ビッグホリデー、旅行支援対象商品を発売中 「他社で売り切れ方面も用意」 

2022年11月8日(火) 配信

ダイナミックプライシングの利用で価格を抑えることができるという

 ビッグホリデー(岩崎安利社長、東京都文京区)は、全国旅行支援対象のパッケージ商品を発売している。「他社で売り切れとなった方面も用意している」とアピールする。

 全国旅行支援対象商品は、1人1泊当たり交通付き商品8000円、その他5000円を上限に旅行代金の40%相当を割り引くほか、平日3000円分、休日は1000円分の地域クーポン券を付与する。

 具体的には、全日本空輸(ANA)利用商品として、札幌や山陰、四国、九州の温泉地に加え、沖縄などのツアーを用意。ダイナミックプライシングの利用で価格を抑えることができるという。

 また、新幹線で紅葉シーズンを迎えた東北や北陸のほか、首都圏と関西のテーマパークに向かうツアーや西九州新幹線に乗車する商品も用意した。東京都民には、県民割「もっとTokyo」を併用できる伊豆諸島ツアーを設定している。

 主力のスキーツアーも全国旅行支援の対象商品として販売している。同社は朝発では、湯の丸スキー場(長野県東御市)や川場スキー場(群馬県・川場村)、夜発は竜王スキーパーク(長野県・山ノ内町)や白馬五竜スキー場(同・白馬村)を勧める。

23~25年の観光施策を説明 和歌山県観光連盟わかやま紀州館 “和みわかやま”東京レセプション2022開く

2022年11月8日(火) 配信

 和歌山県観光連盟わかやま紀州館はこのほど、東京都内で“和みわかやま”東京レセプション2022を開いた。

 そのなかで和歌山県は、23年に「弘法大師御誕生1250年」、24年に「世界遺産登録20周年」、25年に「大阪・関西万博」と、同県の観光産業にとって追い風となる大きなイベントが続くことから、この3年間を「ダイヤモンドイヤー」と位置づけ、コロナ禍からの反転攻勢をはかると説明した。

 「弘法大師御誕生1250年」の記念事業では誕生の地「善通寺(香川県善通寺市)、布教の地・根本道場の「東寺」(京都府京都市)、入定の地・修禅道場の「金剛峯寺」(和歌山県・高野町)の三霊跡を巡礼するスタンプラリーを実施する予定としている。

 また、世界遺産登録20周年では該当する地域だけではなく、県内各市町村や観光協会、事業者で一体となり受け入れ環境の整備と体験メニューを用意、1泊でも多く旅行者に宿泊をしてもらい、観光消費を促していきたいと説明。併せて、サイクリングやアウトドアなど県が注力している事業の近況も報告した。

 仁坂吉伸知事は参加したメディア関係者に対し「旅行者にとっての観光の目的は、サイクリングであったり、寺社仏閣巡りであったり旅先でなにをするかであり、我われ観光地にとってはそのような個々にたてられるプランにどう適応していくかが戦略である。皆さんには、今日の話を参考に、そして付加価値を付けて全世界の旅行者に和歌山をアピールしてほしい」と呼び掛けた。

GPA、航空博物館貸切見学ツアー催行 地元食材用いた食事も提供

2022年11月8日(火) 配信

航空機や滑走路の航空灯火などを間近に見ることができる

 成田国際空港(NAA、田村明比古社長)のグループ会社グリーンポート・エージェンシー(GPA、濱田達也社長)は11月19日(土)、閉館後の航空科学博物館を貸し切り、最大30人の限られた人数で見学するほか、館内の展望レストランで地元の食材を用いた食事と生演奏を楽しめるツアーを行う。

 ツアーでは、普段は立入禁止となっている場所も巡り、航空機や滑走路の航空灯火などを間近に見ることができる。航空科学博物館内のレストランでは千葉県産のアワビや八千代黒牛、房総のジビエ、NAAグループが開発したクラフトビール「成田空港エール」を提供する。

 料金は1人3万4800円(税込)。全国旅行支援を適用する場合は、2万9800円(税込)となる。

HIS、グアムツアー幼児無料に 家族旅行の回復はかる

2022年11月7日(月) 配信

3月31日(金)までに出発する商品が対象

 エイチ・アイ・エス(HIS、矢田素史社長)は11月10日(木)~2023年3月31日(金)までに日本を出発するグアム行きツアーの新規申込者を対象に、大人2人に付き0~2歳未満の幼児1人分の旅行代金を無料にするキャンペーンを展開している。日本の入国規制の段階的緩和で海外旅行需要が増加するなか、子供も行きやすい場所として、検討を促し、家族旅行の回復をはかる。
 
