高野山タクシー、九度山町の産品使用したバウムクーヘン店開業 地域振興につながる新たな土産へ

2024年7月11日(木) 配信

発売中のバウムクーヘン

 貸切バス事業や旅行業を展開するユタカ交通(豊田英三社長、和歌山県和歌山市)の関連会社高野山タクシー(同、和歌山県・高野町)は6月29日(土)、道の駅「柿の郷くどやま」(和歌山県九度山町)に同町の農産物を使用したバウムクーヘン専門店「九度山ばうむ」をオープンした。九度山町の地域振興につながる新たな土産品となることを目指す。

 バウムクーヘンは、小麦の代わりに九度山産の米粉を使用。プレーンをはじめ、チーズやカスタードの入った商品などを用意。今後は特産品の富有柿や苺、柿の葉茶を使用した四季を感じられる多彩なバウムクーヘンも提供していく。

 道の駅「柿の郷くどやま」は、高野山(和歌山県高野町)へ訪れる多くの人に利用され、九度山町の観光拠点になっているという。観光客や地域の人が購入しやすい場所において販売することで、定番の土産品になることを目指す。

「36ぷらす3」で行く関門海峡花火大会、JR九州がオリジナルツアー販売

2024年7月11日(木) 配信

関門海峡の夜空を彩る

 九州旅客鉄道(JR九州)は8月13日(火)に開催される「第37回関門海峡花火大会」(福岡県北九州市)を観賞するオリジナルツアーの販売を始めた。

 ツアーは博多駅発着で、博多―門司港駅間を特別運行する観光列車「36ぷらす3」の乗車と、門司港駅でのフレンチのコース料理、指定エリアでの花火観賞をセットにした。

 花火は午後7時50分からの約30分間で、関門海峡ミュージアム4階および2階デッキから観賞する。観賞前に門司港駅2階「マリーゴールド門司港迎賓館」でフレンチコースを楽しむ。

 博多駅午後1時37分出発で、帰着は同11時49分の予定。往復ともグリーン席(グリーン個室)利用で、旅行代金は大人1人4万円から。

 なお、関門海峡の山口県下関市側でも同日、「第40回関門海峡花火大会」が行われる。両市合同での開催は今年で37回目となる。

夏にホテル・ニッコー成都開業 会員向けに先行予約を開始

2024年7月11日(木) 配信

ホテルエントランス

 中国・四川省に今夏開業する「ホテル・ニッコー成都 怡心湖」(望月保成開業準備室長)は7月10日(水)、宿泊の先行予約を開始した。予約を開始したのは、オークラニッコーホテルズの会員プログラム「One Harmony」限定の特別開業記念プラン。

 同ホテルは四川省の省都として、世界有数の企業が多数進出する成都に開業。空の玄関口でもある双流区のなかでも、都市開発プロジェクトが進むにぎやかな中心部に位置する。

 館内デザインは東洋の美意識をイメージし、木や石材など天然素材を組み込んだ。客室の天井から床まで続く大きな窓からは、隣接する湖や成都のスカイラインを眺められる。

 レストランは日本料理と中国料理のほか、世界の料理が味わえるオールデイダイニングなどを設ける。このほか、付帯施設としてフィットネスや屋内プールなども備える。

「ぐんまちゃん」が魅力を紹介 大阪で観光展開く

2024年7月11日(木) 配信

「ぐんまちゃん」も登場し魅力を紹介

 群馬・尾瀬の郷かたしな村と名湯伊香保温泉の魅力を関西圏に向けて発信する「ググっとぐんま観光展in OSAKA」が6月28、29日の両日、大阪梅田の「ディアモール大阪」内にあるディーズスクエアで開かれた。群馬県大阪事務所が、片品村観光協会と渋川伊香保温泉観光協会協力のもと実施したもの。

 会場では、かたしな村や伊香保温泉のパンフレットなどを配布しながら、それぞれの見どころや特徴をアピール。伊香保温泉のゆるキャラ「いしだんくん」が描かれたコースターなど、両地域のノベルティグッズが当たる抽選会も行った。

