新観光列車は、伊豆エリアの「本物の魅力」を世界に発信することが目的。外観デザインは、伊豆の圧倒的で雄大な自然を表現する。ベースカラ ーの紺碧色は「伊豆の海と空」、車両前面から屋根上にかけての白色は「伊豆の砂浜が太陽の光を受けて金色に輝くようす」、車体側面のグレーは「溶岩地形である城ヶ崎海岸の黒々とした岩石」 をイメージする。また、車窓の景色の移り変わりを感じられる開放的な車内空間を提供するため、各車の車体側面の上部に「天窓」を設ける。車両のトータルデザインは、同社のTRAIN SUITE 四季島などを手掛けたKEN OKUYAMA DESIGN が担当する。
4号車「ヌードルバー」では、「麺(ヌードル)」を楽しめる飲食サービスを提供し、「日本人が愛してやまない麺文化の素晴らしさと奥深さを、新たな観光特急列車から世界に向けて発信する」(同社)。なお、メニューは定期的に変更されるほか、2~3号車の個室へのデリバリーサービスも行われる。プロデユースとデザインは、TRANSIT GENERAL OFFICE 。