カヤック、17年最も検索された都市を発表

2017年12月21日(木) 配信 

福岡・天神の屋台街

旅行検索エンジンのKAYAK(カヤック)は2017年12月20日(水)、アジア太平洋地域(APAC)の訪日旅行者が、17年にKAYAK.co.jp上で検索した日本の都市に関するデータを発表した。

 「APAC地域の訪日旅行者が2017年に最も検索した日本の都市ランキング」では、10位中4都市が九州の都市だった。北九州市は昨年21位から7位に急上昇。近隣のアジア諸国から、ゲートウェイとして認知度が高まる北九州空港を持つ北九州市。アジア諸国でより身近な都市としての地位を確立している。

最も検索率が上昇した都市は福岡

2017年最も検索率が上昇した日本の都市

 「17年に検索率が最も上昇した日本の都市トップ3」のデータでは、平均の伸び率が東京129%、大阪166%、福岡198%と、福岡が最も高い検索率の上昇を記録。香港、インド、韓国、台湾は福岡がとくに伸びた。3都市すべてで検索率が上昇し、インバウンド需要は引き続き好調だ。

 KAYAK 日本カントリーマネージャーの山下雅弘は「全体的に日本の都市の検索率は前年に比べて増加している。日本がますます旅行先として注目されていることが分かる」とコメント。

10位中4都市が九州という結果に

東京・大阪と次いで福岡がランクイン

 「2017年に最も検索した日本の都市ランキング」では東京が1位、2位は大阪で、3位に福岡がランクイン。10位中4都市が九州の都市という結果となった。福岡にある「神宿る島」とも呼ばれる沖ノ島は、17年5月に国連教育科学文化機関(ユネスコ)から世界文化遺産として登録を受けた。観光地としての魅力も磨きがかかっている。

最も日本への旅行を検索したシーズン

年末年始と夏休みが大半占める

 「最も日本への旅行を検索したシーズン」のデータでは、年末年始である1月や、夏休みのシーズンである7月が大半を占めた。日本とは冬と夏が逆転しているオーストラリアでは1月が夏休みとなり、それらを利用して旅行をする人が多いことが分かる。

 ※上記のデータは、17年1月1日~12月12日までの間でKAYAK.co.jp上で検索された、17年1月1~18年12月31日の旅行期間のエコノミークラスの往復フライト(1人当たり)のデータを抽出したものを、昨年の同期間のものと比較したデータ。

「今年の漢字は『展』」17年を振り返る(田村観光庁長官)

2017年12月21日(木) 配信

田村明比古長官

観光庁の田村明比古長官は2017年12月20日(水)の会見で、今年の観光を漢字1字で〝展〟と表現。この字には、「伸びる・広がる・転がる」といった意味があるという。「訪日外国人旅行者が堅調に推移していること、観光庁が体制強化により人員を増やしたことなどに加えて、新たな観光財源の確保に向け、新たな段階へと展開している」と述べた。

 さらに転がるという意味では、「従来の観光は行政とごく一部の関係者で『観光は大事だ』と言っていたが、ようやく他産業も含めて観光に関心を持ってもらうことができるようになり、同じ方向に向かって転がり始めている」と説明した。

 18年は、1月4日に施行される旅行サービス手配業の登録制度や、6月15日に施行される住宅宿泊事業法など、さまざまなところで新たな枠組みがスタートする。16年の軽井沢スキーバス事故や、昨年のてるみくらぶの破綻など、近年観光業界の信頼を毀損する事案が相次いで発生していることもあり、来年は業界の信頼回復に向けより一層の努力が求められる。

 田村長官は来年を「環境整備に向けた各種施策が実行される重要な年」と捉え、業界の信頼回復に向けては「業界の地道な取り組みが最も重要になる。関係者にはより一層の努力をお願いしたい」と強調。観光庁として信頼回復に向けた取り組みの支援を行っていく旨を伝えた。

観光庁創設10年、公共交通のシステム強化などに努める

 観光庁は来年で創設から10年を迎える。田村長官は、「この10年を分けて考えると、前半は観光庁自体の認知度向上に取り組み、庁の範囲内で対応できる施策が中心だった」と振り返った。

 「2016年3月に政府が策定した観光ビジョンを機に、これまで力点が置かれていなかった観光への活用ということで、文化財や国立公園など、他省庁から協力をいただけるようになった」とし、今後は公共交通システムの強化や、空港の利便性向上に努めていく。

