【岐阜県】下呂温泉花火物語 21年10月2日(土)から順次再開へ

2021年9月30日(木) 配信

今年は建国2681年となることから、毎回同数の花火を打ち上げる

 岐阜県下呂温泉の夜空を彩る「下呂温泉花火物語」は、緊急事態宣言の全面解除を受け、2021年10月2日(土)から順次再開される。

  2022年3月26日(土)までの毎週土曜日(ただし、12月24日(金)は追加実施、1月1日(土)は除く)、JR下呂駅近くの下呂大橋下流飛騨川河畔から打ち上げる。日本でトップレベルの花火師による新作花火を披露する。

 花火は歳時記をテーマに、毎回趣向を凝らした演出を楽しめる。「ハロウィン花火」(10月23日)や「成人花火」(1月8日)、「バレンタイン花火」(2月12日)など、季節の行事や風習を表現したものから、「ありがとう!下呂駅開業91周年花火」(10月30日)や「スイーツ花火」(11月27日)まで、幅広い題材を和の風情ある花火で表現する。

 打ち上げ時間は午後8時半から約10分間。おもな見学スポットは白鷺橋、しらさぎ緑地公園など。荒天・河川増水時は中止。

10月1日から全国140カ所の近代化遺産を公開 近代化遺産フォーラムは東京都内と下関市で

2021年9月30日(水) 配信

日本の近代化遺産 ポスター

 全国近代化遺産活用連絡協議会(会長=多々見良三舞鶴市長)は10月1日(木)から11月30日(月)まで、「日本の近代化遺産 ―自然の力と美を引き出す技―」を行う。

 同企画は「近代化遺産全国一斉公開2021」と近代化遺産の魅力を紹介するプロモーションイベント「近代化遺産フォーラム2021」で構成する。プロモーションイベントは例年開催している東京に加え、初の地方開催として山口県下関市でもさまざまな企画を用意。10 月1 日(金)~10 日(日)は国指定の重要文化財旧下関英国領事館 附属屋ギャラリー(下関市唐戸町)を会場に、全国の近代化遺産をパネルや動画で紹介するほるほか、同館で使用されていた刻印煉瓦、白洲灯台(福岡県北九州市)で実際に使用されていた第6等不動レンズなどを展示する。

 10 月24 日(日)には、第七管区海上保安本部と門司海上保安部の協力のもと、関門海峡の西側に建つ六連島灯台と、東側の部埼灯台の点灯150 年と重要文化財指定を記念した「講演会」を下関市民会館大ホール(下関市竹崎町)で行う。

 「近代化遺産」は、幕末から第2次世界大戦期までの間に建設され,日本の近代化に貢献した駅舎や橋梁、公共施設など産業・交通・土木に係る建造物。17回目となる一斉公開では、重要文化財や登録有形文化財を含む、全国140カ所の近代化遺産が公開されるほか、現在、保存修理工事で休館中や通常非公開の近代化遺産の特別公開、近代化遺産を巡るガイドツアーなどの参加型イベントも全国10市町で行われる。

 2回目となる都内プロモーションイベントは10 月14 日(木)~17 日(日)、千代田区丸の内・東京シティアイ パフォーマンスゾーン(KITTE地下1 階)で行われる。会場では、「鉄道」や「水道」、「鉱山」など近代化遺産にまつわるテーマを専門家らが語るトークセッションを実施。大正時代に建てられた洋館で実際に使用されていた照明器具や、旧小坂鉄道で使用されていた工具類、歴史資料(複製)などを展示する予定という。

周遊型イベント「北十勝LINEキャンペーン」開催 10月から22年2月まで

2021年9月30日(木) 配信

 北海道の北十勝4町(音更町、鹿追町、士幌町、上士幌町)を周遊しながらキーワードを集めると豪華景品が当たる、「ぐるっと応援!北十勝LINEキャンペーン」が、2021年10月1日(金)から2022年2月13日(日)まで開かれる。

