JATA、オンライン研修導入へ 配信期間中は繰り返し視聴可能

2020年5月20日(水) 配信

オンライン研修のイメージ

 日本旅行業協会(JATA)は5月19日(火)、今年度の総合旅行業務取扱管理者研修を動画配信形式で実施することを決めた。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、従来の集合研修からオンライン研修に変更するとともに、同協会の取り組みを今後の参考にしてもらいたい考え。

 配信期間は、5月16日(土)~6月15日(月)まで行う。休憩などをせずに視聴した場合の動画時間は、最短で約3時間、もっとも長い科目で約6時間を要する。受講生はライフスタイルに合わせて再生することが可能で、繰り返し視聴できる仕組みとなっている。

 なお、終了テストは6月21日(日)実施予定で、関係する科目の動画視聴が受験の条件となる。

20年4月の訪日外客数、前年同月比99.9%減 過去最少の2900人に JNTO発表

2020年5月20日(水) 配信

イメージ

 日本政府観光局(JNTO)は5月20日(水)、2020年4月の訪日外客数(推計値)が前年同月比99.9%減の2900人だったと発表した。7カ月連続で前年同月を下回り、JNTOが統計を取り始めた1964年以降、単月の訪日外客数として過去最少となった。

 新型コロナウイルス感染拡大により、各国で海外渡航制限や外出禁止などの措置が取られ、日本でも査証無効化などの対象国を拡大したことなどから、22市場すべてで訪日外客数がほぼゼロに近い数字となった。

【東京都】バス事業者向けにコロナ対策を支援 安全対策や風評対策に

2020年5月20日(水)配信

観光バス(イメージ)

 東京都と東京観光財団は、都内に営業所があるバス事業者などを対象に、安全・安心確保緊急支援事業(新型コロナウイルス感染症緊急対策)の募集開始した。申請期間は2020年11月30日(月)まで。

 おもな補助対象経費は(1)観光バス等の乗客及び乗務員双方の安全安心を確保するための事業(バス車両内において感染症の拡大防止のための備品調達(感染防止仕切り板、サーモグラフィー)など、(2)バスなどに係る風評被害払拭のための広告宣伝などの事業にかかるもの。補助率・補助限度額は事業経費の4/5以内で、補助限度額は1台当たり8万円。事業の実施期間は21年1月15日(金)まで。募集期間中でも申請額が予算に達した場合は終了する。

緊急事態宣言解除後にしたいこと1位に「宿泊を伴う国内旅行」

2020年5月20日(水) 配信

緊急事態宣言解除後に最もしたいこと(単一回答)

 クロス・マーケティング(五十嵐幹社長、東京都新宿区)が5月15~17日に実施した第5回「新型コロナウイルス生活影響度調査」によると緊急事態宣言解除後に最もしたいこと1位は「宿泊を伴う国内旅行」だった。

 5月14日に39県で緊急事態宣言解除されたことを受け、これまで4回行われていた調査の項目に「緊急事態宣言解除後にしたいこと」を追加し、全国47都道府県に在住する20~69歳の男女2500人を対象に実施した。

  年代別では、30、40、50、60代において「宿泊を伴う国内旅行」が1位となり、年齢が高いほど旅行を求める傾向が見られた。

緊急事態宣言解除後にしたいこと(複数回答)

 複数回答の緊急事態宣言解除後にしたいことでも「宿泊を伴う国内旅行」が2位となっており、宣言の解除に伴い旅行の需要が高まっていくことが期待できる。

ヒルトン、中国本土の全ホテルの営業を再開 業界をリードする新たな衛生・消毒基準も導入

2020年5月20日(水) 配信

衛生基準「ヒルトン・クリーンステイ・ウィズ・Lysolプロテクションも導入

 ヒルトン アジア太平洋地域(アラン・ワッツアジア太平洋地域社長、シンガポール)は5月18日(水)、新型コロナウィルス感染症の流行に伴い休業していた中国本土150軒のホテルすべてが営業を再開したと発表した。

