11月3日南阿蘇村で野外フェス、音楽ライブやグルメイベント実施

2023年8月24日(木) 配信

久保尭之委員長(左)と総合プロデューサーのmiyake氏

 阿蘇ビート2023実行委員会(久保尭之委員長)は11月3日(金・祝)、熊本県・南阿蘇村で野外フェスイベント「阿蘇ビート2023」を初開催する。

 同村の熊本県野外劇場アスペクタを舞台にした著名アーティストによる音楽ライブや、阿蘇の「あか牛」を中心とした地元グルメの提供などを行う。

 県出身のLeola(レオラ)さんや八代亜紀さん、EXILEのNESMITHさん(MC)らが出演する。8月下旬に第2段アーティスを発表する予定だ。

 2016年の熊本地震で甚大な被害が発生した同村では7月に南阿蘇鉄道が全線開通し、インフラ復旧がすべて完了した。実行委員会はフェス開催で創造的復興を加速させる考えだ。

 8月17日(木)に村役場で記者発表を行い、フェスの総合プロデューサーを務めるmihimaru GTのメンバー、miyake氏が「南阿蘇鉄道の全線開通のニュースを受けて、また訪れて欲しいという願いが一層強くなった。音楽とグルメ、花火が味わえるフェスになるよう全力を注いでいきたい」と意気込みを述べた。

「ものがたりが生きる里」で80を超える催し 青森県で「古津軽ウィーク」 9月1日(金)-10月10日(火)に開催

2023年8月24日(木)配信 

岩木川沿いに点在する神社の鳥居には個性豊かな「鬼コ」が鎮座。表情は訪れてのお楽しみ。

 青森県中南地域県民局と弘前市など9市町村は2023年9月1日(金)~10月10日(火)まで、津軽地方の暮らしに触れられる催し「古津軽(こつがる)ウィーク」を開催する。

 「古津軽」とは、今も脈々と受け継がれている古き良き生活文化や風習、信仰など、津軽の「暮らしぶり」1つひとつを「ものがたり」と位置づけ、その魅力や価値を発信する取り組み。期間中、地域の人々を助け、頼れる存在として神社の鳥居に鎮座する個性豊かな「鬼コ」や、生活のなかから生まれた知恵と美の結晶「こぎん刺し」、山と暮らしてきた「マタギ」文化など、里の暮らしに触れられる80以上のイベントで来県者を迎える。9月から全国で公開される映画「バカ塗りの娘」とのタイアップイベントも企画した。

 各イベントに参加し、スマ-トフォンでアンケートに答えると、抽選で200人に「古津軽グッズ」が当たるキャンペーンも実施する。

東武トップツアーズ、観光経営力を強化 9月20日にセミナー開く

2023年8月24日(木) 配信

リアルとオンラインそれぞれ先着100人まで

 東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)は9月20日(水)、東京都内の観光事業者や観光産業関係者向けに、宝生能楽堂(東京都文京区)で「第2回観光経営力強化セミナー」を開く。参加無料の事前登録制で、リアルとZoomを利用したオンラインのハイブリット形式で開催する。

 今回のセミナーは、タイトルに「愛される組織の育て方~ありがとうの連鎖が人を動かす~」を掲げる。人手不足の解消に向けて、今ある人材をいかに組織に定着させ、やりがいを持って長く活躍できる組織を構築するかなど、人材育成や人材定着のヒントとなるような内容にした。

 当日は、入社から9カ月で社長に就任し、黒字回復を実現させた飲食チェーン「ドムドムフードサービス」の藤﨑忍社長や、「どうしたら人が活き活きと働く会社になるのか?」を追求し、結果として離職率の大幅減少を成功させた「当間高原リゾート」の佐野智之事業統括室長らの講演を予定している。

 また、都内観光産業の支援に特化した総合相談窓口「東京観光産業ワンストップ支援センター」の支援内容の紹介や、リアル会場では観光事業者交流会も開く。東京の観光産業を盛り上げたいと考えている企業によるブース出展も行う。

 開催時間は午後2:20~6:20。定員はリアルとオンライン、それぞれ先着100人。締め切りは9月13日(水)まで。

「夏はまだ終わらない」 那須ハイランドパークがリベンジ割実施

2023年8月24日(木) 配信

夏休みを取り戻そう!

