新たに56人がSDGsボードゲーム公認ファシリテーターに、東武トップツアーズ

2021年8月26日(木) 配信

ボードゲームで楽しみながらSDGsを学ぶ

 東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)はこのほど、未来技術推進協会が行うSDGsボードゲームファシリテーター研修を受講し、新たに56人の公認ファシリテーターを養成した。同研修は今年3月にも受講しており、同社のファシリテーターは計175人となった。

 未来技術推進協会が開発した同ボードゲームは、「SDGs達成」と「自己成長」を目指す体験型ボードゲーム。SDGsに関連する世界の取り組みをわかりやすく、楽しみながら学ぶ。

 研修を受けて公認ファシリテーターとなった同社の社員は、企業研修や学校などでワークショップを行い、社会課題の解決に向けて理解を深める場を提供していく。

栃木県大阪センター 千林商店街で物産展 センター開設3年記念で

2021年8月26日(木) 配信

栃木県の特産品がずらり

 宇都宮餃子にレモン牛乳アイス――。栃木県の特産品をそろえた物産展「めっちゃええやん栃木in千林商店街」が7月30―31日、大阪三大商店街の1つ、千林商店街(大阪市)で開かれた。栃木県大阪センターの開設3周年の記念企画で、同商店街での実施は今回が初。

 会場の同商店街の千林ふれあい館には、「めんめん」「幸楽」「宇都宮みんみん」といった有名店の宇都宮餃子(冷凍)をはじめ、栃木県民にはお馴染みの「レモン牛乳」関連商品、佐野ラーメン、岩下の新生姜カレーなど、どれも大阪では普段なかなか手に入らない品が勢ぞろい。同県産イチゴ「とちおとめ」を使った地域限定菓子などもあり、訪れた人たちは、スタッフの説明を聞きながら、お気に入りの商品を見つけては、カゴをいっぱいにしていた。

 また、会場では、特産品販売のほか、同県内各地の観光パンフレットなども配布。PR動画も放映した。

いすみ鉄道、訪日客の受入強化に インバウンドガイド講座開く

2021年8月25日(水)配信

全7回のオンライン講義とフィールドワークで基礎スキルを向上

 いすみ鉄道(古竹孝一社長、千葉県大多喜町)は、ガイド人材の育成やサービス品質の向上に取り組むインバウンドガイド協会(久保成人会長、東京都文京区)と共同で、「インバウンドガイド講座inいすみ」を実施する。同講座は、いすみ鉄道周辺地域の多言語ガイド活動に興味がある人を対象に、全7回のオンライン講義・フィールドワークを通じて、実践的な知識・スキルを習得するもの。

 いすみ鉄道は、アフターコロナにおける旅行市場の回復を見据え、鉄道沿線でのプライベートガイドツアーの普及促進を支援している。その一環として、地域での多言語ガイドの発掘・育成を通じ、訪日外国人観光客のさらなる来訪者数の増加と満足度の向上をはかる。その地域に暮らす住民がガイドとして旅行者を案内することで、いすみの持つ観光資源の魅力やその背景にあるストーリーをより旅行者に深く伝えられるとみている。

 そのほかにも、ガイドによる徹底した感染防止対策を通じ、密を避けた安全・安心な観光を楽しめるとして、今後もプライベートガイドツアーを前提とした新たな旅行商品の造成や販売促進・プロモーションに取り組んでいくと示した。

 第1回は9月21日(火)、第2回は9 月28日(火)の各午後6:30~8:00にオンライン講義を実施。第3回は10月9日(土)または10日(日)の午前9:00~午後5:00にいすみ市内のフィールドワークを行う。

 第4回は10月19日(火)、第5回は10月26日(火)の各午後6:30~8:00にオンライン講義を実施する。第6回は11月6日(土)または7日(日)の午前9:00~午後5:00にいすみ市内のフィールドワーク。最後の第7回は11月16日(火)の午後6:30~8:00にオンライン講義で終了とする。

