JTB、増収増益で当期は黒字転換 ラグビーW杯など大型イベントが利益貢献

2019年11月19日(火) 配信

JTBの取締役兼常務執行役員財務部長の小林高広氏

 JTB(髙橋広行社長)が11月15日(金)に発表した2019年4~9月期の連結決算によると、ラグビーW杯など大型イベントの利益貢献が大きく、増収増益となった。欧州の構造改革による人件費減少など、経費改善に効果が表れ始めたこともあり、当期純利益は44億円(前年同期は11億円の損失)と、黒字に転換した。

 売上高は前期比0.4%増の6860億円、営業利益は同68.7%増の64億円、経常利益は同59.6%増の69億円と黒字幅を拡大した。

 同社の取締役兼常務執行役員財務部長の小林高広氏は同日の会見で、「MICEやインセンティブ、プロモーションなどの企業活動や、(GWの)個人需要にけん引された」と分析した。

 主要セグメント別にみると、個人事業の売上高は3540億円(同1.8%増)、営業利益は44億円(同15.8%増)と増収増益。GWの10連休効果に加え、長距離の欧州方面などが堅調に推移した。

 法人事業の売上高は1958億円(同3.1%増)、営業利益は9億円(同18.2%減)と大型イベント関連やMICE事業の拡大などにより増収となった。一方で、重点投資領域へのビジネス開発投資や、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会への先行投資などにより減益。

 グローバル事業の売上高は969億円(同10.7%減)、営業損失は24億円(前年同期は28億円の損失)となった。海外MICE事業の苦戦により減収したが、人件費縮小やのれん償却費の軽減などにより、損失額の縮小をはかった。

 部門別の売上高は国内旅行が2656億円と前年同期から3億円減収。うち企画商品はエースなどの落ち込みがあり同4%減少したが、団体は大型イベントの国内輸送が増加したことから同6%増加した。海外旅行は同12億円減収の2384億円、訪日旅行は同46億円増収の376億円となった。

 19年度通期の見通しについては、売上高1兆3500億円、経常利益90億円、経常利益100億円、当期純利益54億円の見込みで、従来からの変更はない。一方で下期に被害を受けた台風19号の取消額は、60億円規模にのぼると見られる。ハワイのMICE事業の不調や欧州のDMCにおける収益改善の遅れなど、懸念材料があることも示唆した。

大学教授らが銭湯をアピールするYouTubeチャンネル開設

2019年11月19日(火) 配信

東京都市大学の早坂信哉教授

 全国公衆浴場業生活衛生同業組合連合会(近藤和幸理事長、東京都千代田区)はこのほど、銭湯の良さをアピールするための動画を配信する「ゆっポくんチャンネル」をYouTubeに開設した。

 風呂・温泉医学研究の世界的権威である早坂信哉教授が2018年に行った調査に基づき発表した研究論文「銭湯利用と健康指標との関連」によると、「銭湯で入浴することが多い人ほど、自覚する健康状態が良好で、声を出して笑う人が多く、幸福度が圧倒的に高い」ことがわかっている。

 このような調査結果を、早坂教授が実際に銭湯で確かめた動画や、銭湯を愛する女性4人が湯船につかりながら「銭湯に行くと幸福になれる」理由を熱く語る動画を配信する。

動画第1弾「入浴医学の権威・早坂教授が幸福度と関わりの深い自律神経の変化を銭湯で測定実験!!」

入浴医学の権威・早坂教授が幸福度と関わりの深い自律神経の変化を銭湯で測定実験!!

 2018年に全国規模で行われたアンケート調査の「銭湯に頻繁に行く人ほど幸福度が高い」という結果を受けて、医学的に実証すべく被験者3名の自律神経変化を測定する。

動画第2弾「ゆっポくんの突撃取材!!なぜ『銭湯に入ると幸せになる』のかを早坂教授が徹底解説!!」

ゆっポくんの突撃取材!!なぜ「銭湯に入ると幸せになる」のかを早坂教授が徹底解説!!

