若者の調査を実施、3年以内の海外旅行経験者は約2割に

2017年11月20日(月) 配信 

若者の海外旅行に関する調査

クロス・マーケティング(五十嵐幹社長、東京都新宿区)はこのほど、全国47都道府県に在住する18~29歳の男女を対象に「若者の海外旅行に関する調査」を実施した。

 18~29歳の若者を対象に、直近3年間の海外旅行経験や、経験有無別の今後の海外旅行意向など、海外旅行に対する実態の把握と意識を明らかにすることを目的に調査した。

調査結果(一部抜粋)

 直近3年間の海外旅行経験では、約77%が「経験なし」と回答。今後の海外旅行意向では、「経験なし」の人で「意向あり」は約55%であるのに対し、「経験あり」の人で「意向あり」は約95%と大きく異なる結果となった。

 直近3年間で海外旅行経験がある人は今後も海外旅行をする意向が強く、趣味として楽しんでいる人が多いことがうかがえる。

図1-1,1-2

 今後の海外旅行意向がある人に、海外旅行で不安・心配なことを聞くと、全体では「治安面」が約47%で最多となった。以下、「言葉の壁」(約38%)、「費用」(約37%)と続く。

 直近3年以内の海外旅行経験有無別でみると、経験がない人と比べて経験がある人の方が、不安・心配と思う割合は低く、とくに「言葉の壁」や「費用」、「パスポートの発行・手続き」といった項目においては、海外旅行経験の有無によって大きく差が開いた。

図2

 

全調査内容

・属性設問 (性別・年代・居住地域・婚姻状況・子どもの有無・職業)

・直近3年間の海外旅行経験(SA)

・直近3年間の海外旅行(SA)

・今後の海外旅行意向(SA)

・海外旅行の不安点・課題点(MA)

・旅行代理店によるWi-Fiルーター貸出サービス利用意向(SA)

調査概要

調査手法:インターネットリサーチ

調査地域:全国47都道府県

調査対象:18~29歳の男女、かつ学生(高校生を除く)、社会人の方

調査期間:2017年6月14日(水)~2017年6月16日(金)

有効回答数:本調査6976サンプル

※調査結果は端数処理のため構成比が100%にならない場合がある

会社概要

会社名:株式会社クロス・マーケティング 

所在地: 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F

設立: 2003年4月1日

代表者: 代表取締役社長兼CEO 五十嵐幹

事業内容 : マーケティングリサーチ事業

まちてんで 「日本のまちに、光をあてろ。」 

2017年11月20日(月) 配信

まちづくりに役立つヒントが詰まった展示(写真は昨年のもの)

「日本のまちに、光をあてろ。」。まちてん2017実行委員会は12月8日(金)、9日(土)、渋谷ヒカリエで、地方創生まちづくりフォーラム「まちてん」を開催。自治体や企業などが一堂に集まり、全国の地方創生事例について課題解決と促進策を考える。

 昨年、2200人を超える関係者が集まった「まちてん」。3回目となる今回も、全国の地方創生事例が100以上寄せられている。「カンファレンス」では、全国各地で地方創生に取り組む40人がそれぞれ事例を紹介。また、「セッション」では、伊藤園や日本郵便などまちてん実行委員会企業9社をはじめ、まちづくりに注力する企業・団体が進めるプロジェクトに関してディスカッションが行われる。地域×企業、地域×大学、地域×社会起業家、企業×企業など、協業・連携するからこそ実現可能なまちづくりの事例やアイデアに注目。

いろいろな企業の取り組みからヒントを(写真は昨年のセッションのようす)

「まちてん」詳細

特別セッション(一例):

