小松市で石の都プロジェクト始動 

2017年12月4日(月)配信

厳かで幻想的な雰囲気の「滝ヶ原石切り場」

こまつ観光物産ネットワーク(石川県小松市)が、市の地域ストーリと魅力を発信する「石の都プロジェクト」を始動。現在も採掘が行われる石切り場を、12月14日(木)からライトアップする。

 弥生時代の碧玉(へきぎょく)つくりから2300年にわたり、人・モノ・技術が交流する豊かな石の文化を築き上げてきた小松の人々。2016年にはこの地域ストーリー、「『珠玉と歩む物語』小松~時の流れの中で磨き上げた石の文化~」が、文化庁の日本遺産として認定された。今回、構成文化財の「滝ヶ原石切り場」を25日(月)までの毎日午後5時~9時の間ライトアップする。現在稼働する石切り場では、大型電動鋸で掘削された切り立つ採掘坑が300㍍続き、旧石切り場では藩政期から昭和にかけて人力で掘削した採掘坑を見学できる。

小松市の日本遺産 スポット紹介

歴史と文化を知る 小松市立博物館

 小松市の歴史、石の世界の魅力を知ることができる県内唯一の総合博物館。歴史・美術などの人文資料や化石・標本・剥製などの自然科学資料も併せて5万点あまりの収蔵資料数を誇る。

小松の歴史と文化はここで学ぼう

まるで青の洞窟 鵜川石切り場

水面が青や緑にも変化する幻想空間

 いたるところに貯まった地下水が、角度によって青にも緑にも照らし出され、幻想的な世界を味わえるスポット。飛鳥時代の河田山古墳の石室から近世の小松城の石垣、そして近代建築物にまで長い時代にわたって多用されてきた角礫凝灰岩石材の産地。

1300年の歴史を持つ白山信仰の古刹 那谷寺

1300年の歴史を刻む古刹

 「白山之記」に白山三カ寺のひとつとされる古刹で、古くは岩屋寺と呼ばれていた那谷寺。一向一揆による戦火で荒廃したが、江戸初期、加賀前田家三代利常公が再建。周辺景観にも定評があり、散策コースとしても人気の観光スポットとなっている。

石文化の原点 滝ケ原アーチ石橋

アーチ型石橋は、貴重な存在

 滝ヶ原町に現存する5橋のアーチ型石橋。滝ケ原石を使用した石橋で、全国的に見て石橋の現存が乏しい本州で、5橋が集中して残されていることは極めて貴重といわれる。さらに、滝ヶ原のように石橋が山間の自然河川に残されている例は珍しく、周辺の自然環境と一体をなす美しい文化的景観が見られるのが特徴。

ここでしか味わえない独特の世界観 「ハニベ巌窟院」

 ハニベ巌窟院は、1951年に初代院主の都賀田勇馬よって開洞された。初代院主が世界平和と人類繁栄を願い黙々と仏をつくり続け、この洞窟に作品を安置したのが始まりとされる。洞窟内には、さまざまな仏像が展示され、独特の世界観が広がる。また、「地獄門」と称される地獄世界を表現したエリアでは、地獄の住人たちを模したオブジェが数多く並べられ、「地獄めぐりができるスポット」として密かに人気を集めている。

密かな人気を集める地獄巡り

「インスタ映え」「忖度」が年間大賞に!

2017年12月4日(月) 配信

今年を表す言葉が年間大賞に

ユーキャンと自由国民社は2017年12月1日(金)、東京都千代田区の帝国ホテルで「現代用語の基礎知識選/2017ユーキャン新語・流行語大賞」の発表・表彰式を行った。今年の年間大賞には、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のインスタグラムに投稿した写真や、被写体などに対して見栄えがする、おしゃれに見えるなどの意味で用いられる造語「インスタ映え」と、森友・加計学園問題で盛んに用いられた「忖度(そんたく)」の2語が選ばれた。年間大賞に複数の言葉が選ばれたのは、2015年の「爆買い」「トリプルスリー」以来2年ぶりとなる。

