名鉄観光、ANA利用の国内DPをタイムセール(9月11日まで)

2025年9月8日(月) 配信

ANA利用のダイナミックパッケージ商品を特別価格で提供

 名鉄観光サービス(岩切道郎社長、愛知県名古屋市)は9月5日(金)、8月29日(金)から開催している名鉄観光感謝祭に、全日本空輸(ANA)利用のダイナミックパッケージ商品を追加した「ANAタイムセール×名鉄観光感謝祭」を開催している。販売期間は9月5日(金)~11日(木)の午後5時まで。

 雪景色の北海道(札幌)、温暖な沖縄(那覇)など定番の人気エリアに加え、ANAならではの就航地へもお得に行けるツアーや、多彩なプランを用意する。

 旅行対象期間は10月26日(日)~2026年2月28日(土)帰着分まで。

沖縄「勝連城スカイランタン宵祭り2025」、10月チケット販売

2025年9月8日(月) 配信

勝連城スカイランタン宵祭り(イメージ)

 近畿日本ツーリスト沖縄(三田周作社長、沖縄県那覇市)は11月2日(日)、8日(土)、15日(土)、23日(日)の4日間、うるま市にある勝連城跡のユネスコ世界文化遺産登録25周年を記念して、「勝連城スカイランタン宵祭り2025」を開催する。各回200枚のスカイランタン打ち上げチケットを用意し、10月1日(水)に先着順で売り出す。

 同イベントは、今年が勝連城跡の世界文化遺産登録25周年と、うるま市市制20周年の節目の年にあわせ、城跡の価値を改めて国内外へ発信すべく開催する。地元の伝統芸能と連携し、うるま市の歴史文化とスカイランタンの点灯が一体となった演出を行う。各回約200個のランタンが夜空に舞い上がり、勝連城跡と沖縄の夜空を背景に幻想的な風景を生み出すことを想定している。

 縁日をイメージした会場内では、夕涼みや会場内に設置された撮影スポットを楽しめる。使用するランタンはLED仕様で、安全性と環境への配慮を両立。自由にメッセージを書き込んだスカイランタンを夜空に放つ。

 最終日の23日(日)は、沖縄各地の獅子舞が集う「第37回全島獅子舞フェスティバル」が同時開催。イベントの集大成として、獅子舞と勝連城跡の幻想的な雰囲気の中で、スカイランタンが夜空に放たれる演出を楽しめる。

 午後6時から開場で8時終了。23日(日)のみ4時30分から開場し、5時開演(スカイランタン受付は6時から)となる。

 チケットの料金は大人2000円(税込)で、イベント会場への入場は無料。販売は「勝連城スカイランタン宵祭り2025」の特設サイトから。

長崎空港、イオン大村と周年コラボイベント ANAチーム羽田オーケストラのコンサートなど実施

2025年9月8日(月) 配信

イベントのポスター

 長崎空港ビルディング(衛藤勇社長、長崎県大村市)は9月13日(土)~15日(月)、イオン大村ショッピングセンター(長崎県大村市)と連携し、同ショッピングセンター1階の中央催事場で周年コラボイベントを開く。長﨑空港開港50周年とイオン大村ショッピングセンターの開店30周年を記念し、地域社会への感謝を込めて行う。

 イベント初日は長崎県で初めて、ANAチーム羽田オーケストラによるスペシャルコンサートを開催する。14日(日)には、全日本空輸(ANA)による飛行機のプッシュバックや制服着用の体験が行われる。15日(月)には、日本航空(JAL)が折り紙ヒコーキ教室を、オリエンタルエアブリッジ(ORC)はオリジナルグッズが当たるガチャを実施する。

「ミカド珈琲」とコラボのご当地菓子を開発 タカチホ、軽井沢周辺地域で販売

2025年9月8日(月) 配信

「軽井沢 ミカド珈琲ラング・ド・シャ」

 観光土産品の製造などを行う、タカチホ(久保田一臣社長、長野県長野市)は9月9日(火)から、軽井沢周辺の高速道路サービスエリアや道の駅などで、“軽井沢らしさ”にこだわった、ご当地土産焼菓子を売りだす。老舗コーヒーロースターの「ミカド珈琲」とコラボレーションし、「ラング・ド・シャ」と「レーズンサンド」を開発した。

