3月10日(金)、100年フードサミット開催 先進事例など共有へ

2023年3月1日(水) 配信

チラシ

 文化庁は3月10日(金)、コングレスクエア日本橋(東京都中央区)で「100年フードサミット」を開催する。当日は会場参加に加えオンラインでもサミットのようすを配信。現在参加者を募集している。

 100年フードとは、地域で世代を超えて受け継がれてきた食文化を、100年続く食文化の名称。今回のサミットでは文化庁による事業報告に加え、2022年度の認定事例や、100年フードサポーター企業・高校の先進事例を紹介するパネルディスカッションを実施する。登壇者は、同志社大学の太下義之教授、本部町観光協会(沖縄県)の當山清博会長、津島六宝保存協会(愛媛県宇和島市)の田村寿一事務局長ら、ファシリテーターは日本観光振興会総合研究所顧問の丁野 朗 氏が務める。

 また当日は、100年フード認定団体同士の交流や、有識者、文化庁との交流がはかれるビジネスマッチングの場も設けられる。

地場産の食材を生かした「新しい食の魅力創出」へ 開発メニューをお披露目

2023年3月1日(水) 配信

ジャージャー麺⾵にアレンジした「ジビエ⾁味噌

 徳島県三好市は2月21日(火)、第2回三好市フェアを行った。同市は昨年、地場産の食材を生かした「新しい食の魅力創出」を目指し、「ガストロノミープロジェクト」をスタート。「世界中の人がおいしいモノを求めて訪れたくなるまち」の実現を目指し、市内の飲食店が集まった「まちなかグループ」と旅館ホテルなどで組織する「大歩危・祖谷いってみる会」の料理人がメニューを考案した。菊乃井常務の堀知佐子氏や、タレントで三好市食のアンバサダー、三好市観光特使のタレント大桃美代子氏らと試食・検討会を行い、東京で披露するメニューを決定した。

 関係者を招き行われた同イベントでは、ジャージャー麺⾵にアレンジした「ジビエ⾁味噌」や、鮎の腹に⽟味噌を塗り込んで焼き上げた「鮎の⽟味噌焼き」、そば⽶とたかきびを使ったお粥に茶出汁と鮎のほぐし⾝、すだちを⼊れた「茶粥 すだち、鮎のほぐし⾝⼊り」など全6品が提供された。

 開会に先立ち高井美穂市長は、これまでのガストロノミープロジェクトの取り組みとして、昨年10月に開催した「第4回ONSEN・ガストロノミーウォーキング in 大歩危・祖谷温泉郷」や、12月に奈良県で開催されたガストロノミーツーリズム世界フォーラムのガラレセプションなどで国内外の多くの人に食の魅力を発信したことを報告。「(フェアを通じ)魅力に触れ、三好市を身近に感じていただき、そしてファンとなり、世界中に魅力を発信してください」と呼び掛けた。

「日本料理の接客サービス サービススタッフの仕事」〈三谷柚紀子著〉 旭屋出版が発刊

2023年3月1日(水) 配信

日本料理の接客サービス サービススタッフの仕事

 料理と食の出版社「旭屋出版」は、着物の着付けや作法、言葉づかいなど、おもてなしの基本から実践まで習得できる「日本料理の接客サービス サービススタッフの仕事」(三谷柚紀子著)を発刊した。

 日本料理にとって、おもてなしの接客は、お客様の心をとらえる重要な仕事。日本料理サービス・マナー講師の三谷氏が、基本編・実践編に分けて、着物の知識から着付け、お辞儀や歩き方、和室での作法、しつらえ、お膳のセッティング、料理の提供の仕方など、接客係の心得と実技を写真とイラストで分かりやすく解説している。A5判362㌻。定価3600円(+税)

 問い合わせ=☎03(5369)6423。

JALPAK AWARD2022、136施設・9団体を表彰 19年以来3年ぶり

2023年3月1日(水)配信

「JALPAK 大賞」に6施設が表彰された

 ジャルパック(平井登社長、東京都品川区)は2月28日(火)、利用者から高評価を得た取引先などを表彰する「JALPAK AWARD2022」を発表した。今年の発表で7回目を迎え、今回は19年以来3年ぶり。22年にとくに協力を得た取引先を対象とし、全国を6エリアに分けて表彰する。

 今回から利用者評価も含め、すべての指標が総合的に高かった取引先を表彰する「JALPAK大賞」を新設し、1エリアにつき1軒の取引先を選出。加えて、「お客さま評価部門」「企画部門」「セールス部門」の各部門に金賞、銀賞を設定し、合計136施設・9団体が表彰された。

 今後、3月上旬から各地で開催される商品発表会に合わせて、同表彰事業の受賞取引先を紹介。合わせて、同社のWebコンテンツやJAL機内誌「SKYWARD」、SNS(交流サイト)などを通じて幅広い周知を行う。また、受賞された宿泊施設から特典マイル付きの「アワード受賞プラン」を提供する。同プランの提供は、3月31日(木)に開設を予定しているJAL公式ウェブサイト内の販売ページから。

