Peachが舞台の連続ドラマが7月からスタート

2019年5月31日(金) 配信

主役の朝比奈彩さん。機内や制服などピーチが全面協力する

 ピーチ・アビエーション(井上慎一CEO)はこのほど、同社を舞台とした朝日放送テレビの連続ドラマ「ランウェイ24」が、7月からスタートすると発表した。 

 同ドラマは、女性パイロットの姿を通してLCC(格安航空会社)の真髄を伝える内容となっている。また、同社が連続ドラマの舞台となるのは初めて。

 主役として女性パイロット役を演じるのは、モデルとタレント、女優として活動する朝比奈彩さんだ。朝比奈さんを始め、ドラマに登場するパイロットや客室乗務員役の出演者は、同社の制服を着用している。

 関西国際空港で、同社実機のエアバスA320を用いて機内の撮影をし、パイロットが実際に使用している訓練施設のpanda Flight Academyでは、A320シュミレーターを用いた撮影などをする。

 同社は「『空飛ぶ電車』ピーチは、『ランウェイ24』を通してLCCを知らない皆様にも、LCCのリアルな姿をご覧いただくことで、より多くの方々にとって、空の旅がもっと気軽で身近なものとなることを期待しています」とコメントしている。

ドラマ概要

タイトル:ランウェイ24

放送日時:朝日放送テレビ(関西)7月7日(日)スタート 毎週日曜日午後11時35分~
テレビ朝日(関東)7月6日(土)スタート 毎週土曜日午前2時30分~※他地域でも放送予定
30分枠 全10話

日本旅行 赤い風船「涼しい夏・知床で過ごす5日間」を発売

2019年5月31日(金) 配信

パンフレット表紙

 日本旅行(堀坂明弘社長)はこのほど、“涼しい夏の過ごし方のご提案”をテーマに、「マイペースに過ごせる あなただけのオリジナルツアー 涼しい夏・知床で過ごす5日間」を国内パッケージツアーブランド「赤い風船」で売り出した。

 昨今の夏は“酷暑”とも呼ばれ、全国各地で猛暑日が続き、連日のように観測史上最高気温が更新されるといったニュースを見聞きする。うだるような暑さを避けるため、「涼」を求め涼しい旅行先への需要が高まる傾向にある。同社は今夏も予想される酷暑に対応すべく、極上の「涼」を提供できるツアーを北海道・知床で設定した。知床は夏でも平均最高気温が25℃程度、最高気温は東京の最低気温と同程度になる。

 同ツアーでは、従来の添乗員同行ツアーとは異なり、滞在中の“団体行動”を強制しないという。「知床ならではの体験アクティビティ」か「マイペースにのんびりフリータイム」のどちらかの過ごし方を日ごとに選び、希望に応じた過ごし方を楽しめる。息をのむような世界自然遺産の絶景・大自然や新鮮な海の味覚を堪能でき、心からリラックスできるようなツアーを提供する。

ツアー概要

ツアー名称:

 マイペースに過ごせる あなただけのオリジナルツアー 涼しい夏・知床で過ごす5日間

旅行日程:

2019年 7月8日(月)、15日(月・祝)、22日(月)、29日(月)、8月26日(月)、9月2日(月) 各日出発5日間

 ※7月8日(月)、15日(月・祝)、9月2日(月)出発は2人から出発保証

出発地:

 羽田空港(直行便)、関西空港(直行便)、伊丹空港(羽田経由便)、福岡空港(羽田経由便)

旅行代金:9万8千円~(大人1人利用)

募集人員:各出発日15人

申し込み:

 近くの日本旅行・日本旅行サービス・日本旅行オーエムシートラベルなど日本旅行商品取り扱い店舗、または日本旅行ホームページで申し込みできる。

デジタルパンフレット:

涼しい旅知床で過ごす5日間
https://digitalpamph.nta.co.jp/tyo0507/book/?meta1=syutoken

日本旅行ホームページ:

「涼しい夏・知床で過ごす5日間(羽田発着)」予約サイトhttp://www.nta.co.jp/nta_dom_tour/tourDetail.jsp?ITEM_CD=3391128001&MODEL_COURSE_ID=001&DepartDay=20190708