 募集人数は30人程度で、全7回の講座すべてに参加できる満18歳以上かつ、主催者が定める新型コロナウイルス感染症の防止対策を遵守できる人。参加費用は無料。募集期限は9月6日(月)まで。申し込みは同協会の専用ページから。

ANA、羽田発着路線の増便も 21年度下期事業計画を一部変更

2021年8月25日(水) 配信

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 全日本空輸(ANA、平子裕志社長)は8月24日(火)、2021年度下期の航空輸送事業計画の一部を変更し、羽田発着の一部路線を増便すると発表した。新型コロナウイルスワクチンの接種の進捗状況に応じた需要回復が期待されることから、機動的に対応するとともに、ピーチ・アビエーション(ピーチ、森健明CEO)との連携を強化し、収益の最大化をはかっていく。

 国内線は、羽田―札幌、福岡と伊丹―沖縄線の増便を10月31日(日)から実施するほか、一部路線で期間運航を行う。また、需要の増減に応じて、機材の大型化または小型化、臨時便の運航や減便などで調整する。

 さらに、中部空港と福岡空港発着の北海道・沖縄方面の路線は、レジャー需要に強みを持つピーチによる就航・増便を予定し、グループネットワークの最適化をはかる。

 国際線は、羽田―ストックホルム、ミラノ、モスクワなど羽田発着の5路線の開設延期に加え、羽田―バンコク線などの運休・減便を計画。各国の出入国規制などを注視し、需給状況に応じて柔軟に対応する。

 好調な貨物便は、成田―上海や厦門、シカゴ、シンガポール線などを増便するほか、7月から運航している北京路線を継続する。また、新たに香港、台北、青島への臨時便に大型機の貨物専用便「B777型フレイター」を投入するとともに、当初の計画を上回る貨物便を設定し、さらなる増収を目指す。

「すみだメタ観光祭」開催 アーティスト・地域の人らが墨田区の魅力を発掘

2021年8月25日(水) 配信

すみだメタ観光祭ロゴマーク

 「メタ観光」の実現と普及を目指すメタ観光推進機構(牧野友衛代表理事、東京都渋谷区)はこのほど、墨田区や墨田区観光協会、アートプロジェクト「隅田川 森羅万象 墨に夢」と連携し、「すみだメタ観光祭」を開く。

 地域の文化資源や魅力を、多層レイヤーとして位置情報と共に地図上へ可視化し、観光振興につなげる。「メタ観光マップ」の作成や、ワークショップ、シンポジウムなどを通じて、地域の人との協働・共創・人材育成を実現する試み。文化庁委託の「ウィズコロナに対応した文化資源の高付加価値化促進事業」となる。

 事業は大きく分けて「メタ観光マップの作成」と、「メタ観光マップの活用」の2つ。

 マップの作成のため、インターネット上の公開情報をもとに、位置情報に基づくレイヤー(層)のデータベースを整備する。文化財や近代建築、浮世絵、テレビロケ地、アニメ聖地などの多様な価値を、緯度経度を軸に地図化していく。

 メタ観光マップの作成にあたり、地域の人に墨田区の「昔」や「今」を語り合ってもらうワークショップや、アーティストによる墨田区をテーマにした作品制作を通じて、メタ観光資源を集めていく。

 11月中下旬ごろには、メタ観光を楽しむモニターツアーも予定する。作成したメタ観光マップをもとに、キュレーター(博物館や美術館で研究や展示、管理などを行う人)・ガイドがツアーコースを作成して案内する。日本人向けと在留外国人向けの2つのツアーを用意する。

 また、メタ観光マップ完成報告会を12月4日(土)、すみだ産業会館ホールで実施する。定員200人、参加費は無料。

 報告会では、完成したメタ観光マップの紹介や、今後の墨田区のメタ観光の可能性について講演を行う。

 メタ観光祭で作成された作品は、隅田北斎美術館MURUGEN100で展示される予定。

オンラインで学ぶ、キャンプ場経営セミナー開く(日本オートキャンプ協会)

