愛知に武将や忍者が集結「サムライ・ニンジャ フェスティバル2020」11月8日開催

2020年10月7日(水) 配信

「サムライ・ニンジャ フェスティバル2020」ポスター

 愛知県は11月8日(日)、県営都市公園大高緑地の若草山周辺で「サムライ・ニンジャ フェスティバル2020」を開く。全国の武将隊や忍者隊などによる演武ステージに加え、出演者が集結する大武者行列など幅広い層が楽しめる内容を企画している。

 同県は、織田信長や豊臣秀吉、徳川家康をはじめ、多くの戦国武将を輩出していることから「武将のふるさと愛知」として「武将観光」を推進している。2014年から毎年、戦国武将についての観光イベントを開催し、今年で7年目を迎えた。

 ステージイベントでは、全国の武将隊や忍者隊、県内の甲冑隊などが大集結。寸劇や踊りなどの戦国演武ステージを実施する。会場内では、鉄砲隊による火縄銃実演や信長・家康が愛した鷹狩りの実演、出演する武将隊や忍者隊、甲冑隊、鉄砲隊が大集結する大武者行列も行われる。

 そのほか、手裏剣投げや修行ができるニンジャ体験プログラムや刀剣・甲冑の展示、古戦場クイズラリー、グッズ販売ブース、飲食ブースなどを用意する。

開催概要

イベント名称:サムライ・ニンジャ フェスティバル2020

日時:2020年11月8日(日) 午前10:00~午後4:00(雨天決行・荒天中止)

場所:県営都市公園大高緑地 若草山周辺(名古屋市緑区大高町字高山1-1)

JTB、キャリア教育支援の包括連携協定締結 宇都宮短大附高校と

2020年10月7日(水) 配信

2者がキャリア教育分野で連携協定締結

 JTB(山北栄二郎社長)はこのほど、宇都宮短期大学附属高等学校(宇短附高校、須賀英之理事長・校長)と、キャリア教育の支援における包括連携協定を結んだ。2者が協働して、普通科応用文理コースのオリジナルカリキュラム設計及び効果的なプログラムの提供・運営を行う。

 これまでJTBが培ったキャリア教育分野の資源を提供し、宇短附高校は教育理念である「個性を伸ばし進路を拓く」が生徒に伝わるよう、独自のキャリア教育カリキュラムを構築する。

 連携協定の主な内容は①校内プロジェクトチーム発足支援②カリキュラム設計支援③オリジナルキャリア教育プログラムの開発提供④効果検証システム設計支援⑤2021年度から開始するカリキュラム運営支援――を柱に、今年10月から進めていく。

 JTBでは、旅行行事サービスの提供に加え、それらを複合的に組み合わせた行事デザインプランを提供している。また、授業内容などに関する学習プログラムの開発を通じて、学校の課題解決や教育の価値向上に取り組んでいる。

HIS、接客DXを導入 ウェブ予約を諦める人狙う

2020年10月7日(水) 配信

接客DXのイメージ。チャットとビデオ接客を組み合わせた
 エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀雄会長兼社長)は10月2日(金)、Zealsの接客DX(デジタルトランスフォーメーション)を旅行予約サイトのスマートフォン版に導入した。ウェブサイトで自分に合った商品が探せず、予約を諦める利用者を中心に訴求する。
 
 接客DXは、チャット機能による接客に加え、HISの社員が同機能で対応できない細かいサービスを遠隔で対応するもの。人による回答で、利用客一人ひとりのニーズに合ったサービスを展開し、悩みの解決をはかる。さらに、チャットで得たデータを基に、利用者に合ったコンテンツも配信する。質問は24時間受け付ける。

JR特急で行く「かにカニ日帰りエクスプレス」発売 日本旅行×JR西日本

2020年10月7日(水) 配信

「かにカニ日帰りエクスプレス」商品イメージ

 日本旅行(堀坂明弘社長、東京都中央区)は10月19日(月)から、西日本旅客鉄道(JR西日本)と連携し、北近畿・北陸・山陰エリアの施設でカニが楽しめる「かにカニ日帰りエクスプレス」(往復JR特急指定席+カニ料理のセット)を売り出す。北近畿エリアでは「22周年キャンペーン」として、特別な料理プランや地元ならではの土産も用意する。

