秩父鉄道が「ガリガリ君」とのコラボイベント 8月1日~9月30日まで

2024年7月29日(月) 配信

過去のSLガリガリ君エクスプレス

 秩父鉄道(牧野英伸社長、埼玉県熊谷市)は8月1日(木)から、赤城乳業(井上創太社長、埼玉県深谷市)の協力で、「ガリガリ君」とのコラボレーションイベント「ガリガリ君が秩父鉄道に遊びにやってくる2024」を開く。SL運行やアイスバー型記念乗車券販売、シールラリーなどを実施する。イベントは今年で11回目。今年は9月30日(月)まで。

 8月2、3、22、23、31日の5日間は「SLガリガリ君エクスプレス」を運行する。特別ヘッドマークを掲出し、アイスバー型特別乗車記念証をプレゼントする。車内では、じゃんけん大会を実施し、勝った人に「ガリガリ君グッズ」をプレゼント。運行日の午前9時40分から、熊谷駅ホームでは「ガリガリ君アイスバー」を配布する。

 シールラリーは期間中、秩父鉄道・熊谷駅と秩父駅、長瀞トリックアート有隣倶楽部(入館者限定)でシールを配布。3枚集めてホームページの専用フォームから応募すると、抽選で50人に「ガリガリ君オリジナルエコバッグ」をプレゼントする。

 また、アイスバー型の記念乗車券は秩父鉄道の羽生駅と熊谷駅、ふかや花園駅、寄居駅、長瀞駅、秩父駅、御花畑駅の各駅窓口や同鉄道通販サイト「ちちてつe-shop」で売り出す。販売価格は800円で、売り切れ次第終了する。

亀の井ホテル青梅がご当地アクティビティを開始 「泊まる」価値を高める

2024年7月28日(日) 配信

そば打ち(左)やラフティングなど用意

 亀の井ホテル青梅(加藤悟支配人、東京都青梅市)はこのほど、ご当地アクティビティメニューの販売を開始した。宿泊者に「泊まる」価値を高める充実のホテルステイを提供したい考え。

 青梅は奥多摩の山々や多摩川が望める豊かな自然に囲まれた地域。その恵まれたロケーションを生かした体験アクティビティを多数用意した。創業1702(元禄15)年の老舗蔵元「小澤酒造」の酒蔵見学をはじめ、水がきれいな青梅の環境を生かした「そば打ち体験」など、地域にフォーカスした企画を用意。

 また、ホテルの前を流れる多摩川では、ラフティングやSUPツアーなど、大自然のロケーションを生かしたアウトドアアクティビティメニューを始めた。

 「亀の井ホテル」は2022年7月に「かんぽの宿」をリブランドして誕生した。今年4月には、筑波山(茨城県つくば市)と那智勝浦(和歌山県東牟婁郡那智勝浦町)が加わり、現在39ホテルを全国に展開している。

 今後は「亀の井ホテル」ブランドとして、宿泊体験の価値を上げるその土地ならではのアクティビティを各ホテルで展開していく予定だ。

ANA X、TaaSに国内レンタカー予約サービス追加へ 一部ANAマイルでの支払いも可能

2024年7月27日(土) 配信

「ANAトラベラーズレンタカー」をリニューアル

 ANA X(神田真也社長、東京都中央区)はこのほど、スマートフォンで旅の検索から予約、管理まで完結するサービス「TaaSプラットフォーム」で、国内レンタカー予約サービスを開始した。「ANAトラベラーズレンタカー」をリニューアルし、宿泊との一括予約が可能になったことで、より利便性を高めた。レンタカー利用でマイルが貯まるほか、一部のレンタカー会社ではANAマイルでの支払いも可能になった。

 同社は2026年の完成を目指す「 TaaSプラットフォーム」構想を掲げており、第1弾として今春から国内宿泊予約サービスを大幅にリニューアルし、予約可能な宿泊施設を拡充している。

 今後はプラットフォーム上にアクティビティやゴルフ、海外ホテル、海外レンタカーなどを順次追加し、ANAウェブサイトやアプリ上ですべてのサービスを一括手配できるよう整備していく予定だ。

リニューアルキャンペーン実施

 今回のサービス開始を記念し、9月30日(月)までの予約で通常、レンタカーの利用100円につき1マイルのところ、5マイルが貯まるマイル5倍キャンペーンを実施する。対象利用期間は8月1日(木)~10月31日(木)配車分まで。

