〈観光最前線〉岩下の新生姜ミュージアム

2018年9月12日(水) 配信

岩下の新生姜ミュージアム「新生姜の部屋」

 以前から一度行ってみたかった栃木県栃木市の「岩下の新生姜ミュージアム」にようやく足を運ぶことができた。

 館内には「新生姜の部屋」「ジンジャー神社」「世界一巨大な新生姜ヘッド」「ジンジャーツアーズ」「アルパカ広場」など、他に類を見ないアトラクションが多数存在。イベントステージには巨大なパッケージオブジェ(撮影スポット)とともに、新生姜色のグランドピアノと音響設備が置かれ、本格的な音楽ライブも演奏できるという徹底ぶりだ。新生姜をモチーフにしたカフェや売店も併設され、一年中話題にも事欠かない。

 入館無料のため、来館者はバスツアーで訪れる県外客が圧倒的に多く添乗員からの評判もすこぶる良い。反対に栃木県民は1回も行ったことがないという人が大半なので摩訶不思議だ。

【古沢 克昌】

「がんばろう!西日本」CP実施 観光復興へ連携強化、中国5県・JR西

2018年9月12日(水) 配信

「がんばろう!西日本」キャンペーン記者会見のようす

 7月に発生した西日本豪雨の影響で、中国・せとうち地域の観光客数が大きく落ち込むなか、鳥取、島根、岡山、広島、山口の中国5県と西日本旅客鉄道(JR西日本)で作る「DISCOVER WEST連絡協議会」は、早期復興と観光需要の回復をはかるため、「がんばろう! 西日本キャンペーン」を12月末まで実施する。

 主な実施内容として、西日本方面の旅行に便利な割引きっぷや旅行プランを順次企画、販売する。

 現在開催中の山陰デスティネーションキャンペーン(DC)に合わせた「山陰めぐりパス」「山陰フリーパス」については、9月30日までの利用期間を12月27日まで延長するほか、山陰DCを改めて強力にPRする。

 着地の鳥取、島根両県でも期間限定イベントや特典の一部延長などに取り組む。

 観光客の減少が著しい岡山県の倉敷美観地区や広島県の安芸の宮島などへは、新規の割引きっぷや旅行商品を投入する。

 また、中国・せとうちエリアの観光展もJR大阪駅構内などで積極的に開き、需要喚起に努める。

 同CPの発表会見が8月23日に開かれ、JR西日本の来島達夫社長は鉄道網の復旧状況を説明したうえで、「直接的な被害がなかったエリアで観光客が大きく減少している。落ち込んだ観光需要を盛り返していきたい」と話した。

 中国5県を代表してインターネット中継で出席した岡山県の伊原木隆太知事は「主要観光施設の7月の入り込みは前年同月比で30%以上の減少と大変厳しい。本県だけではなく中国エリアは同じような状況だ」と説明。「被災地で観光を楽しむのは不謹慎だという向きもあるが、旅行していただくことで復興が進む」と強調した。

海の京都、ジュジュタケシ氏とのコラボポスター完成 無料配布も

2018年9月11日(水) 配信 

天橋立・宮津市

 

海の京都DMO(京都府北部地域連携都市圏振興社)はこのほど、イラストレーター・ジュジュタケシ氏とコラボレーションし制作していた、海の京都7市町を代表する観光名所のポスターが完成したと発表した。

 さらに全7市町分が完成したことを記念して、ポスター全7枚1組を無料配布する。

 同氏の作品は、風景に主人公のタボンとコロネを取り入れて描くのが特長。独特な世界はストーリーやイラストから続く景色を想像させてくれるという。「現地でポスターと実際の風景を見比べながら、ぜひお楽しみください」(同社)。

 ポスター制作場所は、日本三景のひとつ「天橋立・宮津市」のほか、「伊根浦舟屋群・伊根町」、「夕日ヶ浦・京丹後市」、「ちりめん街道・与謝野町」、「私市円山古墳公園・綾部市」、「世界一の鬼瓦・福知山市」、「赤れんがパーク・舞鶴市」の計8カ所。

 ポスター無料配布の受け付けは10月31日まで。数は各サイズ100セット限定で、1人2セットまで。応募方法は、①住所・氏名②電話番号③必要セット数④サイズ(B1・B2)――を記入のうえ、FAX、メールで「海の京都DMO総合企画局観光PRポスター係」に送付。