 同キャンペーンでは、城崎温泉、竹野、佐津、浜坂、若狭高浜エリアの10施設が、カニ料理に加え「但馬牛」や「のどぐろ」、「ふぐ」を味わえるプランを提供。また、カニ料理をさらにグレードアップしたコースも用意する。

 来客の先着順で、城ケ崎温泉エリアでは「ロゴ入りエコバッグ(限定2千個)」を、1人1個プレゼントする。佐津、香住、浜坂エリアでは「のりの佃煮(限定3千個)」、若狭高浜エリアでは「煮干し(限定300個)」を提供する。

 期間中は「かにカニはまかぜ号」ほか、旅行に便利な臨時列車を運転し、一部の定期列では臨時停車する。

商品概要

商品名:「かにカニ日帰りエクスプレス」(関西発)

内容:往復JR(特急列車普通車指定席)+カニ料理がセットになった日帰りプラン
   ※2人から申し込み可能
   ※プラス2千円で往復グリーン車に変更

設定期間:11月7日(土)~2021年3月21日(日)
     ※12月28日(月)~21年1月6日(水)は除く

発売開始日:10月19日(月) 午後3時から発売開始
      ※出発地により発売開始日が異なる

旅行代金例:【城ケ崎温泉 大阪発着・普通車指定席(大人1人あたり)】
      通常の旅行代金         1万5800円
      Go Toトラベルキャンペーン適用  1万270円
      ※地域共通クーポン2千円付き

JTB、秋田市と市民参加型のワークショップ開催 地元住民が魅力の発掘・発信へ

2020年10月7日(木) 配信

県庁所在地での開催は初

 JTB(山北栄二郎社長)は11月1日(日)、イーストタイムズ、秋田市とともに、市民参加型の「秋田市ローカル魅力発掘発信ワークショップ」を開く。地元住民が市の魅力を発掘・発信することで、市民としての誇りやシティープロモーションの機運醸成をはかるとともに、ふるさと納税の返礼品化を目指す。

 同ワークショップは「その土地を“ふるさと”と想う人をつくる」ことを目的とした「ローカル魅力発掘発信プロジェクト」の一環。地方創生に取り組む自治体と地元の人たちが連携し、まだ地元でしか知られていない魅力を発掘する。

 これまでに実施した自治体は、宮城県気仙沼市と秋田県大仙市で、3自治体目となる今回は初の県庁所在地での開催となる。

 各3時間ずつ2回にわたって行われるワークショップでは、市内の魅力を発掘するとともに、SNSの活用方法、「魅力発掘レポート」として発信するスキルを身に着ける。講師は、イーストタイムズのCEO・中野宏一氏。

 レポートは、JTBが運営するふるさと納税サイト「ふるぽ」に掲載し、返礼品としての登録を目指す。多くの人が返礼品を利用することによってその土地を“ふるさと”と想い、関係人口の形成につながる効果を見込む。

 秋田市がまとめた「秋田市まち・ひと・しごと創生総合戦略」では、若者の県外への転出を防ぐには「地域資源を活用した人をひきつけるまちづくり」を目指す方向性のひとつに挙げられている。

HIS、飲食業に参入 埼玉県川越市に蕎麦屋1号店オープン

2020年10月6日(火) 配信

提供する蕎麦の一例
 エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀雄会長兼社長)は10月2日(金)に、埼玉県川越市に飲食プロジェクトの1号店目となる蕎麦屋「満天ノ 秀そば」をオープンした。蕎麦屋は個人経営店が多く、後継者が見つからず閉店せざるを得ない状況になる店が少ないなか、お店の味や伝統の維持をはかる。
 