外国人向け新コース、日本人に人気がある観光地を充実

2017年12月21日(木)配信

満開の桜の下を電車に揺られてのんびりと(写真は桜トレインのイメージ)

はとバスはこのほど、外国語(英語・中国語)コース (2018 年 1 月~6 月)を発売。2017 年後期からの継続コース含めた英語・中国語全 35 コースを用意した。

 昨今外国人旅行者から外国語コ ースだけではなく、日本語コースへの問い合わせが増加している現状を踏まえ、新たに日本人に人気がある観光地を充実させた。例年約 30 万人が訪れる神奈川県三浦市の「河津桜」や、ゴールデンウィーク期間は日本人向けのコースでも人気が高い 「富士芝桜まつり」、富士山 2 合目スノータウン「イエ ティ」で雪遊びの3コースをも加えた。季節ごとに日本人観光客に人気の観光地を旅したい外国人旅行者を、新たなターゲットとした。また、12 月 1 日から外国人利用者向け facebook のアカウントを新設し、英語・中国語で情報を発信する。 

ツアー一例

ツアー名:横浜三溪園と河津桜トレイン(英語・中国語)

旅行代金:大人1人 9500 円 子供 9千円

設定:2 月 5 日(月)から 28 日(水)までの設定日

行程:

浜松町バスターミナル(午前9:20 発)=横浜三溪園(自由散策・抹茶の 試飲付)=メルキュールホテル横須賀(ハーフブッフェの昼食)=河津桜ま つり(自由散策)・桜トレイン乗車(京急三浦海岸駅+++京急三崎口駅)= 東京駅(午後5:20 頃着)

17年度第1回旅もじゃ賞に、前野朋哉氏の岡山県のゾンビ作品などが決定

2017年12月21日(木) 配信 

岡山県「ザ・ランド・オブ・サンシャイン」

ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)が選ぶ2017年度第1回「旅もじゃ賞」で、「The Land of Sunshine (ザ・ランド・オブ・サンシャイン)」(岡山県)と「For Tourism ISHIKAWA」(石川県)の2作品に決定した。約100作品の対象作品の中から選ばれた。

 米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭SSFF & ASIAは、全国各地の観光プロモーション映像を募集し、映画的魅力に溢れた作品を表彰する観光映像大賞を行っている。年間を通じてご当地映像を紹介するプロジェクト「旅もじゃ」も展開し、観光映像大賞応募作品の中から、年に2回、「旅もじゃ賞」を決定、発表している。今回、選出された作品は、旅が始まるきっかけサイト「旅もじゃ」で17年12月14日(木)から本編を公開している。18年6月の開催で20周年を迎えるSSFF & ASIAで、発表予定の第7回観光映像大賞は、18年3月31日(土)まで作品を募集中。

岡山県「ザ・ランド・オブ・サンシャイン」  

受賞理由:ゾンビに襲われる暗く絶望的な状況と、逃避先の岡山の晴れ晴れと希望に満ちた描写のギャップが印象に残る見応えある作品として選出

作品紹介:岡山は、晴れの日が多く、海・山・街並みなど多彩なロケーションがあることから、近年多くの映画などのロケ地として活用されている。つまり、岡山県は映画の都「ハリウッド」ならぬ「ハレウッド」!映画の都・岡山県がお届けするこの作品は、ハリウッド映画顔負け(!?)のドキドキ・ワクワク感満載のホラー映画風PR動画

前野朋哉監督からのコメント:

 「受賞を機会に、より多くの人に作品をご覧いただき、あわよくば岡山に足を運ぶきっかけとなったら嬉しいです。短い作品ですが沢山の人の想いが詰まっています。賞は関わったキャスト、スタッフ、そして岡山の方々と喜びを分かち合いたいと思います」

「喜びを分かち合いたい」

前野朋哉(俳優・映画監督・おかやま晴れの国大使):岡山県倉敷市出身、31歳。

 学生時代から自主映画の制作を始め、監督・脚本・主演を務めた「脚の生えたおたまじゃくし」は、「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2010」で審査員特別賞&シネガー賞をW受賞。その後、俳優として映画「桐島、部活やめるってよ」、ドラマ「わろてんか」、テレビCM「三太郎シリーズ(一寸法師役)」など多数出演。近年の監督作にはNHKのミステリードラマ「謎解きLIVEシリーズ」、第30回東京国際映画祭にて上映された短編「ハルオ」など。