 北十勝4町広域観光振興連絡協議会の主催。「LINE公式アカウント」を活用した企画で、キーワードの回答から景品応募までをスマートフォンで完結できる。抽選で100人に、「十勝川モール温泉セット」や「シーベリーソーダ」などの特産品プレゼントする。

 北十勝4町広域観光振興連絡協議会では、北十勝の知られざる魅力を時代の流れに柔軟に対応しながら発信している。2019年度は「Instagram」でフォトキャンペーンを実施し、1000件以上の応募があったという。今回は4町それぞれの魅力や歴史を感じて欲しいという想いで、「ラリー型のイベント」を考案した。

浅草東武ホテル、運転シミュレータールームの第1期予約開始 実物のシミュレーターで運転手体験

2021年9月30(木) 配信

東武50070型車の運転台をリアルに再現

 浅草東武ホテル(東京都台東区)は10月1日(金)、東武鉄道協力のもと運転シミュレータールームの第1期予約を開始する。10月8日(金)に迎える開業1周年を記念する企画。東武東上線の運転士が訓練用として使用していた実物の運転シミュレーターで、運転手体験を心行くまで楽しめる。

 設置されている運転 シミュレーターは、 2015年に東武東上線池袋~小川町間の ATC (自動列車制御装置)導入に伴い、13年から志木乗務管区で運転士の習熟訓練用に使用され、現在も森林公園乗務管区などで同型のシミュレーターが訓練に使用されている。運転台は東武50070型車両のもので、本物と同じマスコンハンドルや速度計などの各操作機器で運転操作が体験可能。操作方法を解説したマニュアルも用意している。また、出発駅や出発番線の設定、閉そく区間ごとの制限速度の設定も可能で、通常時から異常時などさまざまな環境を再現できる。

駅名標や東武本線の路線図などで室内を装飾

 このほか室内には「りょうもう」号30周年記念ヘッドマークや東武本線の路線図、車両写真パネルなども飾り付けられている。

 東武鉄道運転シミュレータールームは1日1室、定員2人。10月8日~11月4日までは、午後1時から5時まで滞在できる「デイユース」プランを1万200円(税、サービス料込み)で販売、11月5日以降は、宿泊プランも始める。

西武ホールディングス アウトドア事業に参入 西武HDの経営改革の柱に

2021年9月30日(木)配信

後藤社長(左)、丹埜代表

 西武ホールディングス(後藤高志社長)は9月28日(火)、アウトドア事業への参入を発表した。10月1日(金)、同HD連結子会社の西武造園(大嶋聡社長)とアウトドア事業などを手掛けるR.project(丹埜倫代表)が合弁会社ステップアウトを設立する。公園を舞台に手軽にできるバーベキュー体験などを通じアウトドアに気軽に触れる機会を提供。その後西武グループの私有地でのキャンプ体験にステップアップしてもらうことで、日本のアウトドア市場の拡大と新たな層の取り込みをはかるのが狙い。

 2025年には国内30拠点以上の公園でのアウトドア事業の展開を予定する。私有地では22年度から最初のキャンプ事業を開始し、30年までに5拠点以上のキャンプ場を用意。両者をバランスよく成長させ、30年には自社関連施設の利用者数年間100万人を目指す。さらに中長期的には、外部の遊休地などの不動産を所有する人や投資家を含めてアウトドアのトランスフォーメーション、共創基盤も広げていくという。

 同日開かれた会見で西武HOの後藤社長は、アウトドア事業への参入を「コロナ禍を奇禍に、クライシスが起こらなければなかなかできない思い切った経営改革を進めるための大きな柱の1つ」と説明。R.projectと組み西武グループが持つ豊富な資産、なかでも十分に活用できていない遊休地を活用するとしたうえで、「ウィズコロナの中でアウトドアの価値が大きく、今まで以上に再認識されていることは事実。我われが持つ豊富なハードと、R.projectが持つきわめてレベルの高い、DX戦略に基づいたソフトコンテンツを掛け合わせることによって、シナジーを強大化させるとともに、西武HDの経営改革の柱にする」と力を込めた。