 同店は、神奈川県伊勢原市で31年間続く名店の味を用意する。十割そばは国内産の独自のそば粉を使う。打ちたてで、茹でたてを提供することにこだわる。
 
 11月に開店予定の2号店は、都心で手軽にスピーディーに、蕎麦本来の味と風味をリーズナブルな価格で楽しめることをコンセプトにする。
 
 1号店の営業時間は午前11時~午後8時まで。東武東上線とJR川越線の川越駅のほか、西武新宿線の本川越駅から徒歩8分ほどの場所に位置する。座席数は28席。

山梨県 首都圏観光客向けにやまなしグリーン・ゾーン認証制度と同認証施設を周遊する旅の情報発信を推進

2020年10月6日(火) 配信

やまなしグリーン・ゾーン認証 マーク

 山梨県(長崎幸太郎知事)は10月から、首都圏観光客向けにやまなしグリーン・ゾーン認証制度と同認証施設を周遊する旅の情報発信を推進する。

 県は7月、新型コロナウイルス感染症を含む、あらゆる感染症に強い社会を目指す、「やまなしグリーン・ゾーン構想」のもと、県が定めた基準に沿って徹底した感染予防対策を行っている飲食店やホテル・旅館を対象に、現地を確認し責任を持って認証するやまなしグリーン・ゾーン認証制度を創設した。

 その後、「やまなしグリーン・ゾーン認証」施設が山梨県全域に着実に拡がってきたことから、この認証施設を周遊することで、「新型コロナウイルス感染症を心配することなく安心して安全に観光を楽しめる」と首都圏観光客向けに来県を呼び掛けることとした。

 情報発信は、10 月 5 日(月)に開設した「やまなしグリーン・ゾーン認証」観光施設周遊特設サイトや、同日公開した知事会見風動画、JR6駅(東京、池袋、新宿、秋葉原、横浜、大宮駅)に掲示する駅構内連貼り広告、新聞広告などを通じ行う。

相鉄バスなど、運転席無人のバス 自動運転による営業実験へ

2020年10月6日(火)配信

公共道路と同じ環境で走行する自動運転バス

 相鉄バス(菅谷雅夫社長、横浜市西区)と群馬大学、日本モビリティは10月5日(月)、遠隔監視・操作による大型バスの自動運転実証実験を行った。7月に行った実証実験の成功を受けて実施する今回は日本で初となる、乗客を乗せて、運転席を無人とした自動運転の営業運行を実施した。

 運行区間は、よこはま動物園ズーラシア(同市旭区)正門~里山ガーデン(同)正面入口間の全長約900㍍。大型2種運転免許保有の遠隔運転士と車内保安要員の監視のもと、最高時速20㌔で横浜市の管理道路を複数回往復した。

自動運転中は、車内保安要員が安全確認を補助する場面も

 車両には、遠隔で監視・操作する運転士が車内と同様の環境を得られるように、カメラやマイク、スピーカーを装備。車両に取り付けられた遠隔監視用のカメラの映像表示やマイクでの集音、スピーカーによる車内外への呼び掛けができる。ハンドル型コントローラも備え、遠隔地から緊急時の操作などが可能だ。

相鉄バスの菅谷雅夫社長

 相鉄バスの菅谷社長は「高齢化社会になるほどバス需要が高まってくる。ずっと走らせるためにも技術開発が必要」と強調。一方でバス運転士の高齢化問題にも触れ、運転の安全管理を自動運転技術と分担することで、将来的に運転要員の確保にもつながるとの見解を示した。

 同社らは、今後もさまざまな実証実験を通じて自動運転に関する社会受容性を向上させるとともに、公共交通機関網強化の可能性を検証。限定領域内での運転をすべてシステムが実施する、大型バスの自動運転「レベル4」による営業運転を目指す。

 なお、10月14日(水)にも遠隔監視・操作による自動運転の実証実験を実施。さらに、10月6日(火)・7日(水)と12日(月)~14日(水)には、昨秋に続いて2回目となる運転席有人による自動運転バスを営業運行する。

