東武トップツアーズがVRコンテストに協賛 日本の魅力を世界に発信

2021年9月30日(木) 配信

11月30日(火)まで360度動画を募集している

 東武トップツアーズ(百木田康二社長)はこのほど、日本HPらが主催する第1回全国VRコンテスト「360°動画であなただけの“日本”を世界に発信 TOUCH JAPAN」に協賛することを発表した。コンテストでは、現在動画作品を募っている。

 同コンテストは、まだ知られていない日本の伝統文化や一般のツアーでは味わえないような体験をVR動画にし、世界に発信することが目的。コロナ禍でこれまでの観光の定義が大きく変わり、デジタル活用がますます重要な役割を担うなか、コンテストを通じ、「見る・聞く」だけではなく、「触れる・体験する」コンテンツが創出され、日本の素晴らしさや魅力が発掘、発信されることを期待する。

 募集している360度動画は5~10分の短編で、ストーリー性があるもの。コンテストの締め切りは11月30日(火)。審査は一般とプロと分けて行うという。結果発表は2021年12月13日(月)の週を予定している。

宿泊と食事の組み合わせを自由に 泊食分離プラン発売(アカオリゾート)

2021年9月29日(水) 配信

アカオリゾート(静岡県熱海市)は10月1日(金)から、泊食分離プランの提供を始める

 ホテルニューアカオが運営するアカオリゾート(中野善壽代表、静岡県熱海市)は10月1日(金)から、宿泊と食事を自由に組み合わせた「泊食分離プラン」の提供を始める。多様化する旅行ニーズに合わせ、従来の食事付宿泊プランの見直しをはかった。

 宿泊者はホテル内のレストランでの食事のほかにも、熱海市内のさまざまな食文化に触れるという選択肢が加わり、自由度の高い滞在を楽しめる。

 日帰り旅行者は、スマートフォンなどからランチとディナーの即時予約が可能となり、行列や待ち時間などから解放される。予約はアカオリゾート内、ホテルロイヤルウイング館内のレストラン日本料理「舞扇」と、フランス料理「ボヌール」で受け付ける。

 また、同ホテルでは泊食分離プランを提供するにあたり、予約システム「テーブルチェック」を導入した。

 宿泊プランは大人平日1万5000円から、休・祝日1万6100円から、休前日1万8300円から。素泊まりプラン、スタンダードルーム、1室2人利用の場合。いずれも税込み、入湯税150円込みの料金となる。

 食事プランの場合、昼食はアラカルト1100円から。夕食は大人コース料理1人6000円から。フレンチ・和食それぞれ複数コースを用意する。

館内利用券がもらえる ワクチン接種済旅行者向けCPを開始(日本旅行)

2021年9月29日(水) 配信

「感染防止対策をして旅に行こうキャンペーン」

 日本旅行(小谷野悦光社長)は10月1日(金)~12月26日(日)の期間で、新型コロナワクチンを2回接種した人を対象に、宿泊施設の館内利用券を特典とするキャンペーンを行う。「感染防止対策をして旅に行こうキャンペーン」の申込みは9月29日(水)~11月30日(火)まで。先着1500室限定。

 同CPは日本旅行協定旅館ホテル連盟(日旅連)との連携で行う。個人旅行商品「赤い風船」のWeb限定CPで、ワクチン接種済証の提示で、館内利用券3000円分(1室につき1滞在1回)の特典が受けられる。対象商品は、国内宿泊プラン・JR+宿泊プラン・航空+宿泊プラン。

 宿泊当日のチェックイン時、フロントに大人全員分のワクチン接種済証(コピーまたは画像提示でも可)の提示が必要。諸事情でワクチンを2回接種していない同行者がいる場合は、旅行開始日前1週間以内の、PCR検査による陰性証明が必要となる。

