オンライン配信も実施 ネイチャーホスピタリティ協会 10月6日 2回目のナショナルパーク・サミット開く

2022年9月21日(水) 配信

ポスター

 ネイチャーホスピタリティ協会(涌井史郎会長)は10月6日(木)、ホテルブエナビスタ(長野県松本市)で2回目のナショナルパーク・サミットを開く。今回の舞台は、中部山岳国立公園。同国立公園の魅力や発信方法、魅力発信する人同士のつながりなどを地域に着目し考察、世界水準の国立公園とその周辺エリアとして磨き上げるために必要なことなどを専門家を招き議論する。

 基調講演には、環境省、中部山岳国立公園管理事務所の森川政人所長と、CEEJA(アルザス・欧州日本学研究所)ディレクター兼日欧地域間連携ヘルプデスク欧州側事務局のヴィルジニー・フェルモー事務局長が登壇。森川氏は、松本高山Big Bridge構想の取組と今後の展開と題し、講演を行う。

 基調講演の後には、森川所長とヴィルジニー・フェルモー事務局長、apan Farm-Stayのジャン リンホア氏、奥飛騨温泉郷 福地温泉 お宿故郷の中野梓女将によるパネルディスカッションも実施。モデレーターは、ネイチャーホスピタリティ協会の小川正人理事長が務める。

 ナショナルパークサミットは午後5時から7時まで。当日のようすは、オンライン(ウェビナー形式)でも配信、申込なしで誰でも見ることができる。

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サービス連合、弁護士対応の労働相談実施へ 営業自粛などを受け

2022年9月21日(水) 配信

労働相談のイメージ

  コロナ禍による外出や営業などの自粛で、未だに観光産業は大きな影響を受けているとして、サービス・ツーリズム産業労働組合連合会(サービス連合、後藤常康会長)は9月から2023年6月まで毎月1回、宿泊や旅行、国際航空貨物業、派遣業(添乗員)で働くすべての人を対象に弁護士が電話で対応する労働相談を行う。

 開催日は毎月26日。11月は25日、2~3月は16日に相談に応じる。時間は午後4~7時まで。電話番号は0120-025-305となる。

 サービス連合は「相談内容の秘密は厳守されるので、1人で悩まずに相談してほしい」と利用を促した。

読売旅行、「竜王戦 プレミアム観戦ツアー」発売 第2・3局

2022年9月21日(水)配信

対局室の観覧をはじめ、棋士による大盤解説や勝負メシを楽しめる

 読売旅行(坂元隆社長)はこのほど、将棋の全8タイトル戦の最高位戦といわれる竜王戦のプレミアム観戦ツアーを売り出した。10月の第2局京都、第3局富士宮ともに、熱戦が繰り広げられる対局室を観覧できる。

 京都対局では、初日朝の「初手」、夕方の「封じ手」と2日目朝の「開封」の場面を、対局室の中でリアルに見学できる。対局棋士が決意を表明する前夜祭に参加したり、終局後の感想戦を観覧できたりするなど特別な体験を用意している。世界遺産・仁和寺宸殿で繰り広げられる熱戦の模様を間近に見て、雰囲気を体感できる稀有な機会を、限定8人までの募集で受け付けている。

 富士宮対局では、終局翌日に、緊迫した対局の名残を留める対局室を観覧できる。将棋盤や駒、座布団などは対局時そのままで、棋士になり切って写真撮影する機会を設ける。

 両対局ともに、棋士による「大盤解説」に参加。竜王戦のエピソードや対局者情報も交えて、観戦をよりわかりやすく、より楽しめるツアーを提供する。さらに、実際に過去の対局中で出された「勝負メシ」の昼食を堪能でき、棋士とほぼ同じ時間、同じ場所で味わえる。

 京都対局ツアーの実施日は、10月20日(木)~22日(土)。旅行代金は1人当たり20万円。富士宮対局ツアーの実施日は、10月29日(土)~30日(日)。旅行代金は1人当たり3万5000円。なお、京都対局ツアーは完売し、現在はキャンセル待ちを受け付けている。