 「JALPAK大賞」の表彰施設は次の通り。

 【北海道エリア】新富良野プリンスホテル(北海道)【関東エリア】シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル(千葉県)【関西エリア】ザ パーク フロント ホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪府)【四国エリア】大和屋本店(愛媛県)【九州エリア】ホテル日航福岡(福岡県)【沖縄エリア】ホテル日航アリビラ(沖縄県)

「旅館・ホテル」の人手不足「約8割」と最も深刻 景況感の回復で(帝国データバンク調べ)

2023年3月1日(水) 配信

(写真はイメージ)

 帝国データバンクはこのほど、人手不足に対する企業の動向調査をまとめた。これによると、「旅館・ホテル」の約8割が「人手不足」を感じており、全業種の中でも群を抜いて高い結果となった。

 調査は1月18~31日に全国2万7362社を対象に実施。有効回答企業数は1万1719社(回答率42・8%)。

 2023年1月時点における従業員の過不足状況を尋ねたところ、正社員について「不足」と感じている企業は51・7%と前年同月の47・8%から3・9㌽上昇。1月としては19年の53・0%に次いで2番目の高さとなった。50%を超えたのは5カ月連続で、とりわけ大企業は62・1%と高水準となっている。

 業種別では「旅館・ホテル」が77・8%と3カ月連続のトップ。22年1月の41・9%、21年1月の5・3%と比較すると、インバウンド需要の拡大など景況感の高まりと連動して深刻化していることがわかる。

 慢性化する人手不足への対策として、和歌山県の旅館では、「客室稼働率を減らしつつも施設の改修などで単価アップをはかり、客室あたりの収益を改善させることで、利益を残せるように工夫を重ねた」など、さまざまな企業努力をしている回答もあったという。

 非正社員について「不足」を感じている企業は31・0%。1月としては19年(34・4%)以来、4年ぶりに3割を超えた。

 業種別では「旅館・ホテル」が81・1%で1位。2位の「飲食店」(80・4%)とともに、3位「人材派遣・紹介」(60・5%)以下を大きく引き離した。

アパグループ売上高51%増の1382億円、経常益は370%増の353億円と増収増益(22年11月期連結決算)

2023年3月1日(水) 配信

 アパグループ(元谷一志CEO、東京都港区)がこのほど発表した2022年11月期連結決算によると、売上高は前期比50・8%増の1382億3700万円、経常利益は同369・5%増の353億1500万円と、大幅な増収増益となった。

 新型コロナウイルス感染症の影響を受けつつも、「22年10月以降、全国旅行支援やインバウンドの全面解禁により急速に需要が拡大した」(同社)という。また、感染者受け入れなどのための一棟貸しが想定よりも長期化したこともプラスの要因となった。

 営業利益は同337・5%増の358億3300万円、当期純利益は同451・6%増の217億2800万円。

 次期については、引き続きホテルの需要回復や、分譲マンション「ザ・プレミア(新潟駅 万代)」の引き渡しなどもあり、増収を見込む一方、水道光熱費や外注費、人件費などのコストの大幅な増加も予想され、減益を想定している。

あなたが好きな露天風呂のある宿 世界遺産の隠れ宿 果実の森(岩手県・一関・平泉温泉)

2023年3月1日(水) 配信

 旅行新聞新社ではホームページ上で「あなたが好きな露天風呂のある宿」のアンケート調査を実施しました。人気を集めた宿のなかからおすすめの施設を紹介します。

世界遺産の隠れ宿 果実の森(岩手県・一関・平泉温泉)

1階露天風呂付客室

 世界文化遺産に認定された中尊寺のある平泉と、一関の山間にたたずむ隠れ家のような温泉宿「世界遺産の隠れ宿 果実の森」。

 特徴は、37ある客室のすべてが100%源泉掛け流しの青森県産檜の内風呂を備えていること。また、1階の客室にはさらに露天風呂もあり、部屋ごとに信楽焼やユニークなコーヒーカップ型、大理石などの異なる浴槽が設置されている。旅のスタイルに合わせて素泊まりも1万3350円からと手軽に利用できる。

 春から秋にかけては敷地内の庭園を花や果実が彩り、実りの時期になるとブルーベリーやモモ、ナシなどの果実を収穫できるのも嬉しい。

宿データ

檜内風呂付客室
岩手地産地消料理

住所:〒021-0041 岩手県一関市赤荻字笹谷393-6

TEL:0191(34)6600 FAX:0191(34)6611

チェックイン:午後3:00 チェックアウト:午前11:00

風呂:檜内風呂37室(うち露天風呂付9室)