石川県「For Tourism ISHIKAWA」 

石川県「For Tourism ISHIKAWA」

受賞理由:美しさと活気、そしてそこに存在する文化が三位一体となって魅力を伝えていることから選定

作品紹介:4つの地域(金沢、能登、加賀、白山)②歴史・文化③四季の風景・食④アクセスの良さ――という4つの観点から、石川県の魅力を紹介。東京オリンピック開催を控え、日本への注目がますます高まる中、日本語を含め全11言語のキャプションに対応し、高精度(4K)映像で製作

制作担当課のコメント:

 このような賞をいただき、撮影先の方など協力をいただいた皆様に、感謝したいと思います。日本の四季の魅力を伝える内容となっていますので、日本だけでなく多くの海外の方に見ていただけると幸いです。

観光映像大賞とは

 SSFF & ASIAは2012年から、観光振興という観点で創造性、振興性、話題性を含んだ観光プロモーション映像に「観光映像大賞(観光庁長官賞)」を授与してきた。第6回観光映像大賞(17年)は、全国から462作品の応募があり、宮城県登米市の「Go! Hatto 登米無双」が受賞した。

旅もじゃ賞とは

 年に2回、ご当地の魅力を面白味のある映像表現で伝える作品を対象に、観光映像大賞応募作品の中から独自に選定決定し、発表しているアワード。「旅もじゃ」は、観光映像大賞の応募作品をはじめとするご当地プロモーション映像をメインコンテンツに、ご当地キャラによる地元紹介や映像ロケ地情報など、全国各地の情報をさまざまな視点から掲載するご当地まとめサイト。

SSFF & ASIAについて

 俳優の別所哲也が代表をつとめる米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭。1999年に東京・原宿で誕生し、これまでに延べ38万人を動員。初年度は映画「スター・ウォーズ」で有名なジョージ・ルーカス監督の学生時代のショートフィルムも6作品上映し、その後も毎年応援をもらってる。 

<第7回観光映像大賞応募要項>

主催:ショートショート実行委員会 観光映像課

応募期間:2017年8月1日(火)~ 2018年3月31日(土)

○観光映像大賞(観光庁長官賞)

2017年8月1日(火)~ 2018年3月31日(土) の期間に応募された映像作品より1作品選出(予定)

※2018年映画祭(6月開催予定)観光映像大賞授賞式で賞状を授与。

○旅もじゃ賞

第2回.2017年10月16日(月)~12月31日(日)応募作品より1~3作品選出

2018年1月31日(水)旅もじゃサイトで発表を予定。

作品の長さ:60分以内(エンドクレジット含む)

対象作品:

・日本全国47都道府県で制作された観光プロモーション映像・映画・ビデオ ※制作年不問

・“観光や地域振興”という観点で創造性、振興性、話題性のある作品

・CM的な要素を含みながら、見た人にインパクトを与え、心を打つ作品

・各地域の自治体、団体(組合等)、企業(旅行会社、広告会社など)、個人が制作・保有している作品

・使用した楽曲なども、ウェブ配信やイベント上映などが権利上可能な作品

応募方法:旅もじゃ内「第7回観光映像大賞応募フォーム」よりエントリー

選考:ショートショート実行委員会 観光映像課が選考。観光映像大賞については審査員が審査に加わる。選考についての質問には返答を行わない

冬の沖縄で火鍋、ココ ガーデンリゾート オキナワ

2017年12月21日(木) 配信

ココ ガーデンリゾート オキナワ、今冬のディナーメニュー一押しは「火鍋」だ。

ココ ガーデンリゾート オキナワは2018年1月31日(水)まで、季節限定のディナーメニューを提供する。本格的な火鍋が味わえる。

 火鍋は、とくにスープが絶品とのこと。料理長による本場の味付けは、ここでしか食べられない。スープの種類も豊富で、唐辛子や山椒の入ったものから、ナツメやクコの実などの薬膳系まで、全5種のなかから3種をチョイスできる。

 薬膳火鍋に対する注目は高く、近年都心を中心にブームが続いている。パンチの効いた味とヘルシーさが若い女性の共感を呼んでいる。さまざまな食材がテーブルに並ぶ様は、SNS(交流サイト)での発信にも適しており、インスタ映えが狙える点もウケている理由の1つだ。試しにインスタグラムで「#火鍋」と検索してみたところ、20万超の投稿を確認できた。

