小田急百貨店新宿店「イタリア展」開催 4月9日(水)~14日(月)まで

2025年4月7日(月) 配信

プレゼント企画も実施

 小田急百貨店新宿店(東京都新宿区)は4月9日(水)~14日(月)まで、7階イベントスペースで「イタリア展」を開催する。午前10時~午後8時、最終日は午後5時まで。

 サルシッチャや、パテなどのグルメと、ワインショップ「エノテカ」厳選のワインを展開。このほか、インテリアや革製品から、イタリア伝統のアクセサリーやカメオも販売する。

 期間中にイタリア展で1レシート5000円(税込)以上購入すると、各日先着50人に「3-PLYペーパーナプキン5枚入り(1点)」をプレゼントする企画を実施する。

中部国際空港セントレア「美ら島直行便2025春夏」CP 25年4月14日(月)〜7月31日(木)まで実施

2025年4月7日(月) 配信

「美ら島直行便2025春夏」キャンペーン

 中部国際空港セントレア(愛知県常滑市)は沖縄路線(那覇、宮古島、石垣島)への直行便の搭乗促進を目的に、2025年4月14日(月)〜7月31日(木)まで「美ら島直行便2025春夏」キャンペーンを実施する。CP期間中、セントレアから美ら島(那覇、宮古島、石垣島)への直行便を利用すると、沖縄のハンバーガーショップ「A&W」の店舗でルートビアフロートがプレゼントされる特典が付く。

 「美ら島直行便」CPは、2022年度からプレゼント内容を変更して過去4回実施。前回は24年10月21日~25年2月28日にかけて、3362人が利用している。

「土岐市 春の美濃焼大陶器市」4月19(土)・20(日)日の2日間、イオンモール土岐駐車場で開催

2025年4月7日(月) 配信

 美濃焼大陶器市実行委員会(運営:土岐市陶磁器卸商業協同組合、安藤浩市代表、岐阜県土岐市)は4月19(土)・20(日)日の2日間、イオンモール土岐 駐車場C(土岐市土岐津町土岐口1372番地の1)で「土岐市 春の美濃焼大陶器市」を開く。

 今年は陶器市に加え、イオンシネマ土岐オープンイベントや、ワールド・ドリームサーカス土岐公演、第6回土岐メダカ祭りも同時開催。イベント期間中に税込1000円以上購入すると、焼物が当たるガラガラ抽選会も実施する。

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 土岐市内の陶磁器商社やメーカーが参加し、選りすぐりの逸品を展示・販売。伝統的な美濃焼の作品から、現代のライフスタイルにマッチするモダンデザインまで、多彩な陶器が一堂に会する。「実際に手に取って質感や色合いを確かめられる貴重な機会となっております」(同実行委員会)としている。

人気温泉地ランキング 熱海が11年連続トップに(楽天トラベル)

2025年4月7日(月) 配信

熱海温泉

 楽天トラベルはこのほど、「2024年 年間人気温泉地ランキング」を発表した。1位は熱海温泉(静岡県)、2位は別府温泉(大分県)と11年連続で1位、2位を獲得。3位は那須温泉(栃木県)、4位が草津温泉(群馬県)、5位は白浜温泉(和歌山県)となった。

 調査は楽天トラベルに登録している全国の温泉地を対象に、24年1月1日(月)~12月31日(火)の期間中における宿泊者の人泊数を集計した。

 熱海温泉は、24年も自家製のジェラートやパフェなどを提供する飲食店の開業が相次ぐなか、男女2人や子供連れの利用が多く、年代別では30~40代や20代以下の若年層における利用シェアが高かった。

 2位の別府温泉では、複数の宿泊施設が大規模なリニューアルを行ったことが話題となり、注目を集めたという。また、24年12月上旬時点の訪日外国人の予約泊数は前年同期比約1.4倍。

 3位の那須温泉は、3年連続で3位にランクインした。那須高原やテーマパーク、牧場など観光スポットが多数あり、年間を通じて人気だった。

GW旅行動向見通し、国内は減少傾向に 物価高や混雑回避が響く(JTB調べ)

2025年4月7日(月)配信 

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  JTBは4月3日(木)、ゴールデンウイーク(4月25日~5月7日)の旅行動向見通しを発表した。これによると、GWの総旅行者数は前年同期比6.9%減の2345万人、総旅行消費額が同3.9%減の9855億円と減少傾向を見込む。

 国内旅行では、旅行者数が同7.2%減の2290万人、平均旅行費用は同1.4%増の3万6600円、旅行消費額が同6.0%減の8381億円と推計。旅行者数は物価高騰や家計の事情、混雑を避けて旅行時期をずらす傾向もあってやや減少、平均旅行費用は物価高などの影響で微増する見通しだ。行先は居住地域外に分散傾向、鉄道や航空機などを利用した遠方への旅行の増加に伴い、日数も増加傾向にあると予想している。