「なぜ地方創生に“稼ぐ力”が必要なのか? ~企業の力を地方に活かすには~」

 地方創生には「稼ぐ力」つまり、地方でのまち・ひと・しごとによる経済活性が求められている。それには企業の本業力を生かす共有価値の創造(CSV)が必須。名和高司氏(一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授)を招きCSVの概念を地方創生にどのように生かすべきか、各種企業事例を踏まえながら、企業人には地方創生への取り組みのヒントを、自治体関係者には企業とのコラボレーションの秘訣を伝える。

「なぜ日本一/オンリーワンになれるのか?」

 日本一/オンリーワンの取り組みを行うには、課題解決力が必要。全国でも先進的な取り組みで知られる篠田昭氏 (新潟県新潟市長)、入江嘉則氏(広島県神石高原町長)、太田昇氏(岡山県真庭市長)、肥後正弘氏(宮崎 県小林市長)、山﨑結子氏(青森県外ヶ浜町長)の5人の首長が、日本一の課題解決力を持つまでの過程を披露する。自治体と企業との共創や連携のカタチの成り立ちを浮き彫りにし、成功している自治体の首長だか らこそ話せるまちづくりのヒントを探る。

セッション:

伊藤園「世界的視野と文化で持続可能なまちづくり」

 尾﨑正直高知県知事を招き、企業の本業力を生かして、世界的視野で地域課題解決につなげる地方創生の最前線を、自治体と企業の立場から、それぞれの視点でディスカッション。さらに、グローバルな視点を取り入れ、「持続可能な開発目標(SDGs)」や「文化立国」も踏まえた話を展開する。

 NTTドコモ「地域の未来を創る真のパートナーシップ」

 南三陸町では震災後、民間企業と地域住民、行政が一体となり、新しい産業創造の取組、起業家誘致、育成など、様々な取組が進められている。それらの事例を参考にしながら、今後、さまざまなステークホルダーがお互 いの目的を共有し対話をしながらいかに真のパートナーシップを構築できるのかを探る。

ポニーキャニオン「エンタメでシビックプライド機運醸成!」

 佐賀県広報広聴課「サガプライズ!」による事業「The SAGA Continues…」。明治維新150年佐賀・幕末の英雄、 鍋島直正公の業績を次世代へ訴求するためラップで表現し、話題に。県担当者と参加した人気ラッパー KEN THE 390を招き、その過程、効果を検証・共有する。

展示(一例):

 南信州 下條村

 長野県南部(南信州)のほぼ中央に位置している下條村は、健全な財政運営で、特に子育て支援と移住定住に力 を入れている自治体。リニア中央新幹線が開通すると、東京まで約70分で移動可能になる。共同出展者の道は、自家生産したりんごを醸造し、シードル、リンゴワイン、ジュースの販売、試飲を行う。

 甲州市

 桃・ぶどうとワインの産地甲州市は都心からわずか90分で、移住後もそれまで同様にショッピングや友人との 交流が楽しめる距離にある。保育所待機児童0、中学生までの医療費の実質無料化など子育て支援も充実 。今回は、甲州市ワイン品質審査会(2017年10月30日)での品質審査をクリアし、甲州市推奨ワインの認定をうけた2017新酒(ヌーヴォー)を試飲できる。11月3日に一斉発売解禁されたフレッシュな新酒をぜひ。

 バンダイナムコエンターテイメント

  「BNJ PROJECT」では、太鼓の達人やパックマンをはじめとした同社が保有するオリジナルIP(知的財産)を活 用し、エンターテインメントという側面から地域の活性化の提案などを行っている。

レセプションパーティー:

 まちてん参加者(自治体、企業、大学、社会起業家)たちが一堂に集まるネットワーキングパーティー。

カンファレンス:

5つのテーマを軸にプレゼン

「まちてん」概要

日時:

12月8日(金)午前10:00~午後6:10・12月9日(土)午前9:30~午後6:00

(8日はオープニング・トーク午前9:30~午前10:00、レセプションパーティー  午後6:50~午後8:00)

会場:渋谷ヒカリエ 9F ヒカリエホール(東京都渋谷区渋谷2-21-1)