 申込期間は23年2月3日(金)まで。対象商品は飛行機とホテルがセットになった個人旅行向け商品Ciaoパッケージツアー。なお、幼児は航空座席とホテルのベッドを使用しないことを条件としている。

 また、同社はグアム旅行支援として、来店予約限定でツアー代金を5000円割り引くほか、対象ホテルへの滞在でルームクレジットを50㌦(7350円)もしくは30㌦(4410円)を付けている。

日光ぷりん亭 鬼怒川温泉に4店舗目開店

2022年11月6日(日) 配信

ロゴマーク

 栃木県日光市のプリン専門店「日光ぷりん亭」(川口俊成社長、運営=ダイエー)は開店5周年を記念し、4店舗目として鬼怒川温泉に新たに「日光ぷりん亭 鬼怒川店」が10月12日にグランドオープンした。新店舗では、日光本店で1番人気「日光ぷりん」などのプリン7種類のほかに季節プリンを販売する。

 店舗の場所は鬼怒川温泉「ホテルサンシャイン鬼怒川プラザ館」の1階。すぐ近くには歩行専用橋「鬼怒楯岩大吊橋」があり、鬼怒川の眺望が楽しめる観光地で、また縁結びと子宝の穴場パワースポットとして多くのお客様に景色を楽しみながらご利益めぐりを楽しんでもらっている場所に誕生した。

「日光ぷりん」などを販売

 おもな販売商品の「日光ぷりん」価格380円(税込)は、日光御用卵と栃木県産牛乳を使った、とろけるようななめらかな食感のプリン。「ハーフぷりんソフト」480円(同)は、日光クラシカルぷりんをベースにソフトクリームを載せたインパクトのあるスイーツだ。

 新店舗の営業時間は、午前10時―午後5時。

 問い合わせ=☎0288(25)3253。

京旅協 協定機関と懇談 情報交換で連携強化

2022年11月5日(土) 配信

京旅協の役員。中央が森野茂理事長

 京都府旅行業協同組合(森野茂理事長、50組合員)は9月14日、京都市内のホテルで、受入協定機関を招き、懇談・交流会を開いた。コロナ禍で中断していたため、3年ぶりに開催となった。

 懇談会では、これまで識者を招いた講演などを実施していたが今回は商談スタイルに変更した。組合員が座るテーブルに、近畿や東海、北陸などの旅館、食事・土産施設の担当者が回り、送客を呼び掛けた。

 交流会には、京都府の西脇隆俊知事や京都市の門川大作市長ら多数の来賓が出席した。

 森野理事長は「全国旅行支援開始と入国者の上限撤廃という業界にとって明るいニュースがあった。コロナ前とはお客様の旅のスタイルが変わってきており、直接皆様と対面して情報交換することの重要性を改めて認識している」と話した。

 西脇知事は「今夏は祭事が復活し街ににぎわいが戻ってきた。京都を訪れる修学旅行も戻りつつある。まもなく始まるであろう全国旅行支援と入国者の上限撤廃を京都の発展のために活用していく」と述べた。

 門川市長は「コロナ前まで順調に件数が伸びていた京都での国際会議がぴたっと止まった。政府にはG7並みの規制緩和を行い、ビザ免除による入国を早期に実現してもらいたい」と訴えた。

21年度修学旅行は中学84%、高校73%が実施(時期変更含む) 日修協調べ

2022年11月4日(金) 配信

約82%の中学と高校が「海外教育旅行意向あり」と答えた

 日本修学旅行協会(竹内秀一理事長)が11月1日(火)に発表した2021年度全国修学旅行調査速報版によると、修学旅行を実施または時期を変更した中学が前年度同期比約35・8㌽増の84・2%、高等学校は同34・3㌽増の72・9%だったことが分かった。調査は、中学校の895校と高等学校の933校から回答を得た。

