FDA、出雲空港発着の「富士山遊覧フライト」 1月10日に

2020年12月14日(月) 配信

富士山遊覧フライトのイメージ

 フジドリームエアラインズ(FDA、楠瀬俊一社長、静岡県静岡市)は2021年1月10日(日)、島根県の出雲縁結び空港(出雲空港)発着で「富士山遊覧フライト」を実施する。遊覧フライトは静岡空港、名古屋空港(小牧)、神戸空港を中心に実施していたが、出雲空港発着の便は今回が初めて。

 行程予定では、出雲縁結び空港に午前10:30集合で11:30出発。富士山遊覧フライトを楽しんでもらい、同空港に午後2:30に到着後、3:30ごろの解散となる。当日は富士山や琵琶湖、御岳山、日本海などを眺望できる飛行ルートを予定している。

 旅行代金は2人利用で1人につき、通常席が3万3000円(GoToトラベルキャンペーン利用で2万6000円)から、席数限定(翼にかかる席)の場合は2万円(同1万3000円)から。

 ツアーの参加申し込みは、一畑トラベルサービスのウェブサイトから。

営業開始前の展望台で茶の湯 東京タワーが「朝茶の湯」行う

2020年12月14日(月) 配信

朝茶の湯(イメージ)

 東京タワーはこのほど、営業開始前の展望台で街を⾒下ろしながら、朝の静かな時間をお抹茶とお菓⼦で楽しむ、「朝茶の湯」を始めた。茶道を知らない人も気軽にできる。

 使用する茶道具は、⽇仏茶道交流会の全⾯的な協⼒により、江⼾時代から連綿と継承されてきた全国より選りすぐり伝統⼯芸作家の作品を使用。茶席は、普段エレベータの案内などを担当するアテンドで組織する茶道部が担当する。同茶道部のアテンドは、裏千家茶道の⼊⾨資格を有し、茶道⽂化検定を受験している。

 今回の企画では、正座が⼼配な人も安⼼して参加できるよう、イス席も用意。また、茶道にご関⼼のある外国⼈も楽しめるよう、外国語による説明(英語・フランス語・スペイン語)にも対応する。

 参加人数は、20人限限定で、隔週土曜日に実施する。今後の開催日は、12月19日、2021年1月9日、 1月23日、2月6日、2月20日。料金は、3330円で、参加費とメインデッキ展望料、消費税が含まれる。

ひらまつ 2021年3月16日、「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」開業へ

2020年12月14日(月) 配信

外観(イメージ)

 ホテルブランドHIRAMATSU HOTELSを展開するひらまつは2021年3月16日、「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」(長野県・御代田町)を開業する。

「森のグラン・オーベルジュ」をテーマに、新しいオーベルジュ体験を提供する。このほど、予約の受付を開始した。

 本館全28室の客室には、 高原を一望できるダイニングやラウンジを備えるなど、 高原ならではのおもてなしを多数用意。 約6万平方㍍の敷地には、同社初のキッチンを備えた9棟のヴィラも設置され、テラスでディナーやブレックファーストを楽しむなど、自然を満喫しながら過ごすことができる。

 またヴィラを含む全37室で、大塩温泉の湯も堪能できる。

銀座キャピタルホテル萌木でクリスマス期間限定の宿泊プラン 客室内をクリスマス仕様に飾り付け

2020年12月14日 (月)配信

特製クリスマスディナー(イメージ)

 銀座キャピタルホテル萌木(東京都中央区築地)は12月22日(火)~26日(土)、クリスマス期間限定の宿泊プランを展開する。客室内をクリスマス仕様に飾り付け、同ホテルレストランのシェフが特製のディナーを提供する。

 同プランは、4人1室利用限定で、通常7人で利用可能な「アウトサイドコネクトファミリールーム」(コンフォートツインルームとデラックスツインルームの 2 部屋を組み合わせた客室)を1 グループで使用。1部屋はプライベートレストランとして指定の時間に食事がセッティングされ、もう1部屋は寝室として利用する。

 クリスマスディナーディナーは、ローストチキンや、海鮮のパエリア、クラムチャウダーのパイ包み、ハーブ風味のスモークサーモン、フルーツ盛り合わせ、クリスマスケーキ(銀座千疋屋)、ロゼ シャンパン フルボトルを用意する。

 関係者は、「GoToトラベル事業を利用することで、割引価格で宿泊できるほか、付与される地域共通クーポンを使って、徒歩圏内の築地場外市場での朝食などもお楽しみいただけます」とPRする。

神楽坂のまちをめぐる 12月25日(金)から公式チャンネルで配信 東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京