〈旬刊旅行新聞9月21日号コラム〉移動に重点を置いた旅――日本らしい風景を眺めながら走り続ける

2022年9月21日(水) 配信

 小学生のころから地図帳を眺めるのが好きだった。大人になって色々な場所を旅行したり、仕事で出張したりした際に「ここは地図帳で覚えた町だ」と妙に感慨深くなることがある。土地の名前の響きだけで旅情がかきたてられる地名も多く、少年・青年期に記憶した地名はいつまでも忘れないものだ。

 

 

 幾つか思いつくままに挙げてみると、北海道でいえば、稚内市や猿払村、青森県のむつ市、秋田県の能代市、岩手県の遠野市、石川県・能登半島の珠洲市、三重県の相差町、和歌山県の串本町、鳥取県の倉吉市、高知県の四万十市、長崎県の島原市、熊本県の天草市、鹿児島県の指宿市、そして沖縄県・西表島などが思い浮かぶ。実際にその土地に足を踏み入れたときに、特別の想いが沸き起こり、達成感のようなものを覚えてしまう。

 

 大都市、中堅都市のように知られ過ぎてはいないからこそ、どこかに秘密めいた風景や裏路地があるのではないかという期待感が生まれる。

 

 そういえば、私が中学校に入学し、もう使わなくなった古い図帳は、旅好きな祖母が暇なときに、畳に寝そべって飽きずに眺めていたのを思い出す。今も福岡の実家に戻ると、ロードマップなどさまざまな地図が本棚に並んである。元々がドライブ旅好きの家族なのだ。そのような環境に育ったこともあってか、私自身も移動に重点を置いた旅が性に合っていると思っている。

 

 私が最も好きな旅とは、長年親しんだ愛着のあるクルマやバイクで日本らしい景色を眺めながら、ゆっくりと走り続ける旅である。運転しながらコースを考えるのは好きではないし、不慣れな道を選んで不安になったり、次から次にカーナビによって指示されたりするのもつまらない。理想は海岸線に沿った、少し寂れた国道を制限速度で走り続ける旅だ。

 

 

 その道すがら、子供のころに地図帳で学んで知った観光名所や、遺跡、神社仏閣など立ち寄るのもいいし、ひっそりと佇む食堂で新鮮な刺身定食や、地元のラーメンを食べるというのも楽しい。

 

 宿は清潔であれば、安いほどいい。蝶ネクタイをした支配人や着物を着た女将が出迎えてくれる一流名旅館を目的とした旅ではないので、フロントに少しくたびれた感じの宿主か、妙な艶めかしさが漂うマダムなどが座っていると、尚いい。こういった妖しい雰囲気を纏った宿は、先述の地域なら存在するのではないかと、旅の楽しさを増幅させる魔力を持ち合わせている。

 

 日本各地には立派な温泉地が存在する。とても誇らしい気持ちになる。一方で、少し寂れた無名の温泉地や秘湯宿も、旅人の想像力をどこまでも膨らませる余白を十分に残しているから面白い。

 

 

 最近、全国の県庁所在地の都市はどこも小ぎれいで明るく、健康的に変貌している。良いことだが、表通りを歩いていると、どこも似たような街に映ってしまうことが多くなった。その土地の匂いが感じられない旅は、どこか寂しい。国道をゆっくりと走りながら、旅情あふれる小さな町でその晩の安宿を探し、翌朝再びエンジンをかけ、土地の空気を肺に吸い込んで走り続ける旅をしたいと、夢見ている。

 

(編集長・増田 剛)

