大阪舞洲ゆり園 6月1日(金)オープン

2018年5月24日(木) 配信

夕映えのユリ園

今年で開園6周年を迎える「大阪舞洲(まいしま)ゆり園」が、園内12万球のユリをすべて植え替え大幅にリニューアル。6月1日(金)~7月1日(金)の期間限定でオープンする。

 大阪舞洲ゆり園は大阪湾に位置し、対岸の六甲山や神戸市内、遠くに明石海峡大橋を望む絶好のロケーションに、約50種類250万輪のユリがいろとりどりに咲き誇る。見ごろを迎える6月に開園し、毎年20万人を超える来場者が訪れる夏の風物詩として人気だ。

 今年は園内のユリ12万球をすべて植え替え、大幅にリニューアルする。「シルクロード」や「リーガルリリー」など新しい品種のユリも追加。各エリアを一新し、色とりどりのユリが咲き誇る「色彩の丘」「色彩の小道」や、美しいピンクのユリが一面に広がる「恋する桃色の丘」エリアを新設する。

お得なパックやイベント充実「1日遊べるゆり園」

ヘリコプターからの絶景

 開園期間中は家族や友人と園内を1日中楽しめるよう、さまざまなイベントや企画を用意する。昨年も人気だった「遊覧ヘリコプター」が今年も登場し、優雅な空中散歩や色鮮やかなユリとの競演が楽しめる。このほか、スカイトランポリンやパドルボート、パークゴルフ、ランバイクも。

 ゴーカートや陶芸、温泉と入園券がセットになったお得なパック券も発売する。今年は新たに、大阪湾に沈む夕日を眺めながらバーベキューが楽しめる「サンセットディナーBBQセットプラン」(中学生以上5100円)も登場する。

入場無料の「あじさい展」も同時開催

 隣接するホテル・ロッジ舞洲で同時開催している「あじさい展」は入場無料。ホテルの中庭「森のガーデン」には1500株65種類のアジサイが咲き乱れ、新品種の「舞洲ブルー」も見られる。

大阪舞洲ゆり園 施設概要

営業期間:2018年6月1日(金)~7月1日(金)

営業時間:月-木曜日 午前10:00~午後5:00

     金-日曜日 午前 9:00~午後7:30

入園料 :大人(中学生以上)1200円、学割(中学-大学生)1千円、子供(4歳-小学生)400円

     ※シニア割引(65歳以上)1千円のほか、団体、障害者割引有。

場所  :大阪市此花区北港緑地2丁目

アクセス:

【車】駐車場1800台完備。普通車700円/1台、バス2千円/1台

【電車】

・JR大阪環状線西九条駅下車、大阪シティバス81系統「舞洲スポーツアイランド」下車(直行バス運行予定)

・JRゆめ咲線桜島駅下車、北港観光バス・舞洲アクティブバス「ホテル・ロッジ舞洲前」下車

・大阪メトロ中央線コスモスクエア駅下車、北港観光バス・コスモドリームライン「ホテル・ロッジ舞洲前」下車

駐車場でも楽天スーパーポイントが貯まる (楽天×日本パーキング)

2018年5月24日(木) 配信

楽天スーパーポイントが、駐車場利用時にも貯まるようになる(写真はイメージ)

楽天ポイントが、時間貸し駐車場施設「NPC24Hパーキング」でも貯まるようになる。同パーキングを運営する日本パーキング(岡本政彦社長、東京都千代田区)との提携によって実現したもので、利用者は駐車料金支払い時に、「楽天ポイントカード」を自動精算機に挿入すれば、楽天スーパーポイントを1㌽(利用料金100円・税込に付き)貯められる(現時点で、アプリは対象外)。

 楽天は4月2日(月)、レンタカー利用時にも楽天スーパーポイントを貯めることができるようにしたと発表(「Jネットレンタカー」(全国72店舗)との連携)。モビリティ関連サービスとの連携強化を進めていた。パーキングとのポイント連携についてはすでに、日信電子サービスと日本駐車場開発間でそれぞれ実現している。

 パーキング数については、まずは東京都内42 カ所でサービスをスタートさせ、順次エリアを拡大する。利用エリアによっては今後、レンタカー利用と駐車時双方で貯めることができるようになるかもしれない。レンタカー予約については、旅行事業を手掛ける楽天トラベルからの予約時にもポイントを付与することから、旅行事業との相乗効果も期待できそうだ。なお、貯めたポイントをパーキング利用時に使用できるかについては、現時点では未定。

「宮城県×Hey!Say!JUMP」共同観光キャンペーン始動!