渋谷駅ハチ公前広場に観光案内施設「SHIBU HACHI BOX」開設

2020年10月6日(火) 配信

長谷部渋谷区長(左から3人目)、渋谷区観光協会金山理事長(同2人目)らがテープカット

 東京・渋谷駅前エリアマネジメントは10月1日(木)、渋谷駅ハチ公前広場に観光案内施設「SHIBU HACHI BOX」を開設した。

 施設は「観光案内所」と「まちの情報発信スペース」、「NTTドコモPRスペース」で構成。 以前この場所にあった「渋谷ハチ公広場青ガエル観光案内所」をリニューアルした「渋谷駅ハチ公前広場観光案内所」では、スタッフと、タッチパネル式サイネージによる対面コミュニケーション型アバターソリューション「AvaTalk」が、渋谷の魅力を来訪者に案内する。情報の更新頻度が高く、再開発も進む渋谷の特徴に合わせ、検索しても見つけにくいタイムリーな情報を提供する。渋谷区観光協会の公式・公認土産も一部販売を予定する。

 運営する渋谷区観光協会の金山淳吾理事長は、「2016年に代表に就任して以来、観光案内施設の再整備を事業課題に掲げ活動してきたので、結実してすごくうれしい」と思いを語った。

 NTTドコモが運営するPRスペースでは、空間コンピューティングデバイス「Magic Leap 1」と遠隔会議ソリューション「Spatial」を活用したXR(VRやARなどの総称) 観光案内を実施する。「Magic Leap 1」を装着すると、遠隔地にいる観光案内スタッフのアバターが仮想空間に現れ、同空間に表示される地図と、観光ポイントの写真を用い観光案内を行う。

XR観光案内(イメージ)

 東急と東急不動産が運営する「まちの情報発信スペース」では、体験型コミュニケーションを通して情報を提供し、渋谷の再開発の興味喚起のきっかけを作り、渋谷のまちへの注目や期待感を高める。

 アメリカ・ニューヨークブロードウェイ発祥のディスカウントチケットストア「TKTS」も「MAGNET by SHIBUYA109」から移転し、観光案内所に訪れた人を対象に、エンターテインメント情報を提供し、渋谷の回遊を促進する。

 同日オープニングセレモニーが行われた。長谷部健渋谷区長は、「今日は、リニューアルをして新しく戻ってきた観光案内所「SHIBU HACHI BOX」のスタートの日。現在は、コロナ禍でいろいろなことが難しい状況ではある。観光案内施設のオープンが、渋谷に関わる皆様にとって、前に進む機会になればと願っている」とあいさつした。

長谷部健渋谷区長

新路線バス「ハーレーエクスプレス」、運行開始 那覇空港とサザンビーチホテル&リゾート沖縄を結ぶ

2020年10月6日(火) 配信

サザンビーチホテル&リゾート沖縄に到着するハーレーエクスプレス

 東京バス(西村晴成社長、東京都北区)はこのほど、運行ルートにサザンビーチホテル&リゾート沖縄(沖縄県糸満市)を設定した路線バス「ハーレーエクスプレス」の運行を始めた。那覇空港からサザンビーチホテル&リゾート沖縄の敷地内正面玄関前にある停留所まで乗り換えなしで行けるようになる。

 同便は、糸満市役所からサザンビーチホテル&リゾート沖縄、道の駅いとまん、ゆいレール赤嶺駅、那覇空港、国際通り入り口(パレットくもじ)を結ぶルートを運行する。国際通りや道の駅いとまんに停車するため、観光や土産物を買うにも便利なルートだ。

 使用車両は、バリアフリー法に適合したノンステップバス。抗ウイルス・抗菌施工実施済で、プラズマクラスターを搭載している。フリーWi-Fiも利用でき、安全・安心・快適なバスの旅を楽しめる。

 また、ハーレーエクスプレスと今年9月から運行しているウミカジライナー(那覇空港~瀬長島~イーアス沖縄豊崎)の開設を記念して、沖縄都市モノレール(沖縄県那覇市)のゆいレールと東京バスの全線乗り放題1日乗車券を期間限定で発売する。価格は大人1千円、子供500円。