 一方R.projectの丹埜代表は、「数十年後に振り返った時に、ステップアウトがアウトドア業界にとってのパイオニア的な取り組みになっていると評価をいただけるよう頑張っていく」との思いを語った。

後藤修久氏

 また、会見内でステップアウトの社長に西部造園経営企画部部長アウトドア事業担当の後藤修久氏が就任することも報告した。

 後藤氏は、「公園活用は西武造園の得意分野として進めてきたが、R.projectのキャンプ事業と組み合わさることでより良い活用方法が提案できる。事業の大きな柱として考えているので、行政にも良い提案をして進めていきたい。また、西武グループはよい資産をたくさん持っているが使い切れていないと感じているので、西武グループ各社とともに連携し、遊休地の活用にも挑戦したい」と就任にあたって抱負を語った。

東武トップツアーズがVRコンテストに協賛 日本の魅力を世界に発信

2021年9月30日(木) 配信

11月30日(火)まで360度動画を募集している

 東武トップツアーズ(百木田康二社長)はこのほど、日本HPらが主催する第1回全国VRコンテスト「360°動画であなただけの“日本”を世界に発信 TOUCH JAPAN」に協賛することを発表した。コンテストでは、現在動画作品を募っている。

 同コンテストは、まだ知られていない日本の伝統文化や一般のツアーでは味わえないような体験をVR動画にし、世界に発信することが目的。コロナ禍でこれまでの観光の定義が大きく変わり、デジタル活用がますます重要な役割を担うなか、コンテストを通じ、「見る・聞く」だけではなく、「触れる・体験する」コンテンツが創出され、日本の素晴らしさや魅力が発掘、発信されることを期待する。

 募集している360度動画は5~10分の短編で、ストーリー性があるもの。コンテストの締め切りは11月30日(火)。審査は一般とプロと分けて行うという。結果発表は2021年12月13日(月)の週を予定している。

宿泊と食事の組み合わせを自由に 泊食分離プラン発売(アカオリゾート)

2021年9月29日(水) 配信

アカオリゾート(静岡県熱海市)は10月1日(金)から、泊食分離プランの提供を始める

 ホテルニューアカオが運営するアカオリゾート(中野善壽代表、静岡県熱海市)は10月1日(金)から、宿泊と食事を自由に組み合わせた「泊食分離プラン」の提供を始める。多様化する旅行ニーズに合わせ、従来の食事付宿泊プランの見直しをはかった。

 宿泊者はホテル内のレストランでの食事のほかにも、熱海市内のさまざまな食文化に触れるという選択肢が加わり、自由度の高い滞在を楽しめる。

 日帰り旅行者は、スマートフォンなどからランチとディナーの即時予約が可能となり、行列や待ち時間などから解放される。予約はアカオリゾート内、ホテルロイヤルウイング館内のレストラン日本料理「舞扇」と、フランス料理「ボヌール」で受け付ける。

 また、同ホテルでは泊食分離プランを提供するにあたり、予約システム「テーブルチェック」を導入した。

 宿泊プランは大人平日1万5000円から、休・祝日1万6100円から、休前日1万8300円から。素泊まりプラン、スタンダードルーム、1室2人利用の場合。いずれも税込み、入湯税150円込みの料金となる。

 食事プランの場合、昼食はアラカルト1100円から。夕食は大人コース料理1人6000円から。フレンチ・和食それぞれ複数コースを用意する。

館内利用券がもらえる ワクチン接種済旅行者向けCPを開始(日本旅行)

2021年9月29日(水) 配信

「感染防止対策をして旅に行こうキャンペーン」

 日本旅行(小谷野悦光社長)は10月1日(金)~12月26日(日)の期間で、新型コロナワクチンを2回接種した人を対象に、宿泊施設の館内利用券を特典とするキャンペーンを行う。「感染防止対策をして旅に行こうキャンペーン」の申込みは9月29日(水)~11月30日(火)まで。先着1500室限定。