 冬の沖縄旅行は比較的リーズナブルに楽しめるとあって、人気が続く。ゴルフやダイビングなどのアクティビティが豊富で、夏と比べても遜色はない。ココ ガーデンリゾート オキナワでは女性向けイベントも充実。遅めの冬休みを沖縄で過ごす際の選択肢に入れたい。

季節限定のディナーメニュー

期間:2017年12月1日(金)~2018年1月31日(水)

時間:午後6:00~9:30

料金:3,500円(火鍋)

予約・問合せtel:098-965-1000(ココ ガーデンリゾート オキナワ)

最高級宿の総合トップ10、Reluxが発表

2017年12月20日(水) 配信

Reluxが、「Relux OF THE YEAR 2017」を発表した

高級ホテル・旅館の会員制宿泊予約サービス「Relux」が、年間の人気宿ランキング「Relux OF THE YEAR 2017」を発表した。総合トップはLUXURY和HOTEL 風の薫(静岡県伊東市)で、3年連続での1位となった。3位には敷地面積3700坪で16客室を運営する箱根強羅 白檀(神奈川県・箱根町)がランクインした。

 「Relux」の特徴は、年間100泊を誇る「審査委員会」の存在。宿泊施設を知り尽くしたプロの目にとまった宿のみをWebサイトに掲載し、審査項目も細分化されている。理由は、施設を人と人のつながる「場」として捉えているため。くつろげる場所を求める人と、提供する人双方を結びつけるプラットフォームを確立するために、厳しい審査項目や審査委員会がある。

 宿の紹介でコアな旅行ファンをうならせるだけでなく、宿自体からの評価も高いOTA(オンライン旅行会社)サイトとしても知られる「Relux」。宿のコンセプトに共感し、深く理解したユーザーの来訪をもたらすからだ。

 総合トップ10ランキングは以下の通り。10施設のうち、所在地は静岡県と兵庫県、神奈川県、群馬県の4県に集中している。客室数に着目するとそれぞれ、19室(LUXURY和HOTEL 風の薫)、90室(神戸みなと温泉 蓮)、16室(箱根強羅 白檀)、23室(箱根・翠松園)、10室(ふたり とわに 縁)、20室(強羅花扇 円かの杜)、27室(ホテルニューアワジ ヴィラ楽園)、18室(夢泉景別荘 天原)、154室(箱根・芦ノ湖 はなをり)、18室(別邸 仙寿庵)となっており、客室数の少ない宿が目立つ。(室数は、同サイトに依る)

 つい、価格面での高級感に惹かれてしまうものの、客室数の少なさは一人ひとりのユーザーに対するホスピタリティの高さを示す指標でもある。人と人の結びつきを重んじる、予約サイト「Relux」のコンセプトを映し出すランキングとなっている。

順位 宿名 都道府県
1位 LUXURY和HOTEL 風の薫 静岡県
2位 神戸みなと温泉 蓮 兵庫県
3位 箱根強羅 白檀 神奈川県
4位 箱根・翠松園 神奈川県
5位 ふたり とわに 縁 静岡県
6位 強羅花扇 円かの杜 神奈川県
7位 ホテルニューアワジ ヴィラ楽園 兵庫県
8位 夢泉景別荘 天原 兵庫県
9位 箱根・芦ノ湖 はなをり 神奈川県
10位 別邸 仙寿庵 群馬県

 

ホテル雅叙園東京で近江・美濃・飛騨ひな紀行

2017年12月20日(水) 配信

文化財とお雛様約500体の艶やかな共演

岐阜県と滋賀県の9地域から、約500体の人形が「百段階段」に勢ぞろいする。ホテル雅叙園東京で2018年1月19日(金)から、「百段雛まつり 近江・美濃・飛騨ひな紀行」が始まる。

 日本各地の時代雛が集結する人気展覧会の9回目のテーマは、初の近江・美濃・飛騨地域のお雛さま。貴重な大名家の姫君の婚礼調度や、近江商人として栄えた旧家に伝わる逸品をはじめ、関東では珍しい西の雛文化である御殿飾りから指先ほどの小さな郷土玩具まで、岐阜と滋賀の地域に息づく百花繚乱のお雛さまたちが文化財にお目見え。雛人形と展示会場である絢爛豪華な文化財とのコラボレーションもみどころだ。

見どころ1  高さ約2㍍の巨大飾りも!西の文化“御殿飾り”が多数登場!

