民泊業界団体「住宅宿泊協会」2019年1月設立へ 大手仲介業者ら9社が集う

2018年12月12日(水) 配信 

会見のようす。会見は東京・霞ヶ関で開かれた

米エアビーアンドビーなど大手民泊仲介業者ら9社が集い、12月11日に民泊の業界団体設立に向けた準備会を開いた。団体名称は「住宅宿泊協会(JAVR)」に決まった。設立は2019年1月を見通す。初年度は、仲介業者間の課題の洗い出しと、民泊関連政策への提言に力を入れる。協会の活動を通じ、違法民泊の排除による市場の適正化、民泊の普及を目指す。

 協会にはエアビーのほか、途家(中国)やアゴダ(シンガポール)、ブッキング・ドットコム(米国)らが名を連ねる。代表理事は百戦錬磨の上山康博社長と、エクスペディア傘下のホームアウェイ木村奈津子日本支社長が2人で行う。外資系企業もいるため、国内企業と双方の意見を汲み取りやすいよう共同体制とした。理事会は四半期ごとに1回行う。

上山代表理事(前列中央左側)と木村代表理事(前列中央右側)

 次年度は国内外へのPRなどの情報発信と、ホストや管理者、ゲストへの研修会に注力していく。さらに今後は、違法民泊排除に向けたシステムの仕組みづくりも進めていきたい考えだ。

 一方、協会正会員は登録を受けた仲介業者と旅行業者となる。賛助会員は民泊関連の事業者などとする。オブザーバーには自治体を迎える。いずれも理事会の承認を必要とし、当面は正会員のみを集める。

 民泊の届け出件数は11月末時点で1万2千件を超えるなど順調に伸びている。同庁の金井昭彦審議官は設立に対し「民泊サービスの向上や違法民泊排除、健全な市場形成などの観点から、大変有意義なものと考えている」と述べた。上山代表理事は「協会の設立を発表できることは万感の思いだ」と設立を喜んだ。

 なお、協会体制は次の通り。

【代表理事】百戦錬磨▽ホームアウェイ【理事】アゴダインターナショナルジャパン▽エアビーアンドビー▽シートリップインターナショナルトラベルジャパン▽スペースマーケット▽途家▽ブッキング・ドットコムジャパン▽楽天ライフルステイ

NAA、韓国で成田国際空港開港40周年を記念PR実施

2018年12月11日(火) 配信

韓国=成田路線の利用促進をはかる(写真はイメージ)

成田国際空港(夏目誠社長、NAA)は12月31日(月)まで、韓国在住者を対象にしたフォトコンテストを開催している。成田国際空港開港40周年を記念したPR。訪日旅行で撮影した「私のとっておきの日本」の写真を募集し、入選者には「韓国―東京(成田)往復航空券」などの豪華賞品をプレゼントする。

 同PRは、成田国際空港で近年拡大する日本―韓国間の旅行市場の拡大を受け、成田―韓国間のさらなる利用促進を目的に行われる。特設サイトでは、おすすめの日本の観光スポットなども紹介。来年1月17日(木)には、ウェスティン朝鮮ホテルソウル(韓国)で両国の航空や空港、旅行業界関係者が参加する開港40周年記念レセプションも行われる。

 

名称は「住宅宿泊協会」に 民泊仲介業者の業界団体設立へ

2018年12月11日(火) 配信 

準備会のようす。金井審議官があいさつ

観光庁は12月11日(火)、民泊仲介業者の新たな業界団体設立に向けた準備会を開いた。事務局から団体名称が「住宅宿泊協会」に正式に決定されたと発表があった。協会には米国エアビーアンドビーや途家など大手仲介業者らが名を連ねる。新団体設立により、健全な民泊の普及を目指す。