 コロナ感染収束後の「海外教育旅行」再開意向では、「意向あり」と答えた中学校が同2・7㌽減の82・2%、高等学校は同5・4㌽増の82・1%。

 中学校での旅行先は京都が(7・7%)トップ。以降は奈良(7・0%)、山梨(5・9%)、長野(4・7%)、三重(4・4%)と続いた。

 実施時期では、10月が219件で最多。次いで9月の同186件、12月の67件だった。

 班別の自主行動を行った学校は同11・2㌽減の31・1%。

 高等学校の旅行先は京都(7・9%)が最も多く選ばれた。続いて大阪(7・1%)、京都(6・3%)、福岡(5・9%)、沖縄(4・7%)の順。

 実施時期は12月が192件でトップ。2位以降は11月の162件、10月の72件と続いた。

 班別の自主行動を行った学校は同3・6㌽減の54・4%。

富士を望む客室温泉・プール付グランピング 11月26日(土)オープン プライベートヴィラグランピング富士山中湖

2022年11月4日(金) 配信 

プライベートヴィラグランピング富士山中湖は11月26日(土)オープン

 にしがきマリントピアリゾートは11月26日(土)、山梨県・山中湖に全7棟のグランピング施設「プライベートヴィラグランピング富士山中湖」をオープンする。客室温泉やプライベートプール、キャンプファイヤーが楽しめる施設で、富士山を望むロケーションで全棟500平方㍍を超える専有面積を持つことが特徴だ。

 施設が開かれる山中湖エリアは人気の観光地で知られており、スタンドアップパドルボードやカヌーなどのレイクアクティビティで遊べるほか、鳴沢氷穴などの観光スポット・絶景スポットも充実している。

 客室タイプはラグジュアリー仕様のヴィラタイプと、アウトドア仕様のテントタイプの2種類。また、愛犬同伴可能な部屋もそれぞれのタイプで2棟用意した。

 料金は、プレミアムスイート(全3棟、定員2~6人)が1人当たり1万8700円から、プレミアムドッグスイート(全1棟、定員2~6人)が1人当たり1万9800円から、ロイヤルグランピング(全2棟、定員2~5人)1万4300円から、ロイヤルドッググランピング(全1棟、定員2~4人)1人当たり1万8700円から。

 

旅館こうろ(京都市)、デジタルアート展開催 11月5~6日西日本最大規模で

2022年11月4日(金) 配信

イベントでは作品を掛け軸に映す

 旅館こうろ(北原達馬社長、京都府京都市)は11月5(土)~6日(日)、同館でNFT COLOR(竹田陵真社長、兵庫県宝塚市)とデータの改ざんが不可能であり、唯一無二のデジタルアート「NFTアート」の展示イベントを西日本で最大という規模で開催する。

 NFTアートの展示イベントは京都府の旅館では初になるという。旅館こうろは今年4月に、常設展示スペースを設置するなど同アートの可能性を探ってきた。

 当日は、作品を掛け軸に映し、和室とデジタルアートの融合をはかる。さらに、19人のアーティストの作品展示やアーティストと企業のコラボレーションブースのほか、暗号資産に詳しい税理士の講演や琴と作品を掛け合わせた演奏、出展者同士の対談などを行う。また、インターネット上でも特別展示会場を設ける。

 開催時間は5日(土)は午後12~7時。6日(日)が午前10~午後5時。入場料は各日1000円。

22年秋の叙勲・褒章、永野末光氏(元全旅協副会長)らが旭日双光章

2022年11月4日(金)配信

永野末光氏

 政府は11月3日(木)付で、2022年度秋の叙勲および褒章受章者を発表した。本紙関連では、旭日双光章に元全国旅行業協会副会長の永野末光氏、滝元館遊季の里会長の中村一氏、ホテルD CUBE社長の森永鈴江氏らが受章した。

 本紙関連の受章者は次の各氏。

 【勲章】旭日双光章 永野末光(西日本トラベルサービス社長)=元全国旅行業協会副会長 観光事業振興功労▽中村一(滝元館遊季の里会長)=元日本旅館協会副会長、岐阜県旅館ホテル生活衛生同業組合副理事長 観光事業振興功労▽森永鈴江(ホテルD CUBE社長)=全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会理事、東京都ホテル旅館生活衛生同業組合副理事長 生活衛生功労

 旭日単光章 渡邊恭宏(ホテルニューセントラル会長)=静岡県ホテル旅館生活衛生同業組合常務理事 生活衛生功労

 【褒章】黄綬褒章 有本妙子(大根屋専務取締役・女将)業務精励功労▽平良朝敬(かりゆし会長)=日本ホテル協会沖縄支部支部長 業務精励功労

 藍綬褒章 小井戸英典(旅館こいと社長)=全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会副会長、福島県旅館ホテル生活衛生同業組合理事長 生活衛生功労