「観光立国推進」へ懇談会 全旅連と旅行業5社トップ

2019年8月19日(月) 配信 

懇談会のようす

 全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(多田計介会長)は7月17日、旅行業大手5社のトップらを招いて、「観光立国の推進に向けた懇談会」を開いた。昨年6月の定款変更により、全旅連は観光に関するビジネスも可能となった。1万軒を超える、中・小規模旅館への誘客拡大も大きな課題となるなか、“共存共栄”の関係を築いてきた旅行会社と、訪日・国内旅行の活性化へ意見や情報を共有した。多田会長は「今後も継続して対話できる場を設けたい」考えだ。

 懇談会には、全旅連から多田会長をはじめ、正副会長ら幹部14人がそろった。旅行会社からは、JTBの髙橋広行社長、日本旅行の堀坂明弘社長、東武トップツアーズの坂巻伸昭社長、KNT―CTホールディングスの田ヶ原聡常務、農協観光の大野哲也常務の5氏が出席し、豪華な顔ぶれとなった。

 多田会長は冒頭、送客側の旅行会社トップと一堂に会し、さまざまな諸問題を話し合えることに謝意を述べた。

 全旅連側から旅行会社各社には、観光立国推進基本法に基づく訪日外国人旅行と国内旅行の誘客、とりわけ中・小規模旅館への誘客拡大について事前に質問項目を投げ掛けており、5社のトップが順に回答するかたちで進めた。

JTB「訪日客の地方分散を」     
 JTBの髙橋社長は「訪日旅行者がゴールデンルートに集中し、飽和状態にある」点を課題に挙げた。訪日客の消費拡大には「地方分散」が不可欠との考えを示し、「地方の魅力発信と、新しい需要創出が求められている」と語った。

 国内旅行の課題として、観光コンテンツのマンネリ化を指摘。長野県・阿智村の星空観光や朝市見学など、宿泊を伴う仕掛けの必要性を強調した。

 中小の宿泊施設について、パンフレットに載せるには客室数が少ないため、「ウェブでの商品展開で対応したい」としたほか、“個性の打ち出し”を促した。同社では「大人の隠れ家」や「秘湯」などテーマ性の高い商品を展開していることを伝えた。

日本旅行「都市部集中は全旅連が結集して解決」
 日本旅行の堀坂社長も訪日、国内旅行ともに「地方分散が必要」と述べた。

 都市部集中による客室不足問題の解決方法としては、「全旅連の力を結集すれば地方での受け入れも可能」と語った。2次交通の確保が難しいエリアでは、宿泊施設が共同で送迎する仕組みを作るよう提案した。

 インバウンドの動向として、中国でスキーブームが到来すると予見した。背景にあるのは22年に開かれる北京冬季五輪で、中国政府がスキーを推奨しているためだ。「この需要に対しては、外国語を話せるインストラクターが必要」と話した。

 一方、国内で多く見られる無料の観光スポットについては、「受け入れ側もお金が落ちる仕組み作りを構築するべき」と提言した。

 東武トップツアーズ「誘客施策の見直し促す」
 東武トップツアーズの坂巻社長は「いかに旅行者にお金を落としてもらうか」を前提に、「滞在時間を増加させ、人を呼び込む施策を自治体などと共同で見直す」ように提案した。「地域の身近な食べ物などで観光客を呼び込める」考えを示し、「自治体などが消極的であれば、我われ旅行会社を使ってほしい」と呼び掛けた。

KNT―CT「宿と魅力的なコンテンツを共有」
 KNT―CTホールディングスの田ヶ原常務は国内旅行について「魅力あるコンテンツ作りを宿泊施設と共有することで、地域への誘客をはかりたい」と述べた。

 このほか、中小の宿泊施設は、「貸切」可能な宿とは個別の契約を結び、ニーズの改革を推進する方向性などを紹介した。

農協観光「こだわりの宿で中小規模旅館へ送客」
 農協観光の大野常務は中・小規模旅館への誘客について、同社プランの「こだわりの宿」を強化する方針を示した。参画する宿泊施設には、積極的に送客する姿勢だ。とくに、旅館の貸切プランには力を入れており、「イベントを開いたり、芸能人を呼ぶなどしてアピールしたい」としている。
                            □
 旅行各社の意見に対し、多田会長は「観光立国推進に向けて、年1回はこのような懇談会を設けたい」と意気込んだ。次回は全旅連側も発言する意見交換会の形式で行い、より多くの時間を設けたい構えだ。