ロケツーリズム協議会、ロケ誘致と活用へ実践的な学び深める 24年度2回目の会合開く

2024年7月26日(金) 配信

会合のようす

 ロケツーリズム協議会(藤崎慎一会長、東京都港区)は7月18日(木)、渋谷キューズ(東京都渋谷区)で2024年度2回目の会合を開いた。自治体や企業、制作者が集まり、ロケ誘致と活用について実践的な学びを深めることが目的。

 今回は、グループワーキングを実施。撮影実績の活用・拡散、地域内外へのPRを学ぶ「プロモーション」、撮影サポートの環境整備への知識を身に着ける「ロケーションサービス」、民間事業者が誘致を目指す「企業」、ロケツーリズムの基礎を習得する「ガイダンス」の各コースに分かれ、実践的な知識を深化した。

 このうち、プロモーションでは、映画やCMなどの舞台となった地域のほか、エンタメ情報などを発信する雑誌ロケーションジャパンの山田実希編集長が講師を務めた。

 自治体や事業社などが一般公開前に、各地で撮られた映像を広報誌やSNSを通じて写真でアピールすることについて、山田編集長は「『シーン写真をください』と制作者にお願いするだけでは、もらえない可能性がある。発信によるドラマや映画などへの集客効果も説明してほしい」と呼び掛けた。

 さらに、掲載する画像の補足として、出演者が座った、または立っていた場所のほか、具体的なシーンの内容などを加えることで、「地域への来訪とファンの増加につながる」とした。

 その後のまとめで、同コースに参加していた北海道・上富良野町の大道千アキ氏は「現在、撮影が行われている作品もあるため、ロケ実績を上手く発信できるよう、(セミナーで学んだことを)仕掛けていきたい」と感想を述べた。

那覇空港に初のホテル、「ファーストキャビン」25年8月開業へ

2024年7月26日(金) 配信

イメージ

 ファーストキャビンHD(小林千花社長、東京都港区)は2025年8月、沖縄県の那覇空港内に初の宿泊施設となる「ファーストキャビン那覇空港(仮)」を開業する予定だ。

 24時間運用可能な那覇空港で、深夜便就航を見据えた取り組みとして、同社初の沖縄出店となる。空港内では羽田空港、関西国際空港に次いで3番目。

 那覇空港の国内線と国際線の中間に位置する1階の空き区画と、2階のゲームセンターのエリアにホテルスペースができる構想。男女別エリアで全72室、シャワーブースやラウンジスペースも備える計画。今年10月の着工を予定している。

JALとKDDIが「デジタル×推し活」プロジェクトを開始 新たな移動需要や関係人口創出

2024年7月26日(金) 配信

両社の連携イメージ

 日本航空(JAL、鳥取三津子社長、東京都品川区)はこのほど、KDDI(髙橋誠CEO、東京都千代田区)と連携し、新たな移動需要や関係人口の創出を目指す「デジタル×推し活」プロジェクトを開始すると発表した。

 近年、推し活が幅広く定着するなか、市場規模も拡大している。そのなかで両社は同プロジェクトで、JALの持つ地域とのつながりとKDDIの持つ生成AIやXR技術を掛け合わせ、「推しに没入する体験」をさまざまな接点でつくり、新しい移動需要を創出したい考え。また、これを軸にデジタル体験を拡張することで、地域の自治体・事業者やコンテンツホルダーなどさまざまな関係者が利用できるプラットフォームも検討していく。

 具体的には、人気アニメの聖地巡礼や地域を対象とした謎解きゲームのイベントを開く。アニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」の9月公開予定の映画とコラボレーションしたツアーでは、登場メンバーがスマホ画面上に現れるなど、デジタル体験を通じて作品と現実世界をより融合させ、新たな聖地巡礼の可能性の提供を目指す。

 これまでも両社は空港ラウンジや機内でのXR体験など、デジタル技術による体験価値創造に取り組んできたが、今後も強みを生かしたイノベーションを継続し、次世代を見据えた体験の創出を行っていく。

観光庁「地域観光新発見事業」2次公募で361件を採択

2024年7月26日(金) 配信

  観光庁は今年5月31日~6月24日まで「地域観光新発見事業」の2次公募を実施していたが、このほど選定委員会の審査の結果、北海道訪日教育旅行促進協議会の「北海道初!学生による『地域密着型』探究学習ツアー創出・販売事業」など、361件を採択事業として決定した。

 同庁ホームページ(https://www.mlit.go.jp/kankocho/kobo05_00023.html)で公表している。

はとバス共栄会の前田会長「今の観光業は個性の時代」、はとバス・武市社長「観光バス事業は堅調」

2024年7月26日(金) 配信

前田伸会長

 はとバス共栄会(会長=前田伸・TOKYO TOWER社長、282会員)は7月25日(木)、千葉県浦安市舞浜のホテルオークラ東京ベイで2024年度総会と懇親会を開いた。観光業界が復活へと向かうなか、はとバスと会員会社相互の繁栄へ、さらに強固な信頼関係を築いていくことを確認した。

