志摩スペイン村、9月18日から「ハロウィーンフィエスタ」、人気アニメとのコラボ企画も

2026年8月17日(月) 配信

「モンスターパンプキン」のイメージ

 三重県志摩市の「志摩スペイン村」は9月18日(金)から11月2日(月)まで、「ハロウィンフィエスタ」を開催する。期間中はハロウィーン限定のフォトスポットやグリーティング、グルメ、グッズなどが登場。人気アニメ『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』とのコラボイベントも同期間に実施する。

 ハロウィーンフィエスタでは、エスパーニャ通りに高さ4メートルのオバケカボチャのモニュメント「モンスターパンプキン」を設置。10月3日(土)から11月1日(日)までの土・日・祝日には、ハロウィーン衣装のキャストと写真撮影が楽しめる「ハロウィーングリーティング」を実施する。

 フォトハウス「フォト ファンタスティカ」では、ハロウィーン衣装や子ども向けドレスのレンタルを実施。異国情緒あふれる園内の街並みや期間限定のフォトスポットを舞台に、来園者が気軽に仮装を楽しめる機会を提供する。

 アニメとのコラボ企画「銀河特急 ミルキー☆サブウェイ 臨時特急 志摩スペイン村行き」では、スタンプラリーやコラボアトラクションの実施のほか、限定グッズやメニューを販売する。

 さらに、9月19日(土)~22日(火・祝)までのシルバーウイーク4日間は営業時間を午後8時まで延長。イルミネーションで彩るナイトパレード「エスパーニャカーニバル“ブエン ビアヘ”」を同7時20分から約25分間実施する。

リッチモンドホテル那覇久茂地、全館リニューアルオープン 沖縄の海感じる館内に

2026年8月17日(月) 配信

館内イメージ

 ロイヤルグループのホテルチェーン「リッチモンドホテルズ」の「リッチモンドホテル那覇久茂地」(沖縄県那覇市)はこのほど、全館リニューアルオープンした。館内デザインや朝食、ラウンジサービスを見直し、那覇市中心部で沖縄の地域性を取り入れた滞在を提供する。

 リニューアルでは、潮の満ち引きを表す「The tides」をコンセプトに、かつて干潟だった土地の記憶を空間デザインに反映した。白を基調とした館内に海をイメージした青を取り入れ、ロビーには150インチの大型モニターを設置した。全225室の客室にはシモンズ社製ベッドを採用し、羽毛布団全体をシーツで包み込むデュベスタイルを取り入れた。

 直営レストラン「テラスブルー」では、沖縄そばや天ぷらをライブキッチンで提供するほか、ゴーヤーチャンプルー、ゆし豆腐など沖縄名物を含むビュッフェ形式の朝食を用意する。

 朝食の営業時間は6時30分~10時30分までで、料金は大人2000円、6~12歳までの子供1000円、5歳以下は無料。席数は61席で、宿泊者以外も利用できる。ラウンジは午後1~8時まで営業し、宿泊者は無料、宿泊者以外は700円で利用できる。

 同ホテルは沖縄県那覇市久茂地2-23-12にあり、沖縄都市モノレール美栄橋駅から徒歩2分。運営会社はアールエヌティーホテルズ。

令和トラベル、海外eSIM発売 旅行予約のほか通信環境まで一気通貫でサポート

2026年8月17日(月) 配信 

 令和トラベル(篠塚孝哉社長、東京都渋谷区)はこのほど、海外旅行中にインターネット通信を利用できる海外eSIM「NEWT eSIM」を売り出した。

 海外旅行中に地図検索、メッセージ、SNS、翻訳、配車、決済などをスマートフォンで行う人が多いなか、オンラインで購入・設定でき、現地到着後すぐに通信を開始できる海外eSIMを発売することで、海外旅行の予約だけでなく、通信環境づくりまで一気通貫でサポートし、より快適な旅行体験を提供する。

 NEWT eSIMは、世界215以上の国・エリアに対応し、韓国では5日間以上の利用で1日あたり100円以下から利用可能となっている。同社はeSIM価格の最大5%をNEWTポイントとして還元。購入から接続まで24時間365日サポートする。

富士本栖湖リゾート「虹の花まつり」、8月29日から計45日間

2026年8月17日(月) 配信 

フォトスポット「虹色の海を旅する小舟」(昨年度の写真)

 富士急グループのピカ(山梨県富士吉田市)は、「富士芝桜まつり」の会場として知られる富士本栖湖リゾート(山梨県・富士河口湖町)で、8月29日(土)から約8万株の彩り豊かな花々が楽しめる「虹の花まつり2026」を開催する。