【特集No.524】 空飛ぶ車イス  「ひとりのハートが世界を変えられる」 

2019年5月31日(金) 配信

 空飛ぶ車イス社長と呼ばれる加藤健一氏(山形バリアフリー観光ツアーセンター代表理事)は日本で唯一、車イスでのバリアフリー体験飛行を受け入れている。加藤代表は21歳のときに難病の筋ジストロフィーが発病。32歳には完全に車イス生活となった。それでも前へ進み、「ひとりのハートが世界を変えられる」を理念に掲げ、誰もが楽しめるバリアフリー観光に取り組んでいる。自らが挑戦し、新たな道を拓く姿が、障害者、健常者問わず多くの人々に影響を与えている。

 【平綿 裕一】

 筋ジストロフィーは進行性の難病だ。今日できていたことが、明日できなくなる日が来るかもしれない。21歳で発病してから10年間ほどは、前に進めなかった。加藤代表は「日々何かができなくなる苦しみから、将来の不安にさいなまれていた」と振り返る。

 それでも前を向いた。2015年10月、考えられもしなかった車イスでのパラグライダータンデム(2人乗り)飛行を成功させたのは、加藤代表自身だった。

 「できないと嘆いていてもいつまでたってもできないまま。努力して物事を成したときの喜びは生きる原動力になるし、いろいろなアイデアにもつながる。これは僕たちの活動に生きているし、僕の強み。乗り越えてきたからこそ、今がある」。

南陽スカイパークで、車イスによるパラグライダー体験飛行を実際に行うソアリングシステムパラグライダースクール(金井誠代表)提供

 16年4月に同センターを設立し、車イスでのパラグライダー体験飛行の受け付けている。場所は山形県南陽市にある南陽スカイパーク。車イスでのパラグライダー体験飛行を受け入れる日本で初めてのフライトエリアだ。

 ただ、この取り組みも初めは見向きもされなかった。「気持ちは分かるが、実際に受け入れるのは大変」「そんなこと誰がやるんだ」――。イベントを開いても、1人も来ない時期もあった。「障害者側も地上でさまざまなバリアを感じていて、空を飛ぶなんて夢のまた夢だと思っていた。だからこそ挑戦しようと決めた」。

 加藤代表は取り組みを続けた。こつこつと想いを伝えた。課題となる飛行方法や受入対応、健康状態の確認など、一つひとつ潰していった。徐々に賛同者が増え、構想から1年ほどで実現に至った。

 「たった5分ほどのフライトで世界が、人生が変わる。この経験から普段の生活が変わることがある。だからこそバリアフリー観光はとても意義がある。非日常を味わえる旅での経験は、人が変わるきっかけになる」。……【全文は、本紙1755号または6月6日(木)以降日経テレコン21でお読みいただけます。】

訂正 1755号(6月1日付)1面特集「空飛ぶ車イス」の記事で、内容に誤りがありましたので一部記事を修正いたします。

 山形バリアフリー観光ツアーセンター(加藤健一代表理事)は車イスでのパラグライダー体験飛行を「受け入れている」ではなく、正しくは「受け付けている」です。また、「日本で唯一」ではなく、「日本で初めて」です。7段落目については「(中略)受入対応、健康状態の確認など」が正しい表現になります。

 「車イスで空を飛びたい」という、加藤氏のパラグライダータンデム飛行の夢を叶えるために、山形県南陽市でパラグライダースクールを開いている「ソアリングシステム」(金井誠代表)が、パッセンジャー(乗客)の安全飛行のために離着陸の飛行訓練や、準備などを繰り返し行っていました。

 また、筋ジストロフィー患者による世界初のソロフライトに必要だった専用の装置も、金井氏らが開発していたという部分の視点が欠落しておりました。説明が不十分だったことをお詫びし、加筆いたします

〈旬刊旅行新聞6月1日号コラム〉“台湾の友人” 徐銀樹さん 本当の「宿の温もり」を教えてくれる  

2019年5月31日(金) 配信

徐銀樹さん(左)と筆者。北投温泉のAqua Bellaにて

 中華民国旅館商業同業組合全国連合会栄誉理事長の徐銀樹氏とは、とても親しくお付き合いさせていただいている。私ごときがおこがましいが、とても大切な「台湾の友人」だと思っている。