 

岡山県井原市 星空観光推進を掲げ、新観光イメージ動画公開

2019年8月19日(月)配信

星空公園の夕暮れ

 岡山県井原市は2019年8月9日(金)、新たな観光体験型イメージ動画「はじめまして、いばら」を公開した。これまで「デニムの聖地」「ブドウの産地」「平櫛田中生誕の地」など、さまざまなコンテンツで観光推進をはかってきた同市が、今回はさまざまあるコンテンツの中から、これからの観光促進の核と位置付ける「星空観光」をメインコンテンツに据える。

動画をはじめ、SNS情報発信強化を推進

はじめまして、いばら(岡山県井原市観光イメージ動画)

  ユニークなのは動画に出演する2人の女性が数万人のフォロワーを持つインスタグラマーであり、独自の情報発信も連動して行っていること。実際に初めて訪れた井原観光を楽しむようすは撮影風景と合わせて同時投稿されていた。

 市でもSNSでの情報発信を強化するため、新たにインスタグラムアカウント(アカウント名はイバラグラム)を開設し、観光協会のFacebookもリニューアル。観光情報の受け皿として観光特設サイトも新設し、さまざまな情報発信の連動、強化をはかっている。

 なお、今回のキャンペーンコピーである「はじめまして、いばら」は、全国区での知名度の低さを逆手に取り、新たな情報発信に関して市を挙げて行う覚悟と気持ちを表したもの。

観光イメージ動画内の観光情報(一部)

井原デニムのデニム着物

<美星天文台>

 口径101㌢の望遠鏡を備えた国内屈指の公開天文台。大型望遠鏡を使って、誰でも気軽にスターウォッチングを楽しむことができる。天文ファンだけでなく、一般の家族連れなど多くの観光客が訪れる人気スポット。

 4次元で大宇宙を体験できる4D2U映像の上映もあり、天候にかかわらず星空の魅力を体感できる。

<井原鉄道>

 岡山県総社市から広島県福山市を、単線1車両電車で結ぶローカル鉄道で、井原駅は井原鉄道の最大の拠点駅。観光車両「夢やすらぎ号」はレトロで可愛い茜色の車両で、旅の気分を盛り上げてくれる。

<井原デニム>

 古くから織物が盛んだった井原は、その伝統に裏打ちされた確かな技術を生かし、デニム生地や縫製、加工工場などが集まる一大産地で、「デニムの聖地」といわれている。色の風合いや肌触りなども抜群な井原デニムは、海外でも高い評価を受けている。

<星尾神社>

 美星町に伝わる流れ星伝説。はるかむかし、流れ星は空中で3つに分かれ、この地に落ち人々はこれを神の使いと信じ、神社を建て、大切に祀ってきた。そのひとつが、星尾神社。

井原市│観光サイト・SNS

美しい星空を守る井原市の公式観光サイト:

井原市観光協会YouTube:

「イバラグラマー」ことインスタグラマー

中村江莉香:

芳美リン:

柳葉敏郎さんが「7,800円からの通える温泉宿」伊東園ホテルズを満喫! 新CMが放映開始!

2019年8月19日(月)配信

  伊東園ホテルズは、俳優の柳葉敏郎さんが出演する新しいCM『伊東園ホテルズ 通える温泉宿「家族」篇』を作成し、2019年8月18日(日)から放送を開始した。「7,800円(税別)からの通える温泉宿」をコンセプトとした伊東園ホテルズの魅力を、情感たっぷりに伝えている。

 伊東園ホテルズは「温泉という日本の文化をもっと多くの方に知ってほしい、そして何度も足を運んでほしい」という思いから、リーズナブルな料金で東日本を中心に、リゾートホテルを48館運営している。 基本となる「1泊2食付バイキングプラン」では、和洋中の豊富なメニューに加え、生ビールを含むアルコール飲料も飲み放題で、すべて宿泊費に含まれている。 カラオケ、卓球、麻雀などの充実の無料施設も魅力だ。