2018年5月24日(木) 配信

(中央)村井嘉浩宮城県知事、(左隣)八乙女光さん、ほかHey!Say!JUMPメンバー

宮城県は、2018年5月から19年3月までアイドルグループ「Hey!Say!JUMP」を起用し、「宮城県×Hey!Say!JUMP共同観光キャンペーン」を実施する。これに先駆けて5月23日(水)に東京都内で開かれた記者発表会で、キャンペーンの詳細とPR動画「Hey!Say!JUMP夏タビ宮城」を公開した。

 同県出身のメンバーである八乙女光さんは、かねてより地元宮城の震災復興への思いを抱いていた。それをほかのメンバーも共有。一緒に応援したいという気持ちが実を結び、今回のキャラクター就任が実現した。

 主催者代表として出席した宮城県知事の村井嘉浩氏は、「キャンペーンにより多くの方に心に残る旅を楽しんでもらうことで、将来の宮城県への継続的な旅行需要を確立したい」と期待を示した。

 PR動画は、「僕たちが見つけた宮城を君にも。」というテーマのもと、夏の宮城の魅力をアピールする。動画では、Hey!Say!JUMPの楽屋に突如現れる扉が宮城県につながっており、メンバーが各地に出かけて美しい風景やグルメ、人との触れ合いを楽しむようすを配信する。

 発表会では、メンバーが2人1組となって宮城県4エリアの観光プレゼンテーションを大会形式で行った。     

 三陸エリア、仙台・松島エリア、県北エリア、県南エリアの「いずれも素晴らしく甲乙つけがたい」(村井知事)としたが、大賞に三陸エリアを選出した。

 同エリア担当の山田涼介さん(同グループメンバー)は新鮮な海の幸を使った「南三陸きらきら丼」を紹介。季節によってネタが変わり、旬のものが提供される。とくに5月は、山田さんも好物だというウニが味わえるという。「とても美味しいので、ぜひ皆さんにも味わっていただきたい」と熱くアピールした。

大賞に選ばれたメンバー山田涼介さん(左)と知念侑李さん(右)に、知事から宮城県産の米「だて正夢」が贈られた

 同キャンペーンは、5月24日(木)から9月30日(日)までスマホスタンプラリーを実施。参加施設のパネルにあるQRコードを読み取るとスタンプを獲得できる。3つ集めるとオリジナルロゴハンドタオル、6つで「宮城の特産品詰め合わせ」が抽選でもらえる。(詳細は下記URL参照)

 宮城県は、キャンペーンのターゲット層を10代から40代の女性親子とし、スマホスタンプラリーやJR山手線車体広告、ガイドブック配布などで同県への誘客をはかる。

エアビーら日米中の大手仲介6社が出席 業界団体設立へ初会合開く

2018年5月24日(木) 配信 

初会合を開く。東京・霞ヶ関

 

観光庁は5月23日に、民泊仲介業者らの業界団体設立に向けた準備会合を開いた。エアビーアンドビーら日米中の大手仲介業者2社ずつ、計6社が出席。「住宅宿泊仲介業者適正化協会(仮称)」の設立へ、全社が賛同・協力すると前向きな姿勢を示した。適正な市場形成を目指し、違法民泊削除や民泊のイメージアップを進める。6月15日の民泊法施行前後に設立したい考え。

 設立に向けては利用者の安全安心のため、ルール遵守や違法民泊を締め出すことが重要だとの認識を共有した。遊休資産などを上手く使うことで、地域にも利益があるなど、民泊のイメージ改善にも取り組んでいく。

 協会は一般社団法人など法人格化していく。一方、取得手続きには一定の時間がかかり、外資系企業も本国に確認が必要なため、設立時期は6月15日前後を見通す。

 今回は百戦錬磨の上山康博社長が観光庁に協力要請をし、準備会合が開かれた。同日、上山社長は「6月15日を契機にヤミ民泊問題をしっかりと解決する組織を作るべきだと思った。各社ともルールを遵守していくとの考えが共有できた。設立に向け非常にいい一歩となった」と意気込みを語った。

 設立後は仲介業に関する研修会や、協会内で自主的なルール作りを必要に応じて定めていく考え。会員については当面は仲介業者とする。6社で会合を開いたが、方向性に賛同する企業には門戸を開く。将来的には自治体や民泊サービスの関連産業の事業者などを賛助会員に迎える見通し。

 当日の仲介業の参加者は以下の各氏。

 太田宗克(楽天LIFLL STAY代表)▽上山康博(百戦錬磨社長)▽木村奈津子(Home Away日本支社長)▽JACK ZHIJIE ZHANG(自在客CEO)▽鈴木智子(日本途家代表)▽田邉泰之(Airbnb Japan代表)

