満天の星楽しむ山頂グランピング施設開業 片品村振興公社

2023年6月7日(水) 配信

OZE-HOSHISORA GLAMPING&CAMP RESORT全体イメージ

 群馬県・片品村振興公社は7月14日(金)に、グランピング施設「OZE-HOSHISORA GLAMPING&CAMP RESORT」をオープンする。開業に先立ち、6月7日(水)から予約を開始した。「SORAに包まれる山頂グランピング」がテーマで、グランピングエリアは標高1500メートルに位置し、斜面を段々畑状に造成してプライベート空間を確保する。透明ドームもあり、満天の星の下で非日常感を味わえる。

 グランピングはドーム型テント8棟、透明ドームの2棟の計10棟。人気のドーム型テントはカップルからファミリーまで宿泊可能なサイズを用意する。2棟限定の透明ドームでは日本初導入のエクセライトドームを使用。全面が透明な造りで、室内から尾瀬かたしなの大自然や星空を感じる事ができる。また、犬と一緒に宿泊できる区画も用意する。

 夜は星を眺めながら焚き火や食事を楽しむ事ができる。夕食はディナーBOXを提供。酒に合うチーズや生ハム、片品村で取れた高原野菜など贅沢なおつまみを盛り込む。メインは味付けされたBBQセットで、山頂の高原の中で贅沢なひと時が過ごせる。また、宿泊者には、近隣の「花の駅片品・花咲の湯」の入浴利用券が付く。

 なお、グランピング施設の営業は10月8日(日)まで、キャンプエリアは10月15日(日)まで。料金例はドームテントが1人1万5800円から、キャンプが1人1500円から、オートサイトが1区画7000円からなど。

あつもりとコラボ 上越市立水族博物館「うみがたり」5周年記念

2023年6月7日(水) 配信

ゲーム内の35種類のサカナや海の幸を展示する

 新潟県・上越市立水族博物館 「うみがたり」は6月15日(木)から、任天堂のNintendo Switch™用ゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」とのコラボレーション企画として「あつまれ どうぶつの森×上越市立水族博物館 うみがたり 海の生き物 ふれあい展」を開く。6月26日(月)に開館5周年を迎えることを記念したイベント。

 まちを元気にする水族博物館を目指す同館は、幅広い世代に海の生きものたちの魅力を伝えるため、今回のコラボを実施。ゲームに登場する海の生きものの実物を間近に観察することで、その魅力をより身近に感じてもらうのが狙い。ゲームに登場するキャラクター「フータ」による解説パネルを館内に多数設置し、ゲームとリアルを楽しみながら生きものについて学ぶことができる。期間中は「リュウグウノツカイ」と「オオメンダコ」の標本を特別展示する。

 このほか、「あつまれ どうぶつの森」に登場する住民の顔が描かれたスタンプを集めるスタンプラリーを開催。200円で販売するスタンプラリーブックには、企画で展示されるサカナや海の幸のチェックリストなども掲載している。10種のスタンプを集めてゴールすると、記念ポストカードをプレゼントする。

 また、館内のショップではオリジナルグッズも販売する。

北斎の展覧会入場券付き宿泊プラン 6月8日から販売、ホテルJALシティ長野

2023年6月7日(水) 配信

北斎とゆかりのある長野の3地域に焦点
 ホテルJALシティ長野(関根宏総支配人、長野県長野市)は6月8日(木)から、浮世絵師・葛飾北斎の信濃との深い関わりを紐解く企画展「信濃毎日新聞 創刊150周年記念特別展 葛飾北斎と3つの信濃-小布施・諏訪・松本-」の入場券がセットになった宿泊プランを売り出す。販売は8月26日(土)まで。
 
 同展覧会は7月1日(土)から開催されるもので、北斎に縁のある信濃の地、小布施・諏訪・松本の3つの地域と北斎の関わりに焦点を当てながら、「冨嶽三十六景(全46図)」や肉筆作品を通じて北斎の世界観を楽しむことができる。会期中の前期と後期で多くの作品が替わる点も注目されているという。
 