 また、選考委員特別賞には東洋大学の桐生祥秀選手が、2017年9月9日の日本学生対抗選手権で日本人初となる9秒台となった「9・98」と、若きプロ将棋士・藤井聡太四段のプロデビューからの公式戦無敗記録「29連勝」が選ばれた。

流行語大賞での写真もインスタグラムにアップ予定とのこと

 「インスタ映え」が年間大賞に選ばれた、女性ファッション雑誌「Can Cam」の情報発信などを担うインフルエンサー「CanCam it girl」の中村 麻美 さん(写真右)、白石 明美 さん(写真左)、尾身 綾子 さん(写真中央)は、「購買意欲が低いとされている20代の私たちでも時代に名を刻めるムーブメントを起こしているのが、とてもうれしい」(中村さん)と受賞の喜びを語った。

ユーモアあふれる忖度まんじゅうはかなり繁盛したらしい

 忖度という言葉を活用し、ユーモアあふれる「忖度まんじゅう」を企画・販売したヘソプロダクションの稲本ミノル社長は「忖度という言葉は日本文化を表す本当に素敵な言葉。これからも忖度という言葉を大事に使っていきたい」とコメントした。

 そのほか、トップテンに選ばれた言葉は次の通り。

・「35億」 ブルゾンちえみさん(お笑い芸人)

・「Jアラート」 クリス・ブロードさん(You Tuber)

・「睡眠負債」 枝川義邦さん(早稲田大学 教授)

・「ひふみん」 加藤 一二三 さん (将棋棋士)

・「フェイクニュース」 清原 聖子 さん (明治大学 情報コミュニケーション学部 准教授)

・「プレミアムフライデー」 プレミアムフライデー推進協議会

・「魔の2回生」 森山 志乃芙 さん(産経新聞 編集局整理部 記者)

・○○ファースト 受賞者なし

 

走る「老舗料亭」、京都でレストランバス運行

2017年12月4日(月) 配信 

走る「老舗料亭」で新たな京都観光

WILLER(村瀨茂高代表)と京阪バス(鈴木一也社長)は2018年1月26日(金)から、レストランバスを京都で期間限定運行する。運行開始に先駆け12月1日(金)から予約を始める。

 今回、レストランバスが京都市の「京都観光振興計画2020」で掲げる「京の食文化」を楽しむ観光推進など点で貢献できると考え、京都の運行を決定。観光客増加でバスが混雑し、乗車できないといった課題解決もはかる。観光地で途中下車できるコースも用意することで、京都観光での移動手段としての役割も果たしていく方向だ。

 京都のレストランバス

 レストランバスの外装は京都の景観に合わせた。和テイストなイラストで全面ラッピング。内装は老舗料亭を意識し本物の石を使用した階段を作るなど細部までこだわった。

 コースは4種類用意。朝食と昼食、おやつ、夕食と時間に合わせそれぞれ違った「京の食」を提案する。移動中、おばんざいなどを食べながら、京都の歴史ある建造物を楽しみながら、京都の魅力を知ることができる。

 外国人にも楽しんでもらうため、多言語対応も行う。レストランバス専用に開発された「GEOネクスト端末」を導入し、通過する主要観光地のアナウンスを13カ国語(英語・中国語・韓国語・タイ語・フランス語他)で提供する。

 レストランバスは2016年から始まった。各地域の魅力を伝えるため「絶景を楽しみながら地方の旬な食材を味わう」をコンセプトに、新潟や北海道、沖縄などの観光地を期間限定で運行してきた。

 「今後もレストランバスだからこそできる体験を通じて、多くの方に感動体験を提供し、京都の魅力を発信していくことを目指します」(同社)。

レストランバス概要

【1階】

 キッチン室には全て電気を使用する調理機器を設置

 調理機器への安定した電力供給のために発動発電機を車内搭載

【2階】

 座席:テーブルをはさんで対面式の座席配置

 シートベルト:背あて固定式の2点式シートベルト装着、4G対応型で高速道路での走行が可能

 テーブル:コップやボトル類の固定する穴を配置

 照明:調光可能なLEDと間接照明

 2階屋根:オープンルーフとなっており、雨天の日や寒い気候でも空調機能を活かした。快適な環境で景色や開放感を楽しめるようポリカカーボネート製の開閉式ルーフ構造。日差しの強い時はロールスクリーンで遮ることも可能。

