湯」と謳われる名湯で、東北一の規模を誇る。日本最古の温泉としても知られ、温泉街には風情のある建物が多くレトロな街並みが人気だ。
<東京方面からのアクセス>
車の場合:東北自動車道経由 約3時間40分
電車の場合:東北新幹線経由 約2時間 (最寄り:飯坂温泉駅)
※ホテル⇔飯坂温泉駅間の無料送迎有り
<クーポンラインナップ>
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A 賞 ペア宿泊券(1泊2食付き)
参考価格(1人当たり) 12,500円→無料!
B 賞【80%OFF】ペア宿泊割引券(1泊2食付き)
参考価格(1人当たり) 12,500円→2,500円!
C 賞【60%OFF】宿泊割引券(1泊2食付き) ※グループ利用可
参考価格(1人当たり) 12,500円→5,000円!
D 賞【40%OFF】宿泊割引券(1泊2食付き) ※グループ利用可
参考価格(1人当たり) 12,500円→7500円!
E 賞【20%OFF】宿泊割引券(1泊2食付き) ※グループ利用可
参考価格(1人当たり) 12,500円→10,000円!
Wチャンス賞 90分飲み放題フリーパス ※グループ全員に適用可
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■わか松知多

 知多半島の海側に位置する内海温泉。わか松 知多は目の前に伊勢湾の広がるのオーシャンビューの絶景が広る。旅館を一歩出れば、眼下に広がる砂浜と海のせせらぎで非日常の滞在ができる。
<東京方面からのアクセス>
車の場合:新東名高速道路経由 約4時間40分
電車の場合:東海道・山陽新幹線経由 約3時間10分(最寄り駅:内海駅)
※ホテル⇔内海駅間の無料送迎有り
<クーポンラインナップ>
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A 賞 ペア宿泊券(1泊2食付き)
参考価格(1人当たり) 19,400円→無料!
B 賞 ペア宿泊券(素泊まり)
参考価格(1人当たり) 10,800円→無料!
C 賞 【70%OFF】宿泊割引券(素泊まり) ※グループ利用可
参考価格(1人当たり) 10,800円→3,240円!
D 賞 【50%OFF】宿泊割引券(素泊まり) ※グループ利用可
参考価格(1人当たり) 10,800円→5,400円!
E 賞 【30%OFF】宿泊割引券(素泊まり) ※グループ利用可
参考価格(1人当たり) 10,800円→7,560円!
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■伊東小涌園

 伊東温泉湧出口は722口(現用295口)を数え、毎分約3万1520リットル(25~68℃)にものぼる豊かな湯量は全国有数(静岡県では一番)を誇る。
<東京方面からのアクセス>
車の場合:東名高速道経由 約3時間
電車の場合:東海道山陽新幹線経由、約1時間20分(最寄り駅:伊東駅)
※ホテル⇔伊東駅間の無料送迎有り
<クーポンラインナップ>
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A 賞 ペア宿泊券(1泊2食付き)
参考価格(1人当たり)17,280円→無料!
B 賞 ペア宿泊券(素泊まり)
参考価格(1人当たり) 10,000円→無料!
C 賞 【70%OFF】宿泊割引券(素泊まり) ※グループ利用可
参考価格(1人当たり) 10,000円→3,000円!
D 賞 【50%OFF】宿泊割引券(素泊まり) ※グループ利用可
参考価格(1人当たり) 10,000円→5,000円!
E 賞 【30%OFF】宿泊割引券(素泊まり) ※グループ利用可
参考価格(1人当たり) 10,000円→7,000円!