2021年8月25日(水)配信

キャンプ場の建設や経営が学べるキャンプ場経営セミナー

 日本オートキャンプ協会(明瀬一裕会長、東京都新宿区)は9月4日(土)と6 日(月)、キャンプ場の建設や経営に関心がある企業や団体、個人を対象に、「キャンプ場経営セミナー(入門編)」をオンラインで開く。

 さらに今回は、専門的実践的に取り組みたい人を対象とした、中級編の建設運営コースとマネジメントコースの2講座を実施する。建設運営コースは10月9日(土)と23日(土)、マネジメントコースは12月4日(土)と18日(土)開催予定。これらすべての視聴方法は、これまでのオンラインセミナーで好評だったWeb会議システム「zoom」を使う。

 近年キャンプ人気と共にキャンプ人口が増加、ウィズコロナの影響があったものの屋外レジャーであることから各地のキャンプ場は感染症対策を行いながらにぎわいを取り戻しつつあり、新設のオートキャンプ場も増加傾向にあった。こうしたなか、同協会にはキャンプ場の建設や経営に関する相談や問い合わせが多く寄せられてくることから、キャンプ場の建設や経営を検討している企業・団体、興味・関心のある個人を対象に、引き続き経営セミナーを実施することにした。

 短時間で集中的にキャンプ場の建設や経営を始めるに当たって知っておくべきことをまとめた入門セミナーに加えて、今回新たにキャンプ場の基本的な建設要件とキャンプ場の運営管理を一通り理解した人を対象とした実践的な中級講座を開設。より具体的なケーススタディー研究、受け身の学習に留まらずアクティブラーニングを取り入れ、しっかりと成果を残せる講義を予定している。

 入門編は、前半・後半と各約90分で所要時間は3時間。講師には、「羽鳥湖畔オートキャンプ場」のほか、「スキーリゾート天栄」、「道の駅季の里天栄」を運営する天栄村振興公社社長であり、日本オートキャンプ協会常任理事の田代嘉宏氏。参加費用は7700円(税込)、定員は各回30人。申し込み締切りは8月28日(金)23:59まで。

 中級編の建設運営コースの講師は、Foresters Village Kobittoオーナーの鷹野好男氏。同じくマネジメントコースの講師は、鳥居観光経営本部長で埼玉県飯能市にあるケニーズ・ファミリー・ビレッジと古民家ファミリービレッジの両キャンプ場を運営する川口泰斗氏。

 なお、中級編の参加料金、募集定員、申し込み締切り日程などの詳細は日本オートキャンプ協会ホームページから。

大和屋本店 人気カフェとコラボ 足湯リニューアル

2021年8月25日(水) 配信

足湯カフェ「ふとほと」

 道後温泉(愛媛県松山市)の大和屋本店(奥村敏仁社長)は7月22日、足湯カフェ「ふとほと」を開いた。

 休止していた足湯の再開に伴い、温泉街にあるハイカラ通りの人気カフェ「道後の町屋」とコラボし、同カフェのメニューを楽しみながら足湯が利用できるように進化した。

 足湯のそばにブースを新たに設け、コーヒーや愛媛の柑橘ジュース、菓子、チーズケーキなどを販売している。

 足湯利用は1オーダー制となり、無料で利用することはできない。メニューは600円からで、タオルがセットになっている。

 営業時間は午前9時から午後9時(オーダーストップ8時30分)。毎週火曜日が定休日。なお、祝日の場合は、翌日が休み。

 足湯は10人ほどが入れる広々とした空間で、ヒノキ材のベンチに腰かけながら道後の湯が楽しめる。

【土橋 孝秀】

2022年度版「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」書籍を発行  旅行新聞新社

2021年8月24日(火) 配信

書籍表紙

 2022年度版「プロが選んだ日本のホテル・旅館100選&日本の小宿」(発行・旅行新聞新社、発売・自由国民社)の書籍は8月下旬から、旅行新聞新社WEBサイトや全国の主要書店で発売されます。