 宿泊プランの宿泊期間は7月1日(土)~8月26日(土)まで。料金は素泊まりが1人6520円(税・サービス料込)から、朝食付きが同8320円から。入場券のほか、葛飾北斎ハンドタオル1枚が付く。
 
 なお、展覧会は前期が7月1日(土)~30日(日)まで、後期が8月3日(木)~27日(日)まで。
 

ジョルダン、札幌市電が乗り放題 24時間乗車券をスマホで

2023年6月7日(水) 配信 

「札幌市電24時間乗車券」の利用画面

 ジョルダン(佐藤俊和社長、東京都新宿区)は6月14日(水)午前10時から、札幌市交通事業振興公社(北海道札幌市)が運行する札幌市電を24時間乗り降り自由となる「札幌市電24時間乗車券」をモバイルチケットで売り出す。ジョルダンが運営するアプリ「乗換案内」から購入できる。

 既に販売している「路面電車1日乗車券」「どサンこパス」に続くサービス提供となり、これら含めて3券種から、予定に合わせて選択できるようになった。また、札幌もいわ山ロープウェイ、豊平館、さっぽろテレビ塔展望台の各料金が割引になるクーポンも付き、札幌市内の観光や移動がさらに便利でお得に利用できるようにした。

 価格は税込で大人780円、子供390円。

7月17日に藤沢でゴミ拾いイベント「ブルーサンタ」実施 今年はスヌーピーとコラボ

2023年6月7日(水) 配信

(左から)海さくら・古澤純⼀郎代表理事、鈴木恒夫 藤沢市長、つるの剛士さん、スヌーピー、大竹 健ソニー・クリエイティブプロダクツ社長© 2023 Peanuts Worldwide LLC

 神奈川県藤沢市で7月17日(月・祝)、ビーチクリーンイベント「ブルーサンタ」が開かれる。主催はNPO法人の海さくら(古澤純一郎代表理事)と日本財団。藤沢市(鈴木恒夫市長)が後援する。また、今年はスヌーピーで有名な「PEANUTS」とコラボレーションし、より広く環境問題への関心を集めていきたい考え。

 ブルーサンタは「海と日本のプロジェクト」の一環として、2016年から始まった。赤いサンタクロースは白い袋から子供たちにプレゼントを渡すのに対し、青いサンタクロースは海の日にゴミを拾って、きれいな海を子供たちにプレゼントする、というコンセプト。

 コラボレーションを記念し、6月6日(火)に藤沢市役所で会見を開いた。会見には鈴木市長をはじめ、古澤代表理事、タレントでふじさわ観光親善大使のつるの剛士さんらがブルーサンタの衣装で登壇。つるのさんは「『ごみ拾い』と聞くと堅苦しいイメージがあるかもしれませんが、ゲーム感覚で取り組めるイベントです。この機会にぜひ参加して、海のこと、環境のことなどを一緒に考えるきっかになれば嬉しいです」と参加を呼び掛けた。

 イベントへの申し込みは7月11日(火)までイベントホームページで受け付けている。当日は午前10時~11:30まで片瀬東浜海岸でゴミ拾いを実施する。

USJガイド誕生 大阪のリピーター増へ OMO7大阪

2023年6月7日(水) 配信

発表会のようす

 星野リゾート(星野佳路代表)が展開する「OMO7大阪 by 星野リゾート」(大阪府大阪市浪速区)は5月10日、日本初となる「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)公認OMOレンジャー」の誕生を発表した。

 公認OMOレンジャーは、パークの攻略法やグルメなど楽しみ方を倍増させる方法や、大阪府の観光情報など旅のテンションを上げるサービスを宿泊客などに紹介する。

 同日の発表会で登壇した星野代表は「大阪においてUSJは大きな集客魅力があり、さらに、万博やIRといったパワフルなコンテンツも控えている。これらと、大阪が持つ食や文化といったコンテンツを結び付け、リピーターを増やすことが大阪の観光にとって重要になる。今回は、そのための第1歩だ」と狙いを説明した。

