JATA、オンライントラベルマート開催へ 実施概要のWeb説明会は9月7日実施

2021年8月26日(木) 配信

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 日本旅行業協会(JATA、菊間潤吾会長)はこのほど、アウトバウンド再開に向けた準備として、各国大使館や観光局、旅行会社などを対象とした「第2回 JATA Online Travel Mart ~Getting Ready to Restart Tourism~」を11月に開催することを決めた。

 これに先立ち、実施概要のオンライン説明会を9月7日(火)に実施する。セラー(観光局・大使館、航空会社)向けは同日午後1時~2時30分に、バイヤー(旅行会社)向けは午後3時30分~5時に行う。いずれも参加には事前登録が必要となる。

 登録方法など、詳細は案内を参照のこと。

変なホテル、仙台にオープン 東北エリアへ初進出

2021年8月26日(木) 配信

光のホログラムチェックインの技術で映し出された恐竜や侍などがチェックイン業務を担う

 HISホテルホールディングス(岩間雄二社長)は9月1日(水)、「変なホテル仙台 国分町」をオープンする。同ホテルは日本国内外あわせて20軒目。変なホテルの東北エリア進出は初めて。

 変なホテル仙台 国分町は、エントランスからロビーまで仙台の歴史と祭りのにぎやかさをイメージしたプロジェクションマッピングで彩る。フロントには、壁面に映像を投影する技術「光のホログラムチェックイン」を取り入れた。映し出された侍や恐竜、忍者などがチェックインに携わる。

 環境保護の観点から、館内着やアメニティ類は客室に置かない。利用客は「アメニティバー」から部屋に持ち込む。全客室には、スーツやコートなどのウイルスやしわ、匂いを抑える衣類クリーニングマシン「LG スタイラー」を設置している。

 ホテル1 階には、レストラン「HACHI」の系列店「MAGO HACHI KITCHEN」が入居し、“ホテルオリジナル朝食セット”を用意する。また、「HACHI」でも人気のナポリタンやオムライス、カリーライスなども提供する。

 アクセスは仙台市営地下鉄の広瀬通駅から徒歩約1分、JR仙台駅から徒歩約15 分。1泊1人当たりの料金は、デラックスツインが9350円から。ツインルームは7650円から。ダブルルームは7226円から。いずれも税・サ込。

名阪近鉄旅行、バス座席生地を使ったトートバッグを限定発売

2021年8月26日(木) 配信

シートモケットバッグ

 名阪近鉄旅行(田端英明社長、名古屋市中村区)はこのほど、名阪近鉄バスが運行する高速路線バスと同じシート生地で仕上げた「シートモケットバッグ」を50個限定で売り出した。新車の発注が少ない現状から、バスのシート生地メーカーでもある「住江織物」の協力を得て、希少な名阪近鉄バスオリジナルバッグの発売が実現した。

 モケットとは、バスなどのシートに使われる特殊な生地。パイルの柔らかい風合いを持ちつつ、織物の中では最強の摩耗強度を兼ね備えた特殊織物という。今回のバッグに使われているのは、名阪近鉄バスの高速バス(Jバスハイエンドシート)に使用されているジャカードモケット。「名神ハイウェイバス」「にしみのライナー」のシートに現在使用されている生地と同様のもの。

高速バスのハイエンドシートと同じ生地を使用

 バッグはすべて職人が一点ずつ手縫いで仕上げるハンドメイド。肩掛けできる長めのストラップかつA4サイズも入る大容量で、内側に便利なファスナーポケット付き。

 価格は1万1000円(税・送料込み)、北海道や東北、中国、四国、九州、沖縄、離島への発送には追加送料が掛かる。別途代引き手数料あり。

 購入申し込みは、名阪近鉄旅行Webサイト内の注文フォームから。

世界の絶景写真で脳トレ&癒しを 「絶景写真でまちがい探し」シリーズ第2弾を販売(JTBパブリッシング)

2021年8月26日(木) 配信

第2弾の題材は「世界の絶景」

 JTBパブリッシング(今井敏行社長)はこのほど、世界50カ国の絶景写真を題材にした間違い探し本「癒やされながら脳力アップ!絶景写真でまちがい探し 世界の絶景編」を売り出した。日本編に続く「絶景写真でまちがい探し」のシリーズ第2弾として、世界の美景を楽しむ機会を提供する。

 同書は、左右の写真を見比べながら5つの間違いを探す簡単なルールで、老若男女問わず楽しむことができる。写真は、欧州の美しい建造物や、アジアの歴史的な遺跡、南米の自然美などがオールカラーで掲載されている。