主催:まちてん2017実行委員会

後援:
内閣府、復興庁、総務省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省、全国知事会、全国市長会、全国町村会(他予定)

内容:オープニング・トーク、カンファレンス、セッション、展示ブース、レセプション・パーティー

入場:無料 ※要登録、レセプション・パーティーは参加費2千円

国内免税店数は4万2千店、クオリティ強化も必要

2017年11月20日(月) 配信

日本国内の免税店が、4万2千店を超えた(写真はイメージ)

観光庁はこのほど、10月1日(日)に免税店数(日本国内)が4万2791店となったことを発表した。4月1日(土)の前回調査からの伸び率は5.6%、2259店舗増えた。

 免税店の増加は、地域での消費額アップをはかるためにも必要不可欠。大手薬局チェーンや、家電量販店、アパレル店など、各事業者の免税対応が相次いでいる。都心部ではスピーディな免税手続きを行う家電量販店も多く見かけるようになった。

 観光庁でも、免税化への期待は大きい。田村明比古観光庁長官は11月15日(水)の定例会見で、「事務手続きが煩雑になっているといった声もある。免税制度への理解を深めるセミナーを行うなどの対策を講じていく」と語った。数が伸びるにつれ、事業者間の競争は必至。今後は「質」の面での取り組み強化も求められそうだ。

 免税店の内訳としては、3大都市圏で2万6347店、3大都市圏を除く地域では1万6444店だった。4月の前回調査と比べ、3大都市圏と除く地域ではそれぞれ約5%の増加となった。日本政府観光局(JNTO)の発表によると、10月までの訪日外国人旅行者数はおよそ2千4百万人。前年と比べ18%以上のプラスとなっており、需要に対応するかたちで店舗数が拡大している。

 なお、10月1日(日)からは全国48店舗で、インバウンド向け酒税免税制度が導入された。今後の動向が気になる。

福島県猪苗代町で、お得な観光商品券を発売

2017年11月20日(月) 配信

猪苗代町の皆さんが来社PR(11月17日)

福島県猪苗代(いなわしろ)町では1セット1万円で、町内100カ所以上の施設で1万2千円分の利用ができるプレミアム商品券「いなチケ」を発売している。

 福島県のほぼ中央に位置する猪苗代・磐梯(ばんだい)エリア。北に磐梯山、南に日本で4番目の広さを誇る猪苗代湖がある。磐梯朝日国立公園の中心地で、磐梯山周辺にはいくつものスキー場が点在している。

 町内では冬季誘客の企画として「いなチケ」の販売に加え、町内に宿泊すると2千円分のクーポン券がもらえる「ゆきいち」、町内6ゲレンデの共通シーズン券(リフト券)なども企画している。

 猪苗代観光商品券「いなチケ」概要

名称:猪苗代観光商品券 (愛称「いなチケ」)

利用期限:2018年3月18日(日)まで

販売:猪苗代観光協会

   〒969-3133 福島県耶麻郡猪苗代町大字千代田字扇田1-4

   TEL:0242(62)2048 営業時間:午前8:30~午後5:30

価格:1セット1万円。(1千円券7枚、500円券10枚の組合せ)

販売数:2800セット限定(売切れ次第終了)

その他:1人5セットまでの販売、猪苗代町民の利用は不可。

ゆきいち

内容:町内の宿泊施設に泊まると、町内140以上の施設で使える2千円のクーポン券(500円×4枚)をプレゼント。

宿泊対象日:2018年1月15日(月)~3月17日(土)

クーポン利用期限:2018年1月15日(月)~3月18日(日)