■ゆとりろ西伊豆

 土肥温泉は西伊豆では最も古く、歴史のある温泉だ。駿河湾が近く、夏は海水浴、冬は温泉と年中問わず人気の温泉地だ。

<東京方面からのアクセス>
車の場合:東名高速道経由 約3時間
<クーポンラインナップ>
────────────────────────────
A 賞 ペア宿泊券(1泊2食付き)
参考価格(1人当たり) 18,360円→無料!
B 賞 【50%OFF】ペア宿泊券(1泊2食付き)
参考価格(1人当たり) 18,360円→9,180円!
C 賞 【30%OFF】宿泊割引券(朝食付き) ※グループ利用可
参考価格(1人当たり) 15,120円→10,584円!
D 賞 【30%OFF】宿泊割引券(素泊まり) ※グループ利用可
参考価格(1人当たり) 12,960円→9,072円!
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観光庁ら3庁が連携 「スポーツ文化ツーリズムアワード2018」表彰式開く

2019年1月28日(月) 配信 

入賞者らと田端長官(右から3番目)、宮田長官(同4番目)、鈴木長官(同5番目)

スポーツ庁、文化庁、観光庁の3庁は1月24日(木)に羽田空港ターミナル内で、第3回「スポーツ文化ツーリズムアワード2018」の表彰式を開いた。表彰式後には3庁の長官がトークセッションを行った。表彰式ではマイスターとチャレンジの2部門で、計5団体が受賞した。

 スポーツ庁の鈴木大地長官は代表者あいさつで、「スポーツ文化ツーリズムの取り組みが、各地域に大きな実りをもたらすように皆様と協力して進めていきたい」と語った。3庁でのアワードは今年で3回目となる。3庁が手を組み、新たな日本ブランドを確立、発信して、訪日外国人旅行者を増やし、国内活性化をはかっていく狙い。

 マイスター部門では3団体が入賞した。サイクルツーリズムを行う「ツール・ド・ニッポン」では、全国でイベントを開催するなか、地域の特性に合わせて内容を変え、海外からの誘客につなげる仕組みなどが評価された。

 カヤックで農業用水路を下る「イデベンチャー」は、地域の文化資源である農業用水路を活用し、スポーツアクティビティに転換している。スポーツとエコロジーを上手く掛け合わせた点も評価の対象となった。

 雪かきをアクティビティとした「国際スポーツ雪かき選手権」は、「雪かき」という社会問題を逆転の発想でスポーツ化した。新たなスノースポーツであり、社会貢献・地方創生につなげている点が評価を受けた。

スポーツ文化ツーリズムアワード2018

 一方、チャレンジ部門には残り2団体が入賞した。夜のボートクルージングを行う「十勝ナイトリバークルージング」は、自然を上手く活用したナイトタイムエコノミー(夜遊び経済)の取り組み。訪日外国人旅行者を含め、今後の発展が期待できる点が入賞理由となった。

 「世界一自由な空へ 翼に乗っていこう 南陽は空もバリアフリー 空飛ぶ車椅子体験」は、日本で唯一、車イスのパラグライダーフライトを行う。車イス利用者だけでなく、視覚障害者などにもスポーツをする楽しみを届ける取り組みとして入賞した。

 ※マイスター部門:過去3回以上のイベント開催実績または3年以上継続的な取り組みであり、国内外の観光客の増加に寄与しているもの

 ※チャレンジ部門:マイスター部門の応募条件を充足しないが、1回以上の実施実績がある取り組みであり、地域への国内外からの観光客の増加効果が期待できるもの

トークセッション

トークセッションのようす

 ――今回のアワードの感想は。

 スポーツ庁(鈴木大地長官):「年々レベルが高くなっている。3庁は独立しているが、互いに連携することで、より大きなことができると実感してきている。スポーツにおける競争の面だけでなく、体験型の広義なスポーツをより発信してもらえたら」

 文化庁(宮田亮平長官):「私は雪国の生まれだが、雪国のつらい部分を、あえて、雪のない国に体験させるというのは素晴らしい。『まさか』の一言だ。新たな日本の資源になる」

 観光庁(田端浩長官):「バリアフリー旅行は非常に重要視している。バスの改良などハード面のアプローチはしてきたが、空を飛ぶという発想は我われにはまったくなかった。本当にいい取り組みだと思う。今後、しっかりと根付かせてほしい」

