「観光ルネサンスの現場から~時代を先駆ける観光地づくり~(217)」 東京湾要塞ヘリクルーズ(神奈川県横須賀市・千葉県富津市)

2023年3月5日(日) 配信

ヘリから眺める東京湾第二海堡

 1月初旬、東京湾の横須賀・富津間に築かれた「第二海堡」(海上に人工的に造成した要塞)から、東京湾要塞の全貌を俯瞰するヘリコプターによるツアーを経験した。

 観光庁「地域独自の観光資源を活用した地域の稼げる看板商品の創出事業」の支援を得て、横須賀市で軍港や猿島クルーズを手掛ける、㈱トライアングルの社会実験の一環である。

 東京湾要塞とは、首都東京の入口である東京湾周辺の防衛を目的として、海上に設置された人工要塞のことである。横須賀など三浦半島と対岸の富津など房総半島に設置された、合計32の砲台と海堡で構成され、これらを総称して東京湾要塞と呼んだ。

 要塞は1880(明治13)年に横須賀観音崎砲台から建設が始まった。東京湾で最も幅が狭い富津岬と観音崎間の東京湾湾口部が防衛線とされ、日清戦争までの間、横須賀軍港周辺の8カ所、観音崎・走水地区に15カ所、富津岬の1カ所、第一海堡の計25カ所の砲台が完成した。

 ただ、1923(大正12)年に発生した関東大震災では、東京湾に浮かぶ3つの海堡のうち、第二・第三海堡は大きな被害を受け、とくに横須賀側の第三海堡は修復困難と判断され、そのまま除籍となった。

 その東京湾要塞のうち、猿島と千代ヶ崎砲台跡は、2015年に「東京湾要塞跡」の名称で国の史跡に指定された。明治以降の軍事関連施設では初の指定である。猿島は既に観光資源として活用され、千代ヶ崎砲台跡も昨年以降、横須賀市が実施する近代化産業遺産を訪ねる「めぐるプロジェクト」の一環で開放され、浦賀の赤煉瓦ドックとともに、大変な人気となっている。

東京湾要塞の全体が俯瞰できるサプライズツアー

 今回の社会実験の舞台となった第二海堡は、安全上の理由などから、長く立ち入りが禁止されていたが、19年以来、㈱トライアングルが事務局を担う東京湾海堡ツーリズム機構が核となり活用が始まった。昨年実績で年間40回以上の各種民間業者による上陸ツアーが行われてきた。しかし、洋上からだけだと東京湾要塞の全貌が見えず、要塞全体を俯瞰したいという思いから今回の企画につながった。

 第二海堡には、砲台跡や砲台をつなぐレンガ造りの地下施設、昭和期に増設された中央砲塔観測台など多くの遺構がある。テレビ番組「ブラタモリ」にも取り上げられたことから近年、人気急上昇中である。

 今回の社会実験は、横須賀の三笠ターミナルから第二海堡までをクルーズした。第二海堡から3つの飛行コースでヘリコプターによる上空遊覧を楽しむというツアーである。現在、国土交通省の管轄下にあるが、その許可条件とともに、気象条件などによって年間催行回数が決められる。その状況によってコスト条件なども大きく変わるが、近代化遺産活用に向けた、今後の活用に期待が膨らむところである。

(日本観光振興協会総合研究所顧問 丁野 朗)

「提言!これからの日本観光」 〝ホーム〟の音楽(?)