 ミカド珈琲は1948年に東京・日本橋で創業し、52年に軽井沢に出店した。70年以上、観光客や地元住民に愛されてきた存在で、とくにモカソフトが有名。

 今回は2種類とも、このミカド珈琲の売上ナンバーワンという「MAJO リキッドコーヒー」を生地に練り込んだ。タカチホは「軽井沢らしさを大切にしたお菓子づくりを実現するものとなっている」と今回のオリジナル商品へ自信を見せた。

 「軽井沢 ミカド珈琲ラング・ド・シャ」は6枚入り700円、「軽井沢 ミカド珈琲レーズンサンド」は5枚入り900円。 

9月14日から特定日でオフロードバギーなどが登場 たざわ湖スキー場

2025年9月8日(月) 配信

大型エア遊具の「ふわふわ陸上アスレチック」も

 田沢湖高原リフト(草彅作博、秋田県仙北市)は9月14日(日)から、たざわ湖スキー場(秋田県仙北市)でオフロードバギー体験とキッズ向けの「ふわふわ陸上アスレチック」エリアを開業する。10月26日(日)までの土・日・祝日の16日間の期間限定となる。

 同スキー場はグリーンシーズンにも注力しており、アクティビティが楽しめる高原リゾートを目指している。今回、導入したバギーは周囲の自然の地形を生かし、特設オフロードコースを整備。緑に囲まれた林間の未舗装路を駆け抜けるスリル体験ができる。所要時間は30分で1人乗りは11歳以上からで1台3000円。2人乗りは1台4000円で、保護者同伴のもと5歳以上であれば乗車できる。

 約25メートル×60メートルという日本最大級のスケールとなる子供向けの「ふわふわ陸上アスレチック」は、飛んだり跳ねたり、思い切り身体を動かせる大型エア遊具。大人も一緒に楽しめる設計という。45分間で大人(13歳以上)は1500円、小学生1200円、親子ペア(4~6歳の子供と保護者)は2000円。

トリプラ、宿泊施設の改善に 「tripla宿泊業界コラム」開設

2025年9月8日(月) 配信

「tripla宿泊業界コラム」のトップ画面(イメージ)

 宿泊施設向けITソリューションを展開するtripla(トリプラ、高橋和久CEO)は9月3日(水)、宿泊施設向けに集客や業務改善に役立つ情報を提供するウェブメディア「tripla宿泊業界コラム」を開設した。開業や経営に関するノウハウ、業務効率化やシステム導入、マーケティング戦略、インバウンド対策など、現場で役立つテーマを幅広く取り上げる。

 同社は2017年に宿泊施設向けにAIチャットボットの提供を開始して以来、国内外の宿泊施設に向けて予約エンジンやCRMなどのサービスを提供してきた。そのなかで課題解決に携わった経験を生かし、実践的な情報を届けたいという想いから同メディアの開設に至ったという。

 同メディアを宿泊業界関係者にとって、日々の業務のヒントや次の一手となる情報を提供する存在を目指し、今後も業界の変化やニーズを捉えながら継続的に有益なコンテンツを発信していく。

2つのハロウィンルームを販売中 ホテル京阪 ユニバーサル・タワー

2025年9月8日(月) 配信

「おばけとハロウィンパーティー」のバルーン付ハロウィンルーム

 ホテル京阪(西川正浩社長、大阪府大阪市)が運営する「ホテル京阪 ユニバーサル・タワー」は11月3日(月・祝)まで、ハロウィンルームを展開している。今年は2つのハロウィーンルームを用意した。

 1つ目の「おばけとハロウィンパーティーを楽しむ」がテーマの部屋は、ハロウィンバルーンやおばけが飾られた可愛らしくて賑やかな装飾となっている。ローベッドのスーペリアルームで利用人数は3~4人と子供連れのファミリーにも最適だ。装飾のバルーンは持ち帰りもできる。

 もう1つの「ミッドナイト・クルーズステイ~ハロウィン航海の一夜~」は「呪われた豪華客船」をテーマにした、美しく不気味な雰囲気の部屋。こちらはタワールームのスーペリアルームで、利用人数は3~4人。