 全国浴場組合公式キャラクターのゆっポくんが早坂教授の研究室で取材する。銭湯は入浴して体を清潔にするだけではなく、幸福度が上がるたくさんの要素があることについて解説する。

動画第3弾「銭湯を愛する女性たちが湯船で語り合う『幸せ銭湯論』」

銭湯を愛する女性たちが湯船で語り合う『幸せ銭湯論』

 東京都浴場組合公認の銭湯ライターや、銭湯経営を継ぐ決意をした女性など4人のディープな銭湯ファンが、はまったきっかけや大きいお風呂のよさを本音で語り合う。動画は2部構成で、現代人が銭湯を活用して幸せに生きるためのヒントが詰まっている。

JAL、ボージョレー・ヌーヴォー解禁日に提供 国際線などで

2019年11月19日(火)配信

 日本航空(JAL、赤坂祐二社長)は2019年11月21日(木)、ボージョレー・ヌーヴォーの解禁日となる同日に、国際線機内(一部路線を除く)と国内主要空港ラウンジで、ピエール・フェロー社のボージョレー・ヌーヴォーを提供する。

 フランスを代表する料理人ティエリー・マルクス氏とピエール・フェロー社とのコラボレーションによる、日本限定リリースの特別なボージョレー・ヌーヴォー「ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー・ティエリー・マルクス スペシャルエディション2019」が用意される。

 ピエール・フェロー社は、1882年創業の長い歴史と経験を誇り、ワイン評論家ロバート・パーカー氏からもボージョレー地区で最高の4つ星の評価を受ける名門ワイナリー。同社が所有する畑の中でも樹齢の高い貴重なブドウを使用してつくられており、マルクス氏の監修で、より料理との相性(マリアージュ)を楽しめる一本となっているという。

サービス概要

【ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー「ティエリー・マルクス スペシャルエディション 2019」】

国際線機内サービス:

路線:日本発着の下記路線

 シカゴ、ダラス・フォートワース、ボストン、ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルス、シアトル、サンディエゴ、バンクーバー、ホノルル、コナ、ロンドン、パリ、フランクフルト、ヘルシンキ、モスクワ、シドニー、メルボルン、シンガポール、クアラルンプール、デリー、ジャカルタ、マニラ、バンコク、ハノイ、ホーチミンシティ、香港

クラス:ファーストクラス、ビジネスクラス

ラウンジサービス:※なくなり次第終了となる

 羽田空港(国際線・国内線)、成田空港(国際線)、関西空港(国際線)、伊丹空港、

中部空港(国際線)、福岡空港(国内線)、新千歳空港(国内線)、那覇空港(国内線)

国際線:ファーストクラスラウンジ、サクララウンジ

国内線:ダイヤモンド・プレミアムラウンジ、サクララウンジ

NAA、3期連続で最高収益 五輪向け改修で増収減益 19年度中間連結決算

2019年11月19日(火) 配信

田村明比古社長

 成田国際空港(NAA、田村明比古社長)がこのほど発表した2019年度中間連結決算(19年4~9月)によると、営業収益は前年同期比1・4%増の1267億9700万円となった。3期連続で、民営化以降の最高を更新した。 

 営業利益は同5・9%減の293億3700万円、経営利益は同6・3%減の284億5500万円、中間純利益は同10・3%減の183億9500万円。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた施設の改修と店舗のリニューアルに伴う営業休止や、元安などによる中国系旅客の消費意欲の低下で、空港運営事業とリテール事業で減益となった。

 通期の航空取扱量は航空機発着回数、航空旅客数ともに増加し、過去最高を更新し増収を見込む。

 一方、19年度通期連結業績予想は、営業収益が同0・8%増の2571億円、営業利益は同16・7%減の465億円、経常利益が同16・5%減の448億円、当期純利益は同22・0%減の279億円に設定。引き続きオリンピックに向けた改修と店舗のリニューアルに伴う営業休止や、台風被害の対応費用、退職給付費用の増加などで減益となる見通し。 

発着数13万回 8年連続で最高値更新

 19年度中間(4月~9月)航空取扱量によると、航空機発着回数は前年同期比5・0%増の13万5千回だった。アジア方面を中心とした国際線・国内線の新規就航と増便などにより8年連続で開港以来、過去最高を記録した。このうち、国際線は同3・8%増の10万7千回、国内線は同9・9%増の2万9千回だった。 