2023年3月4日(土) 配信

 近年駅のプラットフォームで流される発車(閉扉)前の警報音が以前の発車ベル、ブザーなどから急速に“メロディー”(発車テーマ音楽ともいうべきか)に変わりつつある。

 先日、出先で友人危篤の報に接し、某鉄道で急きょ病院に急ぐ途中、長い待ち時間の末に、ようやく来た電車に乗車した。さらに長い停車時間の後、ようやくドア閉扉を知らせる“メロディー”が流れ、その音楽の悠長な調べに苛立った思いをした経験がある。

 何でも安全上、乗客に慌てず、焦らず乗車してもらうため、落ち着いた“メロディー”を流しているとのことであったが、“音楽”を聞いて苛立った思いをしたのは初めてのほろ苦い経験であった。

 そういえば、東北新幹線開業の際、筆者は国鉄の営業担当者だったが、試乗会の折、ある評論家から「開業後に、車内放送で駅停車の案内をする際、民謡の宝庫である東北に相応しい、各駅の所在地の民謡をテーマ音楽として流してはどうだろうか」との提案を受けた。

 早速、関係地域の代表的な民謡を地元から推薦してもらい、これを停車案内前のテーマ音楽として車内で放送した。その結果、地元の方々には歓迎していただき、「ふるさと」が近づく実感が湧いてきて、「感慨無量」だったなどの好評を得た。

 しかし、そのほかの乗客の声や一部の投書では、「列車内の落ち着いた雰囲気が壊れる」とか、「現代の鉄道(新幹線)に昔の民謡は、相応しくない」などの意見も寄せられたため、間もなく、民謡を車内放送のテーマとすることは止めて、チャイムのみとした記憶がある。

 考えてみると音楽(少なくともメロディー)は作曲者ないし、撰曲者の音楽に寄せるこころないしは、興趣を反映して選ばれるものであるだけに、聞く人にとっては、曲が好き嫌いの対象となることは否定することができない。

 しかし、駅のホームで流される音楽は本来ドア閉扉を乗客に告げ、速やかな乗車を促すものであり、安全に関わる警報音でもある。

 従って、乗客には「閉扉近し」という情報を伝えることに徹した、いわば好き嫌いの対象外となる「音」(音楽ではなく)に徹する必要がある。

 駅ホームの「音」は聞く人に辛かった過去を思い出させたり、旅行の楽しい思い出を蘇らせるなどの効果のある“音楽”とは異次元の「音」に徹することが、必要なのではなかろうか。

 安全第一の見地から私見としてホームで流される音は音質と音量、鳴動時間、などを駅の実情に応じて、調整のうえ、ベルやブザーなどの単純な音に、徹するべきであると思う。

 ホームでの待ち時間に名曲の一部のような音楽を流すことよりも、待ち時間が少なくなるダイヤ面での工夫こそ、真のサービスではないだろうか。

須田 寛

 

日本商工会議所 観光専門委員会 委員

 
須田 寬 氏
 
 
 
 

ロイヤルウイング、今年5月で営業休止に 新造船の計画も

2023年3月3日(金) 配信

ロイヤルウイング

 ロイヤルウイングはこのほど、5月をもって営業を休止すると発表した。コロナ禍における諸般の事情が理由で、再開時期は未定。なお同社は、新造船の計画があることも報告した。

 レストラン船「ロイヤルウイング」は、1960~70年代にかけて、関西汽船が大阪・神戸と大分県の別府を結ぶ別府航路で就航していた「くれない丸」をリニューアルし使用している。「くれない丸」は客船で、1959年に建造された客船で「瀬戸内海の女王」と呼ばれていた。艦齢が60年を超える船が現役で運航していること自体が貴重なことで、国内で就航している船としても最も艦齢を重ねているが、外観やエンジン、操舵室は当時のままで、操船時には今では珍しくなった舵輪を現役で使用している。

岩手県北上市と西和賀町 東京で観光や物産をアピール

2023年3月3日(金) 配信

北上・西和賀観光物産展のようす

 岩手県北上市と西和賀町は2月20(月)、21日(火)の2日間、東京・東銀座の県のアンテナショップで「北上・西和賀観光物産展」を開いた。毎年開催している恒例イベント。