対象者:県外から猪苗代町を訪れ宿泊をした人(小学生以上、宿泊料金税込6千円以上)※学校団体は対象外

受け取り方法:領収書や宿泊証明書と身分証明書を提示する。

受取場所:猪苗代観光協会・まちのえき「まるしめ」

     〒969-3122  福島県耶麻郡猪苗代町新町4934

     TEL:0242(85)7412

その他:先着5500人まで、いなチケとの併用可能。

猪苗代町全スキー場共通シーズン券

猪苗代スキー場【中央×ミネロ】

滑走可能ゲレンデ:猪苗代スキー場【中央×ミネロ】、猪苗代リゾートスキー場、

         箕輪スキー場、ファミリースノーパークばんだい×2、

         リステルスキーファンタジア、沼尻スキー場

利用期間:2017年11月20日(月)~2018年4月8日(日)<予定>

価格:大人4万円(税込)、子供(小・中学生)1万5千円(同)

問い合わせ:猪苗代観光協会 TEL:0272(62)2048

寒中みそぎ祭り1月に 北海道木古内町の真冬の神事

2017年11月17日(金) 配信

豊漁豊作を願う真冬の神事

北海道・道南の木古内(きこない)町で2018年1月13日(土)~15日(月)に、天保2(1831)年から続く真冬の神事「寒中みそぎ祭り」が行われる。

 毎年、「行修者(ぎょうしゅうしゃ)」と呼ばれる4人の若者が、1月13日(土)から町内の佐女川(さめがわ)神社にこもり、いく度となく冷水で身を清め、15日(月)には、みそぎ浜で厳寒の津軽海峡に飛び込み、御神体を清めて1年の豊漁豊作を祈願する。この際に行修者が身を清める冷水や津軽海峡の水しぶきを浴びると、無業息災のご利益があると言われている。

 期間中は「寒中みそぎフェスティバル」も開かれ、北海道新幹線・木古内前通りの「イルミネーション」や14日(日)夜の「冬花火の舞」、「かがり火」、「ワックスキャンドル」など、木古内の町をさまざまな明かりで照らす。

 一昨年の全国の品評会で日本一に輝いた特産「はこだて和牛」の魅了フェアや郷土料理「こうこう汁」、「みそぎ鍋」など、地元を代表するグルメの数々も楽しめる。

開催概要

道の駅「みそぎの郷きこない」では連携イベントも

期間:2018年1月13日(土)~15日(月)

   (フェスティバルは14日(日)の夕方~15日(月)に開催)

会場:佐女川神社、みそぎ公園ほか

駐車場:会場周辺に無料駐車場を用意

問い合わせ:木古内町観光協会 

      TEL:01392(6)7357 (受付:平日午前9:00-午後5時)

 

寒中みそぎ祭り

次回で188回目を迎える

 「寒中みそぎ」が始まったのは1831年。

 この年、神社守の夢枕に「御神体を潔(きよ)めよ」とのお告げがあり、目を覚ますと寒気肌さす1月15日の早朝だった。神社守は直ちに真下を流れる佐女川の氷を打ち砕き、身を切るような冷水で自身を清め御神体を抱いて海岸にのぞむと、河口に大鮫が波に打たれ、その背中の上に美しい白衣をまとった女性の姿が見えた。

 「あぁ、聖なる神の使者」と信じ、御神体をいく度となく沐浴し、ふと見ると女性の姿は見えず、大鮫は川の上流へ上がり小さな沼に消されたという。その年から、豊漁豊作が続いて村は大変にぎわったといわれている。

 以来、行修者と呼ばれる4人の若者が1月13日から佐女川神社に籠もり、昼夜問わず真水で何度も自身の身体を清め、毎年1月15日に別当・稲荷・山の神・弁財天の4体の御神体を抱き、厳寒の津軽海峡に飛び込み、その年の豊漁・豊作を祈願する伝統行事として引き継がれている。来年で188回目を迎える。