 航空旅客数は同4・0%増の2261万人となり、5年連続で開港以来の最高値を更新した。このうち、国際線が同2・8%増の1862万人で、国内線は同10・1%増の399万人と増加した。

ジャルパック、令和最初の「初日の出 初富士フライト」発売

2019年11月18日(月)配信

上空から初日の出を鑑賞できる(写真はイメージ)

 ジャルパック(江利川宗光社長)は2019年11月19日(火)から、「2020初日の出 初富士フライト」の発売を始める。新年を祝う同企画は、2020年で12回目の開催となる。

 今回も羽田発着便・成田発着便の各1本を設定した。羽田発着便は、国内線ボーイング767-300ERの機材で運航予定。成田発着便は、成田国際空港との共同企画により、国際線のボーイング787-8「JAL SKY SUITE 787」の機材で運航する。

 なお、羽田発着便ファーストクラスは、JALカード会員の限定販売となる。

2020初日の出 初富士フライト

出発日:2020年1月1日(水・祝)

詳細は、ホームページにて確認をお願いする。

羽田空港発着便 商品のポイント

・2020初日の出フライト 搭乗証明書付き

・おせち風弁当・お茶付き

・「升酒」のお土産付き

・ファーストクラスはシャンパンミニボトル付き

・紅白まんじゅう付き

・機材は国内線ボーイング767-300ER「JAL SKY NEXT」(ファーストクラス、クラスJ、普通席の3クラス)

 革張りで快適な座り心地が好評のシートから初日の出を楽しめる。

 ※ファーストクラスは、JALカード会員の限定販売となる

飛行経路(計画)

旅行代金(大人・子供同額)

※ファーストクラスは、JALカード会員の限定販売となる

成田空港発着便 商品のポイント

・2020初日の出フライト 搭乗証明書付き

・おせち風弁当・お茶付き

・「升酒」のお土産付き

・ビジネスクラスはシャンパンミニボトル付き

・紅白まんじゅう付き

・機材は国際線のボーイング787-8「JAL SKY SUITE 787」(ビジネスクラス、エコノミークラスの2クラス)

飛行経路(計画)

旅行代金(大人・子供同額)

その他注意事項はホームページで確認をお願いする。

問い合わせ・申し込み

ジャルパック「初日の出」お客専用ダイヤル:050-3155-3308

営業時間:午前9:00~午後6:00

(11月19、20日のみ午前10:30~午後6:00)

日の丸、新型バス初公開 国内外のバス17台集結し試乗会も 「第5回 バステクin首都圏」

2019年11月18日(月) 配信

日の丸自動車興業の新型ハーフルーフタイプの2階建てオープントップバス

 バス専門誌のぽると出版が主催する「第5回 バステクin首都圏」が11月18日、東京・葛飾区で開かれた。国内外から全17台のバスが集結。日の丸自動車興業が初公開となる新型バスを展示したほか、各社は試乗会や運転体験会を行った。さまざまな「バス体験」をしようと、バスマニアやバス事業者らが詰めかけた。

 バステクは、バス会社の経営者やドライバー、読者などに向け、新型バスや最新機器など集めた体験型イベントとなる。首都圏では5回目。関西での開催を含め今回で15回目を迎えた。当日は30社以上がバス関連の機器・システムのブースを出展、バスの屋外展示などをした。

会場のようす。会場は東京・葛飾の京成ドライビングスクール

 日の丸の新型バスは、ハーフルーフの2階建てオープントップバス(UNVI社製:スペイン)となる。ハーフルーフタイプは、2階席の半分(20席)が屋根付きの室内構造となっている。同構造は日本初導入。

 室内は冷暖房完備で、季節ごとの猛暑や寒さ、悪天候などに左右されずに乗車を楽しめることが強みだ。

車体前方の2階部分がハーフルーフ。室内構造で冷暖房を完備している

 全長は11㍍と従来の都市観光用のバスと比べ約1㍍短い。都市部の狭い道路などの運行を念頭に置き、小回りが効くようにした。

 今回が初のお披露目となった。会場に来ていた20代の男性(東京在住)は「(同バスは)規制などがあり国産では難しい車両。ただ2階から見る日本の景色は、外国から来た人たちも楽しませるはずだ。これからもっと普及するように期待したい」と思いを語った。