 同CPは日本旅行協定旅館ホテル連盟(日旅連)との連携で行う。個人旅行商品「赤い風船」のWeb限定CPで、ワクチン接種済証の提示で、館内利用券3000円分(1室につき1滞在1回)の特典が受けられる。対象商品は、国内宿泊プラン・JR+宿泊プラン・航空+宿泊プラン。

 宿泊当日のチェックイン時、フロントに大人全員分のワクチン接種済証(コピーまたは画像提示でも可)の提示が必要。諸事情でワクチンを2回接種していない同行者がいる場合は、旅行開始日前1週間以内の、PCR検査による陰性証明が必要となる。

ハイブリッド型の新たな観光を 新潟市が推進する「にいがた旅むすび」

2021年9月29日(水) 配信

オンラインとリアルで旅の前からあとまで楽しむ

 新潟県新潟市(中原八一市長)は昨年、コロナ禍でも安心して新潟市への旅行を楽しんでもらえるよう、官民一体のプラットフォーム「新しい観光スタイル推進協議会」を設立し、新しい生活様式に即した同市ならではの観光スタイルの構築を進めてきた。この取り組みの一環で、オンラインとリアルを組み合わせたハイブリッド型の観光スタイル「にいがた旅むすび」を展開。このほど、新潟の食や文化をさらに楽しめるプランを追加した。

 「にいがた旅むすび」は、旅行者と旅先を「旅に行く前」から「旅に行った後」まで”むすぶ”ことで、より旅を楽しんでもらうための新しい観光を提供する。同市によると「例えば、旅に行く前に新潟の特産品や観光スポットの紹介動画を閲覧できたら、旅の意欲は高まるのではないか。さらに、新潟を訪れたあとに、宿や飲食店で食べたおいしいごはんやお酒を家でもまた味わえたら、ずっと新潟を旅している気分にならないだろうか。思い出をより大切に感じられないだろうか。こんな思いから生まれた」と経緯を話す。
 
HPでプランを探そう

 「旅むすび」を楽しむには、まず「新潟市新しい観光スタイル推進協議会」のホームページから気になる旅のプランを選択。酒蔵見学や商店街めぐりなど、体験プランを予約する。予約をすると、後日自宅に「旅マエセット」が届く。セットには
商品へのこだわりや思い、耳より情報などが詰まった限定動画付き「旅のしおり」と、おすすめ商品が入っており、動画を見ながら商品を事前に体験することで、旅へのワクワク感が高められる。
 
 実際に旅に出かけた際には「旅のしおり」が役立つという。旅先との絆をより結ぶためのツールになるため、しおりを忘れずに携帯したい。
 
 旅から帰ったあとの「旅アト」に向けては、旅先の商品を網羅したECサイトを案内している。旅の余韻に浸りながら地酒などを楽しむこともおすすめだ。
 
 

HISハワイ法人、新サービス「HAWAII SQUARE」始める ハワイと日本への進出支援

2021年9月29日(水) 配信

新サービスのロゴ。「あらゆる要望に応えたい」(同法人)との思いから始めた

 エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀雄会長兼社長)のハワイ現地法人は9月29日(水)、ハワイでのコンシュルジュサービスをはじめ、ハワイと日本への事業進出支援と不動産を提案する新総合サービス「HAWAII SQUARE(ハワイスクエア)」を始めた。

 今年で設立30 周年を迎えた同法人は「地域に密着して培ったネットワークを最大限に生かして、あらゆる要望に応えたい」と意気込む。

 新サービスのうち、コンシュルジュサービスはハワイにあるホテルやショッピング、レストラン、アクティビティのほか、不動産などの最新情報を利用客の問い合わせに無料で回答する。

 ハワイと日本への事業進出支援は企業と個人が対象になる。ハワイへの進出希望者にM&Aや起業、移住支援などを行う。このほか、州外への事業とサービス、技術、文化などの輸出をサポートする。日本マーケットへの展開では、日本国内のHIS ネットワークを生かす。

 不動産事業は同業界に20年以上携わるスッタフがハワイの商業施設と住宅の売買をはじめ、賃貸、不動産管理などを行う。