 
 2012年6月14日に、全旅連が岡山県で全国大会を開催した。その前日、倉敷市の鷲羽ハイランドホテル(当時)で総会と前夜祭が行われた。夜遅く、土地勘のない徐さんと私は、岡山駅まで2人で薄暗い電車に乗って帰ったのが最初だった。その後、毎年全旅連の全国大会では顔を合わせ、今年も6月5日に、茨城県水戸市で再会できることを楽しみにしている。

 

 
 学生時代、日本で過ごした徐さんは、台北市の中心で京都商務旅館と東京国際飯店という2つの宿を経営している。自他共に認める親日家で、東日本大震災が発生した際には、真っ先に東北の被災地を訪れた。全旅連など日本の旅館・ホテル関係者とも連携を強め、日台観光交流の拡大には、徐さんはかけがえのない存在となっている。

 
 旅行新聞新社が主催する「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の表彰式にも出席していただき、「日台間の相互交流がさらに育っていくこと」を力説されていた。その夜、東京を訪れた徐さんと、台湾観光協会東京事務所の鄭憶萍所長、野村美千子シニアマネージャー、そして弊社の石井貞徳社長と私も参加して、台湾の奥深い魅力を語り合ったことは、今でも楽しい思い出となっている。

 

 
 徐さんとはしばしばLINEで連絡を取り合う。何度も徐さんの経営する旅館に来てほしいと言われていたが、ようやく長年の念願が叶った。5月17―20日にかけて開催された「台北国際観光博覧会2019」の取材で、京都商務旅館に宿泊させていただいた。

 
 徐さんとは2日間、朝食を一緒に食べ、夜はホテルのロビーの奥にある小さなレストランでお酒を飲んだ。高級カラスミや、間もなく旬を迎える甘いマンゴーをたくさん振る舞ってもらった。台湾産のワインや、紹興酒などもご馳走になった。

 
 挙句の果てには、私が帰国する日の早朝に、北投温泉にある徐さんが所有する温泉リゾートホテル「Aqua Bella」にもマイカーで連れて行ってくれた。ホテルの広い客室で、私は北投温泉の素晴らしい温泉を堪能し、清潔で趣味のいい調度品に囲まれた空間で、本当のくつろぎというものを味わった。

 

 
 日本の宿泊業界は人手不足が深刻化しており、このコラムでも旅館やホテルの食事会場の活気のなさについて何度か触れてきた。しかし、徐さんの経営する旅館やホテルは、規模は小さいが、ロビーやレストランには明るい笑顔を見せるスタッフが目立った。日本語が話せるスタッフも多く、滞在中は温かみのある安心感に包まれた。

 
 「おもてなしがアピールポイント」だと自負している日本の旅館が多いが、果たしてそうだろうか。所作の美しさにこだわるあまり、客に過度の緊張を強いていたり、宿側の都合で布団を敷く時間に制限をかけたり、外国人にはまったく言葉が通じなかったり……。宿の独りよがりの「おもてなし」に陥っていないだろうか。

 
 台湾に行くなら、ぜひ京都商務旅館や東京国際飯店に宿泊してほしい。「宿の温もりとはなにか」を徐さんの宿は教えてくれる。 

 (編集長・増田 剛)

新社長に坂口克彦氏 2―3年後に上場目指す ハウステンボス

2019年5月31日(金) 配信

新社長の坂口克彦氏(右)と会長の澤田秀雄氏

 長崎県佐世保市のテーマパーク・ハウステンボス(HTB、澤田秀雄社長)は5月15日、澤田社長が取締役会長に退き、同社最高人事責任者の坂口克彦氏を代表取締役社長とする人事を発表し、5月21日開催の臨時株主総会、取締役会で正式決定した。

 記者会見で澤田氏は「社長就任から約10年だが、就任前は18年間赤字が、今は毎年70―80億円の利益が出ている。ただ、徐々に減収減益になるなか、次の発展には大型イベントなど新しいことをやらなければならない」と説明。