第43回「京の夏の旅」キャンペーンを実施 7月から

2018年5月24日(木)配信 

公開箇所の1つ「旧邸御室 大広間」

京都市と京都市観光協会は、京都の夏の観光振興を図るため、7-9月にかけて第43回「京の夏の旅」キャンペーンを実施する。今年は、「明治150年」「京のお屋敷」「京のもう一つの花街・島原」などをテーマに、通常非公開の文化財を期間限定で見学できる「文化財特別公開」や「定期観光バス特別コース」の運行などを行う。

 あわせて「伝統産業・文化」「朝観光・夜観光」「京の食文化」の3つのテーマのもと、多彩なイベントを平成30年7月1日(日)-9月30日(日)まで実施する。

第43回「京の夏の旅」キャンペーン概要

公開箇所の1つ「輪違屋 傘の間」

(1)文化財特別公開

 「明治150年」「京のお屋敷」「京のもう一つの花街・島原」などをテーマに新選組ゆかりの箇所など8カ所で特別公開。各箇所ではガイドによる案内も行う。

 公開期間:平成30年7月7日(土)-9月30日(日)

 時  間:午前10:00-午後4:30(午後4:00受付終了)

 料  金:1カ所 600円

 ※公開期間・時間・料金は公開個所により異なる。

 公開箇所:

 【明治150年、京のもう一つの花街・島原】

 角屋  ―近世の饗宴の場 重要文化財の揚屋建築―

 輪違屋 ―新選組ゆかりの島原で創業以来営業を続ける唯一の置屋―

 【京のお屋敷】

 長楽館「御成の間」―明治期を代表する和洋折衷の住宅建築―

 大雲院祇園閣    ―エキゾチックな昭和の名建築 閣上からの絶景―

 旧三井家下鴨別邸 ―緑に包まれた豪商の別邸 近代の名建築―

 旧邸御室     ―広大な敷地に見る昭和初期の郊外邸宅建築―

 【世界遺産】

 上賀茂神社本殿・権殿 ―国宝本殿と権殿 御神宝特別公開―

 下鴨神社本殿・大炊殿 ―太古の森に包まれた国宝本殿と神様の台所―

(2)定期観光バス特別コース

 文化財特別公開を巡るコースをはじめ、朝の特別コース、午後の半日コース、夜の特別コースなど、旅行スタイルに合わせてコースが選べる。

(3)京都「千年の心得」

 京都で育まれてきた歴史や文化、技に触れる体験プランを企画した。祇園祭にちなむプランをはじめ、天文学から能楽入門など、多彩なプランを設定。

(4)京の体験キャンペーン「京のたしなみ」

連綿と受け継がれてきた伝統的な文化や産業。現代にも息づく、その美意識や手技の世界を、職人や文化人の指導、解説により身近に感じることができる体験メニューを取りそろえた。和蝋燭絵付け体験や藁細工、苔玉つくり、真田紐ストラップづくりなどを実施する。

(5)京の冬の食文化キャンペーン「食遊菜都(しょくゆうさいと)」 

京の味覚と京都スタイルの「食」の楽しみ方を発信するプランで、納涼床や芸妓・舞妓と楽しむお茶屋遊びなどを提案する。

(6)その他

「京の七夕」、「京都・大原探訪」、「京都・三尾探訪」などの歩いて巡る散策プランをはじめ、「夜の観月茶会」など。キャンペーン期間中に多彩なイベントを開催する。

第43回 京の夏の旅 INDEXページ|京都市観光協会
http://www.kyokanko.or.jp/natsu2018/
第43回 京の夏の旅 2018年7月~9月/文化財特別公開や定期観光バスコースなど、京の夏ならではの魅力たっぷりのイベントが満載!

キャンペーンパンフレット配布場所

キャンペーンパンフレット

(1)京都市内

◆京都市河原町三条観光情報コーナー TEL:075-213-1717

〒604-8005 京都市中京区河原町通三条上ル恵比須町427番地

京都朝日会館1階   

◆京都総合観光案内所〈京なび〉 TEL:075-343-0548

〒600-8216 京都市下京区JR京都駅ビル2階

(2)首都圏地域

◆京都市東京事務所   TEL:03-6551-2671

〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目6-5

丸の内北口ビルディング14階

 

 

 