 言語:通訳「GEOネクスト」端末装備。13カ国語対応(日本語、英語、北京語、台湾語、広東語、韓国語、タイ語、インドネシア語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ベトナム語、ドイツ語)

【定員】

 乗客:25人(プラス乗務員:5人)

 席数:2人席→11脚(プラス乗務員2脚)、1人席→3脚(プラス乗務員1脚)、

 テーブル:7卓

コース概要

【お茶の心を体験できる 伊右衛門サロンの朝ごはんコース(60~90分)】

 料金:大人3500円(税込)

 行程:京都駅⇒東寺⇒西本願寺⇒鴨川沿い⇒平安神宮⇒知恩院(途中下車可)⇒京都駅

【京都の美味しい水で作ったおばんざいコース(60~80分)】

 料金:大人3900円(税込)

 行程:京都駅⇒鴨川沿い⇒平安神宮⇒二条城⇒錦市場(途中下車可)⇒東本願寺⇒京都タワー⇒京都駅

【お茶の心を体験できる 伊右衛門サロンのおやつコース(70分)】

 料金:大人3500円(税込)

 行程:京都駅⇒鴨川沿い走行⇒平安神宮⇒八坂神社前⇒京都駅

【京都銘酒ほろ酔いナイトコース(90分)】

 料金:大人3700円(税込)

 行程:京都駅⇒東寺⇒西本願寺⇒二条城⇒京都タワー⇒京都駅

【乗車+ワンドリンクコース】

 各コースの席が空いていれば、食事なしでレストランバスを体験できる予約なし飛び乗り可能なコースとなっている。

 料金:大人2800 円(税込)

運行日(全コース共通)

1月26日(金)~28日(日)、2月4日(日)、10日(土)、11日(日)、17日(土)、24日(土)

キャンペーン情報

 京都で運行するレストランバス乗車時に、対象のアメリカン・エキスプレスのクレジットカードを提示した人と同伴者1人に、ウェルカムドリンクを1杯プレゼントするキャンペーンを実施

 対象カード:アメリカン・エキスプレス®・カード/アメリカン・エキスプレス®・ゴールドカード/プラチナ・カード®

□予約URL

 

リゾ鳴尾浜クリスマスイベ ロボサンタも参加

2017年12月4日(月)配信

テーマはクリスマス。体験型イベント実施(写真はイメージ)

年中泳げるプールと天然温泉を備える複合スパリゾート施設「リゾ鳴尾浜」(兵庫県西宮市)が、クリスマスにちなんださまざまのな体験型イベントを開催する。

 型絵染め体験、クリスマスカード・年賀状作りなど3つのプログラムが楽しめるクリスマスイベント。12月16日(土)と24日(日)は操作をしている人の顔が映し出されたロボットサンタリゾくんも登場。ロビーを歩き回るようすや、操作担当者とロボットサンタリゾくんとの記念写真が撮影できる。また1階ロビーのグリーンプラザでは、12月7日(木)から花と緑を組み合わせたクリスマス装飾を予定する。

□イベント概要

クリスマスから春まで楽しめる寄せ植え

 植物・球根を選び、長く楽しめる寄せ植えを作る。

開催日時:

12月9日(土)午前の部 10:40~12:10、午後の部 1:30~3:00

体験料: 1500円

定員: 30人

開催場所:リゾ鳴尾浜会議室

申込先:パークマネジメント鳴尾浜TEL0798―48―9386

食品サンプル作り体験 クリスマスケーキなど

 食品サンプルの技術を使ったクリスマスケーキ型小物入れとカップ型ストラップを作る。

開催日時:12月16日(土)1、午前11:00~、2、午後1:00~、3、午後3:00~、午後5:00~

体験料:

1200円。小物入れ、ストラップ 各1個、リゾ鳴尾浜のプール・天然温泉をチケット1枚で5人まで1人510円で利用できる優待チケット付。※有効期限2018年6月30日

定員:各回25人

開催場所: リゾ鳴尾浜1階会議室

講師:イムラサンプル

申込:リゾ鳴尾浜 TEL0798―42―2161

型絵染め体験 クリスマスカード・年賀状作り

 和紙のポストカードに好きな型絵を使ってクリスマスカード・年賀状をつくる。

開催日時:

12月24日(日)の午前10:00~、午後2:00~、午後3:00~、午後6:00~

※空席があれば随時、参加可能。

参加料金:

1千円。和紙カード6枚とリゾ鳴尾浜のプール・天然温泉をチケット1枚で5人まで1人510円で利用できる優待チケット付。

※有効期限2018年6月30日

開催場所:リゾ鳴尾浜1階会議室

講師:伊砂正幸

申込先:リゾ鳴尾浜TEL0798―42―2161

トリアド、「日本人に人気のハワイ観光スポットランキング」発表

2017年12月4日(月) 配信 

1位を獲得したマウイ島のハレアカラ国立公園

トリップアドバイザーは2017年12月1日(金)に、サイト上に投稿された過去1年間の口コミ評価をもとに、「日本人に人気のハワイ観光スポットランキング」を発表した。

 今回は日本語の口コミ投稿をもとに、日本人にとくに人気が高かった観光スポットのランキング。同社は「メジャーな所からまだあまり知られていないスポットまで、ハワイの大自然や文化を楽しめるスポットが並ぶ、ハワイ旅行に参考になるリストになっています」とコメント。

ランキングトピックス

 1位を獲得したのは、マウイ島の「ハレアカラ国立公園」。標高3055㍍の世界最大級の休火山「ハレアカラ山」を有する国立公園。夕陽や満点の星空、そして雲海からゆっくり現れる朝日も最高と、ハワイの壮大な自然を体感できるスポットとして人気を集めた。

  2位は4205㍍のハワイ島の「マウナケア山」。神々しく美しい壮大な自然に感動する口コミが多く投稿された。 3位以降はオアフ島の観光スポットが多く並んだが、なかでも「ラニカイビーチ」が3位、「カイルア ビーチ パーク」が4位、「ラニカイ ピルボックス トレイル」が7位に入り、カイルア地区が人気を集めていることが分かった。

 「ラニカイ ピルボックス トレイル」の他にも、オアフ島でハイキングが楽しめる、「ココヘッド クレーター トレイル」と、「ダイヤモンドヘッド」、「マカプウ ライトハウス トレイル」がランクイン。オアフ島を訪れた際に、トレイルに挑戦している人も多いようだ。

日本人に人気のハワイの観光スポット Top20

 1 ハレアカラ国立公園(マウイ島)

 2 マウナケア山(ハワイ島)

 3位    ラニカイビーチ(オアフ島 カイルア)

 4 カイルア ビーチ パーク(オアフ島 カイルア)

 5 戦艦ミズーリ記念館(オアフ島 ホノルル)

 6    ワイマナロビーチ(オアフ島 ワイマナロ)

 7 ラニカイ ピルボックス トレイル(オアフ島 カイルア)

 8 ハワイ火山国立公園(ハワイ島)

 9 ココヘッド クレーター トレイル(オアフ島 ホノルル)

 10 シャングリラ(オアフ島 ホノルル)

 11 ダイヤモンドヘッド(オアフ島 ホノルル)

 12 ワイメア渓谷(カウアイ島 ワイメア)

 13 マカプウ ライトハウス トレイル(オアフ島 ホノルル)

 14 カピオラニ公園(オアフ島 ホノルル)

 15 マジックアイランド(オアフ島 ホノルル)

 16 コオリナビーチパーク(オアフ島 カポレイ)