 また、29日には、群馬県の宣伝部長を務める「ぐんまちゃん」が登場し、両地域を含めた群馬県の魅力を紹介した。

蹴鞠テーマの特別展PR 福井県の一乗谷朝倉氏遺跡博物館が大阪で

2024年7月11日(木) 配信

清水館長(右)と常見主事

 「福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館」の清水邦夫館長と常見彩花主事がこのほど、大阪を訪れ、7月13日(土)から9月1日(日)まで実施する特別展「戦国大名朝倉氏 武威の煌めき―蹴鞠と庭が語る戦国―」をPRした。

 同館は、戦国大名朝倉氏の栄華や城下町一乗谷の繁栄ぶりを、さまざまな出土品や遺構、美術品などで紹介する施設。

 特別展は、越前と関わりの深い蹴鞠をテーマに、天皇や公家、戦国大名らに和歌と蹴鞠を教えた「飛鳥井氏(あすかいし)」から、のちの朝倉氏4代当主、孝景が元服の際に伝授された「飛鳥井宋世蹴鞠秘伝書」をはじめ、尾形光琳筆と伝わる紀州徳川家旧蔵の名品「花下蹴鞠之図」(木下美術館蔵)、「鳥獣人物戯画 丙巻(模本)」などの貴重な展示品を通じて、当時、戦国大名に必須の教養であったとされる蹴鞠の実像に迫る。

 また、一乗谷朝倉氏遺跡にある朝倉氏の当主館跡「朝倉館跡」は、その発掘調査成果や史資料から戦国大名館の全体像を読み取ることができる全国的にも稀有な遺構とされており、特別展では、蹴鞠が行われた「鞠庭(まりにわ)」や饗宴の舞台となった「広庭(ひろにわ)」などの庭にも着目し、戦国大名の武威としての蹴鞠と庭を展示紹介する。

 このほか、7月21日には記念講演、27日には蹴鞠とフリースタイルフットボールのコラボイベント、28日には蹴鞠の実演・体験など、さまざまな関連企画も行う。

 清水館長は「実は奥が深い『蹴鞠』の実像に、ぜひ触れてみてください」とアピールした。

富士山を眺めながらジェラートなど堪能 富士宮に新たなドライブイン誕生

2024年7月11日(木) 配信

富士宮産牛乳を100%使用。フルーツや野菜をふんだんに使用したジェラート

 レインボー(福原規正代表)は7月13日(土)、静岡県富士宮市に地元の生乳を使ったジェラートなどが富士山を眺めながら楽しめるドライブイン「Shiro DRIVE-IN」を開業する。富士宮の新観光スポットとして、富士山の麓で育った地元食材を生かした商品をそろえ、地域の魅力を最大限に引き出すことを目指す。

 同社は地元出身の代表である福原氏が、オーストラリアで2023年に起業した日本食材を使用したジェラート&おにぎり専門店「Shiro Gelato&Snack」を運営している。オーストラリアでは開店初月で5万人が来店する話題店となり、ゴールドコーストとブリスベンの2店舗で展開しているという。

 今回、富士宮の魅力を国内外に広め、地域活性化をはかるため地元での開業を決めた。福原氏は大学卒業後、渡豪するまで地元の農協に務めていた経験があることから、同市を訪れる国内外の観光客に地元食材を使った商品で地域の魅力を感じてもらい、地産地消を重視して地域コミュニティとの連携を強化しながら、地域を発信していくことを目指す。

 「Shiro DRIVE-IN」では、オーストラリア店舗で人気商品となっている「大福ジェラート」を販売する。また、オーストラリアで人気の抹茶ドリンクもそろえる。日本では、富士宮産牛乳や今年初摘みの抹茶など地元食材を使用して提供する。このほか、地元のクラフトビールメーカー「フジヤマハンターズビール」と共同開発したビールなども売り出す。

 敷地内には富士山を眺めながら飲食できるテラス席を用意。店舗内は富士宮の木材を使用している。また、駐車場は10台以上設け、大型バスの乗り入れもできる。トイレは男子トイレ2つ、女子トイレ3つを備える。所在地は静岡県富士宮市中原町121。

奈良県・明日香村で特別な夏休みを! 28種類の体験メニュー7月20日から提供

2024年7月11日(木) 配信

飛鳥いきもの調査隊「水辺トラップ」

 奈良県・明日香村で7月20日(土)から、子供向けイベント「あすかのサマバケ」が始まる。自然体験や文化体験など28種類の体験メニューを用意する。主催は村や商工会、観光協会などで組織する、明日香村観光交流活性化事業実行委員会(上山好庸実行委員長)。開催は9月1日(日)まで。