 自身が親会社のエイチ・アイ・エス(HIS)に注力するなか、「全時間をHTBに投入でき、マネジメント力、発想力がある人を新社長に迎えた」と坂口氏へ交代の理由を話し、「2―3年後の株式上場と県、佐世保市と一緒に4―5年後のIR誘致成功の2つのミッションを達成してほしい」と新社長への期待を込めた。

 坂口氏は「ミッション達成にはカリスマ経営から組織経営への転換が必要」と述べ、親会社に頼らず独自に発展していくため「お客様の声やスタッフからの知恵も経営に反映させる」と強調した。10月からは増収増益策をスタートする予定という。

 なお、同日は2019年9月期第2四半期決算も発表された。18年10月1日―19年3月31日までのハウステンボスの入場者数は前年同期比6・5%減の130万4千人。このうち海外客が同14・0%減の77万900人、宿泊者数は同9・7%減の14万3千人となった。

 この結果、取扱高が同10・2%減の130億4700万円、営業利益は同22・9%減の31億7100万円、経常利益は同16・5%減の33億6800万円となった。9月通期では入場者数258万人、取扱高261億円を目指す。

〈観光最前線〉別府に高級リゾート誕生へ

2019年5月31日(金) 配信

「ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ」の全景イメージ

 大分県別府市に8月1日、「ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ」が開業する。別府市街や別府湾を見渡す高台の同市明礬(みょうばん)地区に新築するもので、外資系ラグジュアリーブランドの参入は同県初。

 総敷地面積は約8万2千平方㍍で、地上4階建て。89の客室(62―212平方㍍)を備え、そのうちスイートなど21室にはテラスに露天風呂を設ける。別府の竹細工など伝統文化をインテリアに取り入れ、差別化もはかる。

 世界有数の温泉地である別府の温泉を楽しんでもらおうと、大浴場と露天風呂を設置。美肌の湯で知られる明礬の湯を使い、露天風呂は源泉かけ流しとなる。洗練されたラグジュアリーな雰囲気と温泉情緒を融合させ、ワンランク上の滞在を提供する。

【土橋 孝秀】

初夏の京都で「苔と新緑」をテーマにした新キャンペーン実施

2019年5月30日(木) 配信

メインビジュアル(祇王寺)

 東海旅客鉄道(JR東海、金子慎社長、愛知県名古屋市)は、展開中のキャンペーン「そうだ 京都、行こう。」の一環として、5月25日(土)から初夏の京都で「苔と新緑」をテーマにした新キャンペーンを行う。

 今回のキャンペーンでは、見事な苔庭を持つ寺院が点在する嵯峨野エリアの「祇王寺」と「常寂光寺」を中心に扱う。インバウンドで混雑している嵐山駅付近から少し北西の奥に入った場所に位置し、比較的ゆっくりと境内拝観ができる。6月は苔ともみじが青々とし、7月は新緑がまぶしく美しい時期だが、桜や紅葉の時期と比べると混雑していない絶好の観光シーズンとなる。ガイドブックやテレビCMなどによるPRのほかに、テーマの1つである苔に関係した旅行商品の販売も始める。

「&MOSS 京都、苔を巡る旅へ。」ガイドブック

&MOSS 京都、苔を巡る旅へ。

 雑誌「&Premium」と「そうだ 京都、行こう。」のタイアップによるガイドブックが発行される。キャンペーンで扱われている嵯峨野エリアのほかにも一乗寺エリアの圓光寺などの苔や青もみじの名所に加え、その周辺を満喫できるオススメ散歩コースの紹介など、初夏ならではの京都観光の楽しみ方が収録される。

配布期間:2019年6月1日(土)~7月31日(水)

配布対象:対象旅行商品購入者、京都駅までのEXサービス利用者(各日先着200人)

テレビCM

 30秒のテレビCMのなかでは、前半の苔のアップと階段越しの仁王門は常寂光寺、後半の苔が一面に広がる庭園と奥に見える庵の映像は祇王寺という構成で、初夏の京都の魅力を表現した。前回の「2019 春はあけぼの・日の出篇」でナレーターを務めた「二代目旅人」である俳優の柄本佑(えもとたすく)さんの2作目というところにも注目だ。