 17 ビショップ博物館(オアフ島 ホノルル)

 18 ポリネシアカルチャーセンター(オアフ島 ライエ)

 19 マノア滝(オアフ島 ホノルル)

 20 ホノルル美術館(オアフ島 ホノルル)

※「日本人に人気のハワイ観光スポットランキング」は下記URLから閲覧可能

オアフ島でアクティブに過ごしたいなら、トレイルに挑戦

 トップ20にオアフ島でハイキングが楽しめる「ラニカイ ピルボックス トレイル」と、「ココヘッド クレーター トレイル」、「ダイヤモンドヘッド」、「マカプウ ライトハウス トレイル」がランクイン。「アクティブに過ごしたい方はトレイルに挑戦してみてはいかがでしょうか」(同社)。

 「マカプウ ライトハウス トレイル」は道がアスファルトで舗装されているため歩きやすく、サンダルでも楽しめる「手ごろなトレッキングコース」。所要時間も往復で1時間半程度と、ほどよい距離となっている。

マカプウライトハウストレイルで見れる灯台

 オアフ島のシンボルである「ダイヤモンドヘッド」も、比較的気軽に登れるようだ。ただ、口コミでは「スニーカーは必須」とのコメントも。頂上の手前に急な階段があるが、抜ければ山頂に広がる絶景を望むことができる。

ダイアモンドヘッド

 「ラニカイ ピルボックス トレイル」は先と比べ体力のいるトレイルで、「小さな砂利があるような道なので、スニーカーでも滑ります。思いのほか急斜面なので、こけます」「初心者コースと言う割には大変でした」、との口コミが投稿されていた。なお、“ピルボックス”は、鉄筋コンクリート製の防御陣地のことで、このトレイルに2つある。 

ラニカイ ピルボックス トレイルのピルボックス

 「ココヘッド クレーター トレイル」は、ケーブルカーの線路跡が道になっており、麓から山頂まで一直線の道。「枕木の一段がすごく高くて、足の短い日本人にはなかなかしんどい」「一本道をずっと進み、景色に変化が無い為つらかったです」「ハワイの主要なトレッキングは行きましたがココヘッドが一番、辛かった」との口コミも。

ココヘッド クレーター トレイルの線路跡

 「いずれのトレッキングコースも、苦労した登った先に達成感と爽快感が待っています。自分のコンディションに合わせて準備を万端にして登ってみたいですね」(同社)。

ハワイに行った日本人なら訪れておきたい、歴史を知る「戦艦ミズーリ記念館」が5位にランクイン

 戦艦ミズーリは第二次世界対戦の真珠湾攻撃や、朝鮮戦争、湾岸戦争で服役し、日本の降伏文書調印式の場所にもなった。 1994年まで現役で活躍していたこの戦艦は、現在「戦艦ミズーリ記念館」として公開されている。太平洋戦争の始まりとされる真珠湾に浮かんでいるこの戦艦は、神風特攻機が衝突した跡も見ることができる、日本と深い関係のある歴史の舞台でもある。

一度は訪れたい、戦艦ミズーリ記念館

「戦艦ミズーリ記念館」: 口コミピックアップ紹介

・ハワイで、リゾート感にふけるのもいいですが、一度は、訪れてみるとハワイの見方、戦争に対する意識も変わるかもしれないです。

・歴史は背を向けやすいですが、旅先で少しずつ勉強するのも良いと思いました。

・神風特攻隊についての展示もあり、アメリカ視点だけの展示ではないことに感銘を受けました。ビーチだけを楽しむのもいいですが、この歴史に目を背けてはいけないと感じました。

・歴史も含め学べるし、神風特攻隊の説明は日本人として非常に考えさせられた。

 

池袋で福島、相馬・双葉地区の物産展

2017年12月4日(月)配信

12月9日(土)-10日(日)の2日間開催

福島県相双(そうそう)地方で紡がれるさまざまなストーリーをセレクトして紹介する物産展「相双アンソロジーvol.2」が12月9日(土)-10日(日)の2日間、池袋で開かれる。

