Go To延長に1兆311億円 第3次補正予算で支援 国土交通省

2020年12月16日(水) 配信

国交省は12月15日(火)、第3次補正予算でGo Toトラベル事業に1兆311億円を計上した。

 国土交通省は12月15日(火)、臨時閣議で決定した2020年度第3次補正予算の概要を発表した。総額3兆2912億円のうち、観光関係では、Go Toトラベル事業に1兆311億円を計上した。感染拡大防止策の徹底、観光需要の回復が遅れている事業者や地域への配慮、平日への旅行需要の分散化策を盛り込み、制度を段階的に見直しながら事業を延長する。

 観光拠点の魅力と収益力を高めるため、短期集中で支援する「観光拠点の再生・高付加価値化推進事業」には549億7200万円。地域の縦割り打破を掲げ、地域に眠る観光資源を磨き上げる取り組みを支援する「地域の観光資源の磨き上げを通じた域内連携促進」に50億2200万円を計上する。また、訪日外国人旅行者の受入環境整備に対する緊急対策事業には49億9700万円を充てるなど、3点合わせて650億円を予算に組み込んだ。

 テレワーク拠点などの整備に対する支援には27億7100万円を充てる。

 ポストコロナに向けた経済構造の転換・好循環の実現として、国交行政手続きのオンライン化推進(10億8500万円)や、スマートシティ推進によるまちづくりのデジタル化や海外展開(10億円)にも取り組んでいく。

 地域公共交通の活性化や継続をはかるため、感染症対策のための新技術活用などを行う取り組みに対して支援(304億9700万円)を行う。

 「防災・減災、国土強靭化のための5カ年加速化対策」の初年度として、今回の補正予算では公共事業・非公共事業併せて1兆3684億円を充てた。

リョケン「ポストコロナの経営とは」、オンラインセミナー開く テーマは「高収益経営へ Chance to Change!」

2020年12月16日(水)配信

リョケンの佐野洋一社長

 リョケン(佐野洋一社長)は12月10日(木)、「令和3年 旅館の経営指針発表」のオンラインセミナーを開いた。今回は新型コロナウイルスの影響で、従来の「旅館大学セミナー」から変えて、オンラインによるウェビナー形式で開講した。旅館・ホテルの経営者や役員、幹部社員などが参加し、持続性ある「ポストコロナ時代」の旅館経営の在り方を考え、存続価値の再点検と付加価値の幅を広げるビジネスモデルを探った。

 基調講演では、「高収益経営へ Chance to Change!」と題し、リョケンの佐野社長が講演を行った。コロナ禍での経営対応や、高収益経営への戦略、旅館の経営者がやるべきことなど、ポストコロナへの転換に向けた旅館の経営指針を語った。

 まず、観光業界をとりまく動きを前提認識として確認した。コロナ禍で世界的にデジタル化が加速し、シニア世代のITリテラシーも高まりつつあるため、今後はデジタルの活用は避けて通れない必須のものと指摘。あわせて、インバウンド需要が当面期待できない現状、「国内市場の取り込みをいかにはかれるかが課題」との認識を整理した。

オンラインセミナーのようす

 佐野社長はコロナ禍で「今起きている変化を認識してそれを客観視し、今とるべき経営対応の指針に落とし込んでいくことが大切」。コロナ禍から学んだ経験と教訓を生かし、「転んでも(コロナでも)ただでは起きない経営を目指してほしい」と呼び掛けた。

 他方で、コロナ禍により経営ビジョンや独自価値、生産性向上の取り込みなどが棚上げになっていないかと投げ掛けた。人々の価値観がさまざまな面で変化し、これまでとは違う商売発想やさまざまなニュービジネスのほか、社員の危機意識の高まりで引き締まりムードが生まれている。今こそが体質転換のチャンスであると強調した。

高収益経営に向けて、あえて高料金化を提言

 このうえで、来年に向けて提唱したいテーマの「高収益経営への戦略」のうち、最大のテーマは「高付加価値戦略」であると伝えた。付加価値生産性を高めるためには、十分な粗利益率を確保することと説明。そのための戦略として、あえて「高料金化戦略」をはかることを提言した。

 宿泊業は1日の販売数(客数)に限りがあり、大規模施設でないと薄利多売が成り立ちにくいと指摘。旅館業の価格弾力性もそれほど高くないため、もっと付加価値を意識する経営をしていくべき考えを示した。