“冬の贅沢麺”集結!「東京ラーメン国技館 舞」で冬期限定メニューが登場

2017年11月17日(金) 配信 

頑者NEXTLEVEL「ローストビーフつけめん」

「アクアシティお台場」の館内5Fにある「東京ラーメン国技館 舞」は、6店舗限定の冬季メニューを2017年12月1日(金)から販売する。

 「東京ラーメン国技館 舞」は連日、国内外から多くの人が来場しにぎわいを見せている。とくに、各店舗で提供しているお台場でしか食べることができない限定ラーメンは、平日昼過ぎに完売するものもあるほど好評。そんななか、毎回大変人気となる期間限定ラーメンを、今冬も販売することが決定した。

 メニューはすべて2千円(税込)以上。高級食材をスープやトッピングに贅沢に用いた特別メニューを、日本全国の人気店が自信を持って届ける。冬ならではのオリジナルラーメンを味わえる。

「東京ラーメン国技館 舞」限定 冬季メニュー

冬季限定メニューの販売期間:

2017年12月1日(金)~2018年2月(予定)※店舗により異なる

※掲載内容は予告なく変更、または中止となる場合あり

※限定メニューの販売予定数量は店舗により異なる

頑者NEXTLEVEL「ローストビーフつけめん」

頑者NEXTLEVEL「ローストビーフつけめん」

「豚骨、煮干し、鶏ガラをたっぷり使用した超濃厚魚介豚骨スープが特徴。相性のいいローストビーフを一緒に食べると美味しさ倍増です。」

2千円(税込)※1日限定10食

 

気むずかし家「ローストビーフらーめんwith タルタルソース(エビ入)」

気むずかし家「ローストビーフらーめんwith-タルタルソース(エビ入)」

「14時間かけて煮込んだ鶏白湯スープにもやしをたっぷりのせ、さらに国産牛のローストビーフを山のように盛り付けたお肉ラーメンです。」

2千円(税込)※1日限定10食

せたが屋「王者の神戸牛ラーメン」

せたが屋「王者の神戸牛ラーメン」

「神戸牛の中でも最高ランクの部位を特製ダレに3日以上漬け込んだ圧巻の肩ロースチャーシューは絶品!肉にこだわった贅沢なラーメンです。」

2,200円(税込)※1日限定10食

 

二代目 博多 だるま「トリュフ薫ワンタン麺」

二代目 博多 だるま「トリュフ薫ワンタン麺」

「和風の出汁で香りを引き立たせたトリュフ入りのワンタンに、さらにトリュフをふりかけ、トリュフの香りをふんだんにお楽しみいただけるラーメンにしあがりました。」

2千円(税込)※1日限定10食

 

金澤濃厚豚骨ラーメン 神仙「豪華絢爛 蟹海老牛豚骨ラーメン」

札幌 みその「豪華伊勢海老味噌らーめん」

「3日間強火で炊き込んだ濃厚豚骨スープをベースにし、盛り付けには蟹、海老、牛肉を贅沢に使用。盛り付けの最後に金箔をふりかけ、鮮やかな豪華さを演出!」

2,500円(税込)※1日限定30食

 

札幌 みその「豪華伊勢海老味噌らーめん」

金澤濃厚豚骨ラーメン 神仙「豪華絢爛 蟹海老牛豚骨ラーメン」

「伊勢海老をまるごと1本使用した豪快なラーメン。スープは伊勢海老の旨みがたっぷりと詰まった味噌味に仕上げました。」

2,500円(税込)

 

「東京ラーメン国技館 舞」WEBサイト

2期ぶりの増収増益に JTB中間連結決算

2017年11月17日(金)  配信

木村岳志取締役財務部長

ジェーティービー(髙橋広行社長)は2017年11月17日(金)、2018年3月期第2四半期(17年4~9月期)の連結決算を発表。売上高は前年同期比0.3%増の6578億円、営業利益は同58.7%増の72億円、経常利益は同60.3%増の98億円、当期純利益は77.3%増の66億円となり2期ぶりの増収増益となった。海外旅行の「ルックJTB」が、ヨーロッパ方面を中心に回復基調にあり、ハワイ方面も堅調に推移したことなどから全体を牽引したとみられる。

