東京駅でタイムトリップクイズラリー開始 JR東とJR東海コラボ

2023年7月26日(水) 配信

過去・現在・未来がテーマの「東京駅タイムトリップクイズラリー」オープニングセレモニー

 東京ステーションシティ運営協議会は7月25日(火)から、「東京駅タイムトリップクイズラリー」を開始した。東日本旅客鉄道(JR東日本)と東海旅客鉄道(JR東海)がコラボレーションして実現したイベントで、過去・現在・未来のクイズを楽しみながら、東京駅の歴史やSDGsの取り組みを学ぶことができる企画。

 8月8日(火)まで15日間の開催で、スマートフォンがあれば誰でも無料で参加できる。東京駅の改札外に設置されたクイズラリーポイントなどでQRコードを読み取って公式サイトからエントリー。12カ所のポイントに設置されたクイズに答えると、エリア達成ごとにオリジナル待ち受け画像がプレゼントされ、全エリアクリアで数量限定のノベルティキーホルダーがもらえる。

 開催スタートを記念したオープニングセレモニーでは、JR東日本東京駅の百瀬孝駅長とJR東海東京駅の和知勝之駅長のほか、鉄道好きで知られるタレントの福澤朗さん、“鉄道BIG4”の南田裕介さんらが登壇。福澤さんは「今回のイベントテーマは過去・現在・未来ですが、子供たちには現在このイベントを楽しんで、過去を学んで、未来の東京駅を作っていってほしいです。東京駅の輝かしい未来に向かってジャストミート!」と述べ、2人の駅長とともにイベントスタートの合図を切った。

埼玉県のバス会社17社が合同で就職説明会 8月5日に開催

2023年7月26日(水) 配信

合同の就職説明会は初めて(イメージ)

 埼玉県バス協会は8月5日(土)、さいたま市・浦和コルソでバス運転士に関する「バス会社合同就職説明会」を開く。協会に所属する県内バス会社17社が一同に集結するもので、合同の就職説明会は初めて。

 大型2種免許を持っていない人や運転士を検討中の人など、未経験歓迎の説明会。人事担当者と直接話して会社説明を聞くことができ、応募先の比較検討もしやすい。予約なしでも入場できるが、事前予約をしているとスムーズに入場できるという。

 時間は午前11:30~午後4:30(最終入場は4時まで)。

【ANTA支部長から~届けメッセージ~】茨城県支部 長山克己支部長 コロナ明けの旅行業者の悩み

2023年7月26日(水) 配信

長山克己支部長

 本年5月にコロナ感染症が5類になり、旅行業界に明るい兆しが差し込んでまいりましたが、この3年間に旅行者のニーズが大きく変化しております。

 Go Toトラベルや、全国支援と行政からの支援を受けて、収益を上げた事業社はIT関連の広告媒体を利用できる大手の旅行会社がほとんどで、ANTA会員の中小旅行業者は、報道機関の発表とは相反して、国・行政からの丸投げ政策により47都道府県の制度の複雑さ、手続きの煩雑さ、割戻金の遅れにより、首を締め付けられる思いでした。全国支援も終了しつつありますが今後、旅行の平準化が進むと思います。

 この3年間に宿泊施設が大きく様変わりしております。団体の宴会場は縮小または廃止され、食事処はバイキング形式が多くなりました。従来の宴会場利用希望の団体は会場探しに翻弄しております。また、宿泊料金の値上げ率は物価高騰の上げ幅より高く設定されており、国内旅行事業者は非常に苦労しております。昼食処も閉鎖が多く、市内のホテル、または有名レストランなどの利用が多くなりました。旅行業社の収益源が縮小しつつあります。

 旅行業者は受注型旅行が中心の販売となります。従来の職場旅行は遠い昔のスタイルとなり、変革が急務です。ミニ団体旅行や、グループ旅行など顧客のニーズに応じた旅行形態の変革が必要です。また、行政とのジョイント旅行の構築で、とくに県市町村とより深い関係を構築したいと考えています。

 1つの考えとして2030年までにCO²を削減した旅行の構築に加え、インバウンド旅行者の対応(サイクリング中心)、地元の名所、名産品、美味しい食事処との関係強化、行政の支援協力などが必要不可欠です。とくに欧米の旅行者には環境対策の旅行がこれから求められることは間違いありません。

 インバウンド入国者の多い国に対して、国内旅行者のアウトバンドの旅行の推進も効果的です。例えば台湾入国者が多い県は厚い志の実行と、県の支援金を要望して、県内の旅行者を増加させる政策を求めていきたいと考えています。

夏休み日帰り・宿泊のおでかけ意欲は高い コロナ前の夏を取り戻す(いこーよ総研ユーザーアンケート)