 那須ハイランドパーク(栃木県・那須町)は8月26日(土)~31日(木)まで、緊急割引サービスとして「夏休みリベンジ割」を実施する。夏休み期間は台風の影響など悪天候で外出機会が少なかったため、子供たちに夏の思い出を作ってもらおうと企画した。

 チケット窓口で合言葉「夏はまだ終わらない」と伝えると、ファンタジーパスセットに特別割引が適用される。料金は大人通常5900円のところ5000円に、子供・シニアは通常4200円が3000円になる。

 なお、駐車料金は1台1000円が別途必要。

JTB、Trip.comと合弁会社 インバウンド強化に向けて

2023年8月23日(水)配信

JTBとTrip.comグループの新会社は10月に設立する

 JTB(東京都品川区)は8月22日(火)、オンライン旅行会社のTrip.comグループと、合弁会社「株式会社JTB Inbound Trip(仮称)」の設立に合意した。アジア圏からの訪日外国人旅行(インバウンド)領域での宿泊施設や各自治体など事業パートナーの課題解決を目的に、新会社を10月に設立するとしている。

 合弁会社は持株比率がJTB51%、Trip.comグループ49%。販売チャネルの拡大や旅行者ニーズに合わせた仕入・コンテンツの強化、宿泊施設や観光施設の多言語対応、一部での観光需要の集中緩和など、課題としていたインバウンド受け入れの環境整備に取り組む。

 協業により、Trip.comグループが有するグローバルな販売網とJTBの宿泊を中心とした仕入力で、訪日外国人旅行者に対する宿泊施設の選択肢の増加や宿泊施設とのニーズマッチング、宿泊施設や観光施設などの販売網の拡大を見込む。

 さらに、Trip.comグループのインバウンド市場に係る知見と、JTBが全国に展開する拠点を活用する。誘客に向けたコンサルティングや仕入コントロール機能による観光需要の集中の緩和と平準化のほか、インバウンドでの多言語の問い合わせやシグナルへの対応、自治体向けインバウンド市場の戦略設計支援などを計画している。

成田国際空港など、円安でもハワイ出掛けてもらおうとCP実施 3万円旅行券や10万円の航空ポイントセット当たる

2023年8月23日(水) 配信

アウトリガー・ワイキキ・ビーチコマー・ホテルの3泊分の無料宿泊券もセットにした

 円安や燃油サーチャージの高騰で海外旅行を諦める人が増えるなか、ハワイへ出掛けてもらおうと、成田国際空港(NAA)とZIPAIR、アウトリガー・リゾーツ&ホテルズ、ハワイ州観光局の4者は8月31日(木)まで、プレゼントが当たる「ZIPAIRでハワイに行こうキャンペーン」を実施している。

 3万円の旅行券とZIPAIRの航空券購入に利用できる10万円分の航空ポイント、アウトリガー・ワイキキ・ビーチコマー・ホテルの3泊分の無料宿泊券をセットにしたプレゼントが3人に当たる。

 成田空港の公式ユーチューブチャンネルに投稿されたハワイの女子旅動画を視聴して、成田空港公式X(旧ツイッター)アカウントのツイートに動画の感想を添えて引用リツイートし、各社のアカウントをフォローすることで応募できる。

タイミー、アソビュー利用企業にアルバイト紹介 契約締結し人手不足解消へ

2023年8月23日(水) 配信

予約実績をもとに人手需要を算出し、求人枠をコントロールできる体制の構築へ検討も行う
 アルバイト紹介会社タイミー(小川嶺社長、東京都港区)は、レジャー施設のチケットをインターネットで販売するアソビュー(山野智久社長、東京都品川区)と業務提携契約を締結した。アソビューのサービスを利⽤するパートナー企業に向けて、タイミーの導⼊を支援する。レジャー業界の人手不足の解消を目指す。
 
 タイミーは「働きたい時間」と「働いてほしい時間」をマッチングするサービス。1時間単位で設定したアルバイト情報を掲載し、応募と面接も実施しないため、働き手は予定の合間に仕事ができる。 事業者は、働いてほしい時間や求めるスキルを設定することで、条件に合った働き手を自動的にマッチングする。
 
 また、アソビューの業務効率化サービスを利用する施設は、チケット販売窓口や入場受付に係る業務を誰でもできる体制を構築。タイミーのアルバイトを割り当てることで、社員へ繁忙期でも本来の業務に従事できるよう支援していく。
 
 両社は将来的には、アソビューからの予約実績をもとに人手需要を割り出し、タイミーの求人枠をコントロールできる体制の構築に向けた検討も行う。さらに、働き手がタイミーを通じてアソビューのパートナー施設で働くことで、お得な体験ができる特別プランも計画中している。