 FAX番号は、0772-68-5056。メールアドレスは、info@uminokyoto.jp

※送料は着払い

ポスター公開場所

東京都…みなとパーク芝浦1F区民ギャラリー(10/16~11/6まで)

京都市…京都銀行本店営業部ロビー(9月下旬~10月下旬)

舞鶴市…舞鶴赤れんがパーク2号棟(2F)

福知山市…福知山観光ギャラリー

綾部市…あやべ観光案内所・あやべ特産館・あやべ温泉・綾部市里山交流研修センター

宮津市…宮津市ミップル浜町ギャラリー(10/15~10/27まで)、天橋立温泉天橋立ホテル

伊根町…伊根町観光案内所

与謝野町…道の駅シルクのまちかや

京丹後市…丹後王国「食のみやこ」、道の駅くみはまSANKAIKAN、道の駅てんきてんき丹後、アミティ丹後、豪商稲葉本家、天女の里、琴引浜鳴き砂文化館、いととめ本部EAT店

ハイアット リージェンシー 東京 ペーパーストローに変更

2018年9月11日(火) 配信 

リサイクル可能素材で海洋汚染を防ぐ(写真はイメージ)

ハイアット リージェンシー 東京(高沢朝美総支配人、東京・西新宿)は9月から、全施設で使用するプラスチック製のストローとカクテルピックを、紙や竹などのリサイクル可能な素材に変更している。

 同ホテルでは年間、ストロー約12万1千本、カクテルピック約8千本を使用。今回の変更は、近年関心が高まっている「マイクロプラスチック」(大きさ5㍉以下のプラスチック粒)による海洋汚染を防ぐことが目的という。

 「今後、他のプラスチック製品についても代替品への変更を進めていく」(同ホテル)予定だ。

兵庫県に旅行して「ヴィッセル神戸」のサイン入りユニフォームを当てよう!(楽天トラベル)

2018年9月11日(火) 配信

楽天トラベルはこのほど、兵庫県に旅行するとJ1サッカークラブ「ヴィッセル神戸」所属選手のサイン入りユニフォームが当たるキャンペーンを始めた。

 エントリーの受け付けは9月10日(月)から12月3日(月)の午前9時59分まで。往復か、往路・復路のどちらかで神戸空港を利用し、兵庫県内で1泊以上宿泊する旅行を「ANA楽パック」で利用する楽天会員が対象となる。

 ヴィッセル神戸は、アンドレイス・イニエスタ選手のチーム加入などで注目を集めており、観客動員数や注目度の増加が期待されている。ヴィッセル神戸と連携することで、神戸を中心に兵庫県への旅行促進をはかる。

Relux 新たなカテゴリー「ホステル」を追加 

2018年9月11日(火) 配信 

ホステルとして掲載されている「THE SHARE HOTELS LYURO 東京清澄」

ロコパートナーズ(篠塚孝哉社長)が運営する宿泊予約サービス「Relux(リラックス)」は9月11日(火)から、宿泊施設のカテゴリーに「ホステル」を追加した。

 ホステルの対象となるのは、①部屋タイプとしてドミトリールーム(相部屋)がある②ラウンジなどの共用スペースで飲食や、ほかの宿泊客と交流ができる――設備を有すること。スタート時には15軒程度が掲載されている。

 近年、ユニークな宿泊施設が各地にオープンし、多様な宿泊体験が可能になっている。同社は「比較的低価格なホステルにもデザイン性や、快適性の高い施設、独自のコンセプトを持つコミュニケーションスペース付きの施設が増えている」と捉える。今年1月にはReluxに貸別荘や町家、古民家、グランピングなどを取り扱う「Vacation Home」のサービスを開始した。

 今回、ホステルを追加することで、「出張などの単身利用も含め、より多くのシーンで満足度の高い宿泊体験を提供していきたい」(同社)としている。

9月13日、渋谷の南側がまちびらき!旧東横線跡地に新商業施設

2018年9月11日(火) 配信

渋谷駅から渋谷ブリッジまで©渋谷ブリッジ

100年に一度の再開発が進む東京・渋谷。その中心を担う東京急行電鉄グループは、渋谷を「日本一訪れたい街」にするため、6つのプロジェクトを進行している。2012年に開業した渋谷ヒカリエもその1つ。9月13日(木)には、駅の南側に「渋谷ストリーム」と「渋谷ブリッジ」の2つの複合施設をオープン。“南街のまちびらき”と位置付け、新たな人の流動を作りだす。