 「虹の花まつり」は、今年で5年目を迎える富士山麓の秋のフラワーイベント。春には芝桜で一面をピンクに染めた会場が、秋はお色直しをして雄大な富士山を背景に、ジニアやルドベキアなど10品種、約8万株の花々が彩る豊かな花景色へと装いを変える。

フォトスポット「わんこと花空さんぽ」イメージ

 開催期間中、愛犬と一緒に園内を楽しめるようペットの入園料は無料となり、リード着用で園内を一緒に散策できるほか、花景色を望むドッグランやワンちゃん用メニュー、新フォトスポット「わんこと花空さんぽ」も登場する。

 また、同会場内の「ピーターラビット™ イングリッシュガーデン」では、約300種類の草花が見ごろを迎え、夏から秋にかけて移り変わる植物の表情や、花と葉が織りなす生命力あふれる美しい景観を楽しめる。期間中には、ピーターラビットの誕生日を記念したイベントやキャンペーンも実施。誕生日デザインのポストカード配布(条件あり)のほか、グリーティングや限定グッズの販売、自宅で楽しめるハーブ栽培キットを進呈するキャンペーンも実施する。

 開催期間は10月12日(月・祝)までの計45日間。期間中無休で開花状況により変動あり。営業時間は午前8時~午後4時。

 入園料は中学生以上1000円、3歳以上の子供500円、ペット無料。通常価格よりお得な前売りチケットも販売する。

27年1月、北海道・すすきのエリアに新ホテル開業 サムティホールディングス

2026年8月17日(月) 配信

ホテル外観イメージ

 サムティホールディングス(小川靖展社長、大阪府大阪市)は2027年1月下旬に北海道札幌市のすすきのエリアに「(仮称)エスペリアホテル札幌」を開業する。同社グループのサムティホテルマネジメントが運営を担う8軒目のホテルとなる。すでに公式サイトをオープンし、宿泊予約を開始した。

 同ホテルは札幌市営地下鉄南北線「大通」駅から徒歩約5分、「すすきの」駅から徒歩約3分の立地。大通公園や札幌市時計台、さっぽろテレビ塔、二条市場など札幌を代表する観光スポットへのアクセスに優れ、観光・ビジネス双方の拠点としての利用を見込む。

 客室数は全196室で、地上13階建て。1階は北海道食材を使った料理を提供するレストラン、2階にフロント・ロビーと大浴場、3~13階が客室。1人からファミリー・グループまで幅広いニーズに対応し、コネクティングルームなども用意する。

読売旅行、「わんぱバス」運行 東京・丸の内で出発式開く

2026年8月17日(月) 配信 

テープカットのようす

 読売旅行(岩上秀憲社長)は8月16日(日)、子供向け旅行ブランド「よみうりKoDoMoわんぱクラブ」の本格運用開始を記念し、東京・丸の内でブランド専用ラッピングバス「わんぱバス」のお披露目と出発式を行った。

 出発式は、静岡・西伊豆で過ごす「透明度バツグン西伊豆シュノーケリング教室&川遊び&プール遊び わくわく小学校にお泊りキャンプ3日間」の出発前に、丸の内鍛冶橋駐車場で開いた。参加した子供の代表2人と読売旅行、バス会社の代表各1人の計4人でテープカットと記念撮影を行い、計42人の子供たちを乗せて出発した。

 「よみうりKoDoMoわんぱクラブ」は、小学生2~6年生を対象とした子供だけのツアープログラム。仲間との時間の共有や生活の自立を目的に、旅行に加えてグループ活動や自然体験など、多彩なジャンルの体験を実施する。

 随行スタッフは読売旅行の社員を中心に、同社専属添乗員など団体ツアー引率の経験豊富なメンバーが担当。スタッフは救命救急の技能認定を受けており、子供の安全と安心を最優先に、旅先で安心して過ごせる環境づくりを心掛ける。

 わんぱバスは今後、よみうりKoDoMoわんぱクラブのバスツアーのほか、読売旅行が主催する東京都内発着の旅行商品でも運行する。

楽天トラベルサービス、ねっぱん!が宿泊・入湯税管理を自動化 自治体ごとの制度や改正に対応

2026年8月17日(月) 配信 

アップデートのイメージ

 楽天トラベルサービス(髙野芳行社長、東京都世田谷区)はこのほど、提供するクラウド型宿泊管理システム「ねっぱん!イージー会計」において、宿泊税機能の新規追加と入湯税機能のアップデートを行った。宿泊施設の業務負担軽減と生産性向上をはかり、本来のサービスの提供に注力できる環境づくりを支援する。