 イベントについては「初めて参加した。最新技術などに触れることができて楽しめた」と笑顔で話した。

試乗会には長蛇列も

 同バスは乗り降り自由な周遊型観光バス「スカイホップバス」として、11月末に運行開始する見込み。ハーフルーフとフループンの両タイプの計2台を導入する。

 ハーフルーフは実際に客がどの席に座るかなど分析し、今後の車両への導入の検証を行う。

 一方、客からは「1階でもいいから乗せてほしい」との声もあり、同バス導入後は1階での乗車もできるようにするという。

 同社は都市観光バスに力を入れる。2019年からの5カ年計画として、年4台(ハーフルーフとフルオープンを各2台)で計20台を導入する考え。

 「(スカイホップバスなどは)新しいコンテンツとして認知され始めているが、今後もさらに充実させていきたい」と同社の担当者は意気込む。

中国・アルファバス製の大型路線電気バス

 もう1台、日本初公開の新型バスがあった。中国・アルファバス製の大型路線電気バスだ。

 日本のバリアフリー法にも対応し、満充電で200キロ以上は走るという。今後、日本法人を設立し、日本市場に本格的に参入する見通しだ。

 試乗した人に話を聞くと「今日だけで何度も乗った。とても静かで驚いた」と性能に舌を巻いていた。

 なお、同イベントは2010年、バス専門誌「バスラマ」創刊20周年の記念事業の一環として始めた。

 今回は首都圏では初めての試みとして、関東運輸局による安全運転に関するワークショップセミナーも行った。

 主催したぽると出版の担当者は「バス事業者の方が多いが、バスマニアの方もいらっしゃる。試乗会やいろいろな展示なども楽しんでほしい」と述べた。

鳥取県、麒麟獅子舞などアピール 日本遺産呼び水に誘客を

2019年11月18日(月) 配信

面長で角をもつ麒麟の獅子頭

 鳥取県は11月18日(月)、東京都内でメディアを対象に県内の日本遺産をアピールした。県内には4件の日本遺産がある。5月に登録されたばかりの「麒麟獅子舞」を呼び水に、観光客の増加を狙う。

 麒麟獅子舞は、1650年に鳥取東照宮で行われた祭礼「権現祭」が起源とされている。頭を中国の霊獣「麒麟」に変えた獅子舞と誘導を行う猩猩(しじょう)が一緒に躍る。獅子舞の姿を見た人に幸せを呼び、大人は1年間無病息災で過ごせ、子供は元気で賢くなるとして、鳥取県と兵庫県の各地に広がっていったという。

 現在、県内の128カ所で土日や休日を中心に、年1回以上麒麟獅子舞を披露している。朝、太鼓の音を合図に各地域の神社や家などを1軒ずつ訪れ、舞っている。

 中原斉地域づくり推進部文化財局局長は「今年度中には、重要無形文化財に登録されるようにしたい」とさらなる展開に意気込みを述べた。

中原局長

 このほか、三朝温泉や三仏寺奥院で構成する「六根清浄と六感治癒の地~日本一危ない国宝鑑賞と世界屈指のラドン泉~」と大山道や大神山神社奥宮など大山信仰にまつわる「地蔵信仰が育んだ日本最大の大山牛馬市」、「荒波を乗り越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~」の、県内4カ所すべての日本遺産を紹介した。

キービジュアル、スタンプラリー概要など発表 来年1月から箱根エリアで大規模エヴァイベント開催

2019年1月18日(月) 配信

イベント限定のキービジュアル ©カラー

 小田急グループは2020年1月10日(金)~6月30日(火)まで、人気アニメ「エヴァンゲリオン」とのコラボレーションイベント「エヴァンゲリオン×箱根 2020 MEET EVANGELION IN HAKONE」をアニメの舞台となった神奈川県・箱根エリアで行う。