 11月末時点で民泊の届け出件数は1万2千件を超えるなど順調に伸びている。同庁の金井昭彦審議官は「ゲストとホストをつなげる仲介業者の役割は非常に重要」とし、「このたび、民泊仲介事業者によって業界団体が設立されることが、民泊サービスの向上や違法民泊排除、健全な市場形成などの観点から、大変有意義なものと考えている」と述べた。

 なお、団体に関する今後の動きなどの詳細は、同日の午後の記者会見で発表される見通し。

 当日の仲介業者主席者名簿は次の通り。

 アゴダインターナショナルジャパン▽エアビーアンドビー▽シートリップインターナショナルトラベルジャパン▽スペースマーケット▽途家▽百戦錬磨▽ブッキング・ドットコムジャパン▽ホームアウェイ▽楽天ライフルステイ

福山雅治さんが長崎の離島訪問 県がドキュメンタリー動画を公開

2018年12月11日(火) 配信

和多都美(わたづみ)神社/対馬にて

長崎県は12月10日(月)、「NAGASAKI BLUE ISLANDS PROJECT(長崎ブルーアイランズプロジェクト)」のクリエーティブ・プロデューサーを務める福山雅治さんが、五島列島、対馬、壱岐を旅するドキュメンタリー動画シリーズ「もっと長崎の島々に、なる!」3篇を公開した。

 福山さんは今年2月6日(火)に、「しま」の認知度向上を目的に展開する「長崎ブルーアイランズプロジェクト」のナビゲーターに就任し、第1弾Web動画「体感、長崎の島。」を監修。その後、本プロジェクトのクリエーティブ・プロデューサーとして、出演だけでなく、企画や構成といった制作全般に関わっている。

 島への訪問は、福山さんの「もっと島のことを知りたい。そのために、島の方々からお話を聞き、暮らしを体感したい」という思いから実現。5月上旬に五島列島、9月中旬には対馬と壱岐の一般家庭を訪ね、新鮮な海の幸や農産物を楽しむなど、島の方々から直接話を聞き、生活や文化にふれる旅をした。

 第1弾の「体感、長崎の島。」では雄大な自然と一体になったが、今回の「もっと長崎の島々に、なる!」では人々とふれあい、美味しいものを食べ、より島を体感し“島のすべてになる!”福山さん。視聴する人に魅力を伝え、「行ってみたい!」と感じさせるような動画全3篇が完成した。

もっと長崎の島々に、なる!」のストーリー

五島列島篇~あなたも、体感してください。五島列島のすばらしさを

香珠子(こうじゅし)海水浴場/五島列島にて

 高校以来、約30年ぶりに五島列島を訪れた福山さん。漁師さんのご自宅へ行き、朝ご飯をいただいた。アワビやイシダイの塩焼き等の海の幸を食べ、朝食とは思えない贅沢な美味しさにびっくり。お父さんと漁のやり方を話しながら、小さな子供を抱っこし、最後は家族全員で笑顔の記念撮影となった。

 続いて向かったのは、島の海鮮直売所。でっかい真鯛、ここでしか食べられないキビナゴの刺身、揚げたてのすり身揚げなど、次々に出される五島の大量の新鮮な魚介料理に舌鼓。次は有名な五島手延うどんを食べに。近所に住むお母さんを隣に呼び寄せ、食べ方を教えてもらいながら熱い地獄炊きをズルズルっと「ん~!うまいっ!」。

 最後に訪れた海辺のカフェを営む87歳のおばあちゃん。「今が一番しあわせ」という言葉に感激する。

 島の生活だけではなく、久賀島にある旧五輪教会堂を訪れ世界遺産の文化にも触れた福山さん。島を体験してわかったことは、本当に知るには「五島列島のすべてに、なる。」福山さんは、五島手延うどん地獄炊き、長崎かんころ餅、五島ばらもん凧、キビナゴの刺身、五島ツバキに、なる!!