 同村は古代の史跡や自然が豊富。「あすかのサマバケ」では川遊びや森林浴、虫取りなどの自然体験から、写経、草木染、古代ガラス製作などの歴史・文化体験、手作りソーセージ、野菜収穫&窯焼きピザづくり体験など食農体験もそろえる。

 同委員会は「これだけの体験を同期間で楽しめるのは夏休みの間だけ。ぜひ、この機会に明日香村へ」と呼び掛けている。

初のひまわりまつり開催 群馬・玉村町の重田家住宅で7月20・21日に

2024年7月11日(木) 配信

国登録有形文化財の重田家住宅のひまわり畑

 群馬県・玉村町地域おこし協力隊は7月20日(土)、21日(日)に地域企業らの協力で、ひまわりまつりを初開催する。国登録有形文化財の「重田家住宅」でひまわりの開花と、地域の食などを楽しむイベント。

 重田家住宅は住宅兼医院として建てられたもので、2001年に国の有形文化財に登録され、21年に玉村町に寄贈された。現在は定期的に公開し、イベントなどでも活用。23年には地域企業と連携し、ひまわり畑を制作して町の象徴的スポットとなっている。今回はこのひまわり畑をメインに初めて「ひまわりまつり」を開く。

 20日のテーマは「たべる、みつける」。玉村町内外の店舗が出店し、おにぎりや弁当、ジュースなどを販売する。

 21日は「つながる、ひろがる」をテーマにし、地域とつながる参加型のイベントとして、各種体験メニューなどを用意。キッチンカーも出店する。

 両日とも、ひまわり迷路と切り花販売を行うほか、フォトブースも設置する。開催時間は午前9時~午後1時まで。入場無料、雨天決行。

ダイブ、宿向け研修行う宿屋塾を子会社化 紹介するスタッフ教育で高付加価値な派遣実施へ

2024年7月11日(木) 配信

 宿泊施設へ人材派遣・紹介事業を展開するダイブ(庄子潔社長、東京都新宿区)は7月1日(月)、ビジネススクール宿屋大学を運営する宿屋塾(近藤寛和社長、埼玉県白岡市)の全株式を取得し、子会社化した。宿屋塾の培った教育ノウハウを生かし、ダイブが紹介するスタッフなどにスキルや働き甲斐の向上への教育に取り組むことで、高付加価値で高単価な派遣を行い、競争優位性を高める。

 宿屋塾は、実務に直結した専門的な教育プログラムを提供しており、ホテルや旅館などの宿泊施設で即戦力となる人材を育成。約50人のホテル総支配人を輩出している。さらに研修受託事業として、幹部やマネジメント人材向けの養成セミナーも実施してきた。

 ダイブは「今後もシナジー効果や事業領域拡大が見込まれる分野に対して、M&Aを含めた事業展開を積極的に検討していく」とコメントした。

JR東日本ホテルメッツ駒込が9月にリニューアル 長期滞在向け客室を新設

2024年7月10日(水) 配信

ロビーイメージ

 日本ホテル(三林宏幸社長、東京都豊島区)が運営する「JR東日本ホテルメッツ 駒込」(東京都豊島区)は9月26日(木)、リニューアルオープンする。多様な宿泊ニーズに対応するため、長期滞在にも備えた客室などを新設する。予約は7月9日(火)から受付を開始した。

 JR東日本ホテルメッツのブランドコンセプト「上質が息づく。」をもとに、全客室の禁煙化とフロントロビー、客室、空調設備をリニューアル。内装はオフホワイトを基調に落ち着いた雰囲気でデザインした。長期滞在に適した備品をそろえた「レジデンシャルstyle」をシングル20室、ツインタイプ3室の計23室を新設。また、コインランドリーも2台から5台へ増設し、利便性向上をはかる。

 リニューアルを記念し、インターネット予約限定の記念プランを売り出している。特典として、オリジナルポーチが付く。料金はシングル1人1室9900円(税込)~、ツイン2人1室1万8900円(同)~。宿泊対象期間は9月26日(木)~12月27日(金)までの予定。