 高料金化を目指すための方策として、①品質重視経営②個客重視戦略③ターゲット転換戦略④コンセプト転換戦略――の4つの戦略方向を提言した。ただし、いずれも高料金化に結び付くか吟味して進めなければ、自己満足に終わる場合もあると注意喚起した。高収益経営に取り組むに当たり、「目指す姿からの逆算」が不可欠と示唆。全部を少しずつ良くしていく経営に戦略性はなく、目指す姿をハッキリと定めて変えていくことが大事と力を込めた。

 旅館の経営者が今やるべきことは、短期と中長期の両方の視点で経営を考えることだと語った。「短期はあくまでもオペレーション。(経営者は)大局的な指示出しだけとし、各部門の責任者に任せる体制を整えてほしい。そのうえで、中長期の『経営の骨組み』を見つめ直すこと。それはコロナが終わってからでは遅い」。

 最後に改めて、ポストコロナへの経営転換について、今まさにきっかけとすべきときではないかと呼び掛けた。「①戦略的経営に踏み切るチャンス②新しい発想を取り入れるチャンス②社員の意識と結束を生かすチャンス――。このようなチャンスを生かして、高収益経営への変革に踏み出してほしい」と締めくくった。

21年は「リ・モデル」、6つのテーマ別講演も

 「経営計画『リ・モデル』の年~『量』から『質』へ」と題したテーマ別講演も実施した。6つのテーマごとに研究員が講演を行い、具体策を提言した。

 1つ目の「経営計画『リ・モデル』の年」では、浜荻仁志常務が講演を行った。「リ・モデル」とは、今までのやりかたを改めて、収支バランスの改革を目的とする新しい事業モデルを創造するという意味と説明。経営に関わるすべての面で、「量」から「質」重視を追求していく考え方に変えようと呼び掛けた。

 環境変化による最大の変化は、旅行形態が「個人客主体(コマ化)が加速したこと」と話し、近年の個人客へのサービス対応に変化すべきと指摘。浜荻常務は「お客様のニーズは常に変化している。商品や販売の在り方も変化しなければ生き残れない。経営の本質は変わらなくても戦略、方針、商品やサービスの形態は変わり続ける。改めて実践する年に」と締めくくった。

 2つ目の「商品のリ・モデル」では、鈴木健太研究員が講演を行った。高収益戦略の追求に向けて、提供側の理由だけの価格アップはそれに見合う「品質」が伴わなければ購入してもらえない時代と指摘。これまでのサービスから単純に削るだけでは品質のダウンになる、「高く売るための工夫や仕掛けを考える」という視点で、設定や対応を考えること意識するようにと強調した。

 3つ目の「『料理のリ・モデル』のすすめ」では、長島晃本部長が講演を行った。旅館の料理について、先入観や既成概念があるのではないかと指摘。卓上料理やケータリングなどの新しい形式を提案したほか、お客の滞在シーンに合った料理を方針に立て、もう一度自館に合った料理を確立してほしいと語った。

 ほかにも「業務運営」「自力販売戦略」「組織管理のリ・モデル」の講演を行ったほか、リョケンが今年に新たな商品整備を行った旅館を事業事例として紹介した。

JTB旅ホ連、人手不足解消に向け「おてつたび」と連携 費用も一部負担

2020年12月16日(水) 配信

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 全国の旅館・ホテル約4000施設が加盟するJTB協定旅館ホテル連盟(JTB旅ホ連、大西雅之会長)は12月15日(火)、宿泊施設の短期的な人手不足を解消するため、人材マッチングサイトを運営するおてつたび(永岡里菜CEO)と連携し、雇用需要に応える取り組みを始めると発表した。宿泊施設が抱える課題を解決するとともに、働きながら地域の魅力を体験することで旅行需要を創出し、地域活性化につなげていく。

 JTB旅ホ連は、今回の連携により、繁閑の差が激しい旅館・ホテルの人材管理の課題解決に向け、多くの宿泊施設に広く周知していく。おてつたびに支払う費用の一部はJTB旅ホ連が負担し、コロナ禍で経営がひっ迫する施設も利用しやすいようサポートする。

 おてつたびは、人手不足の宿泊施設をはじめ、地域の困りごとを手伝いながら報酬を得て旅をするサービス。旅費の軽減や、さまざまな地域に足を運ぶことができるなどの特徴がある。また、地域の人と関係性ができることで仕事終了後もその地域を再訪し、関係人口創出の一助を担っている。