ハイブリッド型の新たな観光を 新潟市が推進する「にいがた旅むすび」

2021年9月29日(水) 配信

オンラインとリアルで旅の前からあとまで楽しむ

 新潟県新潟市(中原八一市長)は昨年、コロナ禍でも安心して新潟市への旅行を楽しんでもらえるよう、官民一体のプラットフォーム「新しい観光スタイル推進協議会」を設立し、新しい生活様式に即した同市ならではの観光スタイルの構築を進めてきた。この取り組みの一環で、オンラインとリアルを組み合わせたハイブリッド型の観光スタイル「にいがた旅むすび」を展開。このほど、新潟の食や文化をさらに楽しめるプランを追加した。

 「にいがた旅むすび」は、旅行者と旅先を「旅に行く前」から「旅に行った後」まで”むすぶ”ことで、より旅を楽しんでもらうための新しい観光を提供する。同市によると「例えば、旅に行く前に新潟の特産品や観光スポットの紹介動画を閲覧できたら、旅の意欲は高まるのではないか。さらに、新潟を訪れたあとに、宿や飲食店で食べたおいしいごはんやお酒を家でもまた味わえたら、ずっと新潟を旅している気分にならないだろうか。思い出をより大切に感じられないだろうか。こんな思いから生まれた」と経緯を話す。
 
HPでプランを探そう

 「旅むすび」を楽しむには、まず「新潟市新しい観光スタイル推進協議会」のホームページから気になる旅のプランを選択。酒蔵見学や商店街めぐりなど、体験プランを予約する。予約をすると、後日自宅に「旅マエセット」が届く。セットには
商品へのこだわりや思い、耳より情報などが詰まった限定動画付き「旅のしおり」と、おすすめ商品が入っており、動画を見ながら商品を事前に体験することで、旅へのワクワク感が高められる。
 
 実際に旅に出かけた際には「旅のしおり」が役立つという。旅先との絆をより結ぶためのツールになるため、しおりを忘れずに携帯したい。
 
 旅から帰ったあとの「旅アト」に向けては、旅先の商品を網羅したECサイトを案内している。旅の余韻に浸りながら地酒などを楽しむこともおすすめだ。
 
 

HISハワイ法人、新サービス「HAWAII SQUARE」始める ハワイと日本への進出支援

2021年9月29日(水) 配信

新サービスのロゴ。「あらゆる要望に応えたい」(同法人)との思いから始めた

 エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀雄会長兼社長)のハワイ現地法人は9月29日(水)、ハワイでのコンシュルジュサービスをはじめ、ハワイと日本への事業進出支援と不動産を提案する新総合サービス「HAWAII SQUARE(ハワイスクエア)」を始めた。

 今年で設立30 周年を迎えた同法人は「地域に密着して培ったネットワークを最大限に生かして、あらゆる要望に応えたい」と意気込む。

 新サービスのうち、コンシュルジュサービスはハワイにあるホテルやショッピング、レストラン、アクティビティのほか、不動産などの最新情報を利用客の問い合わせに無料で回答する。

 ハワイと日本への事業進出支援は企業と個人が対象になる。ハワイへの進出希望者にM&Aや起業、移住支援などを行う。このほか、州外への事業とサービス、技術、文化などの輸出をサポートする。日本マーケットへの展開では、日本国内のHIS ネットワークを生かす。

 不動産事業は同業界に20年以上携わるスッタフがハワイの商業施設と住宅の売買をはじめ、賃貸、不動産管理などを行う。

旅工房、神奈川大とユナイテッドの産学連携プログラム始める

2021年9月28日(火) 配信

空港内視察のフィールドワークを含む課外研修を実施

 旅工房(高山泰仁会長兼社長、東京都豊島区)は11月4日(木)から、神奈川大学(横浜市神奈川区)とユナイテッド航空(米国)と協力し、産学連携プログラムを実施する。神奈川大学に通う全学生を対象に、PBL型(課題解決型)とフィールドワーク型(空港内視察)の2つを経験する課外研修プログラムを始める。開催は12月15日(日)までの週1回、計6回実施する。

