【福島県】観光学科の指導職員募集 受験申込は6月29日(木)まで

2023年6月13日(火) 配信 

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 福島県は、観光ふくしまの復興と創造を担う人材を育成するため、県立テクノアカデミー観光プロデュース学科において、学生指導を担当する福島県職員(職業訓練指導員[観光])を全国から募集している。受験申込は2023年6月29日(木)まで。

 受験資格は、1977(昭和52)年4月2日以降に生まれた人で、「観光関連業務の実務経験を10年以上有する」など。第1次試験は福島県庁で、23年7月21日(金)に実施する。採用は2人程度で、採用予定日は24年4月1日(月)。

 詳しくは、福島県人事課のホームページから受験案内を確認するか、福島県商工労働部商工総務課(電話024-521-7269)へ。

ヘリコプターで花火鑑賞 Airxが「花火フライト2023」発売

2023年6月13日(火) 配信

打ち上げ花火を上空から楽しむ

 プライベートジェットや次世代モビリティ事業などを手掛けるAirX(手塚究社長、東京都千代田区)はこのほど、東京都内で開催予定の花火大会をヘリコプターから鑑賞する「花火フライト2023」を売り出した。上空から打ち上げ花火が楽しめる特別な企画。

 昨年、神宮外苑花火大会に合わせて実施したヘリコプター遊覧は「上空から見る花火は格別だった」「2人だけの時間を楽しめた」など好評だったという。

 現在は「足立の花火大会」「葛飾納涼花火大会」「江戸川区花火大会」の予約を受け付けている。フライトは一部を除き、40分間で料金は1機34万4000円(税込み)。定員は3人で、離着陸場は船橋ヘリポート(千葉県船橋市)。なお、墨田川花火大会フライトは先行予約で完売した。予約や詳細は同社ホームページから。

日本バス協会、清水会長が再任へ 菅前首相が懇親会で登壇

2023年6月12日(月)配信

定時総会のようす

 日本バス協会(清水一郎会長、2333会員)は6月9日(金)、東京・経団連会館で2023年度定時総会を開き、任期満了に伴う役員改選で、清水会長(伊予鉄グループ社長)が再選した。新たに12人の理事が選任され、このうち日本バス協会の山本昇平氏を常務理事に選任した。

清水一郎会長

 清水会長は「バス業界は本当に厳しい状況に追い込まれた。(コロナ禍による)3年間のマイナスを取り戻すには一体何年かかるのか」と危機感を示した。さらに「人手不足の問題は本当に深刻」と訴え、運賃改定によるバス運転者の賃上げをはかる循環が不可欠と会員らに呼び掛けた。加えて、一層深刻化が想定される運転者不足の対策として、外国人運転者の活用を見据えた制度の見直しを求める方針だ。

 乗合バスの赤字問題については、要因となる地域ブロック平均単価の実勢単価への変更など、支援の抜本的拡充を今夏の概算要求に盛り込むよう強く求めたいと述べた。

 このほか、貸切バスの運賃改定や、悪質事業者の退出に向けた運行管理の義務付けの強化、EVバスの補助金拡充、本格的なキャッシュレス化などの実現に向けた要望に注力する構えだ。

 最後に清水会長は「9月20日のバスの日をもって、日本のバスが始まって120年を迎える。今年は夢のある発信をしていきたいと思っている。色んな広報活動を通じてバスで働きたい、あるいはバスに乗りたいとなるよう発信していきたい」と力を込めた。

菅義偉前首相

 総会後に懇親会が開かれ、菅義偉前首相をはじめ、会員や国会議員らが多く参加した。菅前首相は「バス事業120年を記念する年のお祝いと、公共交通として路線維持に大変な努力をして、地域の足を確保する皆さんを応援したい思いで駆けつけた」と説明。コロナの収束により国内旅行、インバウンドともに回復基調にあると語り、今後のバス業界に向けて応援の言葉を贈った。

小児通常運賃が最大で40%割引 ソラシドエア、夏の家族旅行応援

2023年6月12日(月) 配信

家族で夏休みに旅行へ

 ソラシドエア(髙橋宏輔社長、宮崎県宮崎市)は6月14日(水)から、期間限定で「家族を応援!夏休み小児運賃セール」を実施する。全路線対象で、小児通常運賃が最大で約40%割引になる。

 夏休み期間の7~8月が対象搭乗期間で、家族で夏の旅行を楽しんでもらうのが狙い。12歳以上にはバーゲンセールも用意し、家族で運賃を組み合わせて利用すると通常よりもお得に利用できるという。

 機内では子供向けソラシドエアオリジナルグッズを用意するほか、ポケモンの特別塗装機「ナッシージェット宮崎」に乗れるチャンスも。同ジェットの運航スケジュールは同社のサイトから確認できる。