プライベートガイドツアー運営のotomo 神戸観光局などと連携協定締結 アフターコロナに向け地域周遊企画を

2020年12月16日(水) 配信

 全国15都道府県にてプライベートツアーサービスを運営している、otomo(平塚雄輝代表、東京都文京区)はこのほど、神戸観光局(尾山基会長、兵庫県神戸市)および、せとうち観光推進機構(真鍋精志会長、広島県広島市)、瀬戸内ブランドコーポレーション(藤田明久代表、広島県広島市)と連携協定を締結し、神戸をモデル地域としてアフターコロナに向けたプライベートガイドツアーの整備を共同で推進する。

 プライベートツアーは、現地在住のガイドを通じてその地域が持つ独自の魅力を伝えられることから、新たな旅行体験の在り方として全国各地で注目されている。とくに、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行で、安心・安全を前提とした新たな旅行形態が求められているなか、3密を避けながら安全に旅行を楽しむことのできるプライベートツアーへの期待はより高まっていると考えられる。

 神戸においてプライベートツアーを「いつでも、どこでも、だれでも」予約・利用できるよう、本協定を通じてガイド人材の育成やツアーコンテンツの充実、予約受付態勢の強化に共同で取り組む。2021年1月には、ガイド人材の育成を目的とした「プライベートガイド講座」も神戸市内で開催する。

 本協定における取り組みは、JTBや関西エアポート、関西エアポート神戸、インバウンドガイド協会が協力事業者として参画し、国際観光都市・神戸における旅行者の体験向上と観光振興を通じた地域経済の活性化を目指すとともに、モデル地域となる神戸の取り組みを、他地域にも順次展開していく。

「井川今日子のおもてなし接客術(46)」 Go To限定客へのおもてなし

2020年12月16日(水) 配信

 Go Toトラベルのキャンペーン期間中、普段と異なる“旅行予算帯”のお客様も多く来られます。

 そのお客様をタイプ別に分類すると、①普段通りの予算帯の宿に宿泊する②普段よりも高い予算帯の宿に宿泊する③普段よりも安い予算帯の宿に宿泊する――の3つに分類されます。

 トラブルが起こりやすいのは、②と③のお客様であるのは言うまでもありません。

 普段と違うお客様が来られるということは、それだけ新規客の割合が高くなることを意味します。

 新規客が多い=相手の“常識(認識)”が分からないこともあるので、トラブルも少なくありません。

 ②のお客様を受け入れたケースでは、あるOTA(オンライン旅行会社)の1泊朝食付きのプランで滞在したお客様から、クチコミ評価1点を付けられたそうです。その投稿内容は「夕食が付いていると思った。夕食が付いていない旅館などあるのだろうか」というものでした。

 お客様の考える“予算帯”や、そのお客様の“常識”からすると、「旅館である以上、この金額なら夕食が付く」ということなのでしょう。

 ③のお客様を受け入れたケースでは、新規で連泊のお客様に、2日目に部屋の掃除などで、入って良いかどうかを確認しようと「お部屋はいかがなさいますか」と聞いたところ、「そのままにしておいてください」と言われたため、お客様が外出先から戻られてからリネン類の交換やアメニティ類を届けに、お部屋に伺おうと考えていたそうです。

 ところが、お客様が外出から戻って来て、お部屋に入るなり「ゴミの回収やタオルの交換など、何もしていないのはどういうことだ」と物凄い剣幕で怒られたそうです。

 恐らく、このお客様は普段からこの旅館と同等クラス、あるいはそれ以上の国内外のホテルに泊まり歩いておられており、ホテルタイプの“常識”を持ったまま、旅館に泊られたのだと思います。

 このように、国内の観光需要喚起のために、政府や自治体から多額の旅行補助があったり、海外旅行という旅行スタイルが制限されている間は、普段とは異なる“予算帯”で、異なる“常識(認識)”を持つお客様も多くなります。今の時期に接客・おもてなしをするうえでは、このことに留意しなければなりません。

 Go To期間中は、これまで接点を持てなかったたくさんのお客様と出会う絶好のチャンスでもあります。

 平常時にお越しになるお客様(リピーター)と比べて、利用頻度は少ないかも知れませんが、目の前のお客様の“常識(認識)”を理解・共有するように努めていただき、再度足を運びたくなる宿として印象に残せるよう、普段以上のきめ細やかなおもてなしを、提供していきたいものです。