対馬篇~自然も文化も、濃くて、深い。あなたも、体感してください。対馬のおもしろさを。

烏帽子岳(えぼしだけ)展望台/対馬にて

 初めて対馬を訪れた福山さん。「いったいどんな島なんだろう?」まずは、対馬のシンボル和多都美(わたづみ)神社で、海の中に並ぶ鳥居を見ながら神主さんに聞いた龍宮の門伝説に興味津々。近くの烏帽子岳展望台に登り、強い風の中、遠くに広がる浅茅湾(あそうわん)の雄大さに感動した。

 対馬のお宅にも訪問する。ろくべえ、ボタン鍋と次々に出される地元の家庭料理を美味しくいただきながら、ご夫婦の馴れ初めを聞くなど、会話がはずんだ。

 最後に向かったのは、島のふれあい処。対州そばをいただいて満足顔の福山さん。島を体験してわかったことは、本当に知るには「対馬のすべてに、なる。」福山さんは、ろくべえ、若田石硯、いりやき、ツシマヤマネコ、対州そばに、なる!!

壱岐篇~食も、人も、文化も、イキイキしている。あなたも、体感してください。この壱岐のいいパワーを。

猿岩(さるいわ)/壱岐にて

 初めて壱岐に来ました。「壱岐はどんな島なんだろう?」小さな島なのに1千をこえる神社があり、あちこちに神様が息づいている壱岐。そのなかで導きの神様、猿田彦を祭る男嶽(おんだけ)神社を訪れる。若い宮司さんの案内で奉納された260体のお猿の像を見た後は、拝殿で壱岐神楽を初体験。

 続いて壱岐のモンサンミシェルといわれる小島神社に。手漕ぎ船の上から海に真珠を投げて願い事をした後、船頭さんから「言い伝えはない」と聞かされ爆笑した。

 次に向かったのは、魏志倭人伝に記された一支国(いきこく)の王都に特定された原の辻遺跡と一支国博物館。館長の案内で“古代人のすごさ”、“壱岐の歴史の熱さ”に感動した。

 最後は、半農半漁で暮らすお宅を訪問。ここでもウニ丼や壱岐牛など地元の新鮮な食材をいただきながら今の壱岐の暮らしの豊かさを体感した。

 島を体験してわかったことは、本当に知るには「壱岐のすべてに、なる。」福山さんは、ウニ丼、長崎和牛(壱岐牛)、農作物、男嶽神社の三猿、原の辻一支国王都復元公園に、なる!!

日本橋長崎館で「長崎ブルーアイランズフェア」

 長崎県は、動画公開に合わせ、12月10日(月)から特別イベント「長崎ブルーアイランズフェア」を、アンテナショップ「日本橋 長崎館」(東京・日本橋)で開催する。「もっと長崎の島々に、なる!」の上映をはじめ、福山さんのポスター「島は生で!」の店内掲示、長崎の島に関係した商品やメニューの販売も行う。

期間:2018年12月10日(月)~2019年1月31日(木)
場所:日本橋 長崎館
   東京都中央区日本橋2-1-3 アーバンネット日本橋二丁目ビル1階
営業時間:午前10:00-午後8:00 *年中無休(ビル施設点検日等除く)

主な内容:
 Web動画第2弾「もっと長崎の島々に、なる!」(島旅ドキュメンタリー動画)の上映
 ポスター「島は生で!」掲示
 長崎の島の商品の販売
 特別メニューの販売「壱岐牛カレー」/軽飲食コーナー
 ※「日本橋 長崎館」で長崎の島の商品を含めた2千円(税込)以上を購入した人に青いぜ!ステッカーをプレゼント(ステッカーのプレゼントはなくなり次第終了)