御殿飾り

 京都御所を模した、御殿の中に雛人形を飾る“御殿飾り”は西の雛文化の1つとして知られ、関東では見る機会の少ない貴重な雛飾り。本展では、近江商人として栄えた近江八幡や日野の旧家に伝わる、約6畳分もの広さを要する大型の御殿飾りをはじめ、板葺きや屋根部分にしゃちほこが乗せられ、絢爛豪華な装飾を施したものなどさまざまな特徴を持った御殿飾りを8点一挙公開する。その他お雛さまや白木道具など、圧巻のコレクションを展示する。

見どころ2  井伊家のお姫様の雛や雛道具が関東初公開!

砂千代姫の古今雛

 彦根藩主 井伊直弼の七女、砂千代姫の古今雛と雛道具が関東地域で初の特別公開。江戸時代のものと伝わる一対の古今雛は、現在では長浜城歴史博物館で保管されている貴重なもの。雛道具は黒漆に牡丹唐草文が配され、小さいながら実物と遜色ない精巧な作りを間近で見ることができる。

見どころ3   雛展史上初の一部写真撮影OK!ギネス登録された郷土人形コレクションの展示を再現

日本土鈴館での展示の様子

 岐阜県郡上市、白鳥町にある日本土鈴館は、日本全国の土鈴や土雛をはじめ、世界各国の郷土玩具のコレクションでも知られる博物館。ギネスにも登録されているコレクションの数は10万点を超える。本展では、指先ほどの小さな郷土玩具から、1㍍近い土人形、地域に伝わる土雛など、日本土鈴館からよりすぐりのコレクションを展示。写真撮影も可能で、圧巻の展示と共に撮影を楽しむことができる。

特別企画 中川政七商店の郷土玩具ルームが登場!

「日本全国まめ郷土玩具蒐集全シリーズ(イメージ)

 百段階段内の第8の位置にあたる部屋を雛まつり展では初開放し、人気雑貨店 中川政七商店との特別コラボレーションルーム「中川政七商店の郷土玩具の雛段」が登場する。同社の、「日本全国まめ郷土玩具蒐集」(海洋堂とのコラボレーション)シリーズは、精巧な仕上がりで人々を魅了し、現在第7弾まで続く人気シリーズ。今回は漆の雛段に配した「日本全国まめ郷土玩具蒐集」全シリーズをはじめ、こけしやだるまなどの郷土玩具が一堂に並ぶ。

近江・美濃・飛騨エリアのお雛さまの特徴

 江戸の中心地である日本橋に大店をかまえ、京都や大阪をはじめ日本各地と交易した近江商人。商家として栄えた家には、娘の初節句などであつらえた立派な雛が現代に至るまで受け継がれている。また、“飛騨の小京都”と称される高山市には、旧家を代表する雛や、美濃和紙の産地として有名な美濃市の旧和紙問屋に伝わる御殿飾りなどがあり、豪華な雛飾りから当時の商売で繁栄した地域のようすを感じることができる。

企画展概要

展覧会名:「百段雛まつり 近江・美濃・飛騨ひな紀行」

開催期間:2018年1月19日(金)~2018年3月11日(日) 会期中無休

開催時間:午前10:00~午後5:00(最終入館午前4:30)

入場料:1500円(前売券1200円、学生800円※要学生証呈示)※小学生以下無料

会場:ホテル雅叙園東京内 東京都指定有形文化財「百段階段」

問合せ:03-5434-3140(午前10:00~午後6:00 イベント企画)

アクセス:

目黒駅(JR山手線・東急目黒線・東京メトロ南北線・都営三田線)より徒歩3分

主催:

百段雛まつり展実行委員会(ホテル雅叙園東京、長浜市、東近江市、日野観光協会、一般社団法人近江八幡観光物産協会、美濃市、美濃市観光協会、美濃市教育委員会、 一般社団法人飛騨・高山観光コンベンション協会、 公益財団法人日本大正村、郡上市、郡上市観光連盟、日本土鈴館)

後援:

外務省・観光庁・岐阜県・滋賀県・目黒区・一般社団法人めぐろ観光まちづくり協会

展示一覧:

・十畝(じっぽ)の間 近江商人のお雛さま (滋賀・東近江市、近江八幡市、日野町)

・漁樵(ぎょしょう)の間 飛騨高山の雛まつりI (岐阜・飛騨高山)