 会場では北上市は3種類(青林・スリムレッド・はるか)のリンゴや酒、米粉クッキー、えごま油などを、西和賀町は寒ざらしそばや、わらび餅、西わらびと野菜のピクルス、納豆汁の素などを販売したほか、リンゴの試食も行った。

 さらに北上、西和賀の観光パンフレットの配布なども行い、両エリアへの旅行も呼び掛けた。

韓国・達城郡、旅行会社と懇親会 誘客強化年へ送客促す

2023年3月2日(木) 配信

日本からは旅行会社5社(左側)が出席した

 韓国の達城郡(たるそんぐん)と大邱(てぐ)広域市観光協会は2月15日(水)、東京都内で日本の旅行会社5社と観光懇親会を開いた。2023~24年に国内外からの誘客を強化する「達城訪問の年」を設定したことを受け、地域観光の魅力をアピールし、送客につなげる狙い。

 達城郡は大邱市内に位置する自治体。高速鉄道KTXを利用することで釜山からで約40分、ソウルから1時間30ほどでアクセスできる。コロナ禍前の19年に成田空港からの直行便が就航していた大邱空港からは、車で約40分。鉄道では乗り換えがあるため、釜山またはソウルから訪問が最短経路になるという。

 同郡は歴史や自然の観光資源が豊富であるほか、アクティビティや農村体験を楽しめることが特徴だ。

 具体的には、4月下旬にピスル山の約100万平方㍍に咲くツツジが見ごろを迎える。また、同山から徒歩5分ほどの場所には、9世紀に建立された大見寺が位置する。道東書院は世界文化遺産に認定。樹齢400年を超えるイチョウの木が植えられている。

 また、達城韓日友好館では韓国の伝統的な弓を体験できるほか、子供向けに坪に槍を入れる遊びを提供している。

 名物は牛肉のスープコムタンやナマズ鍋、アンマンの嘉昌蒸パンなど。

 達城郡観光課のキム・テギョン政策チーム長は「新しい郡長が昨年7月に就任し、観光に力を注ぐことになった。日本の旅行会社の皆様からさまざまな意見を聞きたい」と語った。

 キム・テヒョン観光コンテンツ長は「達城郡は大邱市市内にあるが、雰囲気は大きく異なり、歴史文化と自然が豊かな場所。旅行会社の皆様には魅力的な場所を紹介してほしい」と話した。

日本語解説士を用意 インセンティブも

 観光懇親会の前日となる2月14日(火)にはキム政策チーム長とキム観光コンテンツ長、ユン・ヒナム観光マーケティング主務官、キム・ユンジョン観光マーケティング主務官、大邱市観光協会チョ・ヒョンドク アシスタントマネージャーが、キャラバン隊として本紙東京本社を訪れ、インタビューに応じた。

(左から)キム・ユンジョン観光マーケティング主務官、キム・テギョン政策チーム長、キム・テヒョン観光コンテンツ長、ユン・ヒナム観光マーケティング主務官、大邱市観光協会チョ・ヒョンドク アシスタントマネージャー