 前田会長は「コロナ禍の大変革を経て、はとバス共栄会も退会や新規入会の動きが激しくなっているが、時代の大きな変わり目とポジティブに捉えていきたい」と述べた。さらに、「今の観光業は個性の時代。ほかでは味わえない特色のあるサービスを提供しなければお客様は訪れてくれない。物価高騰や人手不足など事業環境の脅威を、皆で一緒に乗り越えていこう」とあいさつした。

はとバスの武市玲子社長

 はとバスの武市玲子社長は「昨年5月に新型コロナの分類が5類に引き下げられて、本格的に観光需要が戻ってきた」と説明。同社の23年度決算は、観光バス事業が堅調で、インバウンドの後押しによるホテル事業の急回復など、当初の計画を大幅に上回る見込みと報告した。

 武市社長は「これはインバウンドの拡大など外的要因だけではなく、人手不足の中で頑張ってくれた社員、そして何よりも共栄会の皆様のご協力があってこそ」と感謝の意を述べた。

 はとバスの東京観光利用者数(23年7月~24年6月)は外客コースを含め、約55万5000人と、前年度から約3割増加した。今年2月に豊洲千客万来がオープンしたことで、豊洲市場関係のコースが大きく伸びたという。

 迎賓館・赤坂離宮のコースも根強い人気があり、共栄会の観光・食事施設とさまざまな組み合わせによってラインナップを拡充。2階建てオープントップバスで、東京タワーのメインデッキから東京の夜景を楽しむ「東京プレミアムナイトドライブ」も好調で、7月からは東京スカイツリーからの展望を組み込んだ「ディスカバーナイトドライブ」コースもスタート。武市社長は「皆様と一緒に付加価値の高い、はとバスならではの商品をつくっていきたい」と語った。

 今年度は、秋に実務担当者研修旅行(バス日帰り)、12月にゴルフコンペ(共栄会杯)、来年1月に新年賀詞交歓会(シンフォニー・ランチクルーズ)などを予定している。

鳥海高太朗氏

 総会終了後には、航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏が「アフターコロナの国内旅行最新事情」をテーマに講演した。

今月は国内マイル航空券減額キャンペーン登場 ANA Xが7月の「ANAにキュン!」発表

2024年7月26日(金) 配信

毎月29日は「ANAにキュン!」

 ANA X(神田真也社長、東京都中央区)はこのほど、毎月29日に開催している「ANAにキュン!」の7月のキャンペーン内容を発表した。29日はANA(全日本空輸)感謝の日と位置づけ、月替わりでさまざまなお得なクーポンなどを発行している。今月は人気の国内線特典航空券減額マイルキャンペーンが登場する予定だ。対象は全方面で、搭乗期間は8月1~31日まで。

 「ANAにキュン!」CP商品の販売は7月29日(月)午前零時~午後11:59まで。企画の詳細は販売と同時に公開されるが、一部事前公開された内容では、ANAトラベラーズ国内ダイナミックパッケージの秋旅行に使えるクーポンなどを用意。

 ANAトラベラーズホテルで人気のテーマパーク周辺でお得な価格やプランも設定する。

 海外ダイナミックパッケージ&オプショナルツアーは最大25万円分の割引クーポンを用意するほか、ハワイのオプショナルツアーはマイルが3倍になる。

 このほか、ANAMallやANAふるさと納税、ANAの保険などでも企画を実施する予定という。

登別温泉初のベーカリーがオープン 「adex BAKERY&CAFE」

2024年7月26日(金) 配信

15~20種類の焼き立てパンが並ぶ

 登別温泉初のベーカリーがオープン――。

 登別温泉でホテル・アウトドアツアーを展開する滝本グループは8月1日(木)、アドベンチャートラベラー向けのホテル「adex inn」(南智子社長、北海道登別市)の客室リニューアルオープンと合わせて、ホテル内に「adex BAKERY&CAFE」を開業する。

カフェはWi-Fi完備、カウンターはコンセント有り。ワーケーションにも適している

 朝から職人が焼き上げる、フランス産発酵バターと飲める温泉を使用した“温泉クロワッサン”が目玉商品の一つ。ベーコンエピ・ゴルゴンゾーラとはちみつのカンパーニュ系や、紅玉を使用したアップルパイなど15~20種類の焼き立てパンが並ぶ。営業時間は午前8時~午後10時まで。地獄谷から徒歩5分、第一滝本館の向かい。