 事業別では、国内旅行はエースJTBが、九州方面が前期熊本地震による減少からの反動で、同29.2%増と大幅に増加したものの、他の方面が伸びず全体では0.3%減となった。法人営業では、伊勢志摩サミットの反動による減少はあったが、MICEや教育旅行の拡大により、同0.4%減とほぼ前期並みを確保した。国内旅行の売上高は同0.5%減の3034億円と、17億円の減収となった。

 海外旅行は、市場の回復に伴いグループとして最も力を入れて取り組んできたヨーロッパ方面が回復基調にあり、ハワイも堅調に推移した。その結果ルックJTBの売上高は同2.5%増となり4期ぶりの増収となった。また、ヨーロッパが回復したことにより、売上総利益率も回復し、今期の増益に貢献した。法人営業はリオデジャネイロオリンピック・パラリンピックの反動で同8.4%減と大きく減少したが、シンガポール政府観光局と民間企業で初となるMOU(協力覚書)を締結したことで、シンガポールへの誘客を強化。売上を拡大することができた。海外旅行の売上高は同3.1%減の2266億円と72億円の減収となったが、売上総利益率は52億円を確保した。

 訪日旅行は、急速なFIT化に対応するため取り組みを強化したが、マーケットの変化に十分対応できず、売上高は同1.2%減の369億円と5億円の減収となり、初めてマイナスを記録した。同日行われた会見で、訪日旅行が減収となった要因について木村岳志取締役財務部長は「従来取引を行っていた中国・台湾の旅行エージェントが価格競争などで苦戦したことによる影響を受けた」とコメントした。

出国税導入について語る「人流に影響しない範囲での徴収額設定を」

 会見後の質疑応答では、先般議論が繰り広げられている「出国税」への見解を求める意見が出され、今井敏行常務取締役国内事業本部長は「海外旅行はこの2年間だいぶ苦戦してきたなかで、現在徐々に上向き傾向にある。しかし、若年層の出国は未だ増えているとは言い難い。出国税を導入するにせよ、人流に影響しない範囲で徴収額を設定してもらいたい」とコメント。

 また、徴収方法として事実上、旅行会社が徴収代行者になることに関して、「システムの改善や旅行者への説明・徴収、クレジットカード一括払いのときの手数料など、やらなければいけないことが非常に多く負担は大きい。あらゆる面での配慮をお願いしたい」と回答した。

DIMEトレンド大賞 JR西日本「瑞風」が部門賞を受賞

2017年11月17日(金)  配信

TWILIGHT EXPRESS 瑞風

JR西日本の「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」が第30回「小学館DIMEトレンド大賞」の「レジャー・エンターテインメント賞」を受賞した。

 JR西日本では、中期経営計画2017で地域共生企業となることを掲げ、地域と一体となった観光振興の推進を目指している。この取り組みのひとつとして、今年6月17日に運行を開始した「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」が、JR東日本が運行する「TRAIN SUITE 四季島」とともに、「第30 回小学館DIME トレンド大賞」のレジャー・エンターテインメント部門で「豪華寝台列車」として 「レジャー・エンターテインメント賞」を受賞した。

受賞理由(コメント)

授賞式のようす

 「スピードや効率が求められ、いつの時代からか鉄道は『移動』するための道具となってしまっていました。そんななか、特別な客室と極上のおもてなしで各地を運行し、鉄道による『旅』の魅力を再認識させてくれました。」