1万匹のカブトムシの家が誕生 群馬みなかみほうだいぎキャンプ場

2023年6月12日(月) 配信

オープンハウスが「デカイ虫の家」を建設

 オープンハウスグループ(荒井正昭社長、東京都千代田区)はこのほど、グループ会社のみなかみ宝台樹リゾート(加藤勤之社長、群馬県・みなかみ町)が運営する「群馬みなかみほうだいぎキャンプ場」に、カブトムシのための「デカイ虫の家」を建てた。6月24日(土)から期間限定で、たくさんのカブトムシに囲まれる「デカイ虫かご」イベントを実施する。2回目の今年は、昨年から2倍となる1万匹のカブトムシを用意する。

 「デカイ虫かご」は通常の虫かごの約11万倍の大きさを誇る。合計1万匹のカブトムシが待つ“虫の家”に入ることができる、子供にとって夢のような体験イベント。すぐそこにカブトムシがいるため、どんな年齢でも思う存分カブトムシと触れ合えるという。

 イベントは30分入れ替え制で、カブトムシは採り放題。開催は8月13日(日)まで。なお、チケットは入場者分の枚数が必要。料金は1枚2500円。

浦賀ドックなど巡り横須賀の歴史を体感 はとバス初の横須賀市内発着・着地型市内周遊ツアーの販売開始

2023年6月12日(月) 配信

浦賀ドック

 はとバス(武市玲子社長、東京都大田区)はこのほど、「YOKOSUKA 軍港めぐりと浦賀ドック」を売り出した。神奈川県横須賀市の魅力や歴史を体感できるバスツアー。定期的に運行している東京都内発着の横須賀市を目的地とするバスツアーには参加しづらい神奈川県在住者や、神奈川県に旅行などで訪れている人が効率的に市内を周遊できる手段を開発する目的で造成。横須賀市と連携してツアー内容を考案した、同社初の横須賀市内発着・着地型市内周遊ツアーとなる。

 ツアーの目玉は、イベントなどの特別な時にのみ公開される「浦賀ドック」の見学。「浦賀ドッグ」は約1世紀にわたり、青函連絡船や護衛艦など約1000隻の艦船等を造り続けてきた住友重機械工業旧浦賀工場の跡地で、レンガ造りのドライドックを見られる国内で唯一の貴重な場所でもある。ツアーではガイドの案内を聞きながら、渠底(ドックの下)まで降りての見学が楽しめる。

YOKOSUKA軍港めぐり

 このほかツアーでは、アメリカ海軍や海上自衛隊の艦船を間近で見ることができる「YOKOSUKA 軍港めぐり」や、「記念艦『三笠』」を巡りまちの歴史を体感。最後は視点を変え、自然と歴史と美術の深いつながりが感じられる「横須賀美
術館」を見学する。

 「YOKOSUKA 軍港めぐりと浦賀ドック」は、 6 月 24 日~9 月 10 日の毎日
(運休日:6 月 25 日、7 月 3~7・9・16・22・23・26・31 日、8 月 7・8・20・30 日、9 月 2~4 日)運行。料金は大人、子供(4 歳以上)ともに4000 円(税込)。集合、解散場所は、:JR 横須賀駅・京急汐入駅のりば(ヴェルニー公園観光バス乗降場所)。

7月3日に開業が決定 ホテルJALシティバンコク

2023年6月12日(月) 配信

(中央左から)Grand Tower Enterprise Co., Ltd. Board of Director Committee Wisit Eamsherangkul氏、オークラ ニッコー ホテルマネジメント・大倉社長

 「ホテルJALシティバンコク」(北原正開業準備室長、タイ王国・バンコク)はこのほど、7月3日(月)に開業が決定したと発表した。同ホテルは、2020年5月の開業を目指し準備を進めていたが、新型コロナウイルスの感染拡大により開業を延期。しかし、旅行需要が回復し、訪タイ日本人も増加傾向にあることから、今回の開業を決めた。宿泊予約は6月16日(金)から受け付ける。

 同ホテルは、2019年1月に開業した「ホテル・ニッコー・バンコク」に隣接し、BTSスカイトレインのトンロー駅から徒歩約3分の好立地に位置。トンローはバンコクの都心エリアで古くから多くの日本人や外国人駐在員、タイの富裕層が居住する。多国籍のレストランやバー、モールなど、ビジネス・レジャーの拠点として人気の高い場所。

 開業に先立ち、6月8日(木)にバンコクで、ホテル運営を担うオークラニッコー ホテルマネジメント(大倉喜久彦社長、東京都港区)とホテルを所有するGrand Tower Enterprise Co., Ltd.(タイ王国・バンコク) はプロジェクト再始動を確認する式典を開いた。

 大倉社長は、「コロナ禍の厳しい期間を経て、今般、海外で初となる『ホテルJALシティ』をバンコクの地に開業できることを光栄に思う。隣接するホテル・ニッコー・バンコクとあわせ、お客様の幅広いニーズにお応えするとともに、おもてなしの精神を感じさせる心地よい滞在を提供するホテル運営を目指していく」と抱負を述べた。