2023年7月25日(火) 配信

写真はイメージ

 アクトインディ(下元敬道代表、東京都港区)が運営する「いこーよ総研」はこのほど、2023年夏休みのおでかけについて、宿泊・日帰りのおでかけの有無などをアンケート調査し、結果をまとめた。これによると、日帰り旅行予定は7割以上で、夏休みのお出かけ意識は高く、夏休みに宿泊旅行を予定している人は半数以上にのぼった。

 調査は7月3日(月)~24日(月)、「いこーよ」および「いこーよアプリ」を利用したユーザーを対象にアンケートを実施した。有効サンプル数は296サンプル。

 夏休みに日帰り旅行をする予定があるか聞いたところ、「ある(計画中)」が74%と、夏休みのお出かけ意識が非常に高いということが分かった。なお、日帰り旅行の行き先(施設)まで決まっている人は39%、地域や都道府県まで決まっている人は26%だった。

 コロナ前の19年と比較したところ、日帰り旅行への意欲は19年が78%、23年が74%とほぼ同程度に戻ってきていることが分かった。予定確定状況についてもほぼ同数となり、同社は、「日帰り旅行に関する行動はコロナ前のレベルまで回復している」と分析した。

 宿泊旅行では、計画中の人が58%と半数を超えた。このなかで、宿泊施設や施設まですべて行き先が決まっている人は48%、宿だけ決めている人は26%となった。

 また、19年の宿泊旅行を予定している人が52%だったのに対し、23年は58%と増加した。行先の確定状況でも、23年の方が早期に宿やおでかけ施設の予約をしていることが分かった。

 同社は、「旅行意欲の高まりが早めの予約を後押ししているのでは。夏のレジャーに意欲的な声も多く見られたほか、帰省目的でおでかけする人も少なくなく、コロナ禍でできなかった体験や人との交流を取り戻そうとする動きがみられる」とした。

ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構とネイチャーホスピタリティ協会 初の合同ファンミーティング開く

2023年7月25日(火) 配信

ファンと関係者が交流を深めた

 ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構とネイチャーホスピタリティ協会は7月20日(木)、ルポール麹町(東京都千代田区)で初の合同ファンミーティングを開いた。

 ナショナルパーク検定受講者、ON・ガスウォーキング参加者21人が参加。両団体理事長の小川正人理事長は冒頭、両協会の立ち上げの経緯や狙い、これまでの実績を紹介。「会場にいらっしゃるのは、コアなファンの皆様。楽しいひと時をお過ごしいただくとともに、検定やイベントに関し、忌憚のない意見をお聞かせください」と呼び掛けた。

 各テーブルでは、「自分の地元が講義テーマだったので受講した」、「国立公園を題材にした検定はこれまでなかった。学んだことが仕事に生かせているので、楽しい」など、検定試験受験のきっかけやイベントに参加しての感想などをファン同士が共有。途中に行われたゲーム大会などを通じ、親睦を深めた。

 終了後、小川理事長は「非常に新鮮な時間だったので、今後月に一回全国各地で、ファンミーティングを開きたいと考えている。また、皆様から建設的な意見をたくさんいただいたので、生かせるものからどんどん取り入れていきたい」とファンミーティングを総括した。

環境配慮型旅館へ 強羅花扇、水素コンロを旅館「円かの杜」に導入

2023年7月25日(火) 配信

「二酸化炭素を削減したうえで、美味しいものが提供できる

 環境配慮型旅館へ――。強羅花扇(神奈川県・箱根町)はこのほど、運営する「円かの杜」に水素コンロを導入した。旅館に導入されるのは、日本で始めて。

 水素コンロを2台使用することで、厨房か出る二酸化炭素を年間1.2㌧削減できるという。同社は今後、煮炊きに使うコンロも水素を利用するモノに変更する予定。今後、水素を用いた燃料電池や太陽光で館内の消費電気を賄うことも検討している。

 水素コンロの製造、販売を行うH2&DX社会研究所(福田峰之代表、東京都千代田区)と共同で行われた今回の取り組み。7月20日(木)に行われた内覧会で福田代表は、「二酸化炭素を削減したうえで、美味しいものが提供できるところ」に水素コンロの導入価値があると語った。

 水素コンロで食材を調理する場合、水素と酸素が結合することで中はジューシーに、一方外は水素の燃焼温度が高いのでカリっと焼きあがるという。また水素は無臭なので、炭やガスと違い食材に匂いが移らず、素材本来の味を楽しめることも特徴と同代表は説明する。

 松坂美智子女将は2019年に発生した台風19号の豪雨被害によって旅館「早雲閣」を閉館したことが、環境問題に目を向けるきっかけになったとし、「子供たちの世代、またその次の世代まで、美しい地球を残すために、環境問題に取り組む。環境に配慮し、お客様をお迎えしたい」と語った。