 ――日本の旅行会社に対する支援について教えてください。

 日本語で観光を楽しんでもらおうと、郡内の大見寺や韓日友好館など10カ所の観光地に日本語で歴史や文化を説明する解説士が常駐しています。

 また、団体旅行商品に組み込む宿泊やバス、体験施設への立ち寄りなどに対して、インセンティブを用意しています。

 ――観光客にシティーツアーバスを用意しています。

 郡内の観光地をより多く巡ってもらうため、観光地のみを結ぶシティーツアーバスを土・日曜日に運行しています。

 利用客には行程に沿って、途中いくつかの観光地に立ち寄っていただくことができます。

 ――韓国では21日(水)、マスクの着用義務が解除されました。

 韓国政府は感染者数や死者数の減少を受け、義務を解除しました。引き続き、公共交通機関と医療機関では着けることが求められています。

 ただ、感染を防ぎたい人が多いため、着用率はほぼ変化していません。

 ――旅行会社へのメッセージをお願いします。

 達城郡の観光地は、韓国らしさを感じることができます。大邱市の中心部や釜山と組み合わせての旅行も可能となっています。

 またインセンティブの金額は、韓国の郡の平均額よりも高額となっています。団体と個人旅行の両者に用意していますので、達城郡への送客を検討してください。

 ――ありがとうございました。

ホテル椿山荘東京(東京都文京区)の庭園内に3月15日 鰻専門店の菊水楼「うな菊」開業

2022年3月2日(木)配信

あいのせ重

 ホテル椿山荘東京(東京都文京区)の庭園内に3月15日(水)、明治時代からの味わいを受け継ぐ鰻専門店の菊水楼「うな菊」が開業する。

 菊水楼「うな菊」は1891年創業の奈良県の老舗料亭が、会席の一部として提供し人気を博していた「鰻」料理をより多くの人に楽しんでもらいたいと開業した店で、30余年受け継がれてきた技法による極上の江戸前うなぎのメニューを提供している。

うなぎ鉄鍋まぶし

 ホテル椿山荘東京店では、「蒲焼き」と「白焼」の両方を味わえる「あいのせ重」などに加え、料亭菊水楼で好評の大皿料理をアレンジした「うなぎ鉄鍋まぶし」や新たに構成した「うなぎづくしコース」といった同店オリジナルのメニューも味わえる。

 3月1日(水)に行われた内覧会で椿山荘マーケティング支配人の眞田あゆみ氏は「藤田観光グループの会員の皆様向けに26日から先行予約を開始したところ、初日だけで約400人の方からご予約をいただき、皆様の期待の高さをひしひしと感じています」とあいさつ。「明治時代から歴史が始まり、賓客をもてな場所であるというところに親和性を感じている。菊水楼『うな菊』は中国人の方にも知られているので、インバウンドの誘客も期待している」と語った。

 一方、菊水楼「うな菊」ホテル椿山荘東京店マネージャーの中村邦夫氏は「歴史、文化の親和性が高く、大事なものがここに詰まっていると感じたことが初出店の決め手。いつ来てもおいしい鰻が味わえる場所、素敵な経験や気のいいサービスが生まれる場所にこの店を育てていきたい」と力を込めた。

大岡川の桜を船から 25日からポートサービスが特別クルーズを運航

2022年3月2日(木)配信

 ポートサービス(神奈川県横浜市) は3月25日(土)~4月7日(金)の期間、 横浜の桜名所を巡る春季期間限定の特別便「大岡川桜クルーズSakura Cruising」を運航する。

 横浜港で30年以上の運航歴史を誇る「SEA BASSシーバス」による大岡川運河クルーズは、今年で2回目。道中窓の広い船内からは、手を伸ばせば届きそうな、美しい桜を見上げる臨場感が楽しめる。

 シーバス横浜駅東口のりばを出発し、みなとみらい大観覧車 「コスモクロック 21」、都市型循環式ロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN ヨコハマエアキャビン」の真下を通過、弁天橋、長者橋、黄金橋と経由し白金人道橋で折り返し、シーバス横浜駅東口のりばへ戻る約60分のクルーズ。

 料金は大人3800円、子供2500円。

「ふるさとイベント大賞」 富山県高岡市の市場街が大賞に

2022年3月2日(木)配信

受賞者・主催者によるフォトセッション

 地域活性化センター主催の「ふるさとイベント大賞」の表彰式が2月28日(火)にルポール麹町(東京都千代田区)で行われ、富山県高岡市の市場街(高岡クラフト市場街)が大賞(内閣総理大臣賞)に選ばれた。イベントを通じ、伝統工芸や地場産業の振興につながる可能性があることや、同種のイベントを開催している他地域のモデル的な取り組みとなっていることが評価された。