 「箱根ウォーキング」をコンセプトにした「エヴァンゲリオン」に登場する人気キャラクターたちを描いたキービジュアルが、ラッピングバスやイベント限定グッズ、スタンプラリー賞品などにデザインされる。

ネルフ本部をイメージしたラッピングシャトルバスを先行運行(小田急箱根高速バス)

シャトルバスのラッピングイメージ
©カラー

 小田急箱根高速バスは12月1日(日)から、「御殿場~箱根」エリア(区間:東名御殿場~御殿場駅 箱根・乙女口~箱根桃源台~箱根園~小田急山のホテル)のシャトルバスの先行運行を開始する。同区間の運行は、初めて。バスには、劇中に登場するネルフ本部をイメージしたデザインのラッピングが施される。

また、イベント開催日の2020年1月10日(金)からは、新宿~御殿場・箱根の高速バスにもラッピングを施し運行する。デザインは決定次第、発表される。

エヴァ5機をイメージしたラッピングバスを運行(箱根登山バス)

箱根登山バス ラッピングデザインイメージ
©カラー

 箱根登山バスはイベント開始日から、エヴァ5機の各カラーをイメージしたラッピングバスを5台限定で運行する。運行開始に合わせ、バスロケーションシステムでラッピングバス5台のリアルタイムの情報も確認できるようにする。

桃源台駅の副駅名、「第3新東京市駅」に

桃源台駅構内イメージ
©カラー

 箱根ロープウェイと箱根海賊船、箱根登山バス、小田急箱根高速バスの交通結節点である桃源台駅は副駅名を「第3新東京市駅」とし、ネルフ本部風のデザインでラッピングされる。併せて、高さ約2㍍のエヴァンゲリオン「初号機」大型フィギュアが展示される。

スタンプラリースタンプラリー概要

実施期間:2020年1月10日(金)~6月30日(火)

※1期(2020年1月10日〈金〉~3月31日〈火〉)と2期(2020年4月1日〈水〉~6月30日〈火〉)で、景品のデザインが変わる予定。

参加対象:

箱根フリーパス、箱根鎌倉パス、富士箱根パス、海賊船・ロープウェイ1日きっぷ購入者

※箱根鎌倉パス、富士箱根パスは訪日外国人旅行者専用の割引周遊券。

台紙配布場所:

小田急線各駅、箱根登山鉄道 箱根湯本駅、箱根登山バス案内所、箱根観光船乗り場、箱根登山ハイヤー 御殿場営業所(御殿場駅箱根乙女口前)、東海バスオレンジシャトル 三島駅前案内所、三島駅南口観光案内所、一部旅行代理店

スタンプ設置箇所:

風祭(鈴廣かまぼこ)、箱根湯本駅、箱根湯本えゔぁ屋、箱根小涌園ユネッサン、箱根強羅公園、早雲山駅、大涌谷駅、箱根町港、元箱根港、箱根海賊船内、桃源台駅、仙石高原(ローソン箱根仙石高原)、御殿場プレミアム・アウトレット、三島スカイウォーク(14カ所)

※スタンプ設置箇所については今後変更の可能性がある。

賞品引換場所:箱根海賊船内以外のスタンプ設置場所、小田急線 小田原駅

実施内容:

 台紙配布場所で対象チケットを提示することで、チケット1枚につきスタンプラリー台紙「箱根補完マップ」1部を配布。

 箱根エリアに設置されたスタンプのうち、5つ以上集めるとオリジナルステッカー、すべて達成するとオリジナルクリアファイルがもらえる。

「お試し用スタンプ台紙」配布:

箱根湯本駅、箱根湯本えゔぁ屋、桃源台駅で、「お試し用スタンプ台紙」を無料配布。

※箱根フリーパス、箱根鎌倉パス、富士箱根パス、海賊船・ロープウェイ1日きっぷ購入者に渡すスタンプラリー台紙「箱根補完マップ」とは異なる。賞品の引き換えは、スタンプラリー台紙「箱根補完マップ」のみ。「お試し用スタンプ台紙」は、数に限りがある。