東京竹芝桟橋と東京諸島を結ぶ定期船「さるびあ丸」で東京湾夜景クルーズ 東海汽船が実施

2020年12月15日(火) 配信

横浜の夜景

 東海汽船(山崎潤一社長、東京都港区)は12月27日(日)までの土・日曜日、 東京湾夜景クルーズを行っている。東京竹芝桟橋と東京諸島を結ぶ定期船「さるびあ丸」が、毎週土日、 横浜・大さん橋に寄港することから企画された。

 東京湾の夜景を眺めながら、 手軽に横浜→東京のクルーズを楽しめる同企画。 東京湾の2大ブリッジ「ベイブリッジ」と「レインボーブリッジ」、 羽田空港の飛行機の離発着、 お台場臨海副都心などが見どころ。

 船内ステージデッキではMCが夜景の案内を行い、船内にはクリスマスフォトスポットなどが用意される。また、レストランやフードスタンドにて軽食・ドリンクが販売されており、今後クリスマス限定メニューも用意する予定だ。

 乗船者には、東海汽船オリジナルポストカードをプレゼントするほか、12月19日(土)、 20日(日)限定でサンタ姿のキャプテンたちばなからのクリスマスプレゼント企画も行われる。

  同社は、東京湾夜景クルーズの好調を受け、2021年1月9日(土)からは東京湾極寒夜景クルーズ(仮)を運航する。詳細は、後日発表される。

さるびあ丸

渋谷の夜空に大きなツリーを描く「SHIBUYA SKY」で12月25日(金)までクリスマスイベント 

2020年12月15日(火) 配信

CROSSING LIGHT(サーチライト演出)のイメージ

 渋谷スクランブルスクエア(東京都渋谷区)内の展望施設「SHIBUYA SKY」で12月25日(金)まで、クリスマスイベントが行われている。

 期間中の夜間、渋谷の上空に打ち上げられる CROSSING LIGHT(サーチライト演出)を常時点灯。渋谷の夜空に大きなツリーを描く。サウンド展開に鈴の音や聖歌隊の声などのSE(音響効果)を加え、ホーリーナイトを演出。フォトスポットとして人気の「SKY STAGE」コーナーのガラス面には、クリスマス装飾を施し、景色とセットで渋谷スカイだけの特別な写真が撮影できる。

 併せて商業施設「渋谷スクランブルスクエア ショップ&レストラン」では、「MY COLOR, MY CHRISTMAS.(マイ カラー、マイ クリスマス)」がコンセプトのクリスマスイベントを開催している。コンセプトには、「ひとりひとりが自分らしい、すきな“色”を見つけて楽しんでもらいたい」という願いが込められている。

 館内全体の装飾を山本寛斎事務所がプロデュースしており、7階イベントスペース「L×7(エル バイ セブン)」には、クリスマスツリーをイメージしたカラフルなインスタレーション「元氣ツリー(元樹)」を設置。ツリーはフリンジ素材を採用し、無数の糸が幾重にも重なった彩り豊かな作品で、多様な一人ひとりの個性をカラフルな“色”で表現している。  

元氣ツリー(元樹)

 また、12 月中旬より、カラフルな“色”が持つエネルギーがクリスマスの渋谷に広がることを願い「元氣マスク」プロジェクトもスタート。山本寛斎事務所監修のオリジナルマスクを制作し、数量限定で販売する。マスクは同フェアのコンセプトにあわせ、1 つとして同じパターンがないデザインになっており、売上の一部を渋谷区へ寄付し、渋谷の街全体の活性化の一助になることを目指す。

変なホテル 浅草でスタンプラリー実施 アニメ「アイドルマスター」と連携で

2020年12月15日(火) 配信

スタンプラリーのマップ(イメージ)。宿泊客にはオリジナルロゴを配布する

 HISホテルホールディングス(岩間雄二社長)は2021年1月14日(木)~2月15日(月)、台東区・浅草観光連盟(東京都)と連携し、「浅草デジタルスタンプラリー」を行う。運営する変なホテル東京 浅草田原町をアニメ「アイドルマスター」仕様にする取り組み「変なホテルとアイドルマスター」との連動企画として実施する。