 今回は、入湯税の定額制・段階的定額制など自治体ごとに異なる宿泊税制度や税率・税額を予めシステムに搭載。同システムは、OTAや直販サイトなど、異なる宿泊料金に応じた正確な税額計算を行う。自治体の新規導入や税制改正にも対応する。

 さらに、同社は自治体への申告に必要な人数・税額を月別・税種別に自動集計する宿泊税集計表と入湯税集計表を搭載した。

 

ジャルパック、「大曲の花火-秋の章-」鑑賞ツアーを販売中 

2026年8月17日(月) 配信

イス席でゆったり「劇場型花火」を堪能

 ジャルパックは10月3日(土)に秋田県大仙市で開かれる「大曲の花火-秋の章-」を鑑賞するツアーを売り出している。専用のイス席からゆったりと「劇場型花火」が堪能できる。

 同花火大会は100年以上の歴史があり、なかでも毎年10月に開催される秋の大会は、ショーとして“見せる花火”にこだわっている特別なプログラムが特徴。日本を代表する花火師たちが手掛ける芸術玉や、地元の花火師による年ごとのテーマを映し出す「劇場型花火」が楽しめる。

 ツアーは自由度が高い「フリーコース」と角館エリアを貸切バスで巡る「観光付きコース」を設け、それぞれ2日間・3日間を用意した。花火大会へは秋田市内から会場まで、専用の貸切バスで直行。現地係員が同行し、スムーズに案内する。また、鑑賞を盛り上げるオリジナルグッズをJALオリジナルデザインのエコバッグに入れて用意する。

 旅行代金の目安は、羽田発の2人1室利用で観光付きコース2日間が8万2700円、フリーコースが7万900円。

 販売は9月3日(木)の午前10時まで。出発地は全国で、最小催行人数は55人。

「観光革命」地球規模の構造的変化(297)ー最終回ー フューチャーデザインの必要性

2026年8月16日(日) 配信

 日本で今フューチャーデザイン(FD)の重要性が認識されつつある。FDとはさまざまな課題に対して現役世代だけでなく、その課題の影響が及ぶ将来世代の立場も考慮して議論する取り組みのことだ。FDの具体例として、岩手県・矢巾町の事例を紹介したい。

 矢巾町は盛岡市のベットタウンとして開発が進んだ町で人口は約2万7千人。2015年に老朽化した水道施設の見直しを行った際に、住民参加ワークショップで現世代グループと仮想将来世代Gに分かれて議論を行った。

 現世代Gは水道料金の値下げと水道の安全性や美味しさを同時に要求、一方で仮想将来世代Gは水道の安全安心に伴う住民負担は当然という認識で、最終的に全体会議で水道料金値上げの提案に至った。矢巾町は18年にフューチャーデザインタウン宣言を行い、19年の新総合計画策定の際に住民参加で仮想将来世代(2060年)の観点での提言を組み込む計画策定を行った。

 財務省の財政制度等審議会(国の財政制度について審議する財務大臣の諮問機関)でも「政策の立案に当たり、将来世代の視点に立って検討すべきという考え方がある」という観点で、22年11月に「今後、持続可能な財政・社会保障の在り方を考えていく上でも、次の時代を担う若年世代を含めてフューチャーデザインの考え方を活用した議論に社会各層を広く巻き込み、当事者としての関心を高めていくことが望ましく、こうした取組を具体化していく必要がある」と建議している。

 私は03年に小泉政権の内閣官房に設置された観光立国懇談会のメンバーとして「観光立国の意義」について起草を行い、「住んでよし、訪れてよしの国づくり」と題する観光立国政策の提言に参画した。その後、政府はインバウンド観光立国政策で成果を上げたが、現実には観光庁と観光産業の御三家(旅行業・宿泊業・運輸業)主導による目先の利益追求に力点が置かれがちの「片寄った観光立国」が推進されてきた。

 今後の観光立国政策の立案に当たって、次の時代を担う若年世代を含めて、社会各層を広く巻き込むカタチでFDの考え方を活用した議論を周到に積み重ねる必要がある。最終的には地域の民産官学の協働によって、より望ましい未来志向の観光立国実現をはかることが期待されている。

 

石森秀三氏

北海道博物館長 石森 秀三 氏

1945年生まれ。北海道大学観光学高等研究センター特別招聘教授、北海道博物館前館長。観光文明学、文化人類学専攻。政府の観光立国懇談会委員、アイヌ政策推進会議委員などを歴任。編著書に『観光の二〇世紀』『エコツーリズムを学ぶ人のために』『観光創造学へのチャレンジ』など。