 アンケート調査によると、旅行出発日のピークは、「5月3日(19.6%)」、次いで「4月26日(11.6%)」。前半の飛び石連休、後半の4連休がピークとみられる。

 旅行日数で最多は「1泊2日(33.5%)」だが、前年から4.3㌽減。一方で、「3泊4日(19.8%)」は2.7㌽増など、3泊以上は計5.5㌽増となった。

 旅行先の最多は「関東(22.3%)」、次いで「近畿(17.1%)」、「九州(9.7%)」となった。出かける場所として気になっているところは、「自然が楽しめる場所(国立公園や花畑など)(24.5%)」、次点で「自然が楽しめる場所(登山やアウトドアなど)(14.8%)」。

海外旅行は増加基調、行先は二極化傾向に

 海外旅行では、旅行者数が同10.0%増の55万人、平均旅行費用は同0.4%減の26万8000円、旅行消費額が同9.6%増の1474億円と推計する。旅行者数は国際線航空便の段階的な回復や一部の層の収入増、需要促進のためのキャンペーンなどの影響により、前年より増加を見込んだ。平均旅行費用は引き続き円安や物価高の影響を受け前年並み。行先は韓国・台湾などの近場が人気だが、欧米豪など遠方へ長期に旅行する傾向が相応にみられ、二極化傾向とみている。

 旅行出発日のピークは、「4月24日(15.0%)」、次いで「4月25日(13.3%)」、「4月26日(10.6%)」と「5月3日(10.6%)」が同率となった。

 旅行日数は「3泊4日(29.2%)」が最も多く、次いで「2泊3日(14.2%)」と「5泊6日(14.2%)」が同率。行先は上位から「韓国(25.7%)」、「台湾(14.2%)」、「東南アジア(10.6%)」の順となり、比較的近距離で安価な旅行先が人気である一方で、次いでヨーロッパがハワイと並び、遠距離のニーズも一定数あるとみている。

星野リゾート入社式 今年は496人の新入社員迎える 恒例の「手形の契り」も実施

2025年4月7日(月) 配信

星野リゾート入社式恒例の「手形の契り」

 星野リゾート(星野佳路代表)は4月3日(391人)と8日(105人)に分けて、北海道、青森県、長野県、大阪府、沖縄県の5拠点で入社式を実施、今年は496人の新入社員を迎える。

 同社入社式の恒例イベントは、2003年から行われている「契りの会」。星野代表や配属施設のスタッフから新入社員に向けて、応援メッセージと歓迎の川柳が送られる。新入社員は返歌を詠んだあと、手のひらに絵の具を浸して未来への決意を込めて、手形を押す「手形の契り」を結ぶ。

 この手形には同社が社員に対し、法律上の雇用関係だけではなく、ときには法律を越えてスタッフを助けるという約束と、スタッフがこれからの研修を通して学ぶ組織の文化に寄与するという意味が込められているという。

 新入社員は4日間の研修「Warm-up-Camp」を通じてホテル運営や組織の価値観を学び、全国各地の施設に着任する。

津田令子の「味のある街」「イケふくろーる」――カフェMOGA(東京都豊島区)

2025年4月6日(日) 配信

カフェMOGAのロールケーキ「イケふくろーる」500円▽東京都豊島区南長﨑4丁目12-20▽03(4400)8085。

 トキワ荘まんがミュージアムにほど近い豊島区南長崎の住宅街に昨年11月、障害者のアート作品を常設展示する「ギフテッドアート美術館MOGA」がオープンした。障害者アートに魅せられた洋菓子研究家の小島令子さんらが奔走し多くの方々に作品を見てもらいたいとの願いから開設にこぎ着けたという。

 「心に響くたくさんの作品が集まりました。実際にご覧いただき、作品から生き様を感じとっていただければ嬉しいです」と美術館を運営する一般社団法人「むすび」の代表理事・大石明恵さんは満面の笑みで話す。

 展示されている作品は、ホームページで作品を募ってコンテストを開催し、百貨店や公共施設の一角を借りて応募作品を展示してこられた。当初、応募作品は60点ほどだったが、年を追うごとに増え、今では全国から約300点以上が集まるようになった。展示スペースの確保が課題となり、「常設展示できる場所はないか」と考えたのが美術館開設のきっかけだったと振り返る。美術館の名前は、「天からの授かりもの」を意味するという。

