中部国際空港(友添雅直社長)は、2018年夏にボーイング787初号機を中心とした複合商業施設「FLIGHT OF DREAMS」を開設する。同施設の1階部分を展示エリアとし、チームラボ(猪子寿之社長)が全般的なプロデュースを行い、「見る」「読む」に加え、「動く」「触る」「聞く」というインタラクティブな体験ができるコンテンツを配置する。
JALは紙飛行機を折って光のゲート空間に飛ばし、飛行機が「飛ぶ」仕組みの理解を深めるためのコンテンツ「紙ヒコーキを飛ばす(仮称)」と、パイロット・CA・整備士など航空会社の仕事をヴァーチャルで体験することができるコンテンツ「お仕事体験(仮称)」を展開。「紙ヒコーキを飛ばす」では、紙飛行機の飛距離によって、光のゲートの音や色が変化するため、その時その場でしか味わえない演出を楽しむことができるという。猪子社長は「都会に住んでいると、なかなか外で紙飛行機を飛ばす機会はないと思うが、ここでは思いっきり紙飛行機を飛ばして、空間演出を楽しんでほしい」と語った。また、大川専務はJALが次世代に未来を考える機会を提供する「空育」に取り組んでいることについて触れ「まさにFLIGHT OF DREAMSはそれを実現できる場所。1つ上の価値を感じてもらえるようなコンテンツにしていきたい」と意気込んだ。