アロマ&フラワートレインを運行へ 伊賀鉄道、忍者列車など飾りつけ

2023年6月12日(月) 配信

昨年の飾りつけのようす

 伊賀鉄道(福嶌博社長、三重県伊賀市)と観光複合施設「メナード青山リゾート」(三重県伊賀市)は6月19日(月)から、「アロマ&フラワートレイン」を期間限定で運行する。ラベンダーの飾りつけや、オイル・ビーズなどによる香り演出で癒しの空間を提供する。運行は7月9日(日)まで。

 飾りつけるのは、漫画家・松本零士氏デザインのグリーン忍者列車と伊賀鉄道のマスコットキャラクターをデザインした、ふくにん列車「伊賀の四季」号。いずれも、2両編成中の伊賀上野寄りの1両を彩る。

 運行時間は毎日変わるため、乗車日前日の午後5時以降に上野市駅へ確認してほしいという。

 また、ラベンダーが見ごろを迎えたメナード青山リゾートハーブガーデンでは、7月9日(日)までハーブの摘み取り体験などを実施している。

観光都市として東京の国際競争力強化を 東商が国や都へ要望書提出

2023年6月12日(月) 配信

国土交通大臣と東京都副知事へ要望書を手交する予定だ(写真はイメージ)

 東京商工会議所(小林健会頭)は6月8日(木)に開いた議員総会・常議員会で、ツーリズム産業の基幹産業化に向けた国や東京都への要望書を決議し、同日付けで関係各所に文書を送付した。トラベル&ツーリズム委員会(田川博己委員長)がとりまとめたもので、観光都市として東京のさらなる国際競争力強化などを求める。

 東商は、2025年の「大阪・関西万博」を起爆剤に、国内外でアフターコロナの本格的な観光交流の回復が見込まれるなか、今後の2年間はツーリズムの基幹産業化、東京のさらなる国際競争力強化に向けて極めて重要な局面と捉えている。これを踏まえて、官民が一体となって取り組むべき施策をまとめた。

 国への要望内容は、「観光都市としての東京のさらなる国際競争力強化」が①東京を核とした国内外における相互交流の促進~大阪・関西万博による人流を東京、そして全国へ~②国内外から東京へのビジネス誘客促進(MICEの受入環境整備・誘致促進など)③多様な文化・習慣などへの理解・配慮や消費額拡大を目指した受入環境整備――の3項目。

 また、「ツーリズム産業の持続的発展を促す支援の拡充」は①質の高い商品・サービス提供を維持するための人材確保・育成、生産性向上支援②ツーリズム産業全体の取引適正化に向けた取組支援③事業継続に必要な当面の資金繰り支援――を盛り込んだ。

 「魅力的な地域資源を活かした『国際文化都市東京』の実現」は、①地場産業や歴史・文化・芸術・スポーツ資源との連携による交流促進と情報発信の強化②高品質な製品・伝統工芸品などのブランド化・銘品化③シビックプライド(郷土愛)醸成に向けた文化教育拡充――を要望した。

 なお、東商によると6月下旬を目途に国へ、また6月28日には東京都へ要望書を手交する予定という。

大津市でシェアサイクルサービス開始 利便性向上と周遊促進を

2023年6月12日(月) 配信

ポートイメージ

 京阪電気鉄道(平川良浩社長、大阪府大阪市)と、きゅうべえ(谷口創太社長、京都府京都市)はこのほど、滋賀県大津市、京都信用金庫(榊田隆之理事長、京都府京都市)と協力し、シェアサイクルサービスを開始した。大津市民の利便性向上やビワイチをはじめとするサイクルツーリズムの推進が目的。きゅうべえがシェアサイクルサービスkotobikeを提供し、京阪電気鉄道と、大津市、京都信用金庫はポート(シェアサイクル設置拠点)を提供する。

 大津市は自転車でびわ湖を一周する「ビワイチ」や、歴史的・文化的な観光資源に恵まれた地域。一方で魅力が十分に認知されていないことや、観光地の周遊がされずに日帰り観光が多いことなどが課題だという。

 今回の取り組みで、自転車による観光の回遊性向上や、2次交通の強化による市民の利便性向上で地域活性化をはかりたい考え。さらに、来年のNHK大河ドラマ「光る君へ」の放送で石山寺エリアが注目され、同地域への観光客が増えることも睨む。

 すでに4月1日から、京阪電車の石山寺駅前をはじめ、5カ所のポートを設置して運用を開始しており、6月には京都信用金庫の4支店に設置する。利用方法はkotobikeアプリをダウンロードし、会員登録してから車体の2次元バーコードを読み取ると利用できる。なお、貸出と返却は異なるポートでも可能だ。