 いずれも1日1組限定、予約は公式ホームページから。

【第50回旅館100選】山形県・あつみ温泉 「萬国屋」

2025年9月8日(月) 配信

源泉掛け流し陶器の露天風呂付客室

創業300年、山里の風情とおもてなしの心を今に伝える純和風旅館

 江戸の創業以来300有余年、楽山楽水の桃源郷に建つもてなしと憩いの宿「萬国屋」。多くの作家・詩人にもゆかりが深く、優美な黒瓦の屋根、重厚な趣の入母屋造りの玄関など、日本の美と心を求めてきた老舗旅館だ。2021年には、大石田焼きの「次年子窯」で作られた陶器風呂を備える4室の源泉掛け流し露天風呂付客室が誕生。プライベートな空間でゆっくりとくつろぐことができる。

リニューアルした露天風呂「庭園さくらの里湯」

 1000年の歴史をもつ名湯「あつみ温泉」を満喫する大浴場は、シルクバスを備える「楽山」と泳ぎたくなるほど広々とした「楽水」。男女入れ替え制でどちらの湯も楽しめる。

源泉掛け流し陶器の露天風呂付客室
活アワビ陶板焼き&山形牛温泉蒸し付和会席

 「楽山楽水」の心粋は料理にも込められており、山形ならではの山形牛やアワビなど、地元の旬の幸を丹念に吟味した豪華な食膳が並ぶ。300年以上受け継がれてきた歴史と努力の味を、ゆっくりと味わいたい。

「萬国屋」正面玄関

露天風呂リニューアルオープン

 2023年12月、1階の露天風呂「庭園さくらの里湯」と「庭園 里の湯」がリニューアル。「庭園さくらの里湯」(写真)には、サウナ発祥のフィンランドに伝わるユニークな樽型「バレルサウナ」を設置。室内へ均等に温度を伝え、サウナの効果を最大限に引き出せる設計となっている。

 

交通:《車》東北自動車道 あつみ温泉ICから約5分、P280台(無料)
   《電車》JR羽越本線 あつみ温泉駅からタクシーで約5分
チェックin15:00 out10:00
食事:《夕食》部屋食、和ダイニング
   《朝食》和ダイニング
部屋:全97室
風呂:大浴場「桃源山水」、「楽山楽水」(露天風呂・サウナ付※男女入替有)、露天風呂付客室6
泉質:ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩温泉
料金:1万8,000円~4万5,000円《特別室》7万3,650円~

〒999-7204 山形県鶴岡市湯温海丁1
☎0570(00)8598(コンタクトセンター) FAX023(672)5459
https://www.bankokuya.jp/
Wi-Fi:使用可 外国語対応:英・韓・他(繁体語)

 

 

 ※この記事は、旅行新聞新社主催「第50回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」に選出された施設で、書籍「2026年度版 プロが選んだ日本のホテル・旅館100選&日本の小宿(BEST100 HOTELS&RYOKANS IN JAPAN)」(自由国民社)に収録されている内容を紹介しています。

「観光ルネサンスの現場から~時代を先駆ける観光地づくり~(248)」 旧鎮守府佐世保の観光まちづくり(長崎県佐世保市)

2025年9月7日(日)配信

佐世保凱旋記念館(市民文化ホール)

 長崎県佐世保市と言えば、まずは日本有数のテーマパーク・ハウステンボスと九十九島のイメージが強い。

 事実、ハウステンボスはコロナ前には年間300万人の集客を誇り、佐世保観光客の過半を占めていた。また「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として世界遺産に登録(2018年)された黒島を含むパールシーリゾートは、根強い人気がある。近年は、水深の深い良好な湾を活用した大型クルーズ船の寄港も着実に増えている。

 一方、佐世保の中心部分は、かつての海軍鎮守府が置かれた場所である。海岸線に近いエリアは、現在は米海軍佐世保基地と佐世保重工業(SSK)、その関連企業群が立地し、観光地という雰囲気は乏しかった。

 しかし、2016年に佐世保市を含む横須賀市、呉市、舞鶴市の4市連携で申請した「鎮守府 横須賀・呉・佐世保・舞鶴~日本近代化の躍動を体験できるまち~」が日本遺産に認定され、日本遺産テーマの地域活性化計画による観光まちづくりがスタートした。しかも認定から9年を経過した今年7月、これまでの活動が認められ、文化庁の重点支援地域にも認定された。