 

 

【精神性の高い旅~巡礼・あなただけの心の旅〈道〉100選】-その64- 弘明寺(神奈川県横浜市) 「善無畏」の心と一体に 唐から来た伝説の残る寺

2026年8月15日(土) 配信

 以前、空海の足跡を訪ねて四国を巡った。仏教学者の竹村牧男東洋大学名誉教授は、宗教における旅は、真理を求めて諸国をめぐる「求道の旅」と、その真理を世間に伝える「伝道の旅」とがあると表現した。

 全国に空海伝説があり、こんなところまで空海は足を運んだのかということに驚かされるが、その地域の人々が口から口へと伝えてきた空海のエピソードを紐解くと、まさに求道と伝道との両方が見られた。

 空海は生涯を旅に生きた人だった。その空海が求道のために遣唐使船に留学生として乗り込み、伝手もないのに唐に飛び込んでいったときにたまたま出会ったのが密教の正式な継承者の恵果であった。

 恵果は長安の東に生まれ、出家したあと、金剛頂系の密教と大日経系の密教を学ぶことで、両系統を統合した張本人だ。

 この大日経系の密教を発展させたのが善無畏であり、恵果の師匠の師匠に当たる。密教が発生してから真言宗として日本に伝わるまでの8人の立役者が「伝持の八祖」と称されているが、この第5祖が善無畏、第7祖が恵果、第8祖が空海である。

 

 

 善無畏は、637年インド中部の貴族家庭に生まれる。幼年より神童と称され、若くして摩伽陀国の国王となるも、兄弟が反乱し、それを鎮圧したあと、俗世を離れ出家した。ナーランダー寺院にて真言密教の奥義を授けられ、その後諸国を歩き、真言密教の教えを弘く伝える旅に出る。善無畏の旅はついに716年唐・長安まで至る。善無畏はそのとき80歳になっていた。長安において、玄宗皇帝の深い信任を受けて「大日経」などを漢訳する。帰国を望んでいたが叶わず、735年98歳で入滅する。

参拝者が絶えない本堂。十一面観音がご本尊(撮影不可)

 この善無畏が日本に来ているという伝説があり、各地に善無畏の足跡が見られる。その伝説は、年代不詳の福岡県・篠栗町若杉山、717年の京都府京丹後市縁城寺、718年の富山県南砺市安居寺と奈良県橿原市久米寺、そして、720年横浜市弘明寺と見事に年代が一致している。

 まさか唐の高僧が80を過ぎて日本になんか来るはずがない、口伝だけで公式な記録に残っていないからこんなものはでたらめだと歴史学者の声が聞こえてきそうだが、まったく荒唐無稽だと片づけてしまっていいのだろうか。現に善無畏は70代でインドから唐まで伝道の旅を敢行しているのである。その先の日本まで足を延ばすことなど、それまでのインドから唐の旅に比べたらたやすいものである。

 観光は歴史学研究とは違う。その地に根差した伝承に触れ、その時代・出来事を想像する。荒唐無稽だ、証拠がない、だから無価値のニセモノだと切り捨てるのではなく、なぜこんな伝承がこのような長い間人々の口を伝って残ってきたのか、その過程に想いを乗せていく、それは十分に価値のある行為である。歴史ドラマでも史実通りやれとの意見が最近とくに強くなっているからこそ、時代劇が衰退してしまったのではないか。史実史実と言うことで、制作者は委縮している。これは、観光現場でも最近同じ現象が見られるようになってきた。地元に伝承として残っているということは、それだけで価値のあることで、それを楽しみに行くことはなんら咎められるものではない。

 空海は798年に大学を中退して求道の旅に出たが、その旅の途中で、この密教についての情報を得たに違いない。中国には日本のそれとは異なる新しい仏教があるということを聞き、804年に留学生として遣唐使船に乗る。どこかでこの伝説と出会っていなかったら、遣唐使船に乗ることには至らず、結果、真言宗が日本に伝わることはなかった。

善無畏がここに結界を示した「七つ石」

 荒唐無稽と切り捨てるニヒリズムよりも、善無畏の心を想像する素直な心を持ち続けたい。善無畏の心と一体となってこの寺を見ていたら、ここは真言宗なのに信徒全員でお経を一緒に唱えるという珍しい風習が定着していることも不思議と心にしみわたっていく。きっとこれは善無畏の心に違いないと思えた。

 

■旅人・執筆 島川 崇
神奈川大学国際日本学部国際文化交流学科教授。2019年「精神性の高い観光研究部会」創設メンバーの1人。