「古都奈良の文化財」の世界遺産登録25周年 東大寺や興福寺など6寺社の共通拝観券発売

2023年8月23日(水) 配信

仲川げん 奈良市長(左から4人目)らがPR

 奈良県奈良市と奈良市観光協会はこのほど、「古都奈良の文化財」の世界遺産登録25周年事業の詳細を発表した。

 今年10月に同文化財が世界遺産に登録されて25周年を迎えるにあたり企画。世界遺産を構成する6寺社(東大寺・興福寺・春日大社・元興寺、薬師寺、唐招提寺)協力のもと共通拝観券を初めて販売する。散華などの拝観返礼品や、同共通拝観券購入者だけの特別な御朱印(朱印料別)をいただくことができる。

特別御朱印は各寺社の歴史などをモチーフに作成

 同共通券は2万枚の限定販売で、価格は1冊5000円。有効期限は2024年3月31日まで。奈良市内の観光案内所や東京都にある県のブランドショップ「奈良まほろば館」で購入できる。

 11月3~25日の金・土曜日(一部土曜のみ)には、6寺社で夜間特別拝観も行われるほか、奈良市街地を巡る「路地ぶら」などの企画も順次展開していく。

 冬に実施する「路地ぶら」は、「ならまち」から「きたまち」までエリアを拡大。通常は一般公開していない寺なども案内付で拝観できるようになる。併せて、寺・神社の路地ぶらと合わせて楽しめるグルメ企画や、路地ぶら関連ツアーも実施する予定だ。

 奈良市と観光協会、6社寺は8月22日、東京都内で会見を開き、事業内容を説明した。奈良市観光協会の乾昌弘会長は、「観光客の滞在時間の延伸と消費単価の増収が奈良の長年の課題だった。今回の記念事業で課題を解決することができる」との期待感を示した。

 春日大社の花山院弘匡宮司は、「朝6~8時、まだ観光客が少ない時間に春日大社や興福寺、薬師寺などを訪れると、1300年前の時間(と同じような光景)を歩くことができるのが奈良の魅力。宿泊していただきゆっくりと神仏の文化に触れてください」とPRした。

紅葉訪ねる京の旅 ホテルオークラ京都のスタッフが旅行企画

2023年8月23日(水) 配信

大徳寺 芳春院
 ホテルオークラ京都(京都府京都市中京区)は11月28日(火)に、「季節の旅」として宿泊付きの「京都 洛中の美と紅葉を訪ねて」を実施する。「季節の旅」はホテルオークラ京都が主催する少人数制の旅行企画。ホテルスタッフが実際に現地を訪ね、より深化した旅をコーディネート。行程中も添乗員資格を持つホテルスタッフが同行する。
 

  同企画は11月28日(火)から1泊2日で実施する。数寄屋大工や作庭、西陣織や蒔絵(まきえ)など数多くの日本を代表する伝統技能の粋が集められた「京都迎賓館」へ、賓客の接遇時さながらに正門から車両で入構。館内を貸し切りで参観する。

 このほか「大徳寺 芳春院」、「安楽寺」の特別拝観など、京都の美をゆったり、じっくり感じられる行程を用意する。京都が初めての人からリピーターまで、新しい発見や体験を提供する。

 料金はツインルーム1室2人利用で1人18万円(税込)。予約はホテルオークラ京都 季節の旅事務局 で9月9日(土)から受け付ける。申し込み期限は11月20日(月)まで。定員は15人、小学生以下は参加不可。

 

初心者や海外客も気軽に能を楽しめる 京プラ、国立能楽堂と10月に特別展示 

2023年8月23日(水) 配信

国立能楽堂は開場40周年

 京王プラザホテル(若林克昌社長、東京都新宿区)は10月1日(日)~31日(火)まで、今年開場40周年を迎える国立能楽堂(長谷川眞理子理事長)とともに特別展示「ホテルで楽しむ能~能にふれる~」を開く。国立能楽堂所蔵の貴重な能面や能装束などが無料で鑑賞できるほか、メインロビーでは初めて能を見る人や海外客も楽しめる能の実演と解説を英語通訳付きで行う。

 特別展示では実際に舞台で使用する能面や能装束、舞台写真パネルなどで能独特の世界観を感じられる。演目のあらすじや展示品は日本語・英語の解説付きで展示。気軽に能の世界に触れられる機会を提供し、能の奥深さや魅力を発信する。

 10月19日(木)、10月24日(火)に実施する能の実演では、喜多流能楽師・大島輝久氏が出演して、能面や能装束の着け方を実際に披露するほか、能の演目の一部を実演。魅力を日本語と英語でそれぞれ解説する。

 同ホテルは宿泊客の約8割が海外客が占めるとし、「国内外のお客様で賑わうロビーで世界最古の演劇と言われる『能』の魅力を発信し、日本文化への関心を高めてまいります」とアピールする。