2020年12月14日(月) 配信

神楽坂路上界隈〜城端曳山祭〈庵唄〉のようす

 東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京(三好勝則代表)と粋なまちづくり倶楽部(山下馨理事長)は12月25日(金)から、「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2020」を公式ユーチューブチャンネルで配信する。同イベントに出演してきた4人の伝統芸能の演者が案内役として、4編の映像の中で神楽坂と伝統芸能の魅力を伝える。

 「毘沙門天と赤城神社」編では、同イベントの2大会場の毘沙門天善國寺と赤城神社を巡る。案内役は人間国宝・3代目神田松鯉一門の講談師・神田鯉栄氏が務める。特設ステージ「講釈場」や伝統楽器と異ジャンルのコラボレーション演奏、伝統芸能ライブのようすを紹介する。

 「神楽坂を歩く」編では、フランス人落語パフォーマーのシリル・コピーニ氏が案内をする。神楽坂の名所や旧跡を巡るコースをベテランガイドとともに紹介。

 そのほか、「花街・神楽坂と“流しの芸能”」編、「神楽坂で奏でる」編を配信する。

 日本語版のほか、英語版も21年1月以降の配信を予定している。

 

MaaSは「地域の人とその地域を訪れる人、双方の課題を解決するツール」(KDDI 杉本憲昭氏・山田啓太氏)

2020年12月14日(月) 配信

新たな移動体験 ユーザー視点で

 地域住民や旅行者個々の移動ニーズに合わせ、複数の公共交通や移動サービスを組み合わせて検索・予約・決済などを一括で行う「MaaS」。観光などとの連携により、地域の課題解決につながると期待されている。ユーザー視点でアプリなどを開発し、各地で実証実験を進めるKDDIに話を聞いた。

経営戦略本部ビジネス開発部MaaSグループ課長補佐 杉本憲昭氏(左)、同本部地方創生推進部マネージャー山田啓太氏

 杉本 ・KDDIは、MaaSを「新たな移動体験の提供」と定義し、①自動運転②オンデマンドタクシー③マルチモーダルサービスの3領域で事業を進めています。観光MaaSは、このなかのマルチモーダルサービスの領域にあたります。

 マルチモーダルは、複数の交通モードを1つのIDで予約、検索、決済できるところがベースです。しかし、利便性は高いですが、これだけでは事業の継続は難しいです。そこで我われは、通信領域、非通信領域で出資しているグループと連携し、移動の目的である生活や観光と結び付け、ユーザーが「移動したい」と思えるような仕掛けも考えていきます。

 山田 ・12月31日まで愛媛県南予地域で進めている実証実験では、利便性を向上させ、利用者を増加させることで、同地域が抱える課題「公共交通機関の維持」を解決させようと、MaaSの導入を決めました。

 また愛媛県は、自動改札がなく、Suicaなどの交通系ICカードも使えません。こうした事情から公共交通機関を利用する旅行者は現金が必要になることも課題でした。MaaSならば、この課題も解決できます。

 このように地域の人とその地域を訪れる人、双方の課題を解決するツールが、MaaSです。

 杉本 ・今年の2月4日から3月31日の間、観光型MaaSアプリ「沖縄CLIP トリップ」を使い、沖縄県でも実証実験を行いました。オーバーツーリズムの解決をはかるためです。アプリの制作にあたっては、ユーザーのタビマエからタビナカまで行動を分析し、どこに不満があるのかを検証し、その解消を重視しました。アプリは、ユーザー視点がないと使われ続けないので、ここは非常に重要です。

 山田・ 一方で、MaaSを地方創生の観点から見た場合、コストや環境などさまざまな要因で、地方すべてには行き渡らないのではないかと思っています。地方でMaaSを実装させるには、工夫が必要です。

 南予では、地域事情を勘案し、非アプリ型のMaaSを採用しました。スマートフォンの機能「NFC接続」をオンにしていれば、駅やバスの出入り口に設置したNFCタグやポスターにスマホをかざすだけで、デジタルフリーパスの購入や、事前に購入したチケットが使用できます。この仕組みはアプリ型に比べ低コストで導入でき、煩雑な手続きや事前準備も必要ないので、同じような課題を持つ地域でも導入できるのではと期待しています。また、アプリ型とは違い利用までの過程が短く簡単なので、ユーザーの利便性も上がると思っています。 

 MaaSについていろいろな人と意見交換をしていると「ワーケーションとの親和性もいいね」と言われることがあります。実施場所に遠隔地が多く、移動が課題になっているからです。

 MaaSは、交通の需給バランスの平準化を担っているので、得た知見を生かし、今後はワーケーションとの連携についても模索していきたいです。

(構成=後藤文昭)

KNT×岡崎市、人気ユーチューバー「東海オンエア」聖地巡りプラン販売 専用ルーム宿泊プランも

2020年12月14日(月) 配信

貸切タクシーの装飾

 近畿日本ツーリストと愛知県岡崎市は12月11日(金)、 「岡崎観光伝道師」で人気ユーチューバーの「東海オンエア」聖地巡りプランを売り出した。限定グッズとタクシー貸切が付き、初めて岡崎市を訪れる人も観光しやすいプランに仕上げた。