 毎年秋に3日に渡って開催され、クラフトと高岡のまちの魅力の発信を目的に、市内各所でクラフトの展示販売やワークショップ、工場・工房見学などが行われている同イベント。市場街実行委員会代表の國本耕太郎氏は「開催される3日間だけではなく、期間中に出会った人とのつながりや、新たに生まれた価値観によって残りの362日で良い影響が生まれるようになってきている」とこれまでを振り返り、関係者やこれまでの参加者に謝意を述べた。

 「ふるさとイベント大賞」は、地域の個性を生かしたユニークなイベントのうちとくに優れたものを表彰し、全国に紹介することによって、地域におけるイベントの創造、発展、活性化を促し、個性豊かな地域社会を実現する大きな力となることを目的に行われている。今回で27回目を迎え、66イベントの応募があった。地域活性化センターの福田勝之会長は「新型コロナウイルス感染症の影響が長引くなか、全国各地で地方創生に向け地域の活力を生み出していく特色ある取り組みが展開されている。各地で開催されるイベントは地域固有の風土、伝統、暮らしを守るとともに、地域に対する誇りと愛情を育み内外との交流につながるもの」と開会にあたり自身の考えを述べた。

 そのほかの受賞イベントは次の通り。

最優秀賞 (総務大臣表彰)

・房総里山芸術祭いちはらアート×ミックス 2020+(千葉県市原市)

優秀賞(地域活性化センター会長表彰)

・わらアートまつり(新潟県新潟市)

・第3回小倉城竹あかり(福岡県北九州市)

・吉田皿屋ひかりぼし(佐賀県嬉野市)

ふるさとキラリ賞(選考委員会表彰)

・行田花手水week及び希望の光(埼玉県行田市)

・てぬぐいひらひら(鳥取県境港市)

選考委員特別賞(選考委員会委員長表彰)

・全国高等学校書道パフォーマンス選手権大会(書道パフォーマンス甲子園)<愛媛県四国中央市>

日旅・JR西・野村総研が提携 ツーリズム事業のデジタル化に向け

2023年3月2日(木) 配信

3者は2月27日、「ツーリズム事業のデジタル化」に向けアライアンス契約を結んだ

 日本旅行(小谷野悦光社長)と西日本旅客鉄道(JR西日本、長谷川一明社長)、野村総合研究所(NRI、此本臣吾社長)は2月27日(木)、「ツーリズム事業のデジタル化」実現に向けたアライアンス契約を締結した。

 日本旅行の基盤となるツーリズム事業において、自らの商品仕入れ・造成・販売力と、JR西日本グループの持つ地域とのつながりや顧客基盤、また、NRIのデジタルの知見とノウハウを生かして、3者が提携し協働する。これにより、新たなツーリズム事業への変革を通じて、地域活性化や持続可能な経済社会の実現などの課題に取り組む。

 また、3者は、デジタルでの顧客接点を充実させることで、顧客一人ひとりに対し、日常生活から旅先での地域の魅力や新たな体験に至るまでのソリューションの提案に取り組む方針だ。

再生・高付加価値化、第1期地域公募始まる 3月13日(月)~4月13日(木)

2023年3月2日(木) 配信

観光庁は3月13日から「地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化」の公募を始める

 観光庁は3月13日(月)から、「地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化」第1期地域公募を始める。同事業は、宿泊施設や観光施設などの改修、廃屋撤去、面的DX化などの取り組みを複数年度にわたって計画的・継続的に支援する。

 地域の特色や強みを理解したうえで、中長期的なビジョンを持ち、そのビジョンの達成に向けて、事業者が連携して面的な取り組みを進めることを目的とする。これにより、観光需要の拡大、収益・生産性向上など、地域・産業の「稼ぐ力」の回復・強化をはかる。

 第1期公募は3月13日(月)~4月13日(木)午後5時締切。第2期公募は6月1日(木)~6月30日(金)午後5時締切。

 第1回の採択は5月下旬を予定している。