 会場は「WACCA IKEBUKURO」。工芸品やアクセサリー、スイーツなど、伝統や文化を下地に、新しい感性をデザインとして加えた商品が多数登場する。クリスマスのプレゼンを探しに出かけてみては。

相双アンソロジーVol.2

日時:2017年12月9日(土)-10日(日) 午前11:00-午後4:30

会場:WACCA IKEBUKURO 1階 

   東京都豊島区東池袋1-8-1(池袋駅東口から徒歩3分)

主催:福島県相双地方振興局、相双地方復興ツーリズム協議会

運営・問い合わせ:福島県ベンチャー・SOHO・テレワーカー協働機構相双支部

        TEL:0244-22-4200

出展事業者紹介

會空・テディベア
浮船の里・シルバーアクセサリー/ストールなど
まちなか市民広場・高校生プロデュース菓子
山形屋商店・甘酒、しょう油
大堀相馬焼 松永窯・リブランディング工芸品
かやのきファーム・ハックルベリー製品など
みそ漬処 香の倉・クリームチーズのみそ漬けなど
HARIOランプワーク ファクトリー小高・ガラスのアクセサリー

トークイベント&日本酒飲み比べ会も同時開催

 日本酒コーディネーターで、初代ミス日本酒グランプリを受賞した森田真衣さんが、福島県内の酒蔵を見学した時のエピソードや日本酒を紹介。全国新酒鑑評会で5年連続金賞を受賞した福島県から取り寄せた、選りすぐりの日本酒とおつまみを楽しむ会を開催する。

開催日:12月月10日(日)

内容 :正午-

     福島県の日本酒飲み比べ会(参加費2千円)

     県産日本酒数種類とおつまみのセットを楽しめる。

    午後1:00-

     日本酒イベントコーディネーター・森田真衣さんトークイベント

     

     

福島県相双地方とは

毎年7月に開かれる相馬野馬追

 福島県沿岸部、浜通りの北部に位置する「相双地方」は、相馬地方と双葉地方からなるエリア。

 相馬地方の歴史は古く、鎌倉時代から明治維新まで相馬藩がおさめていた。相馬藩の馬の軍事訓練として始まったのが、国の重要無形文化財に指定されている「相馬野馬追(そうまのまおい)」だ。双葉地方は東日本大震災に伴う、福島第一原子力発電所事故の影響を受けながらも、復興に向けての歩みを続けている。

 

光と芸術のコラボレーションを!青森県十和田市

2017年12月4日(月) 配信

光のなかに浮かぶアート作品

アートによるまちづくりを掲げる青森県十和田市で今冬も、光と芸術のコラボレーション「アーツ・トワダ ウィンターイルミネーション」が開かれる。

 会場は、十和田市現代美術館前のアート広場。青色LED約30万球が、広場全体を覆いつくし、幻想的な世界を演出する。光の中に浮かぶさまざまなアート作品は、昼間とはまた違う表情が楽しめるという。

 今冬は撮影用の高台も設置し、いつもとは違う角度からのイルミネーションを楽しむことができる。

アーツ・トワダ ウィンターイルミネーション2017

LEDが光のじゅうたんのように会場をおおいつくす。

期間:2017年12月1日(金)-2018年2月14日(水)

点灯時間:午後4:30-同9:00

 

アートの街十和田

十和田市現代美術館前のアート広場

 街全体を美術館に見立てた市内には数々のアート作品が点在している。その中心は「十和田市現代美術館」。身長4㍍もある女性像や10万体の人形の連なり、アザラシがのぞく不思議な世界など、見るというより体験するという言葉がふさわしい施設だ。

 市のメインストリートでは、カラフルな馬の彫刻や草間彌生さんの作品などを展示。散策しながら非日常な空間を体験できる。店舗では美術館や芸術家とコラボした「まちなかアート」も楽しめる。

クラウドファンディング開始 四万温泉(群馬県)