放映期間:2019年5月25日(土)~6月9日(日)

ポスター

B1ポスタービジュアル(左:祇王寺、右:常寂光寺)

 ポスターグラフィックは、祇王寺と常寂光寺を制作した。祇王寺は、苔がびっしりと埋め尽くす庭園に木漏れ日が加わった多様な緑色に、常寂光寺は、末吉坂の石段に沿って続く苔の壁に注目だ。

掲出期間:2019年5月25日(土)~

掲出場所:首都圏・静岡地区・名古屋地区の主な駅、および京都駅

京都 苔めぐりガイド 〜 そうだ 京都、行こう。〜
https://souda-kyoto.jp/travel/early-summer/koke2019/index.html
初夏キャンペーンのテーマは、「苔と新緑」。初夏の京都は、苔のベストシーズンを迎えるとともに新緑も美しく、みどりの宝庫。まだ知らない、京のみどり探しへ出かけませんか? キャンペーンTVCMも公開中です。

NAA スポーツ観戦を通じ航空券を検索できる特設サイトをリニューアル

2019年5月30日(木) 配信

サイト画面(イメージ)。成田空港に到着するホーム戦の検索も可能になった

 成田国際空港(NAA、夏目誠社長)はこのほど、スポーツ観戦用の特設サイトをリニューアルオープンした。鹿島アントラーズと千葉ロッテマリーンズの試合情報や、成田空港を利用したプロ野球とJリーグの各スタジアムの近隣空港までの航空券最安値を随時表示できる。スポーツ観戦を目的とした成田空港発着の国内線LCCの利用促進が狙い。 

 昨年に引き続き、両チームとスポンサー契約を結び、スカイスキャナーの航空券比較検索サービスと連携して、試合日程に合わせた最適なフライトを検索できる。

 今回のリニューアルでは、アウェイまたはビジター戦に合った成田空港発の航空券に加え、ホーム戦に合った成田空港着の航空券検索も可能になった。

 同サイトは、2018年7月にオープンした。航空券検索に加え、各チームの試合情報と同社の観光ポータルサイト「Tokyo-Narita Japan Explorer」(日本語版)とも連携し、観光情報も掲載している。

ロケ誘致の商談会 トップが製作者に魅力を売り込む

2019年年5月30日(木) 配信

熱のこもった意見交換が続いた

 自治体の首長らが制作者にロケを誘致する商談会が5月17日(金)、東京都内で開かれた。自治体側からは岐阜県飛騨市や千葉県いすみ市、茂原市など10自治体が参加し、ロケ候補地や受け入れ態勢、これまでの受入実績などを紹介した。制作者は42人が集まった。

 首長らが先頭に立ってロケ誘致を行う意義を飛騨市の都竹淳也市長は「ロケ誘致は、企業誘致と同じ」と説明し、「トップが動くことで必要な対策なども迅速に講ずることができる」とした。

 千葉県いすみ市の早川卓也副市長は「ロケ誘致の実績が多い自治体の次の段階は、制作者と一体となり、作品をつくり上げること」とし、「制作段階から我われも、地域にどんなレガシーを残したいか考えることが大切だ」と力を込めた。

 今回の商談会は普段首長と話す機会が少ない制作者からも、「トップダウンでスムーズに案件が進む」と好評を博している。昨年の商談会では、数多くの作品のロケが決定した。

 制作者の多くはロケ地決定に際し、「“人”を重要視する」という。また、「商談会は、トップの意気込みに触れられる機会。熱い想いを聞き、そのまちで撮影したいという気持ちが高まった」、「ロケの誘致を上手く地域活性化につなげられている自治体は、自分たちの魅力を把握している。商談会は、外部からの声を聴き、地域の良さを知る機会にもなっていると思う」という声も上がった。

 商談会は、同日行われた「市町村長ロケ地TOP会談」のなかで行われた。主催は、今年4月から一般社団法人化したロケツーリズム協議会(藤崎慎一会長、事務局=ロケーションジャパン編集部)。商談会は、11月にもう一度開催される。