□新CM紹介 通える温泉宿「家族」篇(30秒)

 「伊豆大仁温泉 大仁ホテル」の露天風呂を楽しむ柳葉敏郎さん。 視線の先には城山と富士山がそびえる絶景が広がっている。 「何年に一度の贅沢な旅よりも、 ちょっといい温泉旅を・・・何度も、 何度も」と、 噛みしめるようにつぶやく柳葉さん。「人生まだまだ長いもんね!」と男の子に話しかけられると、 柳葉さんも「ねえ~」と嬉しそうに応じる。 温泉の後は、アルコール飲料・ソフトドリンク飲み放題の夕食バイキング、卓球、カラオケをたっぷりとたん能。「7,800円(税別)からの通える温泉宿、 伊東園ホテルズ」というコピーと共に、 柳葉さんが伊東園ホテルズを満喫するようすを描いた。

放送スケジュール

《TBS》あさチャン!
 放映日:2019年8月20日(火)~9月24日(火)/OA時間帯:火曜日午前7時台

《TBS》Nスタ
 放映日:2019年8月に3回、 9月に2回/OA時間帯:午後6時台

《スポットCM》
[東京] TBSテレビ/テレビ朝日/テレビ東京
 放映期間:2019年8月18日(日)~8月31日(土)
[福島] 福島中央テレビ/テレビユー福島/福島テレビ/福島放送
 放映期間:2019年8月18日(日)~8月31日(土)
[長野] テレビ信州/信越放送/長野放送/長野朝日放送
 放映期間:2019年8月18日(日)~8月31日(土)

会社概要

会社名 :株式会社 伊東園ホテルズ
所在地 :〒171-0022 東京都豊島区南池袋1-10-13 荒井ビル5階
設立   :平成3年(2001年)10月
代表  :代表取締役社長 木下泰一
事業内容:温泉旅館・リゾートホテルの経営

 

〈旬刊旅行新聞8月11・21日合併号コラム〉日本人の国内旅行活性化は進まない 「観光地は外国人旅行者ばかりだった」

2019年8月18日(日) 配信

中国本土からの個人旅行の停止にも関わらずにぎわう台湾・九份


  8月上旬は台湾に滞在していた。8月1日に、中国本土47都市から台湾への個人旅行が停止された直後であり、現地・台湾の交通部観光局も、その対応に追われている時期だった。

 
 台湾のホテルや観光関係者の何人かに「影響はどうか?」と聞いてみたが、「それほど大きな影響はない」と口をそろえて答えていた。来年1月に実施される総統選挙までの期間限定の措置ではないか、と動揺も小さく冷めた口ぶりである。このあたりに台湾の強かさを感じる。

 
 香港も「逃亡犯条例」の改正に抗議するデモが大規模化している。香港国際空港の一部が占拠され、運航がストップするなど、夏休みの旅行客にも大きな影響を与えている。激動の国際情勢を、日本からの視点だけで眺めていては、正しい判断は難しい。観光に携わる者として現地の空気を感じることは、とても大事なことだと思っている。

 

 
 日本と韓国の関係性も、悪化の一途を辿っている。両国を結ぶ航空路線が相次いで運休するなど、観光へ影響も大きく報じられるようになった。

 
 とくにLCC(格安航空会社)が乗り入れ、韓国から多くの旅行者が訪れていた地域は、旅館やホテルの稼働率が低下するなどの動きも見られる。

 
 LCCの地方空港乗り入れは、地域活性化に大きく貢献している。近隣諸国に気軽に訪れることが可能になり、日本人がほとんど訪れない場所に外国人旅行者が押し寄せる光景も増えてきた。双方向の交流拡大や、経済効果も期待できる。

 
 しかし、世の中はそう単純にできていない。「これまで日本人が訪れなかったところに、外国人旅行者が急激に増える」現象を素直に受け入れるのは、あまりに無邪気過ぎやしないだろうかと危惧してしまう。

 