「箱根小涌園ユネッサン」との共同開催イベント 概要

 全天候型温泉アミューズメントパーク「箱根小涌園ユネッサン」はイベント期間中、館内ラッピングをはじめ、3月31日(火)まで「セカンドインパクトの湯」、同年4月1日(水)から6月30日(火)まで「ユネッサン L.C.Lの湯」といった劇中に登場する場面をモチーフとしたユニークな温泉が登場する。

KNTーCT、営業利益120%増に GW特需と前期の反動で大幅増

2019年11月18日(月) 配信

KNT-CTの経理部担当の中村哲夫常務

 KNT-CT(米田昭正社長)は11月12日(火)、2020年3月期の第2四半期(19年4月1日―9月30日)の決算を発表した。営業利益は、前年同期比120.9%増の33億7300万円と、当初の見込みから10億円の増益となった。

 大幅な増益の要因として、経理部担当の中村哲夫常務は同日の会見で、「ゴールデンウイーク特需のほか、クラブツーリズムにおいてテーマ型商品への移行とWebへのシフトで利益率が改善した」と説明した。

 売上高は同3.6%増の2150億6900万円、経常利益は同98.4%増の33億9500万円、当期純利益は同24.4%増の20億5500万円。

 GWの個人旅行商品が海外、国内ともに好調だったほか、前期の自然災害による減収・減益による反動もみられた。

 CTは取扱高のうちWebのシェアが33%(前年同期比2%増)まで上昇。Webへの移行が順調に進んでいる。あわせて、同社が発行する総合旅行情報誌「旅の友」の印刷部数減少により、経費削減につながった。

 国内旅行においては、東京2020オリンピック公式観戦ツアーの販売を開始。人気のオンラインゲームとのコラボツアー催行など、新たな需要の掘り起こしも行った。

 海外旅行はシニア女性を対象とした大人の「プチ留学」ツアーなど、独自性・テーマ性に富んだツアーを実施した。

 教育旅行は、旅マエから旅アトまでを包括的にサポートするシステム「旅ともプラス」を9月から稼働。他社との差別化につながっている。

 一方で懸念要因もある。終息の兆しが見えない香港情勢に伴い、香港の予約状況は韓国よりも深刻さを増している。前年の2割程度まで落ち込み、「なかなかツアーが出ない状況」(中村常務)が続いている。

 10月に東日本エリアに甚大な被害をもたらした台風19号による取消額は、「売上高で30億円、利益では7億円ほどの見込み」(同)と述べた。

 なお、20年3月期の通期連結業績予想は、売上高は前期比2.6%増の4225億円、営業利益は同38.2%増の35億円、経常利益は同27.0%増の36億円、当期純利益は56.4%増の20億円に設定している。

シートが乗客の睡眠感知 起床時のみ機内食の提供可能に パラマウントベッドとジャムコ

2019年11月18日(月) 配信

展示した試作品の全景(イメージ)

 医療施設や高齢者施設などに向けのメーカー「パラマウントベッド」(東京都江東区)」と航空機内装品を製造する「ジャムコ」(東京都立川市)はこのほど、IoTやITの展示会「CEATEC 2019」に出展した。客室乗務員が睡眠状況を把握できる座席の試作品を展示した。現在は開発段階で、2020年3月の販売を目指している。

 同試作品はパラマウントベッドが開発した心拍数と呼吸、体動を測定できる「Active Sleep ANALYZER(アクティブスリープ アナライザー)」を備え付けている。客室乗務員はバックヤードから、乗客の状態を知ることができる。実用化後は、機内食などを適切なタイミングで提供が可能になる。

 乗客は自身の呼吸と心拍数をシートに備え付けのモニターで見ることができる。シートは取得したデータから睡眠の深さなどを算出し、スコアとして表示する機能も備える。

呼吸や心拍数は個人のモニターでも表示する

 導入先は10月15日(月)時点で、未定となっている。今後、世界のすべての航空会社に提案。ファーストクラスと個室タイプのビジネスクラスでの導入を想定している。

 今後は起床と睡眠を検知し、リクライニングを自動調整する機能の導入をはかる。10月15日に開いた発表会でジャムコの大栗強課長は「疲れない移動の提供が目標」と力を込めた。

大栗課長