泉質:低張性弱アルカリ性泉、ナトリウム塩化物泉

客室:全37室

料金:2万2150〜4万3050円

JALパイロットと親子向け福岡空港見学ツアー 3月24・25日

2023年2月28日(火)配信

現役パイロットによる仕事講座や航空機を間近に見られる見学会も

 エイチ・アイ・エス(HIS、矢田素史社長)と日本航空(JAL、赤坂祐二社長)、福岡国際空港(FIAC、永竿哲哉社長、福岡県福岡市)は2月28日(火)、春休み特別企画「JALパイロットと行く!福岡空港見学ツアー」を売り出した。パイロットや客室乗務員などの制服体験もあり、春休みを迎えた親子連れをターゲットにしたツアーとなっている。

 同ツアーは、エアバスA350-900型機の現役パイロットによるクイズなどを交えながらの「お仕事講座」のほか、エアバスA350型機の普段は見ることができない貨物室や、エンジンを間近で見ながらパイロットや航空整備士が説明を行う。また、航空機の運航を支えるトーイングカーやパッセンジャーステップ車、ハイリフトローダーなどの空港で働く車両も見学できる。

 パイロットや客室乗務員などの制服が着られる制服体験では、小さな子供サイズはもちろん、大人も着用できるサイズも取りそろえているほか、パイロットと一緒に記念撮影が楽しめる。

 実施日は3月24日(金)と25日(土)。集合場所は午後6時45分までに福岡空港国内線で、午後11時ごろの解散を予定している。料金は大人1万7800円、子供1万3800円。申し込みはHISウェブサイトから。

JTB、日本郵便と共同企画 熊本から手紙を送ろうCP

2023年2月28日(火)配信

熊本城イメージ

 JTB(山北栄二郎社長)は、日本郵便(衣川和秀社長)と連携し、熊本県内への旅行者を対象に「旅先から大切な人へ手紙を送ろうキャンペーン」を3月1日(水)~31日(金)まで実施する。

 相手に想いを伝える手段の1つである「手紙」を書くきっかけを旅先で提供することで、幅広い世代で垣根なく利用できる手紙の良さを再認識してもらう。それとともに、手紙文化に慣れ親しんでいないZ世代を含めた旅行者の手紙の読み書き能力向上もはかる。

 また、コロナ禍でリアルな面会が制限されるなか、Z世代と祖父母、家族など、大切な人とのコミュニケーション活性化の機会を創出することに加え、熊本県の観光事業活性化による復興支援にも取り組むとしている。

 参加方法は、対象宿泊施設のチェックイン時に配付しているリーフレットと封筒・台紙を受け取ることで参加できる。宿泊施設スタッフに自身の写真を撮影してもらい、スマホプリンター「INSTAX SQUARE Link」で写真を印刷。専用台紙に貼り付けてメッセージを記入し、完成した台紙の画像を富士フイルムのチェキ公式インスタグラムアカウント(@cheki_instax)をフォロー後、「#旅先レター」を付けて投稿する。投稿者から抽選で、スマホプリンター「INSTAX SQUARE Link」を3人にプレゼントする。

 その後は台紙を封筒に入れて切手を貼り、ポストへ投函して手紙を送ることもできる。

 キャンペーンの実施を予定する熊本県内の宿泊施設は次の通り。

  【熊本タウンエリア】スーパーホテル Lohas 熊本天然温泉▽ホテルサンルート熊本▽三井ガーデンホテル熊本【阿蘇エリア】つえたて温泉ひぜんや▽杖立渓流の宿大自然▽阿蘇の司ビラパークホテル&スパリゾート【天草エリア】ホテルアレグリアガーデンズ天草【人吉・球磨エリア】ホテルサン人吉

otomo、熊本のガイドツアー 「くまモンの歩き方」発売へ

2023年2月27日(月)配信

「くまモン」をテーマにしたツアーなど計11種類を提供

 プライベートツアーサービスを展開するotomo(平塚雄輝社長、東京都千代田区)は、4月から熊本県でご当地ガイドツアー「くまモンの歩き方/KUMAMON’S PATH」を始める。熊本県が推進する「くまモンランド化構想」に参画し、全国旅行業協会熊本県支部(松嶋洋支部長)と熊本県旅行業協同組合(赤司大介理事長)と連携して、ツアーを造成・販売する。

 「くまモンの歩き方」は、登録したガイドが1グループ最大6人までの旅行者を専属で案内するプライベートツアー。4月1日(土)から特設ウェブサイトでツアーの予約受付を開始し、5月1日(月)からツアーを順次催行する。

 各ツアーは熊本県のPRキャラクター「くまモン」をテーマにしたツアーなど、熊本市や人吉市、八代市で計11種類のツアープランを提供。熊本市でのツアーでは、くまモンの活動拠点である「くまモンスクエア」での発着や立ち寄りを予定している。

 ガイドは登録制で、日本語をはじめ、英語・中国語・韓国語など多言語に対応。ガイドの資格は問わず、otomo所定の審査に合格する必要があり、2~3月に説明会をオンラインで行う予定としている。

 説明会の第1回は2月23日(木)に終了し、第2回が3月4日(土)午前10~11時、第3回が3月8日(水)午後 7~8時に行う。説明会の詳細と参加申し込みは、特設ウェブサイトから。