制限区域内で降車 「羽田空港ベストビュードライブ」コースリニューアル(はとバス)

2023年7月25日(火) 配信

離発着を真近に

 はとバス(武市玲子社長、東京都大田区)は7月22日(土)から、2階建てバスで羽田空港内を走行するコースをリニューアルした。

 2022年6月の運行開始以来、約6500人が参加した同ツアー。リニューアルでは、航空機の迫力をより間近で体感できるよう、制限区域内で降車できる時間を設けている。

 「羽田空港ベストビュードライブ」は、空港内の制限区域を約70分間走行するツアーで、空港内専用のナンバープレートの取得、セキュリティチェック体制の構築、はとバス運転士の制限区域内車両運転許可取得や習熟運転など、関係各所との折衝を含め、約半年をかけて実現した。

普段とは違う角度で空港を見学

 車内から格納庫や洗機場など普段なかなか見ることができない施設、離陸準備が行われるようすなどを、バスガイドの解説とともに見学。タイミングが合えば、バスと飛行機が並走する瞬間や、間近で離着陸の瞬間も見ることができる。

 ツアー中、約10分間滑走路付近に停車、その際、2階建てオープントップバスで運行の場合は、屋根(幌)が開放される。降車時間と、屋根が開放されている間は、より臨場感ある航空機の離発着する瞬間を写真や動画に収められる。

 同日から、日系航空会社の国際線機内食でも提供され人気の高いハンバーグに、空港見学後の食事のメニューも変更、羽田エクセルホテル東急オリジナルハンバーグを含む4品が味わえる。

 同ツアーは、9月10日(日)までの土・日(8月12~13日を除く)に1日3便運行。ツアー料金は大人、子供ともに1万3000円。

「るるぶ」50周年、二子玉川蔦屋家電で特別記念展示

2023年7月25日(火) 配信

「ありがとう!るるぶ50周年」特別記念展示

 JTBグループで旅行・ライフスタイル情報を提供するJTBパブリッシング(盛崎宏行社長、東京都江東区)は、世田谷区二子玉川ライズの二子玉川蔦屋家電で、「ありがとう!るるぶ50周年」特別記念展示を開催している。実施期間は7月22日(土)~8月4日(金)までの2週間。

 特別記念展示は、旅行誌からはじまり、今では子供から大人まで楽しめる多ジャンルの商品まで広げた「るるぶ」の歴史を、多彩な展示物で表現する。「るるぶ」を読んで旅をした思い出に残る場所を、日本地図にシールを貼って共有する参加型企画や、50年の間に育まれた読者による「るるぶの思い出」をパネル展示する。

 このほか、るるぶ50周年の年表や記念動画、児童書「るるぶマンガとクイズで楽しく学ぶ!」シリーズなどのパネル展示を行っている。

 実施場所は、二子玉川蔦屋家電の2Fギャラリースペース。営業時間は午前10時~午後8時。

キャンプ泊数が過去最高に、平日キャンプの人気急騰へ(オートキャンプ白書2023)

2023年7月25日(火) 配信

1年間の平均キャンプ回数・泊数の推移

 日本オートキャンプ協会(明瀬一裕会長)が7月13日(木)に発表した「オートキャンプ白書2023」によると、22年のオートキャンプ参加人口は前年比13.3%減の650万人だった。一方で1年間の平均キャンプ泊数が7.2泊、回数が5.4回とともに過去最高となり、「平日にキャンプをする」人が50.1%と半数を超え、平日の利用が多いソロキャンパーは同3.5ポイント増の16.6%となった。キャンプが家族やソロ、休日や平日とさまざまなスタイルで楽しむ身近なレジャーに進化していることが表れている。

オンラインで発表会見を行う明瀬一裕会長

 明瀬会長は冒頭、昨今のオートキャンプ人気が高まりを見せた1つの要因として、過去3年間続いたコロナ禍を挙げた。これにより外出が厳しく制限された一方で、却ってアウトドアに対するニーズを喚起し、さまざまな媒体でオートキャンプが報道されるようになったと振り返る。続けて、「オートキャンプが3密状態になりにくいレジャーであると広く認知され、これまで興味がなかった人も新たに関心と参加意欲を持ち、実際にキャンプを始める人が増えた」と伝えた。

 新型コロナが終息した訳ではないと強調したうえで、明瀬会長は「仮に新型コロナの感染危機がなくなったとしても、日本の社会や人々の行動形態がコロナ禍以前に戻ることは恐らくないと思う。オートキャンプもその例外ではない」と言及。「コロナ禍という3年間の大災害を経て、今後オートキャンプは新たなステージに入るのではないかと予感している。白書からもその一端が垣間見られるのではないか」との考えを示した。