 東急は渋谷の魅力として原宿や恵比寿、青山、中目黒など周辺に個性溢れるエリアが存在することをあげる。この強みを生かすため、「Greater SHIBUYA(広域渋谷圏)構想」を掲出。“世界の渋谷”として、2・5㌔圏内を徒歩で回遊してもらえるよう1つの面と捉えオールインワンのまちづくりを進め、持続的な成長を目指す。

髙橋和夫社長

 9月5日(水)に渋谷ストリームで開いた会見で、髙橋和夫社長は「20年に向けて、渋谷が東京の個性彩る重要な街になることは間違いないが、各施設が集積して魅力を高め合い、恒常的なムーブメントを作りだすことが継続的なエンターテイメントシティ渋谷の実現には欠かせない」と力を込めた。

 再開発のなかで、首都高速3号渋谷線と国道246号によって分断された南側は、東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転で地下化し、使われなくなった旧東急東横線渋谷駅のホームや路線を活用した。駅から直結する「渋谷ストリーム」と、さらに南に「渋谷ブリッジ」を配置。渋谷区との官民連携事業で渋谷川沿いの遊歩道も整備し、恵比寿や代官山方面への人の回遊を促す。

渋谷ストリーム

  渋谷ストリームは約30店舗の商業施設と、177室の「渋谷ストリームエクセル東急ホテル」、渋谷エリア最大級の賃貸オフィスエリアをなどで構成する。「クリエイティブワーカーの聖地」を目指し、次世代の企業に選ばれるようなさまざまな働き方を支援する施設を備える。なお、オフィスエリアにはグーグル本社の入居が決まっているという。

 【商業ゾーン】(1~3階)商業ゾーンのコンセプトは「渋谷流=シブヤ・カスタム」が集まる商業空間。全30店舗のうち、日本初上陸が1店舗、新業態が13店舗、東京都内・渋谷エリア初出店が7店舗。1階は渋谷川沿いでゆったりと時を過ごせる水辺空間、2階は路面感覚の店舗が軒を連ねるストリート、3階は“大人の溜まり場”を目指す。

 【渋谷ストリームエクセルホテル東急】(4階、9~13階)「渋谷から世界へ 感性を刺激するホテル~THE SHIBUYA SENSIBILITY~」をコンセプトに東急ホテルズが運営するシティホテル。4階は、ロビーやフロントとバー&ダイニングが一体的につながり、カジュアルが雰囲気の交流スペースが広がる。9~13階の客室は「Wao!を感じるクリエイターのレジデンス~Creator in Residence×Hotel Function~」がテーマ。ファッション文化の聖地である渋谷のアパレルショップをイメージしたクロークなど、家具や内装にこだわった。また、各エレベーターホール前に「マイスタールーム」を設置。各階ごとにコンセプトを設け、例えば10階の「シューケア」では靴磨きグッズやフットケアグッズなどを用意し、宿泊者が利用できるようにした。

 【オフィスゾーン】(14~35階)渋谷エリア最大級の総賃貸可能面積約4万6千平方㍍を誇り、多様なニーズに応えられるオフィス空間。車寄せからのオフィス直通動線を確保したほか、都市ガスによるバックアップ電源対応など、災害時の事業継続性にも配慮した。

渋谷ブリッジ

  約600㍍の渋谷川沿い遊歩道の先に位置する、渋谷ブリッジは渋谷・代官山・恵比寿というそれぞれの特色を持った街の中間地点に位置し、かつて東横線が走っていた線路跡地の再生で誕生する、異文化・多世代を「橋渡し」する施設。B棟にはTHINK GREEN PURODUCEが運営する「MUSTARD HOTEL」が入居するほか、事務所と店舗を構える。A棟には保育所型認定こども園が開園し、地域の子育て支援スペースなどの機能も備える。なお、こども園とホテルの開園、グランドオープンは10月1日(月)の予定。

 【ホテル】MUSTARD HOTEL(マスタードホテル)

不動産やファッション、店舗、フードなど幅広くプロデュースやブランディングを手掛けるTHINK GREEN PURODUCE(関口正人代表)が新たに開始するホテル事業の1号店。ドミトリーから個室までさまざまな客室を用意し、主に訪日外国人観光客をターゲットにする。1階のカフェ・バー・パティスリーの「Megan」は、宿泊者から地域住民、近隣の会社員など多様な人々が交流できる空間とする。