・草丘(そうきゅう)の間 御殿飾りとお雛さま (岐阜・個人コレクション)

・静水(せいすい)の間 井伊家・砂千代姫の婚礼調度のお雛さま (滋賀・長浜城歴史博物館、大通寺)

・星光(せいこう)の間 郷土玩具と土雛の世界 (岐阜・日本土鈴館)

・清方(きよかた)の間 飛騨高山の雛まつりII (岐阜・飛騨高山)

・頂上(ちょうじょう)の間 美濃のお雛さまと大正村のお雛さま (岐阜・美濃市、日本大正村)

・第8番目に位置する部屋 特別コラボレーション/中川政七商店の郷土玩具の雛段

養命酒と初コラボ、三陸鉄道こたつ列車

2017年12月20日(水) 配信

養命酒製造と三陸鉄道がコラボレーションし、「養命酒こたつ列車」の運行を始めた。運行初日となった2017年12月16日(土)には、三陸鉄道北リアス線久慈駅で出発式も開いた。

 養命酒こたつ列車は、「養命酒こたつと三陸の美味しい食材で心もからだも温めてもらいたい」という思いのもと運行する。三陸鉄道の「こたつ列車」史上初となるコラボレーション企画だ。車内では、地元の伝統行事「なもみ」の登場や、絶景ポイントで列車が停止するなど、ローカル列車ならではのもてなしも楽しめる。

出発式のようす

 出発式では、三陸鉄道の中村一郎社長、養命酒製造の丸山明彦取締役マーケティング部長が出席し、企画の経緯や列車内の施策を発表した。

 中村社長からは「初日予約者数は90人。満席で出発を迎えることになり、良いスタートを切ることができた。運行期間中、より多くのお客様が三陸の料理と景色を楽しんでもらえるように取り組みたい」と意気込みを語った。

 丸山部長は「若い世代へのアピールに力を入れるなか、今年は満を持して『養命酒こたつ』を作った。これを体験していただくために企画した」とコラボレーションの背景を紹介した。

 養命酒製造のキャラクター・瓶くん、箱さんと、三陸鉄道のキャラクター・さんてつ君も登場し、列車中で乗客と記念撮影を行うなど、出発式を盛り上げました。

「養命酒こたつ列車」の詳細

運行期間:2017年12月16日(土)~2018年1月14日(日)までの土日祝日

 ※コラボ期間終了後の通常運行は2018年3月31日(土)までの土日祝日

 ※正月期間1月1日(祝・月)~5日(金)は正月仕様として運行するため、養命酒こたつは一時休止

 ※期間中、貸切列車としてダイヤ以外にこたつ列車を運行させる場合もある。その場合は、一時的に養命酒こたつは通常のこたつに切り替える。

運行時刻:久慈 午後12:15発→宮古 1:54着

      久慈 4:32着←宮古 2:40発

                (こたつ列車は1日1往復)

料金・予約方法

 料金は乗車券(運賃)+指定席料金310円

 久慈-宮古間 片道 大人1850円 子供930円

    問い合わせ・予約:TEL0193-62-8900 (受付時間午前9:00~午後6:00)

    ※1日フリー乗車券(2500円)も販売

    ※席だけの利用は、当日空きがあれば予約なしで乗車可。

冬のプレゼントキャンペーンも実施中

 養命酒製造では冬の「養命酒こたつ」プレゼントキャンペーンも実施中。キャンペーンは「養命酒こたつ列車」と連動していて、「養命酒こたつ」を限定15個プレゼントする。今回のキャンペーンのためにだけに製造した超プレミアムの特注品だ。

キャンペーン期間:2017年11月2日(木)~2018年1月31日(水)

バリ島のビーチリゾートに、日系で唯一のホテル

2017年12月20日(水) 配信 

ホテル・ニッコー・バリ(仮称)外観

「バリ島内のビーチリゾートエリアで、唯一の日系ホテル。日本ならではの安心と快適を提供していく」(同社)--。ホテルオークラの子会社で、ホテル運営会社のオークラ ニッコー ホテルマネジメントは2018年から、インドネシア・バリ島南部のビーチリゾートエリアでホテルの運営を始める。島内には日系ホテルが先行するが、同エリアでは唯一の日系ホテルとなる。