 台東区・浅草観光連盟のほか、浅草エリアの飲食店、土産物店、観光施設と連携し、変なホテル東京 浅草田原町を含む16カ所にスタンプラリースポットを設置する。利用者は同スポットでスマートフォンをかざすとアイドルマスターのシンボルマークを獲得できる。

 「変なホテル東京 浅草田原町」の宿泊客には「変なホテルとアイドルマスター」のオリジナルロゴと、同アニメ仕様の「オリジナル浅草マップ」をプレゼントする。また、客室内テレビでは同アニメの声優中村繪里子が出演し、浅草周辺を体験しながら紹介する番組を流す。

 すべてのシンボルマークと「変なホテルとアイドルマスター」のオリジナルロゴを獲得した参加者は、同ホテル内に展示するアイドルマスターのパネルなどが当たる抽選に応募できる。ホテルに滞在しない利用者には、参加賞として、パソコンなどで使えるオリジナルの待受用壁紙を配る。

茨城県・筑波エリアを巡るスタンプラリー開催 スマホでQRコードを読み取る

2020年12月15日(火) 配信

スタンプラリー対象施設「小町の館」(土浦市)

 土浦市、石岡市、つくば市、かすみがうら市、桜川市で構成される筑波ブロック広域観光連絡協議会は12月16日(水)~2021年2月15日(月)まで、「めぐる筑波スマホスタンプラリー」を開催する。エリア内にある20カ所の対象施設のうち5つのスタンプを集めて応募すると、抽選で25人に「地元オススメ商品」が当たる。

 筑波山や常陸風土記の丘、小町の館など筑波ブロックエリア内の歴史や伝統に触れ合える場所にQRコードを設置。スマートフォンで読み取ることでスタンプを集め、専用Webサイトから応募できる。

スタンプラリー対象施設

土浦市:土浦まちかど蔵 大徳、小町の館、土浦市立博物館、上高津貝塚ふるさと歴史の広場

石岡市:常陸風土記の丘、まち蔵 藍(丁子屋)、やさと温泉 ゆりの郷、つくばねオートキャンプ場

つくば市:筑波山、つくば駅前、小田城址歴史ひろば、谷田部郷土資料館

かすみがうら市:雪入ふれあいの里公園、交流センター、富士見塚古墳公園、歴史博物館

桜川市:富谷山、上野沼、雨引山、真壁伝承館

Go To12月28日~21年1月11日一時停止へ 4都市も予約キャンセル促す

2020年12月15日(火) 配信

観光庁は12月14日(月)、全国を対象にGoToトラベル事業の一時停止を発表した

 観光庁は12月14日(月)、第49回新型コロナウイルス感染症対策本部における菅義偉首相の発言を受け、12月28日(月)~2021年1月11日(月)までの全国的な旅行の取り扱いについて、新規や既存の予約を問わず、Go Toトラベル事業の適用を一時停止することを決めた。

 12月28日(月)以前に出発する旅行であっても同様に適用を一時的に停める。

 停止期間中と重なるGo Toを利用した予約済みの旅行については、12月14(月)~24日(木)の期間で無料キャンセルが可能となる。

 Go To参加事業者のキャンセル料負担については、キャンセル料発生の有無にかかわらず、一律旅行代金の50%(上限1人泊当たり2万円)を同事業の予算から負担する。

 無料キャンセルの対象と国による負担の対象は12月14日(月)時点で予約されていた旅行に限る。

 また、新型コロナの感染状況の拡大と医療状況の切迫などを背景に、札幌市、大阪市、名古屋市、東京都の4都市を目的地とする旅行の新規予約についても、12月14(月)~27日(日)午前0時まで一時停止する。

 12月14(月)~24日(木)までの出発分の旅行に関し、札幌市、大阪市、名古屋を目的地とするものは無料でキャンセルが可能となる。同様に、東京都着の旅行に関しても、12月18(金)~27日(日)出発分の旅行が無料キャンセルの対象となる。

 4都市に居住する人の旅行については、新規・既存を問わず、Go Toを利用した12月14(月)~27日(日)(東京都在住者は18~27日)までに出発する旅行を控えるように呼び掛ける。

 無料キャンセル可能の対象となるのは、4都市に居住する人の12月14(月)~24日(木)まで出発する旅行。

 参加事業者に対し、キャンセル料見合いを同事業の予算から一律旅行代金の35%(上限は1人泊当たり1万4000円)を国が負担する。