 旅工房はこれまで、4月に新設された神奈川大学のみなとみらいキャンパス内の観光ラウンジの運営を、同大学が設立した事業会社であるKUパートナーズの下に受託。キャンパス内に横浜みなとみらい支店を設け、旅行会社としての専門性を生かし、神奈川大学と共に教育研究活動・国際交流・地域交流の充実、活性化に取り組んでいる。

 観光ラウンジとして大学との取り組みを行うなかで、今回はコロナ禍で窮屈な学生生活を送る学生に、観光業の活性化につながる新しい提案を考えるPBL型研修をユナイテッド航空と共同で企画した。Z世代である学生の新しい視点を観光業に提案してもらうとともに、リアルビジネスを体感する学生の学びの場を提供する。

 期間中、羽田空港でユナイテッド航空運航センターなどの視察や、特別ゲストによる講義を実施する。このほか、観光業のプロに提案する販促方法を習得し、実際に旅行企画の作成や、プレゼンテーションなども行う。参加費用は3千円。

民泊観光協会が持続可能セミナー開く 意識高まり受け、役割探る

2021年9月28日(火) 配信

小林晴夫代表。アフターコロナに向けて、持続可能なまちづくりのアイデアを募った

 民泊観光協会(小林晴夫代表、東京都渋谷区)は9月15日(水)、民泊事業者などを対象にオンラインセミナー「持続可能なまちづくり―民泊にできること」の第1回を開いた。小林晴夫代表は冒頭、「自然環境や地域の文化などを守りながら持続的に発展することへの意識が高まるなか、需要が必ず戻るアフターコロナに向けて、民泊業界の役割を考えてほしい」と趣旨を語った。

 SDGsの自分ごと化をテーマにした基調講演には、同志社大学政策学部総合政策科学研究科教授の大和田順子氏が登壇した。

 大和田氏は「SDGsを推進する自治体が2019年5月の19・5%から20年同月に54・5%に増えた」と話した。さらに15~29歳のSDGs認知度については21年5月時点で、52・1%と最も高かったことを説明した。

 民泊事業者が実施できる持続可能な観光方法としては、農家体験を宿泊プランに盛り込むことによる農業人口の維持や、空き家を宿泊施設に改修することなどで地域の活性化をはかる農泊を勧めた。

 大和田氏は「民泊業界は食料自給率の安定化にも貢献することができる」と語った。

 SDGsに取り組む宿泊施設の事例では、「カミツレの里・八寿恵荘」(長野県・池田町)を紹介した。同施設は有機野菜やハーブなどの栽培が体験できる。さらに、地元の木材を内装に使用している。

 このほか、「農業体験をはじめ、ヨガや森林散策を組み込みストレス解消につなげることで、新たに首都圏で働く利用客を獲得した」と述べた。

 同協会に所属する民泊事業者による活動報告では、京都府京都市で持ち家と友人が保有する家屋を1件ずつ運営する森田さなえ氏が出席した。

 施設から徒歩約1分の場所にある宇賀神社の氏子でもある森田氏は旅行需要の回復後、同神社の掃き掃除と草むしり体験を計画する。宿泊客は、ほかの氏子から「伏見稲荷よりも古い歴史を持つ」(森田氏)という同神社の歴史を学ぶことができるという。さらに、「近隣の米屋と運営するカフェで米粉シォンケーキとコーヒーを用意する手配をした」と報告した。

 最後に実施したセッションでは、参加者が「セミナーを聞いて考えたこと」として、「SDGsを体験できる事例集がほしい」や「観光業に従事しない人に体験プログラムを受け入れてもらうための交渉が課題」などの声が挙がった。