 本書は2020年12月に発表した「第46回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の入選施設と選考審査査委員特別賞「日本の小宿」を受賞した歴代の宿など79軒を北から順に掲載。各宿の料理や温泉、客室などの魅力を文章とカラー写真で紹介するとともに、新型コロナウイルス感染防止策についても各宿の主な対応を掲載しました。さらに旅行新聞新社が事務局を務めている「ピンクリボンのお宿ネットワーク」加盟施設には、ロゴマークを付けて紹介しています。

 なお、巻末には「総合100選」のほか「もてなし」「料理」「施設」「企画」の各部門100選の入選施設を一覧表で掲載しました。定価は2200円(税込)。A4判変形、オールカラー132㌻。

クラツー、豪のワイルドフラワー学ぶオンラインツアー開催へ 日本未販売の花図鑑も事前送付

2021年8月24日(火) 配信

ワイルドフラワーのシーズンにオンラインツアーを開催

 クラブツーリズム(酒井博社長)はこのほど、オーストラリアのワイルドフラワーを学ぶオンラインツアーを売り出した。ツアーは、オーストラリア・パースと中継をつなぎ、講師は現地ガイドで花のスペシャリストであるオークリー今日子氏が務める。参加者には、同氏の著書である日本未販売の花図鑑を事前に自宅に送付し、ツアー中は解説をリアルタイムで視聴できる。

 ワイルドフラワーは、自然の中に自生する野生の花で、パースのある西オーストラリア州では在来種約1万1500種が確認されている。その多くが現地固有種で、8~10月は多くのワイルドフラワーが楽しめる時季となっている。

 参加者には、ツアー前に花図鑑「ワイルドフラワー 西オーストラリア」(93㌻/オールカラー/日本語/日本未販売)」とともに、オーストラリアの紅茶を送付。ツアー中は、オーストラリアの雰囲気を味わいながら受講できる。

 オンラインツアーは、9月18日(土)の「基本編」と、10月2日(土)の「詳細編」の全2回シリーズを開催し、いずれも午後2時に開始する。参加費は、基本編が1端末につき3000円、詳細編が同2000円となる。

ホテル滞在を懐かしのレコードで楽しむ 地元レコード店チョイス(アンカーホテル福山)

2021年8月24日(火) 配信

アンカーホテル福山は、レコード盤とポータブルレコードプレイヤーの貸出サービスを始めた

 サン・クレア(細羽雅之社長、広島県福山市)が運営するアンカーホテル福山は8月7日(土)から、宿泊客を対象に地元のレコード店が選んだレコード盤と、ポータブルレコードプレイヤーの有料貸出サービスを始めた。

 客室で過ごす非日常の体験として、若い世代には馴染みの薄い「レコード」を楽しめる。

 地元のレコード屋である邂逅レコードが、同ホテルに宿泊する利用者に合いそうなレコード盤をチョイスした。

 レコードはフロントデスクで貸し出すほか、同社ホームページや楽天トラベル、じゃらんなどの宿泊予約サイトから申し込んだ宿泊プランで提供する。提供価格は1000円(1泊、税込み)。宿泊プランは1人当たり7500円(同)から。

 同ホテルは、福山市の建築家である村崇氏を起用し、アートディレクターの飯島広昭氏がプロデュースを務めた。

 1階には「アンカーバーwithあき乃」があり、地元の店が考案したオリジナルホットドックや、広島県の中国醸造産のクラフトジン、瀬戸内産の柑橘を使ったオリジナルカクテルなど、地元の味が楽しめるメニューをそろえている。

ホテル外観