公益社団法人日本観光振興協会・JR西日本・JR東海

KNT首都圏、「伊豆市ユニバーサルツーリズム研修会」の運営に協力

2018年5月24日(木)配信

車イスサポート研修のようす

近畿日本ツーリスト首都圏は6 月 21 日(木)、静岡県伊豆市 が主催する「伊豆市ユニバーサルツーリズム研修会」の運営に協力する。同社は研修を通じ、「参加者と一緒に2020年に向けた伊豆市のユニバーサルツーリズムの推進と地域活性化について考える機会にしたい」とする。

 KNT-CTホールディングスは、グループ全体で高齢や障害などの有無にかかわらず誰もが旅を楽しめる社会の実現を目指し「ユニバー サルツーリズム」を推進している。会場では「四国バリアフリーお遍路ツアー」などの旅行を企画、実現しているKNT-CTホールディングス地域交流部の渕山知弘課長が講師を務め、講演や観光地における車イスサポート、アイマスクを使用した視覚障害者手引き研修を行う。

研修会実施概要

日時:6 月 21 日(木)

   午後1:30~午後4:30

場所:伊豆市 修善寺総合会館

定員:100人(先着受付、参加無料)

主催:伊豆市

内容:

講演

ハードがダメでもハートで受け入れユニバーサルツーリズム ~国内外のバリアフリー旅行事例からヒントを学ぼう~

体験研修

観光地における車椅子サポートのポイント・アイマスクを 使った手引き体験

講師:渕山 知弘

 

ツーリングプラン「東北道・常磐道・磐越道コース」を大幅拡大 利用次第で半額に

2018年5月24日(木) 配信 

バイクフォーラム一関スペシャルコース 詳細

東日本高速道路と宮城県道路はこのほど、既存の「東北道・常磐道・磐越道コース」を岩手県まで大幅に拡大したツーリングプランを発表した。

 2018年8月1~31日の期間限定で、最大4日間、対象エリアの高速道路が9500円で乗り降り自由となる。利用次第では通常料金の半額程度となるという。商品名は「バイクラブフォーラム一関スペシャルコース」。8月3日に岩手県一関市で、BIKE LOVE FORUMが開かれることを記念し設定した。申し込みは7月12日から。

 コースは一関市に加え、八幡平アスピーテライン、三陸海岸や福島3大ライン(磐梯吾妻スカイライン・磐梯吾妻レークライン・磐梯山ゴールドライン)を楽しめるツーリングを想定したものとなっている。当日の天候不良などをふまえ、ツーリング直前でも申し込み・解約できる。キャンセル料は無料。

申し込み:

(※申込受付は7月12日(木)午後3時から)

BIKE LOVE FORUM:

日本旅行、夏の海外旅行商品を発売 学生向け旅行は全30コース

2018年5月23日(水) 配信

「夏のふぁみバケ」シリーズ

日本旅行(堀坂明弘社長、東京都中央区)は、2018年度の夏の商品「ベストツアー」(海外パッケージ商品)を3月から売り出している。併せて、夏の学生向け旅行商品「海外学生旅行」を5月18日(金)に発売した。

 「ベストツアー」は、ファミリー旅行の主力商品「夏のふぁみバケ」シリーズに加え、ホテルやフライトなどの選択肢が豊富な「夏から秋イチ押し」シリーズに「家族割」を新設。ファミリー層に向けて商品のラインナップを充実させた。

 「海外学生旅行」は、学生旅行に人気のヨーロッパやお手ごろ価格のアジア、アメリカなど30コースを設定。海外用Wi―Fiルーターが、グループに1台無料でレンタルできる。

 そのほか、現地パッケージ商品「現地参加の旅ヨーロッパ・アメリカ」も新たに発売した。航空券を個人で手配したい場合や、自由に旅行プランを組みたい人も参加できる。添乗員が同行し、個人では行きにくい郊外の観光地も旅行できる。

<申し込み・問い合わせ>
日本旅行・日本旅行サービス・日本旅行オーエムシートラベルなど、日本旅行商品取扱い店舗または日本旅行ホームページにて申し込む。

「TRAIN SUITE 四季島」運行1周年 JR東記念企画イザベラ・バード展開催

2018年5月23日(水) 配信

四季島の旅のコンセプト「深遊探訪」の旅を可視化する

東日本旅客鉄道(JR東日本)のクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」が5月1日(火)、運行開始1周年を迎えた。同社では5月19日(土)から、東京ステーションギャラリーで「運行開始1周年記念企画 イザベラ・バード展」を行っている。