間違い探しの一例

 コロナ禍により自宅での時間が増えるなか、間違い探しによって脳を活性化し、世界各地の美しい景色を眺めることでヒーリング効果が期待できるという。脳科学者の篠原菊紀氏は「美しい旅の写真を使った間違い探しは、脳トレと癒やしとしておすすめ」とコメントしている。

 定価は1100円(税込)で、全国の書店やネット書店で購入できる。

ビッグホリデー、電動自転車で巡る白馬村サイクリングツアー

2021年8月26日(木)配信

白馬村を電気自転車で“自由に”“気軽に”

 ビッグホリデー(岩崎安利社長、東京都文京区)はこのほど、長野県・白馬村を雪のない時期でも“自由に”“気軽に”楽しめるサイクルツーリズムをテーマとしたツアーを売り出した。夏から紅葉の季節まで楽しめるよう、11月出発のツアーまで用意している。

 北アルプスの麓にある白馬村は、冬はスキー場として人気を誇る場所だが、夏や秋もゴンドラやリフトに乗って山頂に登れば爽やかな空気を感じられる観光地。同ツアーを利用して電動自転車で巡れば、時間を気にせず、自由に楽しめる。

 白馬村までは、東京駅から新幹線で長野駅に到着後、アルピコ交通が運行する特急バスを利用して約3時間で到着する。レンタサイクルは白馬駅から徒歩3分程度の施設から、電動自転車(クロスバイクタイプとシティサイクルタイプの2種類)を2日間セットでレンタルできる。

 ゴンドラチケット付きプランも販売しているほか、10~11月出発の紅葉時期のツアーは9月1日(水)に発売を予定している。

 予約方法は、ビッグホリデー予約センターかビッグホリデー公式Webサイトから。

新たに56人がSDGsボードゲーム公認ファシリテーターに、東武トップツアーズ

2021年8月26日(木) 配信

ボードゲームで楽しみながらSDGsを学ぶ

 東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)はこのほど、未来技術推進協会が行うSDGsボードゲームファシリテーター研修を受講し、新たに56人の公認ファシリテーターを養成した。同研修は今年3月にも受講しており、同社のファシリテーターは計175人となった。

 未来技術推進協会が開発した同ボードゲームは、「SDGs達成」と「自己成長」を目指す体験型ボードゲーム。SDGsに関連する世界の取り組みをわかりやすく、楽しみながら学ぶ。

 研修を受けて公認ファシリテーターとなった同社の社員は、企業研修や学校などでワークショップを行い、社会課題の解決に向けて理解を深める場を提供していく。

栃木県大阪センター 千林商店街で物産展 センター開設3年記念で

2021年8月26日(木) 配信

栃木県の特産品がずらり

 宇都宮餃子にレモン牛乳アイス――。栃木県の特産品をそろえた物産展「めっちゃええやん栃木in千林商店街」が7月30―31日、大阪三大商店街の1つ、千林商店街(大阪市)で開かれた。栃木県大阪センターの開設3周年の記念企画で、同商店街での実施は今回が初。

 会場の同商店街の千林ふれあい館には、「めんめん」「幸楽」「宇都宮みんみん」といった有名店の宇都宮餃子(冷凍)をはじめ、栃木県民にはお馴染みの「レモン牛乳」関連商品、佐野ラーメン、岩下の新生姜カレーなど、どれも大阪では普段なかなか手に入らない品が勢ぞろい。同県産イチゴ「とちおとめ」を使った地域限定菓子などもあり、訪れた人たちは、スタッフの説明を聞きながら、お気に入りの商品を見つけては、カゴをいっぱいにしていた。

 また、会場では、特産品販売のほか、同県内各地の観光パンフレットなども配布。PR動画も放映した。

いすみ鉄道、訪日客の受入強化に インバウンドガイド講座開く

2021年8月25日(水)配信

全7回のオンライン講義とフィールドワークで基礎スキルを向上

 いすみ鉄道(古竹孝一社長、千葉県大多喜町)は、ガイド人材の育成やサービス品質の向上に取り組むインバウンドガイド協会(久保成人会長、東京都文京区)と共同で、「インバウンドガイド講座inいすみ」を実施する。同講座は、いすみ鉄道周辺地域の多言語ガイド活動に興味がある人を対象に、全7回のオンライン講義・フィールドワークを通じて、実践的な知識・スキルを習得するもの。

 いすみ鉄道は、アフターコロナにおける旅行市場の回復を見据え、鉄道沿線でのプライベートガイドツアーの普及促進を支援している。その一環として、地域での多言語ガイドの発掘・育成を通じ、訪日外国人観光客のさらなる来訪者数の増加と満足度の向上をはかる。その地域に暮らす住民がガイドとして旅行者を案内することで、いすみの持つ観光資源の魅力やその背景にあるストーリーをより旅行者に深く伝えられるとみている。