 人口減少時代を迎え、とりわけ地方部では過疎化が深刻化してきている。「定住人口が減少している分を、交流人口の拡大によって補うことが可能」との考え方を基に、国は観光立国の推進を政策の柱としてきた。

 
 まずは観光で訪れる旅行者を増やし、それをきっかけに移住・定住につなげたいと、「住んでよし、訪れてよし」のまちづくりに取り組む自治体も増えてきた。

 
 だが、実際は効果がてきめんに表れている地域は限られている。もちろん、すぐに結果が出るものではない。数十年、百年単位で考えなければならない問題だからだ。

 
 幸か不幸か、この数年、訪日外国人旅行者数は飛躍的に伸び続けている。LCCやクルーズ船が到着し、昨日まで誰もいなかった場所に、外国人旅行者が続々と訪れるようになれば、「万事順調」と錯覚してしまいがちだ。今はまさにインバウンド「バブル」状態である。交流人口の拡大という、最も難しい問題が、訪日外国人の飛躍的な増加によって、〝一夜にして〟実現したように感じるのも無理はない。

 

 
 観光に関する話題はインバウンドに関することが大部分を占める時代となった。国も外国人旅行者にはさまざまな優遇をしながら、日本人の国内旅行活性化に対しては、あまりに腰が重いのがずっと気になっている。

 
 「観光地に行ったら、日本人はほとんどいなくて、外国人旅行者ばかりだった」という声を聞き始めて久しい。これは正常な観光立国の姿だろうかと感じている。

 

(編集長・増田 剛)

【特集No.531】ピンクリボンのお宿ネットワーク 第8回総会 発足時の3倍140会員に

2019年8月17日(土) 配信

  ピンクリボンのお宿ネットワーク(会長=畠ひで子・匠のこころ吉川屋女将、事務局=旅行新聞新社)は7月24日、東京都港区の浜松町東京會舘で2019年度通常総会を開いた。8年目を迎えた同会の会員数は140会員と、発足時から約3倍に拡大した。新年度は会員企業や病院などと連携し、セミナー事業やWeb発信などで活動の周知をはかっていく。総会後には、観光ビジネスコンサルタンツ社長の西川丈次氏が「気づきから生まれるおもてなし考動」をテーマに講演した。

【入江 千恵子】

快適な環境づくりへ “おもてなし向上”目指し努力

 畠ひで子会長は冒頭のあいさつで、「日本人女性の乳がん罹患率が年々高くなっている。いまは11人に1人が罹患する状況」と憂慮。そのうえで「胸の切除や温存手術を受けることで、8割以上の人が回復すると聞いている」と強調した。

 さらに「会設立当初は手探り状態だった活動も、医療関係者や乳がん体験者の皆様のアドバイスを受けながら、入浴施設の環境作りや食事の対応など、整備を進めることができた」と振り返り、「今後も会員宿泊施設の温泉入浴などの快適な環境づくりと、さらなる〝おもてなし向上〟を目指して努力していきたい」と力強く結んだ。

 来賓には、日本温泉協会の笹本森雄会長、日本政府観光局(JNTO)の総務・広報グループの氷室志穂マネージャー、全国旅行業協会の若井茂事務局長、同協会の中山忍経営調査部次長が出席した。

 笹本氏は「会の活動が全国展開し、温泉地を訪れる皆さんにより多くの感動を与える運動だと思っている。心から敬意を表する」と述べた。

 新入会員から、あぶらや燈千(長野県・湯田中温泉)の湯本純子女将は「会の活動は以前から耳にしていた。私どもも賛同し、協力していきたい」と抱負を述べた。

 同じく新入会員で、ピンクリボンのお宿ネットワークの商品化をしているJTBガイアレックの森真也シニアマネージャーは、「同会の良いところをお客様にアピールして送客につなげていきたい」と力強く語った。

 また、役員補充では湯本旅館(長野県・渋温泉)の湯本英里女将が選出された。

 新年度事業では、ピンクリボン月間の10月に、会員宿の温泉情報やクーポンを掲載した「ピンクリボンのお宿」冊子10万部を発行。会員企業や47都道府県の行政機関などを通して配布するほか、約800カ所の病院などにも設置・配布する。来年5月には「ピンクリボンのお宿シンポジウム」も開催する。