  イザべラ・バードは明治初期に東日本~北海道を旅した英国人女性旅行家で、日光や会津、函館などTRAIN SUITE 四季島が立ち寄る土地を旅して いる。 同社は「TRAIN SUITE 四季島の旅を考えるにあたり、彼女が旅した道のりを物語の中に組み込み、「深遊探訪」の旅として提案。展覧会では、彼女が訪れた東日本・北海道の各地の文化や風俗の「過去」と「現在」をパネル展示や映像によって浮かび上がらせる。

イザベラ・ルーシー・バード

イザベラ・ルーシー・バード(1831 年~1904 年)

 イギリス ヨークシャー生まれの旅行家・探検家・紀行作家。世界中を旅する中で、1878 年に日本に初来日し、6 月から約 3 カ月間にわたり東京から日光、福島(会津)、新潟、山形、秋田、青森を経て、函館、室蘭、最終目的地の平取りまで旅をした。旅のようすは1880年「日本奥地紀行」として出版。文章と挿絵による詳細な旅の記録は、明治初期の日本各地の風景や生活を知る貴重な記録として地理学、民俗学的に高く評価されている。

「TRAIN SUITE 四季島」運行開始1周年記念企画 イザベラ・バード展 明治初期に東日本~北海道を旅した英国人女性旅行家の記憶 詳細 

場所:東京ステーションギャラリー(回廊展示)(東京駅内 丸の内北口改札前)

期間:5月19日(土)~7月1日(日) (6月25日を除く毎月曜日は休館)

開館時間:午前10:00~午後6:00まで(金曜日は午後8:00時まで。入場は閉館30分前まで)

※入館には東京ステーションギャラリーで開催中の「夢二繚乱」展の入館券の購入が必要。

入館料:一般(当日)900円、高校・大学生(当日)700円、中学生以下無料

分散型ホテル、10月京都にオープン(アンゴホテルズ)

2018年5月23日(水) 配信

ENSO ANGO麩屋町通Ⅰ(イメージ)

 

ホテル運営会社のアンゴホテルズ(十枝裕美子社長、京都府京都市)は10月15日(月)、京都にディスパーストホテル(分散型ホテル)の「ENSO ANGO(エンソウアンゴ)」をオープンする。5棟の点在した宿を1つのホテルとして運営する。5棟にはそれぞれの機能を持たせ、宿泊客が回遊することで地域に溶け込み、地域と一体感のある新しい旅のスタイルを提案したい考え。日本国内の都市部では今までにないタイプの宿という。なお、ホテルのオーナーはグローバル・エルシード(永嶋康雄社長、東京都新宿区)。

 同社は昨年設立した会社で、名前は禅の「安居」(あんご)=「心やすらかに生活する」からつけられた。同社のホテルで過ごす時間や体験が「安居」となるよう願いを込めたという。新しいホテルは同社の第1号ホテルで、「ENSO」は社名と同様に禅の言葉「円相」から名付けられている。円相とは真理と向き合うための象徴で、無限の宇宙を示すもの。完成形のない生きたホテルとして、人と人や出来事との出会いが無限の可能性を秘めていることなどをイメージした。

十枝社長(中央)とクリエーターたち

 5月22日(火)に東京都内で開いた会見で、十枝社長は新ホテルの考え方として「ないものは補完し合う」「体験はコミュニケーションに始まる」の2点を挙げた。1つの完全なホテルをつくるのではなく、バーやレストランなど徒歩圏内にある5つの棟にそれぞれの機能を持たせることで、街中の回遊を促す。そうすることで施設内だけではなく地域と一体化した顧客体験を提供できると考える。「地域とゲストをつなぐ役割をしたい。京都にはさまざまな国の人が訪れるが、共通する価値観もある。それをENSOがつなぎ、皆が友人を訪ねたようにくつろげる空間を提供したい」と意気込んだ。

 ENSO ANGOのディレクションは内田デザイン研究所が担う。また、各棟の手水や家具、内装などはそれぞれ異なるクリエーターのアートやデザインが施されるのも特徴の1つ。会見には参画するアーティストらも登壇し、それぞれの想いを語った。

 5棟の設計・デザインやキャパシティ、部屋タイプはそれぞれ異なるが、料金の平均価格は2~3万円を想定する。総客室数は229室で、各部屋2~3人利用となる。いずれの宿泊者でもチェックインできる「どこでもチェクイン」などを導入する予定だ。

 同社では今度も同様のホテル展開を拡大していく考え。地域活性化に長年取り組んできた十枝社長は「地域の1つの問題として、遊休地が点在していることがある。地上げをしながら大きな建物を建てることは、文化や街自身を壊しながら新しいものをつくることになりがち。地域のカタチに沿いながら新しいものを生んでいく手法として、ディスパーストホテルは今後も大切にしていきたい考え方だ」と語った。