 一例として、オートキャンプ参加人口が同13.3%減の650万人だったことについて、明瀬会長は「コロナによる規制が徐々に解かれ、野外活動含むレジャー全般が回復した結果、相対的に減少した」と説明した。

 あわせて、キャンパーが1年間でキャンプ場に泊まった平均泊数が7.2泊で前年より1泊増、1年間でキャンプに行った平均回数が5.4回とともに過去最高だったと語った。明瀬会長はこれらを踏まえ、「キャンパー1人当たりのキャンプ回数が増え、それぞれより長くキャンプ場に滞在するようになった。コロナ禍が要因となって新たにキャンプを始めた個人や家族を含めて、オートキャンプが多様な階層の人々が年間を通して実践するレジャーとなりつつある」と期待を寄せた。

 これから少子高齢化が進むなか、「オートキャンプ参加人口は今後徐々に減少しながら、オートキャンプそのものは益々盛んになり、日本人のライフスタイルとして定着していくのではないかと見ている」と、明瀬会長は締め括った。

平日もキャンプ場へ、ソロキャンプ増加で

 22年は、コロナの影響でキャンプが注目されたほか、休暇が取りやすくなり、曜日にとらわれずに行動できるソロキャンパーの増加から、平日キャンプが伸長している。

 それを表すように、キャンパーへ「平日にキャンプをするか」と調べた結果、50.1%と半数以上が平日にキャンプをすると回答。「キャンプ同行者」の「ソロキャンプ」は、同3.5ポイント増の16.6%と上昇した。

 22年は9月に3連休が2回あったことで、「キャンプした月」では9月が65.0%とトップ。2つの連休が一番大きな要因ではあるが、近年の秋冬キャンプの人気、猛暑による夏キャンプから秋キャンプへの移行などが背景にあるとみている。

 キャンプ場の平均稼働率は同0.3ポイント増の20.7%と伸長し、過去最高を更新した。22年のキャンプ場から見たキャンパーの傾向は、1位が「ソロキャンパーが増えた」で58.1%、2位は「女性のソロキャンパーが増えた」の38.2%、3位が「初心者が増えた」の34.4%だった。また、「平日によく利用する人」でも「ソロキャンパー」が最も多く80.5%で、2位の「シニア」46.9%を大きく離す結果となった。こうした平日のソロキャンパーの利用増が、キャンプ場の稼働率を押し上げている。

キャンプ用品の価格、材料費高騰で上昇へ

 22年は原材料費の高騰がアウトドア用品に大きな影響を及ぼし、テントの輸入金額は同60.2%増の304億9000万円となった。金額が大きく伸びる一方、輸入重量は同17.5%増の1万9858トンで留まり、輸入価格の高騰が輸入金額増加の理由になっている。

 用品メーカー・販売店から見た22年の傾向として、女子を含めたソロキャンパーの増加、テントなどの大物よりも小物類やオプションパーツなどの買い足し需要が増加。キャンプに使うテントが鈍化する一方、登山や自転車、オートバイなどのアクティビティに関わるキャンプ用品は好調であったと明かした。

キャンピングカー台数、3.6%増と堅調な伸び

 22年のキャンピングカーの登録台数は、3.6%増の11万3453台で堅調な伸びとなった。国産のキャンピングカーの販売価格は、近年の材料価格の高騰などにより、キャンピングカーに改造する材料だけでなくベース車両の価格も上昇。すぐに購入できる中古車の人気が高まり、価格も上昇傾向とわかった。

NeRF技術使用した動画で観光地紹介 ビッグホリデーがAster氏とコラボ

2023年7月25日(火) 配信

新技術で名古屋の魅力を再発見

 ビッグホリデー(岩崎安利社長、東京都文京区)は7月25日(火)から、最新のAI技術を使用した観光地紹介旅コラムを公開した。新規視点の画像生成技術のNeRF(ナーフ)分野で幅広く活躍する次世代XRエンジニア「Aster」氏とのコラボ企画で、NeRF動画・観光地紹介旅コラム「一日で名古屋を満喫!ワンデートリップで『名古屋の魅力を再発見』」と題して掲載している。

 同社は、NeRFの技術を用いて各観光地の魅力をリアルでインパクトのある視覚的イメージとともに発信することで、旅行先に興味を持たせ、旅行を思い立つきっかけや動機を提供したい考え。

 今回の旅コラムは、名古屋城と中部電力MIRAITOWER、オアシス21、ランプライトブックスホテル名古屋の4スポットの動画をNeRF技術により制作。現場では一眼レフカメラで数千枚単位の撮影が行われ、その後AIの生成で自由視点によるダイナミックなカメラワークを実現しているという。