【全文は、本紙1764号または8月21日(水)以降日経テレコン21でお読みいただけます。】

OCEAN SPIRAL 2021年水深100㍍の海中旅行を実現に向けてクラウドファンディングを開始へ

2019年8月16日(金) 配信 

事業をより加速するために投資を募る

 OCEAN  SPIRAL(米沢徹哉社長、東京都港区)は8月21日(水)海中旅行という新しい市場の創造と実現加速のために、株式投資型クラウドファンディングサービスを提供する「FUNDINNO」で投資申し込みの受け付けを開始する。

 同社は未だ数%しか解明できていないと言われる海を日常の場とし、すべての人が深海にアクセスできる未来の実現を目指している。宇宙を目指すロケットさながらの役割を果たす次世代潜水船「SEA  BALLON」で、すべての人が海の中の世界へ安全かつ容易に到達できるように努めている。同社の取り組みをより多くの発信し、加速させる目的で8月14日(水)から株式投資型クラウドファンディングFUNDINNO(ファンディーノ)で、募集案内を開始する。募集の期間は8月21日(水)~8月23日(金)まで。クラウドファンディングでは同社の株式が購入でき、資金調達により資本力の充実をはかり、SEA BALLON事業の成長につなげる。

クラウドファンディング「FINDINNO」について

 日本初の株式投資型クラウドファンディングサービスのプラットフォームである「FUNDINNO」は1口10万円前後の少額から、 IPOやバイアウトを目指す企業の株式に投資でき、 投資後は投資先企業からのIR情報を定期的に確認できる。
 他のクラウドファンディングサービスと異なり利息や元本の保証はないが、 投資先企業の株主になることができるため、 IPOやバイアウトにより株式価値が上昇した場合には、その結果として利益を得ることができる。 また、 共感した未来あるベンチャー企業の株主となることから、 IPOやバイアウトに向けて事業が成長していく過程を一緒に体感していくことができるなど、 新しい投資体験が可能だ。

SEA  BALLON(海中バルーンについて) 

 海中はとてつもない水圧に阻まれた過酷な環境のため、 現代においても、海中一部を限られた人しか踏み入ることはできない。 地球の70%を占める海はまだ数%しか解明されていません。 SEA BALLOONは海の中の世界を日常の場とし、 すべての人を海中の世界へいざなう事を可能とします。海と完全に一体となる潜水球体から見られる景色と貴重な体験は多くの人に圧倒的な感動を提供できます。 綺羅びやかで光の差す青い世界から、 深度を下げ水深100mまで潜水すると、 そこは宇宙のような暗い世界だ。 海が放つダイナミックで圧倒的な世界と、 100mまで潜行する稀有な体験は、 その場にいる人の価値観をも変えるポテンシャルを秘めている。同社はSEA BALLOONを通して多くの人に海中世界の魅力を届け、 海中を旅することが当たり前となる未来を創っていくことを目指している。

飛騨高山のプリン専門店「高山プリン亭」 宮川朝市店が開店

2019年8月16日(金)配信 

高山プリンセット

 岐阜県高山市で駄菓子の製造販売を手掛ける打保屋(打保雅俊社長、本社=岐阜県高山市久々野町)は2019年8月11日(日)、打保屋宮川朝市店に高山プリン亭の出張販売所をオープンした。早朝から実施される高山の名物・宮川朝市を楽しむお客様に、より飛騨高山の魅力を味わってほしいと考え、営業を始めた。

 宮川朝市店のオープンを記念したキャンペーンとして、高山プリン亭公式Twitterで、同店のプリン6個セットが当たるフォロー&リツイートキャンペーンを実施している(8月中)。

高山プリン亭公式Twitter:

「高山プリン亭 宮川朝市店」について

 飛騨高山の宮川に沿う下三之町で毎朝、日本三大朝市の1つである宮川朝市が開かれている。打保屋では「打保屋 宮川朝市店」を構え、工場で生産した伝統の駄菓子を日々売り出してきた。このたび同店舗の店頭の一部区画を利用し、同社が運営する「高山プリン亭」の出張販売所として、「高山プリン亭 宮川朝市店」を新たにオープンした。