ジェットスター、お得で欲張りな九州旅行のコツを発信

2018年12月11日(火) 配信

「食べたい」、「撮りたい」、「浸かりたい」と、テーマ別におすすめスポットを紹介

ジェットスター・ジャパンはこのほど、九州エリアの周遊旅のコツを発信する特設サイト「ちゃっかりおトクでよくばりな『サンカク旅』九州編」を開設した。

 「サンカク旅」とは、行きの到着空港と帰りの出発空港を別にしたLCC(格安航空会社)ジェットスターだからできる周遊旅。同社が就航する6県の路線を組み合わせることで「九州周遊の旅の選択肢が広がることをより多くの方に知っていただき、もっと気軽に、そしてよくばりに、九州の旅を楽しんでほしい」との思いを込めて命名された。

 特設サイトでは、ジェットスターが就航する九州6県すべてを満喫できるよう、「長崎~福岡」「宮崎~鹿児島」「大分~熊本」の3つのおすすめルートを紹介。旅好きでアクティブなジェットスターアンバサダーが、三角形を描くように旅をしながら、各スポットを紹介する。「食べたい」、「撮りたい」、「浸かりたい」をテーマにスポット検索を行うこともできるほか、そのスポットを含むおすすめのルートを見つけることも可能。担当者は、「自分の好きなことから旅のイメージを膨らませ、自分らしい『サンカク旅』を計画・体験してもらいたい」と語った。また同社は、四国エリアでも、今年12月就航予定の高知と松山、高松を組み合わせた「サンカク旅」の楽しみ方の発信を予定する。

【発表】第44回(2019年)プロが選ぶ100選

「100選」ロゴマーク
「100選」ロゴマーク

旅行新聞新社(石井貞德社長、本社・東京都千代田区)は12月11・21日合併号の「旬刊旅行新聞」と自社ホームページで、第44回「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の総合、もてなし部門、料理部門、施設部門、企画部門の入選施設を発表しました。総合では加賀屋(石川県和倉温泉)が2年連続で1位になったほか、匠のこころ吉川屋(福島県穴原温泉)が10位となり、初のトップ10入りを果たしました。

 ホテル・旅館100選は全国の旅行会社による投票を集計し100選施設を選出するもので、観光業界で最も歴史のあるランキングイベントです。1976年の第1回以来、今回で44回を迎えます。投票は10月に全国の旅行会社(旅行業登録1種、2種、3種)の本社や支店、営業所など1万6095カ所に、投票案内を掲載した「旬刊旅行新聞」と投票用紙(専用はがき)を直接送り、実施しました。返信いただいた投票ハガキを集計し、「もてなし」「料理」「施設」「企画」の部門ごとの100選および、4部門の合計点からなる「総合100選」が決まりました。また選考審査委員による「日本の小宿」10軒も選出しました。

 同時に第39回「プロが選ぶ観光・食事施設、土産物施設100選」、第28回「プロが選ぶ優良観光バス30選」、第2回「プロが選ぶ水上観光船30選」も発表しました。観光・食事施設100選では伊達の牛たん本舗(宮城県仙台市)、土産物施設100選では浅間酒造観光センター(群馬県長野原町)が、バス30選でははとバス(東京都大田区)が、水上観光船30選では最上峡芭蕉ライン観光(山形県戸沢村)がそれぞれ1位の座を死守しました。

■第44回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選(総合トップ10入選施設)

順位 館名 県・地区名
1位 加賀屋 石川県 和倉温泉
2位 八幡屋 福島県 母畑温泉
3位 稲取銀水荘 静岡県 稲取温泉
4位 白玉の湯 泉慶・華鳳 新潟県 月岡温泉
5位 草津白根観光ホテル櫻井 群馬県 草津温泉
6位 日本の宿 古窯 山形県 かみのやま温泉
7位 水明館 岐阜県 下呂温泉
8位 指宿白水館 鹿児島県 指宿温泉
9位 いぶすき秀水園 鹿児島県 指宿温泉
10位 匠のこころ吉川屋 福島県 穴原温泉

 

  総合(11位~100位)、部門(もてなし、料理、施設、企画)、観光・食事施設、土産物施設、優良観光バス、水上観光船、日本の小宿の各入選施設につきましては当社ホームページに掲載しています。