【特集No.619】道後温泉 大和屋本店・別荘 奥村勇太氏 「いきなり若旦那」のSNS宣伝術

2022年9月21日(水) 配信

 宿泊施設の宣伝方法に新しい波が来ている。リアルエージェント(RTA)、オンライン旅行会社(OTA)のほかにも、自社ホームページへの誘導のため旅館の経営者や女将がSNS(交流サイト)で自社の宣伝をすることも珍しくない。愛媛県・道後温泉「大和屋本店」「大和屋別荘」の若旦那・奥村勇太氏は、「いきなり若旦那」の名前でツイッターアカウントを運営し、8万人を超えるフォロワー数を抱えている。SNSを運営してから稼働率を2倍に引き上げた「SNSを活用した自社宣伝方法」について話を聞いた。                 【馬場 遥】

 

 

“うちの強み”潜在顧客まで届ける

 

──大和屋の経営に関わるようになった経緯を教えてください。

 2018年に実家の大和屋に帰ってきたとき、まずは本店のフロント・別荘の営業として配置されました。当時の別荘の稼働率は40%前後だったので、リアルエージェント(RTA)に営業を掛けに行っていました。そのなかで、業界知識を得ていったカタチになります。

 働いているうちに、「もっとうちの宿を知ってもらえる方法があるのではないか」と考え、オンライン旅行会社(OTA)に目を付けました。集客をするためには、お客様に周知することが必要です。当時はまだ新進だったRelaxやゆこゆこ、アゴダなど、片っ端から契約し、とにかく「大和屋別荘」がお客様の目に付くようにしました。

 OTAにシフトした結果、客数が伸びて売上が上がり、19年には思い切って値上げができました。

 20年6月のコロナ禍に本店の代表取締役となり、「別荘でやっていることを本店でもやってくれないか」と言われ、本店の経営にも関わるようになりました。

 本店は91室の大規模な旅館で、別荘は19室の小規模な旅館です。それぞれ価格帯も、客層も、強みも違います。

 

──OTAにシフトしSNSでの発信をするようになってから、何か変化したことは。

 SNSでの発信を積極的に行うようになった時期と、コロナ禍に突入した時期が重なっています。

 当社も例に漏れずコロナ禍の影響を受けましたが、別荘の稼働率は、21年1月は30・2%に留まり、現在22年7月では……

諏訪湖オータム花火 10月に5回開催 1日約500発打ち上げ

2022年9月21日(水) 配信

諏訪湖オータム花火(イメージ)

 長野県諏訪市の諏訪湖で10月に計5日間、1日約500発の花火を打ち上げる「諏訪湖オータム花火」が開催される。諏訪観光協会と諏訪湖温泉旅館組合、諏訪商工会議所、諏訪市の共催で事務局は諏訪観光協会が行う。

 開催目的は、全国新作花火競技大会(今年は中止)に参加していた煙火店25社の創作花火の打ち上げによる、「花火のまち」のイメージ醸成、宿泊稼働率の向上、飲食店を含む観光施設へのにぎわい創出が狙い。市民を含めたお客様参加型花火の実施を目指し、花火玉への応援メッセージも集約する。

 開催日時は10月の毎週土曜日で10月1、8、15、22、29日の計5日間。各日とも午後6時から約10分間(雨天決行)。花火内容は日替わりで1日に5煙火店の創作花火を含め、約500発打ち上げる。

 打ち上げ場所は、諏訪市湖畔公園前の諏訪湖初島と諏訪湖上台船の2カ所となる。有料桟敷席の販売なしで、石彫公園から諏訪湖間欠泉センターまで広く自由観覧とする。

 会場内の放送で感染対策を呼び掛け、当日は会場周辺道路での来場者の誘導及び巡回も実施する。新型コロナウイルス感染症の感染状況や気象条件により、開催の可否を判断するという。来場者数は1日800人を想定。普通車の臨時駐車場を、諏訪市多目的広場(旧東バル跡地)に設ける。