2017年12月4日(月) 配信

四万温泉協会が、クラウドファンディングを実施する

地域活性化にクラウドファンディングを活用する動きが広まっている。観光分野からの関心も高い。四万温泉協会は(群馬県) 1 月9 日(火)午後11時59分まで、イベント開催などに掛かる費用をクラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」で資金を募る。認知度アップと集客にもつなげる狙いだ。

 イベントの企画実行を担うのは主に、今年四万温泉協会員の宿泊施設などに就職した新入社員ら。一山一家プロジェクト「四万温泉 冬だって楽四万Night(たのしまないと)」!と称し、夜の四万温泉を電飾で彩るイベントを開催する予定だ。どの宿からでも、歩いてイルミネーションを楽しめるよう工夫することで、地域全体の集客力アップを目指す。スノーハイキングもあわせて実施する。

 出資額に応じ、宿泊券や地酒、「1日温泉協会長」のリターンを用意。募った資金は、電飾の設置作業などに充てられる。

「登録有形文化財 浪漫の宿めぐり(80)」(新潟県新潟市)小さなお宿 小松屋≪客は1日3―4組 歴史260年の小さな湯宿≫

2017年12月3日(日) 配信

民家を思わせるような本館の外観。玄関を入ると趣が変わる

 岩室温泉は開湯1713(正徳3)年と伝わる。弥彦神社参詣者の精進落としの湯として栄えた。そのなかで小松屋も創業が宝暦年間(1751―63年)といわれ、岩室温泉と歴史を共にしてきた宿と言える。弥彦神社への行き帰りに利用されることがほとんどだったが、ここ数十年は温泉と地元の魚料理を楽しむ観光・保養客が中心になってきた。そして嬉しいことに、多くがリピーターとなって古い宿の建物や、木々の多い小ぢんまりと落ち着く雰囲気を喜んでくれる。庭と建物がマッチした宿は岩室温泉にも少ないのだ。

 小松屋は敷地約500坪。前庭と2つの中庭、自然の山を含む裏庭には、松、梅、モミジなどの木々が茂る。渡り廊下などでつながる建物は建築年代ごとに呼び名を変えていて、もっとも古い広間棟が1914(大正3)年、次いで表座敷棟の25(大正14)年、本館51(昭和26)年、奥座敷棟57(昭和32)年と続く。7つの客室と広間、3カ所の温泉浴室があり、浴室以外のほとんどの部分が登録有形文化財だ。

 館内に入ると、大旅館のようなフロントはない。主人の渡邉浩史さんは「旅籠のようなもの」というのだが、それにしては造りが凝っている。玄関の上がり口には磨かれた欅の一枚板が並び、香炉や屏風を置いた飾りも客を迎えるのに品がいい。表座敷棟は<RUBY CHAR=”蹲”,”つく”><RUBY CHAR=”踞”,”ばい”>という客室だが、数寄屋造りで床柱は<RUBY CHAR=”槐”,”えんじゅ”>。落し掛けや違い棚の筆返しなど、床の間回りに使われている黒柿は、敷地内にあった柿の木から採ったもの。その黒柿の根が床の間に飾られている。柾目の鴨居や長押も美しい。

 広間の松風は神代欅の床柱や黒柿を使った天袋、そして幅が1㍍あまりもある板を並べた天井に目を見張る。床脇の天袋は扉に描かれた金地に植物の絵が鮮やかだ。「建築当時の色だ。顔料がよかったのだろう」というのは先代主人の渡邉紀夫さん。旅館の建材についても「地元の杉を多く使っている。目が詰んでいるので質がいい」と教えてくれた。一級建築士で増築部の設計もしたそうだ。

 細工物では蓬莱の間の障子が面白い。桟格子を植木の棚に見立て、瓢箪が葉とともに彫刻された組子だ。建具づくりで知られる新潟県加茂市の職人が手掛けたという。面皮柱などを使った奥座敷棟や、皮付きの桜木を棹縁天井に用いた紅梅の間もしゃれている。そしていずれの客室も、奥行の浅い床の間が軽快感を生んでいる。