「いろんなわが家にたびしよう」、エアビーが大規模CP開始へ

2018年9月11日(水) 配信 

エアビーでさまざまな「わが家」に

 

憧れの家を丸々貸し切って、わが家のようにくつろぎ、暮らすように旅する――。民泊仲介大手のエアビーアンドビー(米国・サンフランシスコ)は9月10日(月)から日本国内で、TVコマーシャルやSNS、屋外広告などによるプロモーションを始めた。住宅宿泊事業法(民泊法)が6月15日に施行されてから、初めての大規模なマーケティングキャンペーンとなる。

 同CPは、「いろんなわが家に旅しよう」と名付けた。エアビーにはプール付きの豪邸、囲炉裏付きの古民家など、多種多様な物件がある。さらに、世界191カ国に広がるエアビーでの新しい旅の可能性を、「日本中の旅行者に知ってもらいたい」との思いで企画・開発したという。

 ファミリー旅・カップル旅・女子旅・1人旅など、一人ひとり異なる旅行者の視点に立ち、「わが家」への旅を提案。「旅の選択肢は無限大。我われが提供する新しい旅行体験は、日本の旅をより一層、面白いものにしていくと信じている」(同社)とする。

 今後は、関東を始め、関西、中京など各地の放送局を通じて「いろんなわが家に旅しよう」の30秒、15秒のTVCMを流していく。このほか、紙媒体、デジタル媒体など、さまざまなプラットフォームを通じてCPを展開する方向だ。

人気アトラクション×謎解きゲーム 京都・東映太秦映画村で開催

2018年9月11日(火) 配信

からくり忍者屋敷 暗号試験

京都のテーマパーク・東映太秦映画村は、人気アトラクション「からくり忍者屋敷」と「リアル謎解きゲーム」をコラボさせ『からくり忍者屋敷 暗号試験』として9月15日(土)から12月2日(日)の期間限定でオープンする。2011年3月に「からくり忍者屋敷」オープンして以来初の特別企画だ。

 「からくり忍者屋敷」は東映太秦映画村の大型リニューアルの目玉として2011年に誕生し、すでに100万人以上が挑戦している映画村随一の人気アトラクション。「掛け軸の裏に隠された抜け穴」「どんでん返し」「なわばしご」などテレビや映画で見たことのある忍者からくりが実際に体験できるとあって、ファミリーから大学生・社会人グループまで幅広い世代に愛される映画村の名物施設だ。

 四方を壁に囲まれた部屋に閉じ込められ、扉を上下左右あらゆる方向に動かしながら開け方を探すスリル。やっと出たと思ったらそのあとも延々と続くからくり部屋。なかにはくぐったり持ち上げたりとアスレチック風のからくりもあり、知能と体力が求められるアトラクションだ。

 一方、観光地やテーマパーク、ゲームアプリなどで人気の謎解きゲーム。今回「リアル謎解きゲーム」で有名な「クロネコキューブ」とコラボし、「からくり忍者屋敷」が謎解きゲームの要素をプラスしさらなる進化を遂げる。参加者は暗号シートを手に入れ、屋敷内のからくりを攻略しながら暗号を解読していく。通常の「からくり忍者屋敷」と違い今回は、出口までたどり着いても暗号を解読できなければ脱出とは認められない。

 暗号は知識よりも記憶力・直観を重視した内容なので、子供も安心して参加できる。体を使ってからくりを突破しながらの暗号解読は、従来の謎解きゲームファンにとっても新鮮な体験になるのでは。

『からくり忍者屋敷 暗号試験』概要

日程: 2018年9月15日(土)~12月2日(日)
入場料金: 大人500円(中学生以上)、子供400円(3歳以上)
    ※別途映画村の入村料が必要。

【9月15日~12月2日】 からくり忍者屋敷 暗号試験 | 東映太秦映画村
http://www.toei-eigamura.com/event/detail/201
東映太秦映画村は、時代劇撮影を見学し、時代劇の世界をオープンセットやイベント、アトラクションを通じて体験できるテーマパーク

イベント内容:

 <ミッション/忍者の暗号を解読せよ!>
 このたび映画村では“暗号解読班”の適性を持った忍者を選抜することになった。からくり忍者屋敷の暗号を解読できたものには、暗号解読班の名誉が与えられる。屋敷のからくりをすべて攻略し、さらに暗号を見事解読できる知力と体力にあふれた新人忍者を探している!暗号解読のヒントはすべて、屋敷のからくりの中に隠れている。記憶力とインスピレーションをフルに働かせて、“暗号解読班”の称号を手に入れろ!