 ワッツ氏は、「中国本土の全ホテルでの営業再開は、ビジネス回復に向けての重要なマイルストーンであり、本日の発表に至ったことは大変嬉しく思います。中国では、国内旅行需要は徐々に回復傾向にあり、アジア太平洋地域でも規制緩和が開始されたことから、回復の兆しが見えてきました。『ヒルトン・クリーンステイ』プログラムを導入し、業界をリードする新たな衛生・消毒基準をもって、お客様に安心してホテルをご利用いただける日が来ることを楽しみにしています」とコメントを発表した。

 同社が導入した新たな衛生基準「ヒルトン・クリーンステイ・ウィズ・Lysolプロテクション」は、すでにヒルトングループのホテルで採用されている医療レベルの洗浄製品と高度な清掃手順による高水準のハウスキーピングと、衛生管理をさらに徹底させるプログラム。ホスピタリティ業界で初めて、ライゾールやデトールなどの洗浄・消毒製品メーカーであるRB社と、全米屈指の医療機関であるメイヨー・クリニックが協力した。

 ヒルトンが有する18のブランド、6100軒以上のどのホテルに滞在する際も、宿泊客が安心して利用できることが目標で、客室やレストラン、フィットネスルーム、その他のパブリックスペースで、滞在中に利用者が目にするすべての衛生面に重点を置く。

クラブツーリズム、新社長に酒井博執行役員昇格へ KNT-CTHDでは取締役に就任

2020年5月20日(水) 配信

クラブツーリズムの社長に就任する酒井博執行役員

  KNT-CTホールディングス(KNT-CTHD)は5月13日(水)に取締役会を開き、新たな役員人事を内定した。クラブツーリズムの取締役社長に、酒井博執行役員(KNT-CTHD執行役員)が昇格するとともに、KNT-CTHDの取締役に就任する。

 小山佳延取締役社長(KNT-CTHD常務取締役)は、KNT-CTHDの代表取締役専務に就く。いずれも617日(水)開催予定の株主総会と取締役会で正式決定する。

 

酒井 博氏(さかい・ひろし)

 1968年生まれ。92年近畿日本ツーリスト(現KNT-CTホールディングス)入社。2017年執行役員事業戦略統括部国内旅行部長、クラブツーリズム執行役員営業本部部長などを歴任。18年から執行役員グループ事業推進本部国内旅行部長、クラブツーリズム執行役員テーマ旅行本部部長。

【にっぽん旬旅】~動画で各地の魅力紹介~鹿児島県南さつま市~

2020年5月20日(水)配信

 「南さつま海道八景」は、鹿児島県南さつま市内国道226号沿線から眺望できる雄大な自然や文化遺産など、南さつま市の代表的な8つの景観です。

1)高崎山展望所から見る薩摩半島と崎ノ山一帯
 甑島(こしきじま)、江口浜、吹上浜、桜島から南さつま市の代表的な山々を、パノラマの景観で楽しめます。

2)谷山展望所から見る段々畑
 先人たちの知恵によって作り出された段々畑を見ることができます。

3)後浜(うしろはま)展望所から見る野間岬一帯
 野間岬に沈むスケールの大きい夕日を見ることができます。

4)笠沙(かささ)美術館展望所から見る沖秋目(おきあきめ)島
 まるで怪獣が横たわっているかのような雄大な姿で、訪れた人を迎えてくれます。

5)落水展望所から見る亀ヶ丘岩壁
 亀の形に切り立った崖である亀ヶ丘岩壁を見ることができます。

6)丸木﨑(まるきざき)展望所から見る泊浦一帯
 美しいリアス式海岸の自然美が広がっており、水平線の彼方に沈む夕日の光景は神秘的です。

7)輝津館(きしんかん)展望所から見る双剣石(そうけんせき)周辺
 天に向かって剣の様にそびえ立つ双剣石が見られます。この景観に加え、文化・歴史的背景が評価され、国の名勝「坊津」として指定されています。