 客室は7室あるが、1日の宿泊客は3―4組に抑えている。そのため館内にゆとりができ、どの客もゆっくり過ごせるようだ。最近目立ってきた外国人にも、1週間ほど滞在した客があったという。主人の浩史さんが握る包丁で作る魚介料理、温泉、そして建物と庭が作る和の雰囲気。日本人にも外国人にもファンが増えつつあるのだろう。

(旅のルポライター 土井 正和)

コラムニスト紹介

旅のルポライター 土井 正和氏

旅のルポライター。全国各地を取材し、フリーで旅の雑誌や新聞、旅行図書などに執筆活動をする。温泉、町並み、食べもの、山歩きといった旅全般を紹介するが、とくに現代日本を作る力となった「近代化遺産」や、それらを保全した「登録有形文化財」に関心が強い。著書に「温泉名山1日トレッキング」ほか。

「味のある街」「シナノゴールド」――信州いいじまマルシェ(東京都三鷹市)

2017年12月3日(日) 配信

 

「信州いいじまマルシェ」のシナノゴールド 500円(3個入り)※金額は変動します▽問い合わせ=長野県上伊那郡飯島町飯島2489▽電話:0265(86)6780。

 11月24日に、東京都三鷹市の三鷹台駅前という好立地にある信州いいじまマルシェで「信州いいじまりんごフェア」が開かれ、飯島町のゆるキャラ「いいちゃん」と、ふるさと大使・津田令子による「マルシェでいいじまクイズ」が行われた。

 信州いいじまマルシェは、2015年4月20日に長野県・飯島町のアンテナショップとしてオープンした。小さな店内には町特産の新鮮な野菜・果物・花・加工品などがズラリと並び、店内に一歩入ると「ふたつのアルプスのみえる飯島町」を思い出すことができるのだ。

 事前の告知もあり、もぎたてのリンゴを求める人や、「クイズで景品ゲット」を願う人とでにぎわった。近くに住むという女性は「新鮮で作った人の顔が見える野菜が届く金曜日が待ち遠しいのよ」と話していた。買い物かごにはすでに、春菊や長ネギ、落花生、黄色が鮮やかなシナノゴールド、淡雪という品種の大きな梨など、新鮮な果物や野菜がたくさん入っている。

 甘味が魅力のシナノゴールド、バランスのとれた味わいの陽光、料理にも使われ、お馴染みの紅玉、リンゴの王様ふじの4種類がズラリと並ぶ脇で、試食のふじをいただいた。「甘~い」。シャキシャキして後を引く。飯島町では、秋から冬には家族そろって「こたつで、リンゴ」だという。まな板と包丁が必須の我が家とは違い果物ナイフさえあれば手のひらに乗せ、マジックのごとくあっというまにお皿を彩るという。

 そうそう、飯島町の自慢や魅力などが分かるクイズ大会も大盛況。80人弱の方が挑戦。身振り手ぶりでヒントを出したり、会場は盛り上がり、結果は全員正解。正解者は外れなしのくじ引きに参加できる。特賞の「飯島産りんごセット」や「御前崎メロン」、2等賞の「御前崎名物亀まんじゅう」や3等賞の「いいちゃんトートバッグ」、「嬬恋村トートバッグ」などを引き当て「わぁ~うれしい。いいんですか~。また来週来るわよ~」と笑顔であふれた。吉祥寺散策の帰りに、飯島町の味と人の温もりが感じられる「信州いいじまマルシェ」を訪ねてみませんか。

(トラベルキャスター 津田令子)

 

コラムニスト紹介

トラベルキャスター 津田令子氏

社団法人日本観光協会旅番組室長を経てフリーの旅行ジャーナリストに。全国約3000カ所を旅する経験から、旅の楽しさを伝えるトラベルキャスターとしてテレビ・ラジオなどに出演する。観光大使や市町村などのアドバイザー、カルチャースクールの講師も務める。NPO法人ふるさとオンリーワンのまち理事長。著書多数。