 会場周辺への小型無人飛行機(ドローンなど)の持ち込み・飛行は禁止。諏訪湖畔は寒くなるため、羽織るものを準備しての観覧を推奨している。

 問い合わせ=諏訪観光協会 ☎0266(52)2111(平日のみ)、諏訪市観光案内所 ☎0266(58)0120。

全旅連青年部、国会議員400人に要望書 宿泊と旅行業6団体代表で

2022年9月20日(火) 配信

国会議員400人に要望書を手渡す

 全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部(星永重部長)は9月13(火)~14(水)、自由民主党衆参両院の国会議員約400人に、宿泊業4団体と旅行業2団体を代表して「観光産業に対する継続的な支援要望書」を提出した。

 青年部が全国の宿泊施設を対象に行った調査では、コロナ禍での新規借入の平均債務償還年数が17・5年となり、利益は同期間、すべて債務返済に充てなければならないという。コロナ禍前の2019 年の観光業界による経済波及効果は55・8兆円に達したことなどから、青年部は「多くの宿泊施設が自らが倒産した場合、地域経済に与えてしまう影響を強く認識している」として、提出を決めた。

 具体的には、全国旅行支援の早期開始と23年度も事業を継続すること、風評被害が続く北海道・知床や3月に発生した福島沖地震の被災地で補助率を上乗せすることを求めた。

  日本が厳しい水際対策を続けた場合、「すでに始まった 世界的な誘客競争に負ける」との危機感から、早急な水際措置の緩和も要求した。観光地再生・観光サービスの高付加価値化補助金については、DXと災害、バリアフリーへの対象拡充のほか、上限500万円となっている観光施設改修を2000万円以上への引き上げることを盛り込んだ。

 さらに、雇用調整助成金の特別措置は需要が回復するまでの延長を要求。国の原油価格・物価高騰等総合緊急対策事業は応募の殺到で、公募の締め切りを早めたが、原油価格・物価が高騰しているため、引き続きの支援を要請した。

ガイド業務を支援、特化サイト「ガイドナビ」とアプリ公開

2022年9月20日(火)配信

ガイドに特化した情報メディア「ガイドナビ」

 インバウンドガイド協会(久保成人会長)は9月20日(火)、協会事務局のotomo(平塚雄輝代表)と共同で、ガイドに特化した情報メディア「ガイドナビ」をリリースした。あわせて、有料サービスを提供するスマートフォンアプリ「ガイドナビプレミアム」も開始。今後はガイドナビを通じて、すべてのガイドに役立つ情報を広く発信し、各地域で活動するガイドの支援をはかる。

 「ガイドナビ」では、ツアーの事前準備やスキルアップに役立つ情報メディアとして、さまざまな情報を6つのカテゴリーに分類して発信する。

 ガイド関連の業界ニュースを解説する「ニュース」、国内各地の研修やセミナーの紹介を「イベント」、案内に役立つ歴史や社会文化などの知識を「ナレッジ」で解説。スキルアップに役立つワンポイントアドバイスを「テクニック」、さまざまなガイドの体験や経験などを「エピソード」、旅行者の案内に役立つ地域のポイントを「エリア・プラン」で紹介する。

 「エピソード」では、全国通訳案内士で通訳ガイド&コミュニケーション・スキル研究会理事長のランデル洋子氏がコラムを連載。月1回の年12回掲載を予定している。

有料のスマホアプリ、「ガイドナビプレミアム」

有料サービス「ガイドナビプレミアム」

 「ガイドナビプレミアム」では、ガイドの業務に役立つ各種機能を提供し、デジタルツールの活用によりガイド業務の効率化、負荷の軽減を支援する機能を提供する。ガイド活動を発信するウェブサイトや名刺の制作、ツアー管理の機能のほか、全国のガイドナビ会員と質問や情報交換が行える「ガイドの知恵袋」機能などを備えている。

 加えて、トラブルに備えたガイド向け保険も付帯している。インバウンドガイド協会の会員企業である東京海上日動火災保険と共同で開発し、ガイドに必要な保険を総合的に提供。業務中の交通傷害や第三者賠償だけでなく、熱中症や新型コロナウイルス感染症(特定感染症)への補償にも対応している。