 このほど、現地ホテル経営会社が所有するホテルの運営管理契約を締結し、18年1月1日から運営を始める。18年4月から「ホテル・ニッコー・バリ」(仮称)にリブランド。総支配人らとの協議後、4月までには客室料金や正式な名称を決定し、営業を始める。

 同ホテルはバリ島南部のバドゥン半島東側のタンジュンべノアビーチ沿いに位置。眼前にはベノア湾が広がる。バリ島で最もマリンスポーツが盛んな地域で、さまざまなアクティビティを楽しめる。同地域はングラ・ライ国際空港から約13㌔で、海上高速道路を経由して車で30分ほどの立地と、アクセスも良い。

 同社によると、インドネシアの16年度の外国人訪問者数は1202万人。観光業を将来の成長戦略の柱とする方針を固め、19年度に2千万人の達成を掲げている。同年1~8月のバリ島への外国人訪問者数は約400万人。同期間のインドネシア訪問者数約900万人の半数近くを占める。

 日本人訪問者にも継続して増えている。同期間の累計で約17万人が訪れ、前年同期比11・8%増と好調だ。同社は「今後も発展が期待できる市場」と、日本人を含むバリ島の観光需要を取り込んでいく方向だ。

 同ホテルの客室は標準客室面積約45平方㍍で総客室数は188室。この内20室が86平方㍍以上のスイートルームとなる。全室にバルコニー又はポーチを有し、バスタブと独立シャワーブースもある。ロビーにはバリ島の伝統彫刻を設え、リゾート地ならではの贅沢な空間を提供する。

 地元バリ料理レストランや、プールとビーチを臨むカジュアルインターナショナルレストラン、プールバーなど6つ料飲施設を展開。スパやフィットネスセンター、プールなども揃える。このほか、キッズクラブや屋外プールには幼児用プールも併設し、子供連れでも安心して楽しめるように工夫を凝らす。

白いコツメカワウソ来日!本日初お目見え

2017年12月20日(水) 配信 

クリスマスは「コツメカワウソ鑑賞」はいかが

MAI-KO(東京都豊島区、長安良明社長)は、インドネシアからは初、東南アジア諸国で1989年以来約28年ぶりにコツメカワウソの正規輸入に成功。運営する東京・東池袋にあるエキゾチックアニマルの店「コツメイト」で、2017年11月15日にどうぶつ広場を開業した。

 そして今回、世界でもほぼ存在しない「白いコツメカワウソ」が初来日。2017年12月20日(水)に初お目見えを迎える。

コツメイトの特徴

① コツメカワウソの保護活動

 インドネシアでは、密輸防止の為、絶滅危惧種のICチップでの管理が義務付けられており、出産がある度に当局に報告・登録している。コツメイトは、インドネシアの繁殖施設の立ち上げから関わり、援助をしてきた。現在は、どうぶつ広場の収益の一部をインドネシアの繁殖施設に寄付をしている。これによって、顧客はコツメカワウソと触れ合うと共に保護活動にも間接的に参加することができる。

② コツメカワウソやハリネズミ、フクロモモンガと身近に出会える

 店内フロアで自由気ままなコツメカワウソと一緒の空間で過ごすことができる。手のひらに乗る小動物の可愛さも直に体験できる。おやつ体験などによって、普段見られない姿や可愛いしぐさも間近で見ることができる。

③ 動物への接近を意識したフロア造りとSNSを意識した店内装飾

 コツメカワウソを身近に感じやすいように、備品類を工夫してフロア床面を広く取るように店内をデザイン。コツメカワウソが喜ぶように水槽も用意した。また、目線を低くしてコツメカワウソに近づけるように座席を低めのボックスチェアに統一。コツメカワウソを身近に感じられる店舗作りをしている。壁面や天井の梁部分などにファンシーグッズや動物イラスト・写真などをあしらい、SNSの配信に向けた工夫を施している。

 愛くるしい表情の白いコツメカワウソを、この機会に見に行ってみては……。

コツメイトの概要

店舗名称:エキゾチックアニマルのお店 コツメイト

所在地:

〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-29-4 成田ビル5F

アクセス:

サンシャイン通り東急ハンズ正面 松屋の入っているビル5F

営業時間:

午前11:00~午後8:00(毎日営業)

料金:

「30分コース」

 平日1千円、土日祝1300円

(中学生以下それぞれ800円、1千円)

 「60分コース」

 平日2千円、土日祝2600円

 (中学生以下それぞれ1600円、2千円)

 ※中学生以下は親同伴限定