 プランは日帰りと宿泊があり、Go Toトラベルも活用できる。両プランとも「東海オンエア」の聖地巡礼タクシー4時間貸切や、オリジナルパッケージのお菓子・小枝1箱が付く。さらに、日帰りプランは東海オンエアの土産セットを用意。宿泊プランは、東海オンエアで装飾された専用ルームに宿泊するほか、部屋にセットされるキャラクター入りルームスリッパは、持ち帰ることができる。

宿泊部屋の装飾の一例(持ち帰り不可)

 Go Toトラベル適用後の旅行代金は、日帰りが1人6110円から(参加人数4人の場合)、宿泊は1万2350円(同)から。いずれも1人参加プランもある。

 「東海オンエア」は、愛知県岡崎市を拠点に活動する6人組ユーチューバーで、チャンネル登録者数は560万人を超える。2016年に岡崎観光伝道師に任命されている。

【参加者募集中】親子が楽しむワーケーションとスタディケーション体験ツアー 南紀白浜で初開催

2020年12月14日(月)配信

家族それぞれが過ごす時間を大切にする新しいリゾートツーリズム

 和歌山県・南紀白浜のリゾートホテル「SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE」は2020年12月26日(土)~27日(日)に「親子が楽しむワーケーションとスタディケーション体験 in 南紀白浜」モニターツアーを初開催する。現在、モニター参加者を募集している。

 観光庁の「誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成」実証事業に採択された取り組み。最先端のテクノロジー教育事業「TECH PARK(テックパーク)」を展開するグルーヴノーツ(佐々木久美子会長、福岡県福岡市)、インバウンドビジネスを展開するTOUCH GROUPのランドリーム(原田静織社長、東京都品川区)と協働し、取り組む。

 リゾート地ならではの癒しや心の豊かさを体感してもらうとともに、家族一人ひとりの「個」を尊重し、親にとっての「ワーケーション」や「大切な自分時間」と、子供にとっての「スタディケーション」や「最新テクノロジーを学びながら遊ぶ楽しさ」を両立させる新たなリゾートライフプログラムだ。Withコロナ・Afterコロナにも対応するツーリズムとして効果検証、改善をはかりながら、白浜町の活性化に貢献していく。

 モニターツアー「親子が楽しむワーケーションとスタディケーション体験 in 南紀白浜」は、12月26日(土)~27日(日)の1泊2日で開催。対象は小学生~中学生のいる家族。子ども向けにはコンピュータと使ったプログラミングが学べるアクティビティコース、親向けには熊野古道パワースポットバスツアーなど3コースを用意している。モニター参加は無料。ただし、SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMOREまでの移動交通費、ツアー日程中の宿泊代・朝夜の食事代は各自負担。 

「吉野町ふるさと納税サイト」を 2020年12月1日(火)にリニューアル

2020年12月14日(月)配信

 奈良県の吉野ビジターズビューロー(東利明代表理事、奈良県吉野町)は、独自で運営する「吉野町ふるさと納税サイト」を2020年12月1日(火)にリニューアルオープンした。

 ふるさと納税の謝礼品をさらに充実させた。吉野産の高級杉・桧の特産品、天然の健康成分たっぷりの食品類、お米、日本酒、柿の葉寿司など、豊富なラインナップがそろう。また、奈良県吉野町の魅力を伝えるWebマガジン「よしのーと!」とも連動し、吉野町内のグルメや工芸品、土産物など、記事の中で紹介されたものを購入することもできる。

中部国際空港、非接触化に向けタッチレスセンサーを実証実験

2020年12月14日(月)配信

画面上部にセンサーを設置するだけで非接触化を実現

 中部国際空港セントレア(愛知県常滑市)は12月8日(火)から、第2ターミナルの自動チェックイン機の非接触化に向けて、タッチレスセンサーの実証実験を始めた。日本エアロスペース(蔵前浩社長、東京都港区)の機器「エアクリック」を装着した1台を、2021年1月上旬まで設置する。

 「エアクリック」は、既存タッチパネル式操作画面の上部に装着するだけで、画面に指を触れずに操作が可能となる機器。既存製品を改修せずに設置できるのが特徴で、センサーから発出する赤外線が指を感知してタッチレス操作を実現している。対応画面サイズ(縦横)は115~346ミリで、検知範囲は自由に設定もできる。

 自動チェックイン画面の非接触化は、セントレアが掲げる「新しい空港利用の11のポイント」の一環。セントレアでは、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、空港での取り組みや空港利用者へのお願いの発信に力を入れている。