 同事業はUSJと協業して実施する。ホテル近隣の見どころを紹介するご近所ガイド「OMOレンジャー」から、社内公募で選ばれたUSJが大好きという3人が、USJでの研修をクリアし、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン公認OMOレンジャー」の称号を取得した。USJが外部に公認ガイドを認めるのは、今回が初めてという。

 3人はロゴが描かれたオリジナルバッジを身に着け、ホテルのパブリックスペース「OMOベース」に神出鬼没に現れ、案内する。

 5月12日以降は毎日夜に、USJを最大限に楽しむための講座も開催。パーク内を周り検証した「映え写真」の撮り方を伝授したり、マニアックな目線で厳選したお土産を紹介したりと、ガイドブックには載っていないUSJの楽しみ方を提供する。

 星野代表は「大阪を訪れる観光客のうち約3割がUSJに行く。ホテル開業時からUSJとの協業を考えていた。今回は社員からアイデアを公募し、USJに提案し、実現した」と経緯を説明した。

tripla、「nearMe.Airport」と提携 送迎費用など削減

2023年6月6日(火)配信

初回限定で1000円割引となるキャンペーンを実施している

 宿泊施設向けITソリューションを展開するtripla(トリプラ、高橋和久CEO)はこのほど、NearMe(ニアミー、髙原幸一郎社長)が提供する「nearMe.Airport」との提携を開始した。これにより、宿泊施設がアクセス案内の手間と送迎に掛かる費用を削減し、宿泊者の移動体験の満足度向上をはかる。

 「nearMe.Airport」は、独自のAIを活用した最適な経路選択で空港と市内をドアツードアで結ぶ空港送迎型の相乗りサービス。宿泊施設は、空港からのアクセス案内の手間を省き、送迎に掛かる人件費や車両費用の圧縮にもつなげられる。サービスを利用する宿泊者は、タクシーより安価な定額料金でドアツードアの移動が可能となる。

 提携したことで、トリプラのサービスを導入した宿泊施設に予約する際、宿泊予約完了時の予約完了画面などに表示される「nearMe.Airport」のバナーが掲載。同サービスによる予約、問い合わせ、決済などのすべてをニアミーが対応するため、導入した宿泊施設が新たに対応する必要がなく、簡単に導入できる。

 今回の連携に伴い、トリプラのサービスを利用している施設に宿泊する際、「nearMe.Airport」が初回限定で1000円割引となるキャンペーンを実施している。宿泊者は申し込み画面で、キャンペーンコード「tripla」を入力することで割引が受けられる。

愛媛県西条市にゼロエネルギーホテルが誕生 ITOMACHI HOTEL 0

2023年6月6日(火) 配信

建築設計は隈研吾氏

 半導体関連機器製造や再生エネルギーや地方創生・まちづくり事業などを展開するアドバンテック(代表取締役=山名正英・首藤信生、愛媛県西条市)とまちづくり関連のベンチャー企業、GOODTIME(明山淳也社長、東京都渋谷区)は5月27日(土)、愛媛県西条市に「ITOMACHI HOTEL 0(ゼロ)」を開業した。ホテル運営で実質的に電力エネルギーを消費しない“ゼロエネルギーホテル”で、建築設計は隈研吾氏。

 建物用途別のエネルギー消費量において、ホテルは飲食店に次いで床面積あたりの電力使用量が多いため、これを実質ゼロにすることは脱炭素社会を加速させる大きな可能性を秘めているという。「ITOMACHI HOTEL 0」は、環境省が定める「ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)」の認証を取得。ZEBは快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の1次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のことで、同社調べでは日本のホテルでは初めての認定だという。

 客室は趣の異なる2つのタイプを用意。伊予青石本来の色味を基調に、ビジネスから家族・グループでの旅行まで多様なニーズに合わせた「HOTELタイプ」と、旅館を現代的に解釈したプライベート空間で温泉と共に贅沢な滞在を楽しむ全室露天風呂付きの「VILLAタイプ」がある。