■表彰式・祝賀パーティー

 1月18日(金)には東京・京王プラザホテルで、入選施設や来賓、招待者を交えての表彰式と祝賀パーティーを開催します。

日時 2019(平成31)年1月18日(金)

    表彰式:11:00~

    祝賀パーティー:12:15~

会場 京王プラザホテル5階 コンコードボールルーム

    東京都新宿区西新宿2-2-1 TEL03-3344-0111

「もてなし上手」~ホスピタリティによる創客~(95)お客様を守るおもてなし 「想いのバトンリレー」

2018年12月10日(月) 配信 

想いのバトンリレー

 「この先のドラッグストアは、午後10時まで開いていますのでまだ間に合うと思います」。携帯の画面を見せながら教えてくれたのは、たまたま立ち寄ったコンビニエンスストアのスタッフでした。クライアント企業の方によると、街でも評判のスタッフということでした。

 ある日、私は出張先のホテルで朝から腰に違和感がありました。前日の東京は冷たい雨が降り、チェックインした部屋はひんやりと寒く、室内の空調温度を上げてもなかなか暖かくなりません。29度まで上げても同じです。表示をよく見ると冷房表示でした。

 設定を切り替えようとしても駄目でした。フロントに連絡すると「まだ、暖房設定にできません」と言われ、仕方なくそのまま寝ることにしました。その結果、翌朝には身体が冷えた影響もあり、腰が痛くなりました。

 朝の新幹線で移動してスタッフと合流し、クライアント企業の車に乗り込んでからも、痛みはひどくなる一方でした。その日の業務を終えて、夜遅くにホテルまで送ってもらい、早めに就寝することにしました。

 すると、その1時間ほどあとに部屋のドアがノックされ、スタッフが「これを使ってみてください」と湿布薬を買ってきてくれたのです。

 私が部屋に入ったあと、彼はクライアント企業の方にその湿布薬を買うためにコンビニまで送ってもらったそうです。そのとき、コンビニスタッフのすばらしいおもてなし行動に出逢ったというのです。

 ただ、そのコンビニには湿布薬はありませんでした。困っていると「ちょっとお待ちください」「これで代用できないでしょうか」と、保冷剤をいくつか持って来てくれたそうです。「どうだろうか」とスタッフがそれを手にしながら考えていると、「もう少しいい物がないか探して来ますね」、と店の奥に戻り携帯電話を手に出てきて、掛けてくれた声が文頭の言葉でした。

 「西川さん、すごくないですか、この接客」と、翌朝ニコニコとその話をしてくれるスタッフを見て、本当に感動しました。

 お客様の要望は叶えてあげたい。だから、「できない」とは言わない。よくそんな言葉を聞きます。しかし、現実に提案される内容は、あくまで自社のビジネスの中でのことが多いものです。ところが、今回のように競合ともいえるお店を、お客様のためにわざわざ手間をかけて調べて教えてくれる姿に、スタッフは驚いたのです。

 湿布薬があれば少しは楽になるかもしれないという想い。お客様に最良のものを手にしてもらいたいという想い。こうした想いのバトンリレーこそが、感動を生むおもてなしなのではないでしょうか。

コラムニスト紹介

西川丈次氏

西川丈次(にしかわ・じょうじ)=8年間の旅行会社での勤務後、船井総合研究所に入社。観光ビジネスチームのリーダー・チーフ観光コンサルタントとして活躍。ホスピタリティをテーマとした講演、執筆、ブログ、メルマガは好評で多くのファンを持つ。20年間の観光コンサルタント業で養われた専門性と異業種の成功事例を融合させ、観光業界の新しい在り方とネットワークづくりを追求し、株式会社観光ビジネスコンサルタンツを起業。同社、代表取締役社長。