 商品は本店で提供している高山プリン(なめらか)と高山プリン(抹茶)、雪国プリンの3種類をベースに、他にもう1種類を週替わりで売り出す予定。高山の観光で朝市を見て、すぐに他の場所に行かれる人にも土産として利用できる。朝市店は正午に閉店となるが、それ以降も本店で商品を購入できる。

取扱商品について

(1)高山プリン(なめらか)

高山プリン(なめらか)

 「高山プリン亭」の代名詞ともいえる、最もベーシックでとろけるようになめらかな食感が特徴のプリン。新鮮な飛騨高原牛乳に濃厚な純生クリームを使うことで生み出したなめらか食感に、本場マダガスカル産の最高級のバニラビーンズを使用して甘みや香りを引き出している。

(2)高山プリン(抹茶)

高山プリン(抹茶)

 なめらかプリンをベースに、愛知県西尾産の抹茶を練り込んだ、ほろ苦い味わいが特徴の大人なプリン。抹茶の本格的な香りや渋みが感じられるこのプリンには、丹波の黒豆を底に敷き詰めて味と食感のアクセントを加えている。

(3)雪国プリン

雪国プリン

 「高山プリン亭」の一番の人気商品。特別な卵を使用した白いプリンの上に銀箔シュガーを混ぜた水色のダイヤモンドダストジュレを乗せることで、澄んだ冬の空から雪がチラチラと舞い、大地に降り積もるようすを表現した。真夏でも涼やかな気分が味わえる。

高山プリン亭の7つの特徴

1:全国初、雪国を表現したプリンを販売

2:原材料の少ないプリンだからこそ、際立つ素材の良さとなめらかさ

3:想いを込めて店内工房で毎日手作りのプリンを提供

4:お持ち帰りにも可愛らしいパッケージデザイン

5:囲炉裏でホッと一息できる、古き良き日本のプリン専門店

6:さるぼぼをモチーフに、飛騨高山のイメージを取り込んだ店舗設計

7:古さと新しさ、和と洋が同居する店舗

店舗概要

店舗名:高山プリン亭 宮川朝市店

所在地:〒506-0841 岐阜県高山市下三之町23

営業時間:午前7:30~正午

電話番号:0577-52-2221

 

本店:高山プリン亭

所在地:〒506-0846 岐阜県高山市上三之町95

営業時間:午前10時~16時

電話番号:0577-70-8490

トラベルコ、ジェイトリップのダイナミックパッケージ商品を掲載開始

2019年8月16日(金) 配信

国内航空券+ホテル(ダイナミックパッケージ)検索結果 一例

 旅行比較サイト「トラベルコ」を運営するオープンドア(関根大介社長、東京都港区)はこのほど、国内航空券+ホテル(ダイナミックパッケージ)比較サービスにおいて、ジェイトリップ(石橋幸夫社長、東京都港区)との連携を始めた。これにより、トラベルコの国内航空券+ホテルの検索・比較対象商品にジェイトリップのダイナミックパッケージ商品が追加され、予約先サイトの選択肢が広がった。

 ジェイトリップは国内の個人向けパッケージツアーを中心に旅行商品を取り扱う旅行予約サイトで、これまでもトラベルコの国内ツアーや日帰りバスツアー比較サービスに多くの商品を掲載してきた。今回の連携で、ジェイトリップの国内ダイナミックパッケージで取り扱う日本航空(JAL)便利用の商品がトラベルコの国内航空券+ホテルで検索・比較できるようになり、ユーザーの利便性が向上した。

トラベルコとは

 ジェイトリップ、JALパック、ANAセールス、スターフライヤー、楽天トラベル、じゃらん、るるぶトラベル、ホワイト・ベアーファミリー、エアトリが取り扱うダイナミックパッケージ商品に加え、同一条件でトラベルコの国内航空券比較サービスや国内宿・ホテル・旅館比較サービスに掲載されている商品の組合せを一括検索し、複数サイトの航空券+ホテル商品を同一サイト内で比較することのできるサービス。