 ホテル内にあるカフェでは、地元愛媛の産地から仕入れた旬の野菜や果物をたっぷり使った食事を西洋総菜風のデリカテッセンスタイルで提供する。管理栄養士監修のもと、全粒粉・はだか麦・玄米など、栄養価が高く食物繊維豊富な食材を活用し、厚生労働省が定める日本人の栄養摂取基準から、健康を促進する抗酸化作用などのある栄養素を+10%、カロリーは-10%になるよう基準を設けているという。

 同ホテルは「訪れた人はゼロエネルギーの仕組みが一目で理解できるインフォグラフィックスやエネルギー循環を学べる体験ツアーなどを通じて、知的好奇心を刺激しながら、日々の暮らしを支えるエネルギーへの新たな気付きがある」とし、「自然環境に負荷をかけることなく、楽しみを創り出す、これからの時代の持続可能な観光及び宿泊体験を多くの人に届けていく」と意気込む。なお、企業や自治体からの視察も随時受け付けているという。

「シバオラ」7周年の生誕祭 7月1日に開催、スパリゾートハワイアンズ

2023年6月6日(火) 配信

8人体制になって初めての特別イベント

 スパリゾートハワイアンズは7月1日(土)に、ファイヤーナイフダンスチーム「シバオラ」の結成7周年を記念した特別イベント「シバオラ7周年 生誕祭」を開く。

 同イベントは7月3日の「シバオラ」のデビュー日に合わせて実施するもので、メンバー全員が出演する特別なショー。デビュー翌年の2017年から毎年実施しており、今年で7回目を迎える。

 今年の生誕祭は今年3月にデビューした新メンバー2人が加わり、8人体制になってから初の特別イベント。今年の夏に公開開始予定の新シバオラ単独ショー「Lights of Hopes~希望の光」の一部を先行公開する。

 ショーは、営業終了後に通常1200人収容可能なステージを貸し切りにして行う。開場は午後9時30分から、開演は10時から約30分間の上演。席料は大人・子供とも2000円(税込み)。

ロケツーリズム協議会初の取り組み 撮影所見学の視察通じロケ対応の強化などはかる

2023年6月6日(火) 配信

撮影手法などに触れる

 ロケツーリズム協議会(藤崎慎一会長)は5月19日(金)、初の取り組みとして東映東京撮影所の視察ツアーを行った。

 会員からの要望を受け企画された。ロケ以外の撮影の全体像を把握することで、ロケ対応の強化や業界への理解を深めてもらうことが狙い。地域、企業のロケ誘致担当者15人は東映の菊池淳夫プロデューサーの案内で、美術倉庫やスタジオ、ドラマのセットなどを見学し、最新の撮影方法などに触れた。

 撮影所内の視察終了後には、東映で映像作品に関わる社員と交流会を実施。菊池氏も「映画ロケができること」をテーマに講演を行い、「これからは、地域、企業側も企画の段階から積極的に映画に関わることが重要」と参加者に呼び掛けた。

 菊池氏はロケを呼ぶ上では①地元を舞台にした原作②そこにしかいない人間③そこにいかなければならないという訴求力――の3点のいずれかが重要と説明し、「地元を見直してみよう」と呼び掛け。

 そのうえで、その人、担当者がいるから、そこにロケに行きたいと思わせることも重要とし、「『地域力』と『人間』の掛け算で制作者にPRすることが大切」と強調した。

 「制作者の要望に応えられるモノを数パターン常に準備しておきたいと思った」、「普段会う機会がない現場スタッフの方に地域の特徴を説明できた」など多くの収穫があった今回の視察ツアー。

 同協議会理事の古川武男氏は、「今回はスタジオツアーだけでなく、制作者との情報交換会も行い、ロケ地のニーズを伺うことができました。今後もお互いを知り協力体制を強化することで、地域・企業の成果が上がるよう協議会を発展させていきたい」と総括する。

 ロケツーリズム協議会は今後、参加者からの声も参考にしながら行程を磨き続け、同視察ツアーを定期的に開催する考えを示す。