KNT関西、「ハワイアン航空で行く!オトコタビ!ハワイ」発売

2018年12月10日(月) 配信

パンフレット表紙

近畿日本ツーリスト関西はこのほど、海外企画旅行商品「ホリデイ」で「ハワイアン航空で行く!オトコタビ!ハワイ」(関空発)を売り出した。男性をメインターゲットとした新商品で、「女性やファミリー、ハネムーナー向けの旅行先」というイメージが強いハワイへの送客拡大をはかる。

イメージに合わせ、パンフレットのデザインも変更

 価格は、設定期間が卒業旅行シーズンと重なることから、 学生も参加しやすい料金に設定している。同ツアーのために用意した、焼肉食べ放題ディナーなどが楽しめる「オトコタビ!ハワイGO!GO!オプション」も、同じくお手軽な値段設定としている。なおツアーには、女性も含め、誰でも参加ができる。

「ハワイアン航空で行く!オトコタビ!ハワイ」(関空発、5・6・7日間)概要

設定期間:2019年1月3日(木)~3月31日(日)発

旅行代金:8万9千円~14万9千円(大人1人)

※オトコタビ!ハワイ5日間。ハワイアン航空エコノミークラス利用(お近くシートなし)。パールホテル・ワイキキ、2人1室利用。2日目フリープラン。燃油サーチャージ含む

利用予定ホテル:

アロヒラニリゾート・ワイキキビーチ、アストン・ワイキキビーチホテル、アンバサダーホテル、パールホテル・ワイキキ

利用航空会社:ハワイアン航空

最少催行人員:2人

※添乗員は同行しないが、現地日本語係員が世話をする。

食事:なし(アロヒラニリゾート・ワイキキビーチは朝食1回付)

行程(5日間の場合)

1日目:

関西空港発(午後8:45~午後9:20)―(ハワイアン航空直行便・約8時間・日付変更線通過)-ホノルル空港着(午前8:50~午前9:35)

ホノルル空港=(エアポートバス)=ホリデイデスク・・・(各自)・・・ホテル(チェックインは旅行者自身で行う) ―到着後、自由行動(滞在中、レインボートロリーが乗り降り自由)/ホノルル泊

2日目

終日自由行動 「オトコタビ!ハワイGO!GO!オプション」への参加が可能。/ホノルル泊

3日目

終日自由行動(6日間コースは3・4日目とも終日自由行動。7日間コースは3・4・5日目とも終日自由行動)。/ホノルル泊

4日目

ホテルチェックアウト(各自)ホテル・・・ホリデイデスク=(エアポートバス)=ホノルル空港

ホノルル空港発(午前1:00~午後1:30)―(ハワイアン航空直行便・約9時間45分・日付変更線通過)/機内泊

5日目

関西空港着(午後6:45)。到着後解散

「オトコタビ!ハワイGO!GO!オプション」

1・オアフ島の見どころ半日観光(追加代金500円)

2・焼肉食べ放題ディナーとタンタラスの夜景観賞(追加代金2500円)

3・歴史の重みを感じるパールハーバー観光(追加代金5500円)

春の「渥美半島」をレストランバスで  来年2-3月にツアー開催

2018年12月10日(月) 配信

レストランバス外観

愛知県東三河地方の自治体や企業でつくる東三河レストランバス実行委員会はこのほど、東海地区初となる「渥美半島レストランバス」を運行すると発表する。三河湾側と太平洋側を巡るツアー6コースを、2019年2月1日(金)~3月31日(日)の木曜~日曜日に実施する。12月10日(月)から電話予約を、12月下旬からWeb予約を受け付ける。

渥美半島レストランバス コンセプト

レストランバス客席(イメージ)

1.最高のタイミングで美しい風景に感動する
 渥美半島をレストランバスで巡ってもらい、旬のタイミングで花の美しさや農産物の美味しさを伝え、生産者とのふれあいや体験を通じて、感動を届ける。