 これらサービスを1つのアプリにまとめ、月額880円で提供する。

 コロナ禍で全国のガイドが活動の機会を2年間以上失い、転職や廃業を余儀なくされるガイドが多く見られてきた。同協会は「ガイドが地域観光の重要な担い手であり、今後の旅行市場回復でガイドに対するニーズがより一層高まることが期待される」見方を示した。

天龍峡ナイトミュージアム実行委員会、イベント開催へクラファン実施中(10月末まで) 新たな調達方法で持続開催へ

2022年9月20日(火) 配信

プロジェクトのイメージ

 天龍峡ナイトミュージアム実行委員会(長野県)は10月31日(月)午後11時まで、ライトアップイベント「天龍峡ナイトミュージアム2023」の開催資金を調達するクラウドファンディングを行っている。2020~21年度は観光庁の補助金で資金を賄っていたが、新たな調達方法を確立させることで、持続的に開催したい考え。

  目標金額は620万円。運営費、機材費に充てられる。達成の有無に関わらず実行者が支援金を受け取れることができるAll in 方式で集める。支援金額は3000円~100万円までの25コースを用意。金額に応じて、天龍峡産りんごや、イベントのライト点灯ボタンを押す権利、渓谷に佇む隠れ宿峡泉のペア宿泊券などを返礼品として贈る。

 イベントは12月23日(金)~23年1月22日(日)、天龍峡第二公園で実施する。入場料は1日券が400円、 シーズン券は1000円。

8月の宿泊業倒産は8件 旅行業は4カ月ぶり倒産なし(東京商工リサーチ)

2022年9月20日(火) 配信

東京商工リサーチはこのほど、2022年8月の宿泊業倒産状況を発表した

 東京商工リサーチがこのほど発表した2022年8月の宿泊業倒産は8件(前年同月は14件)だった。5カ月ぶりに前年を下回り、22年1~8月の累計は59件。新型コロナが感染拡大した当初の20年同期は83件、21年同期は63件と、徐々に減少傾向にある。

 8月の新型コロナ関連倒産は5件となり、倒産全体の6割を占めた。

 負債総額は41億5000万円(前年同月比44・8%減)と3カ月ぶりに前年同月を下回った。

 地区別では北陸の3件が最多となり、近畿が2件、関東と中部、中国が各1件と続いた。

 おもな倒産事例では、温泉旅館経営の辻のや(石川県小松市)と、関連の粟津観光金閣が8月16日(火)、金沢地裁小松支部から破産開始決定を受けた。負債は、辻のやが5億3421万円、粟津観光金閣が6億7607万円で、2社合計12億1028万円。

 1956年10月創業の辻のやは、温泉旅館「辻のや花乃庄」を経営し、バブル期には15億円を超える売上高だった。

 しかし、その後は景気の悪化や競争激化から利用客は減少し、2018年4月期には売上高約5億円まで落ち込んでいた。20年以降は新型コロナの影響で予約キャンセルが相次ぎ、6月末にはパート含む約50人の従業員を解雇していた。

 粟津観光金閣は、辻のや花乃庄の姉妹館として「露天のゆ金閣」を経営し、17年9月期には売上高約2億4000万円を計上していたが、18年以降は休館していた。

 今年8月の旅行業倒産は、4カ月ぶりに発生しなかった。8月として倒産が発生しなかったのは、06年以来16年ぶりとなる。

 同社は、「各支援策によって企業倒産は抑制されているものの、8月は観光客を対象に営業していたバスやタクシー事業者の倒産が東京や北海道などで発生した」と認識。9月7日(水)から訪日客の入国制限が緩和されたことを受け、「インバウンドの増加が期待される。しかし、各国による水際対策にはばらつきがあり、引き続き海外旅行の需要回復には時間を要しそうだ」との考えを示した。