 美術館に併設された「カフェMOGA」は、アートを鑑賞しながらゆっくりくつろげる居心地のいいカフェだ。池袋のシンボルでもあるフクロウのマークが可愛らしいオリジナルのロールケーキ「イケふくろーるケーキ」は超人気。ふわふわの生地にほどよい甘さのクリームがたっぷり入っていてSNS映えも抜群だ。丁寧にいれてくださるホットココアや自家製シロップで作る「南長崎ジンジャエール」は甘さを抑えスパイスを効かせたシュワシュワ感に満ち溢れたドリンクだ。大石さんは「爽やかなフレバーが大人気のオリジナルブレンドティー『小島家の紅茶』など、ここでしか味わえないメニューをご用意していますのでお気軽にお立ち寄りください」と語る。

 5月10日から18日まで、さいたま市民の日記念事業の一環で行われるイベント「楽描き展」~ユーモアに溢れる作品たち。自由な発想が生み出した奇跡~に、出展されるという。この機会にぜひ足を運んでみたい。

(トラベルキャスター)

 

津田 令子 氏

 社団法人日本観光協会旅番組室長を経てフリーの旅行ジャーナリストに。全国約3000カ所を旅する経験から、旅の楽しさを伝えるトラベルキャスターとしてテレビ・ラジオなどに出演する。観光大使や市町村などのアドバイザー、カルチャースクールの講師も務める。NPO法人ふるさとオンリーワンのまち理事長。著書多数。

【精神性の高い旅~巡礼・あなただけの心の旅〈道〉100選】-その48-高千穂神社(宮崎県・高千穂町) 国生みの神話の故郷へ おおらかな日本の原点に立ち戻る

2025年4月5日(土) 配信

 世界中を旅したら、どこの国でも建国や独立を記念する場所があり、そこは国民の誇りの源泉となっている。そして、どこの国でも建国や独立の記念日は国民挙げて祝うものだ。

 ひるがえって、我が国は、建国記念の日を祝っている姿はまず見られない。いつの間にか、家に国旗を飾るという風習もなくなってしまった。

 私が中学生のとき、社会科の時間に、天皇家も最初の方は実在しているかどうかわからないから、歴代の天皇の名前なんか覚えなくてもいいと言われた。そして、日本の神話はでたらめだと教わった。そんなことをわざわざ言わなくてもいいのになと思いながら、敢えてそういうことを生徒に教えるということが逆に違和感となり、もやもやとした印象を持ってここまで生きてきた。

 そのようななか、国生みの神話の故郷である宮崎県・高千穂町では、建国記念の日にパレードを実施しているということを聞き、どのようなパレードを行っているのか興味がわいたので行くことにした。

 

 

 建国記念の日に先立ち、2月10日に高千穂神社の後藤俊彦宮司から直接お話を伺える機会を得た。後藤宮司は元々神職の家庭ではなかったが、高千穂の出身で、福岡の大学を卒業して政治家の秘書をしていくなかで、神道への関心が生まれ、國學院大學に入り直し、神道の勉強をしたのち、故郷の高千穂に戻った。

 しかし、後藤宮司が帰郷したとき、神社も荒れ果てていた。そして、高千穂の各部落に伝わっていた伝統的な神楽も、危険なものとしてGHQによって禁止されていた。しかし、一部の部落によって細々と伝わっていた神楽を後藤宮司が孤軍奮闘して少しずつ復活させてきた。後藤宮司は人々の心に国生みの神話を伝えていくことの重要性を地道に植え付けていったのである。

 

高千穂の夜神楽の1シーン

 神楽は元々冬季に部落ごとに決められた日に夜通し演じられるものであり、神楽宿と呼ばれる民家や公民館に氏神様をお招きして三十三番の神楽を一晩かけて奉納するものである。だが、夜神楽の季節以外にも、観光客向けに高千穂神社境内の神楽殿で毎晩8時より1時間、三十三番の神楽の中から代表的な4番「手力雄の舞」「鈿女の舞」「戸取の舞」「御神体の舞」が演じられる。

 なぜ夜神楽なのか、夜通し演じるのか、これはこの神楽を見るとその理由がよくわかる。子供にはちょっと見せるにははばかられるシーンがあるのだ。

 神々も私たちと同じ。これが日本のおおらかさなのだ。しかし、キリスト教の禁欲の価値観が、明治開国時と戦後に大きく浸透した。そのような視点で見るとどうも猥雑に見えてしまうが、そのような視点を捨て、おおらかな人間賛歌と見れば、人を許し、受け入れる気持ちが生まれてくる。今の日本も含め世界中にまったくない考え方だ。これは変にインバウンドに開放されてほしくない。変な見方で見ないでほしい。日本人特有の一体関係という人間観の原点がここにあった。

 