 同協会は今後、5回セミナーを開き、持続可能なまちづくりを考えていく。

Klook、イーティックスと提携 入館チケット販売を始める

2021年9月28日(火) 配信

提携によって、美術館・博物館の入館チケットをKlookで販売を始める

 旅行・レジャー予約プラットフォームのKlook(クルック、香港)は9月27日(月)、オンラインチケット予約サービスのイーティックスデータファーム(原田栄二社長、東京都渋谷区)と戦略的業務提携を結んだ。

 これにより、イーティックスのオンラインチケット予約サービスを導入している全国の美術館、博物館の入館チケットを、クルックのプラットフォーム上でも順次、販売を始める。消費者は施設ごとに個人情報を入力せずとも、クルック会員であれば簡単にチケット購入が可能となる。

 各施設は、開発コストを掛けずにイーティックス経由で自動的にクルックに商品掲載や、販売チャネル拡大を実現。また、イーティックスは、クルックのデジタルソリューション活用により、同社を通じた販売実績などの管理が可能だ。

 一方、クルックとイーティックスはAPI連携によってチケット在庫を共有し、決済をクルックが管理する。同社は14言語と41通貨、30以上の決済手段に対応しているため、インバウンド需要回復時にはグローバル市場でのプレゼンス向上と世界中の消費者からの予約増加を実現するという。

 提携の第1弾として、10月以降に大塚国際美術館(徳島県鳴門市)のチケットをクルック上でも販売を開始する。

ブルゴーニュの赤白ワインをオンラインで楽しむ ジャルパック人気企画第2弾

2021年9月28日(火) 配信

ボーヌの風景も楽しめる

 ジャルパック(江利川宗光社長)は10月15日(金)、ワインのオンラインテイスティングが楽しめる「グラン・クリュ・シャト-『メゾン・ジョゼフ・ドルーアン』オンラインテイスティング」を開く。2021年4月に実施し、好評を博したオンラインテイスティングの第2弾企画。

 ジャルパックパリ支店と連携し、ブルゴーニュ・ボーヌと中継で結び「メゾン・ジョゼフ・ドルーアン」社長のフレデリック氏とブルゴ-ニュワイン委員会公式ワインスク-ル講師を務める、ワインスペシャリストの熊田有希子さんがナビゲーションする。ブルゴーニュ地方、ボーヌの「メゾン・ジョゼフ・ドルーアン」の2017年の赤・白ワインが楽しめるほか、ボーヌの街のようすも届ける。

 双方向コミュニケーションが可能なスタイルのイベントで、直接質問することも可能。

 申し込み締め切りは10月7日(木)午後3:00まで。Web会議システム「Zoom」を利用する。開催時間は午後7:30開始~8:40ごろ終了予定。先着30人(Zoom30接続)までで、販売価格は1人2万8800円(税込)。

日本で台湾を楽しむキャンペーン、東武動物公園と東京ソラマチで開催中

2021年9月28日(火) 配信

11月21日まで開催中

 東武鉄道は11月21日(日)まで、東武動物公園、東京ソラマチと連携、台湾観光局協力のもと、「台湾キャンペーン」を開いている。コロナ禍で海外旅行が難しいなか、少しでも台湾を旅行した気分を日本で味わってもらおうと企画した。

 今回のCPは、2021年6月に台湾から来園したメスのシロサイ「エマちゃん」がいる東武動物公園と、台湾の味が楽しめる7店舗(期間限定1店舗含む)がある東京ソラマチの2施設で開催。特典として、CPサイトの特設画面提示の先着合計1000人に台湾観光局特製の限定ノベルティのプレゼントがあるほか、東武動物公園と東京ソラマチ対象店舗の双方でお得なサービスが受けられる。

 期間中、東武動物公園で東京ソラマチの対象店舗のレシートを提示すると、入園券大人・中人200円割引、子供は100円割引になる。また、東京ソラマチの対象店舗では、東武動物公園入園窓口で購入したチケットのレシートの提示で、店舗ごとに異なるサービス特典がある。