 8月初旬、4市の副市長らが集まる「副市長会議」に呼んでいただいた。4市は、日本遺産認定のはるか以前、1950年の「旧軍港市転換法(平和転換法)」以来、さまざまな行政分野において事業連携を進めており、担当者、副市長、市長のそれぞれが定期的な会議を重ねてきた。

 遠く離れた地域の、いわゆるシリアル型日本遺産であるが、4市のガイドの定期的な交流、地元の高専や大学など理系研究者による学術交流、海軍・海自カレーや珈琲など4市共通の食材などの共同開発と流通、4港の軍港クルーズ会社の事業交流など、他の日本遺産ではなかなか真似のできない事業連携が進んでいる。

 佐世保では近年、鎮守府時代以来の歴史的建物の活用が進んでいる。かつての佐世保鎮守府所属艦艇の武勲を称える凱旋記念館(1923年築)を市民文化ホールに改修するとともに、同じく大正時代に建設された針尾送信所などの改修・活用が進んでいる。「ニイタカヤマノボレ1208」で有名な針尾送信所は、100年以上前に建設された3本の送信塔である。川砂を丹念に磨いて建設された高さ130メートルに及ぶ塔は、未だに構造的にもびくともしていない。

立神倉庫群と佐世保市街地

 現在、旧佐世保鎮守府建設時の最古級の煉瓦倉庫などが建つ立神倉庫群の改修も進められている。日本遺産はもとより、観光の新たなゲートウェイとして期待されている。近くには佐世保のもう一つのシンボルである佐世保重工業の250トン起重機や、全長400メートルにも及ぶ佐世保造船所のドック群もある。

 兄弟都市ともいうべき4市は共通の歴史とともに、それぞれが個性的なまちづくりを進めてきた。次の展開に大いに期待したい。

(観光未来プランナー 丁野 朗)

【第50回旅館100選】山形県・由良温泉 「由良温泉 八乙女」

2025年9月7日(日) 配信

「八乙女」全景

湯量豊富な海のいで湯。夕景が美しい由良海岸

 厳しい奇岩や絶壁が連なる八乙女浦。優美な弧を描く由良海岸の渚は「東北の江の島」とも呼ばれている。その美しい景観から「日本の渚百選」、さらに「日本の夕陽百選」、「快水浴場百選」と3つの百選に選ばれた景勝の地となっている。

由良モニュメント

 そんな風光明媚な場所に建つ「八乙女」の美肌の温泉「乙女の湯」で身をゆだねるお風呂は、日本海を望む大浴場、潮風を感じながら入浴が楽しめる露天風呂と揃い、特に夕景の美しさは筆舌に尽くしがたい。

西館大浴場

 全室から日本海を一望できる客室では、かすかに響く潮の音を聞きながら、贅沢な時間がゆっくりと流れる。

西館客室一例
夕日で花火

 自慢の料理は、由良漁港から仕入れた新鮮な魚介類。岩ガキやアワビ、アンコウなど、四季折々の庄内の旬を余すところなく満喫できる。山形の特産サクランボやメロン、庄内柿も格別だ。

料理一例

 

交通:《車》山形自動車道 鶴岡ICから国道7号線を経由して約20分、P200台(無料)
   《電車》JR羽越本線 あつみ温泉駅・鶴岡駅下車、タクシー約20分
   《バス》あつみ温泉駅から約30分、停留所より徒歩10分
   《飛行機》庄内空港からタクシー約20分
チェックin15:00 out10:00
食事:《夕食》会場食 《朝食》バイキング又は和定食
部屋:全59室
風呂:男女別露天風呂付大浴場、男女別サウナ付大浴場
泉質:ナトリウム・カルシウム硫酸塩泉
料金:1万5,000円〜3万円

〒999-7464 山形県鶴岡市由良3-16-31
☎0235(73)3811 FAX0235(73)3810
http://yaotome.in.net/
Wi-Fi:使用可 外国語対応:英・韓・中・台

 

 

 ※この記事は、旅行新聞新社主催「第50回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」に選出された施設で、書籍「2026年度版 プロが選んだ日本のホテル・旅館100選&日本の小宿(BEST100 HOTELS&RYOKANS IN JAPAN)」(自由国民社)に収録されている内容を紹介しています。