「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」について

ロイヤルツイン
展望車

 コンセプトは「美しい日本をホテルが走る。~上質さの中に懐かしさを~」。

 JR西日本エリアには、日本の原風景とも言える、京都や松江、出雲や宮島などの歴史・文化が豊かな地域や、日本海や大山、瀬戸内海の多島美などの美しい自然が数多くある。

 これらの美しい日本の姿を再発見する旅を、この特別な旅にふさわしい上質な空間とともに楽しむことをご提案している。

 列車全体のデザインテーマは「上質さの中の懐かしさ」。

 非日常的で洗練されたホテルのような空間に、どことなく懐かしさが感じられるデザインを配した車内に身をゆだね、流れゆく車窓を眺めながらくつろぐことで、改めて、美しい日本の素晴らしさと鉄道の旅の魅力を感じることができる列車として運行している。

TWILIGHT EXPRESS 瑞風 MIZUKAZE
http://twilightexpress-mizukaze.jp/index.html
2017年6月17日(土) 運行開始。美しい日本をホテルが走る。

浅草の隠れた名所で夜さくら紅葉をライトアップ

2017年11月17日(金) 配信

インスタ映え抜群。夜さくら紅葉をライトアップ

夜さくら紅葉×スカイツリー×人力車×猪牙舟「ちょきぶね)が絶好のアングルに収まる。奥浅草観光協会は、2017年11月17(金)から11月26日(日)まで、山谷堀公園(さんやぼり)のさくら紅葉をライトアップする山谷掘紅葉回廊を行う。

 東京・浅草にある「山谷掘公園」は、元は王子の音無川から隅田川に続く水路。江戸時代には猪牙舟でこの水路を通って吉原に行くことが、贅沢な遊びとして流行したと伝えられ、今も多くの浮世絵に繁栄したころのようすが残されている。「山谷掘紅葉回廊」期間中は、公園内に装飾された人力車と猪牙舟を配置し、それぞれに乗った上で東京スカイツリーをバックに夜さくら紅葉との撮影を楽しめる。

2017年桜回廊の1コマ(ライトアップ)

開催概要

開催期間:2017年11月17日(金)~11月26日(日) 

人力車乗車撮影:11月17日(金)~11月19日(日) ※(予定)

猪牙舟乗船撮影:11月17日(金)~11月26日(日) ※期間中実施

地元屋台出店:

11月18日(土)19日(日)25日(土)26日(日)・午後 4:00~午後9:00(予定)

開催時間:午後4:30~午後10:00

開催場所:

山谷掘公園・台東区浅草7-4(今戸橋)から台東区浅草7-8(聖天橋)までの間

アクセス:

東京メトロ、都営地下鉄、東武スカイツリーライン「浅草駅」より徒歩15分

つくばエクスプレス「浅草駅」より徒歩15分

問合せ:2017 奥浅草 山谷掘紅葉回廊 運営事務局

TEL:03-3839-5229

2017 奥浅草 山谷堀紅葉回廊
http://www.oku-asakusa.com/news/2017-sanyabori
2017年11月17日(金)〜26日(日)までの期間、奥浅草のかくれたスポット「山谷堀公園」をライトアップ致します。 江戸の時代、猪牙舟でこの水路を通って吉原の遊郭に遊びにいくことが、贅沢な遊びとして流行ったと伝えられています。 今回はその猪牙舟を再現し...

レゴランドのXmas、ツリーはブロック60万個

2017年11月17日(金) 配信

レゴランドジャパンは、来年1月までクリスマスイベントを行う

レゴランドジャパンは来年1月8日(月・祝)まで、クリスマスイベント「BricXmas」を行う。60万個以上のレゴブロックでつくられたクリスマスツリーが登場する。

 特設会場を設け、キャラクターたちによる、クリスマス特別ショー「リンギング・フレンドシップ・パーティ」を開催する。キャラクターたちと安心して触れ合える環境をつくり、子供たちに良き冬の思い出を提供する。併設するマーケットでは、ホットワイン(子供用)やクリスマスパイを販売する。

 9月18日(月)に来園者数が100万人を突破したレゴランドジャパン。11月上旬までに開いたハロウィンイベントも好評だった。ターゲットを2~12歳の子供とその家族に据えた戦略は今後も続く見通しで、200万人突破を目指す。