 <代表的なからくり(1)掛け軸の裏の抜け道>

掛け軸の裏の抜け道

 忍者屋敷のからくりの中で最も有名な仕掛け。敵が襲ってくるのを察知したお殿様が掛け軸の裏にある抜け穴から城を脱出するシーンを時代劇で見た人も多いのでは?

 <代表的なからくり(2)どんでん返し>
 忍者はいつ敵に襲われるかわからない。それは屋敷の中でも同じこと。敵の近づく気配!慌てず壁に手を掛けると…なんと壁がくるっと回転してヒミツの抜け道が登場する。逃げた後壁は元に戻り、どこが開いたのか追跡者にはわからない。

 <代表的なからくり(3)本当の扉をさがせ>
 四方を壁に囲まれた、出口の無い部屋に閉じ込められた!壁のあちこちがどんでん返しの要領で開くのだが、どれも行き止まりの罠ばかり。本当の抜け道は1カ所だけ。でも普通のやり方では開かない。さあ、敵がやってくる前に攻略できるのか?

東映太秦映画村について

 日本で初めての、時代劇撮影を見学し、時代劇の世界をオープンセットやイベント、アトラクションを通じて体験できるテーマパークとして1975年に誕生した。これまでに6千万人以上が入村した。

所在地: 〒616-8586 京都市右京区太秦東蜂岡町10番地
アクセス: JR嵯峨野線「太秦」駅下車徒歩5分
     嵐電「太秦広隆寺」駅下車徒歩5分
     京都市営地下鉄「太秦天神川」駅下車徒歩12分
     [大阪方面から] 名神高速道路京都南ICから約11㌔
     [名古屋方面から]名神高速道路京都東ICから約17㌔
入村料(消費税込み): 大人2,200円、中高生1,300円、子供(3歳以上) 1,100円

朝日旅行が「トンネル歩き」を楽しむツアー発売 

2018年9月11日(火) 配信

宇津ノ谷明治トンネル 提供:花田欣也氏

朝日旅行(石森隆社長、東京都港区)はこのほど、「トンネル歩き」に特化したツアー「トンネル探検隊がゆく!宇津ノ谷明治トンネルと巖井寺トンネル~静岡の産業遺産」を売り出した。トンネル探究家の案内のもと、俗説や雑学を交えて産業遺産としての魅力に迫る。

 案内役は「旅するトンネル」(本の研究者刊)の著者、花田欣也(はなだ きんや)氏が務める。会社員として旅行会社に勤務しながら、日本各地のトンネルを訪ね歩いている。講演やシンポジウムのほか、トンネルをテーマにした映画のPRコメントなど、魅力発信に努めている。

 ツアーで訪れる静岡県の宇津ノ谷明治トンネルと巖井寺トンネルは、ともに明治時代に建造された。レンガ積みの美しさや苔むした坑門、カンテラ風の照明など、歴史を感じる味わい深い産業遺産だ。

 同商品は、「ひとりを楽しむ」をコンセプトにしたウェブメディア「DANRO」とのコラボレーション企画となっている。DANROで企画が掲載され、実際のツアーのようすが紹介される。

ツアー概要


トンネル探検隊がゆく!宇津ノ谷明治トンネルと巖井寺トンネル~静岡の産業遺産 日帰り

■出発日 :2018年12月15日(土)、2019年1月13日(日)
■旅行代金:東京発着 大人1万5800円、子供1万5千円
■行程概要:東京(午前8時ごろ)→首都高速・東名高速→静岡IC→丸子・元祖丁子屋(東海道の歴史とともにある老舗で名物とろろ汁賞味)→宇津ノ谷…明治・大正・昭和・平成の4つのトンネルが存在する交通の要衝、煉瓦造りの宇津ノ谷明治トンネルを観察(明治9年建造、長さ203㍍)→巖井寺トンネル(明治38年建造、長さ137㍍)→掛川IC→東名高速→首都高速→東京(午後7時50分ごろ)
  ※道路状況によってはトンネルが通行できない場合もある。