エアトリ新ブランド「エアトリプラス」 航空券+ホテルでお得

2019年8月16日(金)配信

旅行も出張もエアトリプラスならセットでさらにお得に

 エアトリ(吉村英毅社長)がこのほど、総合旅行プラットフォーム「エアトリ」で、航空券とホテルを自由に組み合わせられる新ブランド「エアトリプラス」をリリースした。海外航空券・国内航空券のインターネット取扱額でトップになった同社が、今後は航空券+ホテル(ダイナミックパッケージ)でもインターネット取扱額トップを目指していく考えだ。

 エアトリプラスとは、従来の航空券のみの予約に加え、日程や出発地、目的地を設定するだけでホテルも同時に一括検索し、一括予約する事ができるサービス。海外旅行はもちろん国内旅行にも対応する。エアトリプラスで購入すると、海外ホテルは最大で無料となり、国内ホテルは最大70%引きとお得に旅行が楽しめる。

 エアトリプラスの航空券とホテルの取扱数は業界最大級を誇り、航空券は出発地4千空港以上、400社以上の航空会社から、ホテルは60万軒以上から選択可能。海外のエアトリプラスでは、エコノミークラスとビジネスクラス、ファーストクラスに加え、プレミアムエコノミーの取り扱いや複数都市も選択できる周遊旅行の取り扱いも今後導入を予定している。国内では片道航空券+ホテルでの予約も対応予定となっている。

「エアトリプラス」のリリースで次のステージへ

 航空大手2社が、2020年にダイナミックプライシング(変動料金制)を導入することを発表。オンライン上で旅行商品を販売するオンライン旅行会社にとって、航空券とホテルを自由に組み合わせることができる旅行商品の「ダイナミックパッケージ」がより重要となってきた。

 そこでエアトリでは、航空券+ホテル(ダイナミックパッケージ)の新ブランド「エアトリプラス」をいち早く立ち上げ、利用客に親しみ易く便利な、海外・国内のお得な商品を提供していく。 

「エアトリプラス」の特徴

「エアトリプラス」の特徴

1、航空券とホテルが組み合わせ自由

 航空券は航空会社400社以上、ホテルは60万軒以上からそれぞれ選ぶことができるため、さまざまなスタイルに合ったオリジナルの旅行を楽しめる。

2、セットでさらにお得な割引価格

 航空券とホテルを同時購入する事でセット割引が適用され、それぞれ購入する場合よりもお得になる。

3、24時間365日オンラインで予約

 当日予約も可能で、急な休みや突然の出張でも簡単に最低価格で予約ができる。

※割引率はプランにより異なり、一部セット割引の無いホテルプランもある。

新テレビCMについて

 新テレビCM「エアトリプラス」篇の放映を、2019年8月28日(水)から開始する。同CMではエアトリプラスで購入できる海外・国内のお得な商品を訴求した内容となり、新ブランド「エアトリプラス」をより多くのお客様に認知されることに期待している。

「ことひら温泉 御宿 敷島館」開業 老舗旅館「敷島館」の外観部分を復元

2019年8月16日(金) 配信

「ことひら温泉 御宿 敷島館」外観

 共立メンテナンスは8月9日(金)、金刀比羅宮(香川県・琴平町)へと続く表参道沿いに「ことひら温泉 御宿 敷島館」を開業した。

 老舗旅館「敷島館」は2004年に国の登録有形文化財に指定(18年に指定解除)され、共立メンテナンスが07年に同館を取得。当時の古材をふんだんに使用し、外観部分のたたずまいを可能な限り当時のまま再現した。

 客室は趣向を凝らした7 タイプ、100室あり、最上階には露天風呂付の部屋も設けている。本館の上層階からは「讃岐富士」とも呼ばれる飯野山や、金刀比羅宮へ続く表参道が見られる。大浴場には大きな内風呂と露天風呂、サウナを用意し、趣の異なる4 つの貸切風呂は無料で何度でも利用可能だ。

和洋室

 夕食は、瀬戸内の海の幸をはじめ、新鮮な香川の旬菜を楽しめる会席料理、朝食は和定食とお好みのおばんざいを自由に選べるセミバイキングを用意。また、夜食にあっさり醤油ラーメン「夜鳴きそば」を提供する。

夕食(イメージ)