一棟貸し切りのコンテナ型宿泊施設 宮古島に1号店オープン

2019年5月30日(木) 配信

Rakuten STAY VILLA 宮古島 前浜ビーチ

 楽天グループの民泊事業会社である楽天LIFULL STAYは、さまざまな旅のスタイルに対応した民泊ブランド「Rakuten STAY」を展開している。5月24日(金)、一棟貸し切りのコンテナ型宿泊施設「Rakuten STAY VILLA」をサブブランドとして開業し、沖縄県の宮古島に第1号店「Rakuten STAY VILLA 宮古島 前浜ビーチ」をオープンした。

 洗練されたデザインと、最新の設備を備えたコンテナタイプの施設一棟を別荘感覚で借り切り、気の置けない友人とのグループ旅行や子供連れでの家族旅行など、さまざまな旅のスタイルに合わせて優雅で本格的なバケーションを楽しめる。

 夏休みの旅行先として人気がある沖縄県・宮古島。第2の玄関口として「みやこ下地島空港ターミナル」が2019年3月に開業し、成田・関西からのLCC便だけでなく、国際線も就航している。ますます便利に、リーズナブルに訪れることができるようになり、注目を集めている。

Rakuten STAY VILLA宮古島 前浜ビーチ

 「Rakuten STAY VILLA」は、近年、住宅だけでなく店舗やオフィスにも活用され、日本でも広がりつつあるコンテナ建築を取り入れた、新しいタイプの宿泊施設となっている。

 1棟につき1組限定・最大4人まで宿泊でき、ホテル宿泊とは一味違うプライベート空間を堪能できる。東洋一の美しさとも言われる与那覇前浜ビーチまで車で約3分、透明度の高い宮古ブルーの海と真っ白な砂浜はすぐそこに位置する。ヴィラの贅沢で優雅な雰囲気に加えて、カップルから小さな子供連れのファミリーまで楽しめる工夫が隅々まで施されている。

◆充実のアウトドアデッキ

アウトドアデッキ

 アウトドアデッキに本格的なBBQグリルを完備し、熱々の料理を楽しめる。日差しが強い時や雨模様の時はオーニング(日・雨よけ)を開放。夜はオーニングを閉じ、星空を眺めながらアウトドアバスでゆっくり寛げる。

◆旅の楽しみが広がるpopIn Aladdin

プロジェクター付シーリングライト「popIn Aladdin」

 今話題のプロジェクター付シーリングライト「popIn Aladdin」を全棟完備。テレビはもちろん、YouTubeやSpotify、スマホで撮影した旅の写真を映し出すなど、さまざまな使い方ができる。

◆上質な寛ぎ空間

ダブルベッドとソファベッドが設置された宿泊スペース

 最大4人まで収容可能な宿泊スペース。インテリアは温かみのあるウッド調で統一し、寛ぎの空間を演出し、設置されたダブルベッド2台とソファベッド1台でゆったりと旅の疲れを癒やすことができる。

<施設概要>

所在地:〒906-0305 沖縄県宮古島市下地与那覇257-1

アクセス:宮古空港から車で約11分

オープン日:2019年5月24日

戸数:3戸

宿泊料金:1泊約2万円(税別)から

 ※価格は時期、宿泊予約サイトなどにより変動

定員:最大4人

広さ:56・7平方㍍(ウッドデッキ含む)

オーナー情報:合同会社ホームネット

(辰巳喜代次代表、〒636-0300 奈良県磯城郡田原本町208-2)

「Vacation STAY」から予約可能

 「Vacation STAY」は、民泊施設や簡易宿所を営むホストと、旅行者などのお客様をつなぐ民泊・宿泊予約サイト。個人・法人のホストが登録した民泊施設や簡易宿所を簡単に予約できる。一軒家からマンション・アパートなどの一部屋型、ホステルにおけるベッドスペースなど、さまざまなタイプの宿泊施設を取り扱う。家族や友人などのグループ宿泊から、バックパッカーや出張者などの個人宿泊まで幅広く利用できる。

 なお、同サイトに掲載される施設は、 民泊新法に基づく届出や、特区民泊の認定、旅館業法に基づく簡易宿所の許可を受けた施設のみとなる。

「Vacation STAY」サイト以下のリンクから