 ――2020年向けての取り組みは。

 スポーツ庁:「とくに武道ツーリズムと、アウトドアツーリズムに力を入れている。2つのプロモーション動画は、合計500万回以上の再生回数となっている。武道は日本の発祥。体験してみたいという訪日外国人旅行者が多くいて、各地には特色ある武道があるので、どんどん地方に送客したい」

 ――スポーツ文化ツーリズムによる地域活性化について。

 観光庁:「いわゆる、モノ消費からコト消費に向かっていることが、非常に重要な行政課題となっている。2018年の訪日外国人旅行者数は3119万人となったが、より地方に足を延ばしてもらい、長く滞在して楽しんでもらい、より消費してもらうことが必要になる。コト消費は地方において大きな可能性がある。外国人旅行者はアクティビティを重要視しているので、外国人旅行者の目線で取り組み、磨き上げることが大事になる」

事業者からヒヤリング 人気列車 マナー問題に 地方鉄道有識者会議

2019年1月28日(月) 配信 

会のようす

観光庁は1月25日(金)、訪日外国人による地方鉄道利用促進に向けた第2回の有識者会議を開いた。JR九州などの事業者にヒヤリングを行った。同社の人気観光列車は、日本人を大きく超える外国人旅行者が乗車する。ただ車内のマナー問題も明らかとなった。次回は地方自治体からもヒヤリングをし、年度内に「インバウンド誘客促進ガイドライン(仮称)」を策定する見通し。

 博多から由布院・別府間を走る特急「ゆふいんの森」は、今年の3月に30周年を迎える。同社の最も古い観光列車であり、一番人気だ。外国人旅行者の割合は、多いときは7~8割を占める。さらに30年経つ今も乗車効率は8割を切ることがないという。海外旅行博や台湾の旅行会社とセミナーを開くなど、積極的にPRしている。

 ただ課題もある。お客に対するWebアンケートで、荷物の置き方や車内で大声で話すなど、外国人旅行者に対する意見もあった。

 荷物置き方に関しては置き場を広げ、手ぶら観光などの取り組みを進めている。車内マナーについては、従業員からの声掛けなど、地道に注意喚起をするしかないと頭を抱える。

 高速バスなどを運行するウィラーは、北海道・JR釧網本線での取り組みを紹介した。現状、観光地の鉄道や路線・観光バスなどは、それぞれ価格や支払い方法が異なるところが多い。同社では、それぞれを1つの価格と予約、支払い方法に設定した。鉄道から観光地への2次交通も整えてシームレスにつないだ。

 具体的にはJR釧網線フリーパスや知床斜里駅発着路線・定期観光バス、摩周駅発着のレストランバスをまとめた。スマートフォンで手に入る電子クーポンとし、食事やイベントで割引を受けることができるようにした。

 北海道胆振東部地震の影響で減少したものの、外国人旅行者からは全体の3分の1の予約があった。

 一方で委員からは「日本にある鉄道を1カ所で把握できない」と、一元的に発信する仕組みが必要だと指摘があった。

 国鉄の分割民営化から30年以上が経つ。JR各社は独自で情報発信の方法を確立してきたが、外国人旅行者には分かりづらい面がある。今後は解決に向け、それぞれの垣根を取り払えるように、各社の歩み寄りが必要になりそうだ。

 なお、次回は2月21日の開催を予定する。地方自治体や各地域のDMOなどから話を聞く。このため田口芳郎参事官は「次回は委員の皆様の予定も鑑みて、地方開催を考えている」と述べた。

「たびらく」日本人の海外駐在員がすすめる飲食店を簡単に検索&予約

2019年1月28日(月) 配信

たびらく(鬼石真裕社長、東京都目黒区)は1月28日(月)、日本人の長期海外駐在員が厳選した世界各都市のベスト100飲食店を簡単に検索・予約できるサービス「たびらく」をリリースした。