 そのほかにも、ガイドによる徹底した感染防止対策を通じ、密を避けた安全・安心な観光を楽しめるとして、今後もプライベートガイドツアーを前提とした新たな旅行商品の造成や販売促進・プロモーションに取り組んでいくと示した。

 第1回は9月21日(火)、第2回は9 月28日(火)の各午後6:30~8:00にオンライン講義を実施。第3回は10月9日(土)または10日(日)の午前9:00~午後5:00にいすみ市内のフィールドワークを行う。

 第4回は10月19日(火)、第5回は10月26日(火)の各午後6:30~8:00にオンライン講義を実施する。第6回は11月6日(土)または7日(日)の午前9:00~午後5:00にいすみ市内のフィールドワーク。最後の第7回は11月16日(火)の午後6:30~8:00にオンライン講義で終了とする。

 募集人数は30人程度で、全7回の講座すべてに参加できる満18歳以上かつ、主催者が定める新型コロナウイルス感染症の防止対策を遵守できる人。参加費用は無料。募集期限は9月6日(月)まで。申し込みは同協会の専用ページから。

ANA、羽田発着路線の増便も 21年度下期事業計画を一部変更

2021年8月25日(水) 配信

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 全日本空輸(ANA、平子裕志社長)は8月24日(火)、2021年度下期の航空輸送事業計画の一部を変更し、羽田発着の一部路線を増便すると発表した。新型コロナウイルスワクチンの接種の進捗状況に応じた需要回復が期待されることから、機動的に対応するとともに、ピーチ・アビエーション(ピーチ、森健明CEO)との連携を強化し、収益の最大化をはかっていく。

 国内線は、羽田―札幌、福岡と伊丹―沖縄線の増便を10月31日(日)から実施するほか、一部路線で期間運航を行う。また、需要の増減に応じて、機材の大型化または小型化、臨時便の運航や減便などで調整する。

 さらに、中部空港と福岡空港発着の北海道・沖縄方面の路線は、レジャー需要に強みを持つピーチによる就航・増便を予定し、グループネットワークの最適化をはかる。

 国際線は、羽田―ストックホルム、ミラノ、モスクワなど羽田発着の5路線の開設延期に加え、羽田―バンコク線などの運休・減便を計画。各国の出入国規制などを注視し、需給状況に応じて柔軟に対応する。

 好調な貨物便は、成田―上海や厦門、シカゴ、シンガポール線などを増便するほか、7月から運航している北京路線を継続する。また、新たに香港、台北、青島への臨時便に大型機の貨物専用便「B777型フレイター」を投入するとともに、当初の計画を上回る貨物便を設定し、さらなる増収を目指す。

「すみだメタ観光祭」開催 アーティスト・地域の人らが墨田区の魅力を発掘

2021年8月25日(水) 配信

すみだメタ観光祭ロゴマーク

 「メタ観光」の実現と普及を目指すメタ観光推進機構(牧野友衛代表理事、東京都渋谷区)はこのほど、墨田区や墨田区観光協会、アートプロジェクト「隅田川 森羅万象 墨に夢」と連携し、「すみだメタ観光祭」を開く。

 地域の文化資源や魅力を、多層レイヤーとして位置情報と共に地図上へ可視化し、観光振興につなげる。「メタ観光マップ」の作成や、ワークショップ、シンポジウムなどを通じて、地域の人との協働・共創・人材育成を実現する試み。文化庁委託の「ウィズコロナに対応した文化資源の高付加価値化促進事業」となる。

 事業は大きく分けて「メタ観光マップの作成」と、「メタ観光マップの活用」の2つ。

 マップの作成のため、インターネット上の公開情報をもとに、位置情報に基づくレイヤー(層)のデータベースを整備する。文化財や近代建築、浮世絵、テレビロケ地、アニメ聖地などの多様な価値を、緯度経度を軸に地図化していく。

 メタ観光マップの作成にあたり、地域の人に墨田区の「昔」や「今」を語り合ってもらうワークショップや、アーティストによる墨田区をテーマにした作品制作を通じて、メタ観光資源を集めていく。

 11月中下旬ごろには、メタ観光を楽しむモニターツアーも予定する。作成したメタ観光マップをもとに、キュレーター(博物館や美術館で研究や展示、管理などを行う人)・ガイドがツアーコースを作成して案内する。日本人向けと在留外国人向けの2つのツアーを用意する。

 また、メタ観光マップ完成報告会を12月4日(土)、すみだ産業会館ホールで実施する。定員200人、参加費は無料。

 報告会では、完成したメタ観光マップの紹介や、今後の墨田区のメタ観光の可能性について講演を行う。

 メタ観光祭で作成された作品は、隅田北斎美術館MURUGEN100で展示される予定。