建国記念のパレードのようす。後藤宮司と高校生代表

  建国記念の日のパレードは、観光客にアピールするというよりも、地元の人たちで祝っている感じであった。地元高千穂高校の生徒から、神様4人、女神様4人が選出され、彼らを中心に街を練り歩く。そのパレードには地元の保育園の園児たちも小さなコスチュームを着てかわいらしく歩いていた。幼児のころから神話の世界に親しみ、高校生では生徒代表がパレードで堂々と歩き、大人になったら各部落で神楽の演者になるといった世代を越えての伝承がうまく機能していた。白馬に乗った後藤宮司は地域住民からも尊敬されており、多くの住民から声を掛けられていた。

 我が国の繁栄のロールモデルがここ高千穂に脈々と残っている。

 

旅人・執筆 島川 崇
神奈川大学国際日本学部国際文化交流学科教授。2019年「精神性の高い観光研究部会」創設メンバーの1人。

つくば牡丹園、4月9日に開園 今年は5月25日までの47日間の営業

2025年4月4日(金) 配信

芍薬畑と筑波山

 茨城県つくば市のつくば牡丹園(関浩一園長)が4月9日(水)から開園する。牡丹とシャクヤク合わせて約800種類・約6万株が咲き誇る日本最大級の牡丹園で、今年は5月25日(日)まで、47日間のオープン期間となる。

 同園は1989年に開園し、今年35周年を迎える。農薬不使用・酵素農法による「土づくり」を大切にしており、園長で土職人の関氏は競走馬の馬フンを活用した発酵堆肥を独自に開発。この土壌が牡丹や芍薬をより大輪に、美しく咲かせる秘訣で、150年の古株やここにしかない珍しい種もあるという。

 また、園内には「ハーベストカフェ」を設置。園で栽培した芍薬を使用したお茶や、さつまいもを使用したラテなどを販売する。園内では、土壌改良の技術を生かし、農薬不使用で野菜や果物を栽培している。

 近年の訪日外国人観光客の増加を受け、同園にも海外からの来園者が増加していることから、今年は外国人向けの案内を充実させる予定だ。今後、特別企画やイベント情報を随時発表していく。

  開園時間は午前9時~午後5時まで。入園料は大人1500円、中学生以下無料。ペットもリードをつければ入園可能。駐車場は普通車300台、大型車20台を完備しており無料で利用できる。

東京都内で「春の常陸牛グルメフェア」 茨城県がキックオフイベント開く

2025年4月4日(金) 配信

キックオフイベントには錦鯉の2人(中央)やみりちゃむさん(左)も

 茨城県が誇る銘柄和牛「常陸牛」は、年間出荷頭数が1万頭を超え、首都圏や茨城県内を中心に流通しているが、2025年4月からとことん美味しさにこだわった茨城独自の基準による、全国初の新たな認証制度を開始した。

 この新たな「茨城県認定」常陸牛と、昨年デビューしたトップブランド「常陸牛 煌(きらめき)」の美味しさを、より多くの人に体験してもらおうと、4月3~16日の期間、丸の内、大手町、有楽町エリアの人気レストラン21店舗で「春の常陸牛グルメフェア」を開催している。4月3日(木)には東京都・新丸ビル7階のレストラン「MUS MUS」でキックオフイベントを実施した。

「茨城県認定」常陸牛(写真左)と「常陸牛 煌」

 本イベントでは、お笑いコンビの錦鯉とタレントのみりちゃむさんをゲストに迎え、「茨城県認定」常陸牛と「常陸牛 煌」の美味しさを存分に味わってもらった。みりちゃむさんイチオシのMUS MUS特製の常陸牛を使用したタイアップニューも登場した。

 このほか、フランス料理のカリスマ、ジョエル・ロブション氏の愛弟子にして、ミシュランガイド掲載店「レストラン モナリザ」のオーナーシェフ、河野透さんも登壇し、常陸牛の美味しさの秘密なども紹介した。

 今回、茨城県で導入する茨城県認定制度は、これまでの和牛の評価の1つである「霜降り度合いといった脂肪の量」ではなく、和牛の美味しさに影響を与える「脂肪の量」と「赤身の美味しさ」にこだわった全国初の取り組み。「脂肪の量」としては風味や口溶けの良さに影響する脂肪の「オレイン酸の割合(55%以上)」。「赤身の美味しさ」としては肉のうま味に影響する「飼育月齢(30カ月齢以上)」に着目し、それぞれの美味しさに違いが表れる基準値を設定し、測定・確認しながら1頭ごとに認定するもの。

 すでに食肉流通事業者や生産者団体からは口溶けが良くジューシーでうま味を強く感じる一方で、さっぱりしていて脂が気になる人でも食べやすいと高評価を得ている。