 「たびらく」は食をはじめ、個々の旅行者に合わせてアクティビティや観光名所など旅行中のさまざまな行動への提案ができるよう、 AIの技術などを取り入れた「旅ナカの総合プラットフォーム」の提供を目指す。

 海外各地や世界共通のグルメレビューサイトは日本人の味覚・感覚と評価が異なる場合がある。そのギャップをなくすため、今回レビュアーを日本人に限定。さらに現地を知り尽くした“長期海外駐在員”に絞ることで、ガイドブックに載っていないマニアックで美味しい飲食店の提案を可能にした。また、あえて1地域当たりの掲載店舗数の上限を100までにし、本当にすすめたい飲食店だけを提案する( 都市によって掲載数が100店舗に満たない場合がある)。

 「たびらく」がリリース前に飲食店のレビューを募ったところ、長期海外駐在員がすすめる527店舗のうち、国内の大手予約サイトで予約できる店は18店舗と3%以下だったという(※1)。せっかく海外旅行へ行ったのだから、満席で希望レストランに入れないという事態は避けたいところだが、海外旅行では言語の壁によって個人予約がストレスとなるケースが多い。記者もニューヨークの人気レストランを予約する際に、現地の親戚に電話予約を頼んだ経験がある。こうした背景から、「たびらく」では同サイト内で簡単に“代理予約”を依頼できる機能を設けており、海外旅行の強い味方となってくれそうだ。

 なお、同社調べによると、レビュアーを“海外駐在員”に限定した飲食店の検索・予約サイトは日本で初めて。2019年内に予約数10万件を目標に掲げる。
※1:国内外のレストランのオンライン予約ができるウェブサイトとアプリ「オープンテーブル」で検索

「そうだ 京都、行こう。」 “二代目旅人”に柄本佑さんが決定

2019年1月28日(月) 配信 

ナレーション収録中の柄本さん

東海旅客鉄道はこのほど、「そうだ 京都、行こう。」の2019年春キャンペーンを開始し、2019年1月26日(土)から新CM「2019春はあけぼの・日の出篇」の放映を開始した。同キャンペーンは昨年秋に25周年を迎え、“初代旅人”としてスタート時からナレーションを務めた俳優・長塚京三さんが卒業。“二代目旅人”として、新たに俳優の柄本佑さんが選出された。

CMのメイキング映像とインタビュー映像が公開中

 同CMのメイキング映像では、柄本佑さんの初めてのナレーション収録現場に密着。収録前の打ち合わせで、スタッフがサプライズで用意した“初代旅人”である長塚京三さんから“二代目旅人”へのメッセージを渡され驚くようすや、初めてとは思えないほど、深みのある声で堂々と映像に声をのせるようすを視聴できる。

 収録後に行われた柄本さんへのインタビューでは、普段仕事についてあまり意見を言わない家族から、「いい仕事をもらったね」と言われたという貴重なエピソードを披露し、「ちょっと親孝行でしたね、喜んでいました」と一言。さらに、「“そのときの自分”を素直に表現し、作品の中で成長を見せていきたい」という“二代目旅人”としての意気込みも語った。

 同メイキング映像とインタビュー映像は、1月25日(金)からYouTube公式チャンネルで公開中。2月16日(土)からは、第2弾CM「2019 春はあけぼの・さくら篇」も放映する。

YouTube公式チャンネル:

2019年春キャンペーンとは

 2019年春キャンペーンは「春はあけぼの」を入り口に、さまざまな京都の春の楽しみ方を紹介する。新CMでは、1千年以上の時を経てもなお色褪せない京都の朝の美しさを、京都・北山エリアで撮影した壮大な映像とともに伝える。第1回目CMから変わらず使用される音楽「私のお気に入り(My Favorite Things)」は、次世代の音楽シーンを担うアーティスト「東京塩麹」が編曲を担当した。