2.最高のタイミングで美味しさを知る
 地元の作り手だけが知っている、食材の本当に美味しい時期や特徴。そんな特徴を、シェフの洗練された技術を通じて提供する。

3.最高のタイミングで料理を味わう
 この土地で採れたその瞬間でしか味わえない美味しさと、花の美しさを体感できる。農産物と花の産地を巡るなか、生産者とのふれあいも楽しみ。

開催概要

期間   : 2019年2月1日(金)~3月31日(日)の木曜-日曜日
販売時期 : 電話予約 12月10日(月)から
       Web予約 12月下旬から
発着場所 : 豊橋駅前「ホテルアークリッシュ豊橋」横
料金   : 全6コース 9,800円~15,980円
主催   : 東三河レストランバス実行委員会
後援   : 愛知県東三河広域観光協議会/東三河広域経済連合会/
       東三河広域連合/田原市
問い合わせ・申込み:
 豊鉄観光サービス・エモア旅行センター 電話:0532-54-5691

コース例

「畑レストランと海食堂をめぐる渥美半島三河湾コース」

 料金:15,980円(税込)/時間:午前11:00-午後7:30

 渥美半島の魅力が溢れる特別コース。1年を通して豊富な魚介類に恵まれ、太陽と大地が育む野菜はまさに「天地の恵み」。福江漁港、キャベツ畑などを巡りながら旬の素材をホテルシェフが最高のタイミングで調理し、美しい景色を眺めながら至高の料理を楽しめる。

レストランバスとは

 レストランバスは“そこにしかない日本を食べよう!”をコンセプトに、移動ソリューションを提供するWILLER(大阪府、村瀬茂高社長)が開発したオープントップの2階建てバス。「移動」と「食」の融合により、地域の魅力を広く発信することを目指す。1階にはキッチンがあり、シェフが食材の調理を行う。2階には対面式の客席があり、できたての料理を景色とともに楽しめる。これまで、沖縄、新潟、東京、北海道、京都、島根など日本各地で運行を実施し好評を博している。

東三河レストランバス実行委員会とは

 東三河地方の自治体や企業による、単純な営利目的の旅行ツアー事業ではなく「食」を通しての「まちづくり」に取り組む。今後も、豊橋や新城など、生産地と生産者と料理人が三位一体となった東三河全体の地域活性化を目指す。

はとバス、2019年早春の日帰りツアー「チームラボ森と湖の光の祭」など販売

2018年12月10日(月) 配信

チームラボ森と湖の光の祭

はとバスはこのほど、2019年早春の日帰りバスツアー126コースを売り出した。宮沢湖メッツァビレッジ「チームラボ森と湖の光の祭」など新規施設に行くコースのほか、早春の花旅や温泉コースを充実させた。

 目玉となる「チームラボ森と湖の光の祭」は、チームラボによる初めての湖を使ったアート作品。

 宮沢湖と湖畔の森を、人々の存在によって変化するインタラクティブな光のアート空間に変化させた。宮沢湖メッツァビレッジは、埼玉県飯能市に11月9日オープンした北欧のライフスタイルを体感できる施設。北欧ブランド雑貨などを売るマーケットや、北欧風の食を味わえるレストランなどで構成される。3月16日には、ムーミンの物語を主題とした「ムーミンバレーパーク」の開業も予定。同社でも、「ムーミンバレーパーク」を組み込んだコースの造成を予定している。

はとバス創立70周年記念コース 宮沢湖メッツァビレッジ“チームラボ森と湖の光の祭”と小江戸川越散策 概要

旅行代金:大人7980円~8480円。子供料金は、500円引き。

運行日:1月26日~3月2日の設定日

行程:新宿駅西口(午前12:00発)=関越道=川越氷川神社(自由参拝)…川越(自由散策)=埼玉種畜牧場サイボク(夕食、ショッピング)=メッツァビレッジ=新宿駅(午後9:00着予定)