8)耳取峠(みみとりとうげ)展望所から見る枕崎市街地と開聞岳
 南さつま海道八景の中では、代表的な朝日の絶景スポットです。

南さつま海道八景

自然豊かなリゾート地を職場に 星野リゾート、テレワークステイができる長期滞在プランを強化

2020年5月19日(火) 配信

リゾートテレワーク(イメージ)

 星野リゾート(星野佳路代表、長野県・軽井沢町)はこのほど、当面の間、「3つの密(密閉、密集、密接)」を回避したテレワークステイができる長期滞在プランを強化すると発表した。自宅での仕事に不便を感じている人に向け、自然豊かなリゾート地を職場と同じ環境にし、安心して仕事ができる滞在を提案する。

 館内のパブリックスペースには無料の無線Wi-Fiを完備し、会議や電話用の個室環境(無料/一部の施設で対応)を整備。パブリックスペースは、チェックイン前、チェックアウト後でも利用できる。

 施設によっては、仕事の休憩時や仕事終了後に体を動かす環境として、スパやマッサージ、ストレッチ、アクティビティを用意する。

 リゾナーレブランド5施設には、Books&Cafe、プール、キッズルーム、託児サービス、キッズアクティビティがあり、子供連れでも安心したテレワークステイが可能だ。

 食事は、朝食、昼食(一部の施設は近隣)、夕食ともにその土地でしか味わえない海の幸、山の幸をコースやお膳などさまざまなスタイルで提供。施設近隣は、コンビニエンスストア、スーパーマーケットや、銀行、郵便局、医療機関などあり、自宅テレワークと同じ感覚で生活することができるという(各施設ごとに内容が異なる)。

ぴったりリゾテレステイをマトリクス図で案内

「城びと」会員が1万人突破 プレゼントキャンペーン始める

2020年5月19日(火)配信

抽選でオリジナルグッズをプレゼント

 東北新社(二宮清隆社長、東京都港区)が運営する城情報Webメディア「城びと」は、2020年5月に会員登録者数1万人を突破した。同社はこれを記念して5月19日(火)、城びとオリジナルグッズをプレゼントする「“1万人の城びと”ありがとうキャンペーン」を始めた。

 5月31日(日)までに「城びと」に会員登録した人の中から、抽選で「城びとポケット御城印帳」や、今回特別に制作する「城びと1万人ありがとう御城印」など、城びとオリジナルグッズをプレゼントする。

 また、キャンペーンページでは、これまでに会員が投稿した城の口コミをピックアップし紹介する。日本全国の城に足を運んだファンの人々の城めぐりのようすや、ファンならではの城情報を閲覧できる。

 「城びと」は、お城のスペシャリストによる城や歴史に関する記事や、日本全国の城情報を閲覧できる、城の魅力を発信するWEBメディア。会員登録をすることで、訪れた城に関する記録や口コミの投稿、城のスペシャリストによる会員限定記事が読める。さらに、「城びと」オリジナルイベントを開催するなど、これまで城に関するさまざまなコンテンツの発信を行っている。

【にっぽん旬旅】~動画で各地の魅力紹介~茨城県・つくば牡丹園~

2020年5月19日(火)配信

 約6万株の牡丹・シャクヤクを誇る世界最大級の牡丹庭園「つくば牡丹園」(茨城県つくば市)は、新型コロナウイルスの影響で今年は短縮営業で開園しているが、現時点でシャクヤク4万株以上が開花し、満開を迎えている。今年は牡丹園に見に行けないというファン向けのオンライン企画として、“水面に浮かぶシャクヤク”のようすを動画で配信している。

 動画では、園に協力する熟練シャクヤク農家さんの畑でのようすなど、普段は見られない舞台裏も公開。美しく咲き誇る花たちを有効活用し、今年も「つくば牡丹園」の水面を美しく彩っている。

 応援してくれる人へ感謝の気持ちを込め期間限定で、来年の前売り入場券を割引価格でオンライン販売する。感謝のポストカードを添えて、来年3月ごろにチケットを郵送する。

水面に浮かぶシャクヤク8,000輪