日本人は他国より「食」が上位にランクイン じゃらんが海外旅行調査

2019年4月16日(火) 配信

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リクルートライフスタイルのじゃらんリサーチセンターはこのほど、「じゃらん海外旅行ニーズ調査」の結果を公表した。調査は日本人と中国人、アメリカ人(西海岸地域)、イギリス人(いずれも中間富裕層以上)を対象に行われ、海外旅行で求めることや体験したことを調べた。日本人は他3カ国に比べて「気分転換」や「食」を目的とした旅行が多く、なかでも「食」に関する項目が上位にランクインした。

 中国人は日本や他国に比べて「食」に関する項目が低く、「友達と楽しめること」や「買い物」への関心が高かった。アメリカ人は「冒険心を満たせること」、イギリス人は「同行者とのコミュニケーションを重視する」傾向が出た。これらの結果は、日本人が海外旅行に求めるもの、訪日外国人が日本で何を求めているかのヒントになりそうだ。

海外旅行での渡航国トップ10<観光目的で過去実績のある渡航国に対して複数回答>

※観光目的で海外旅行の 渡航実績ある人数を、表n数として記載

 日本人はハワイが1位で、他国には見られない傾向だった。3位以降は、アジアを中心に移動距離が短い近隣国に渡航していることが分かった。中国人はアメリカが1位、フランスと日本が同率で2位で、地域を問わず幅広くランクインした。アメリカ人はアメリカ大陸とヨーロッパ大陸が上位に入り、アジアからは日本のみだった。イギリス人はヨーロッパ大陸に集中し、それ以外ではアメリカのみランクインした。

海外旅行におけるメインの目的トップ10<複数の海外旅行(直近3回)それぞれのメインとなる目的の延べ単一回答>

※回答者1人当たり観光目的の海外旅行経験直近3回分を延べ回数として集計し、表のn数は延べ回として記載(日本人1267、中国人1千、アメリカ人1116、イギリス人1157、計4540)
※海外旅行の渡航先が国内延長になりえる大陸つづきの隣国などは対象外とする(渡航先除外国/日本:なし、中国:香港、台湾、アメリカ:カナダ・メキシコ、イギリス:アイルランド)

 日本人は「リラックスしたい」「日常から逃れたい」など、気分転換を求める傾向が強い。また他国に比べて「おいしいものを食べたい」が上位にランクインしていた。中国人は「友達と盛り上がりたい」「買い物がしたい」が他の国より高い傾向が伺える。アメリカ人は「冒険心を満たしたい」が1位で、他の3カ国で1位だった「リラックスした」は5位だった。イギリス人は「パートナーと充実した時間を過ごしたい」「家族をおもてなししたい」など、4カ国の中で最も同行者とのコミュニケーションを重視する傾向となった。

渡航国を決定する重視条件ランキングトップ10<複数の海外旅行(直近3回)それぞれのメインとなる重視条件の延べ単一回答>

※回答者1人当たり観光目的の海外旅行経験直近3回分を延べ回数として集計し、表のn数は延べ回として記載(日本人1267、中国人1千、アメリカ人1116、イギリス人1157、計4540)
※海外旅行の渡航先が国内延長になりえる大陸つづきの隣国などは対象外とする(渡航先除外国/日本:なし、中国:香港、台湾、アメリカ:カナダ・メキシコ、イギリス:アイルランド)

 日本人は「食事がおいしいこと」が2位にランクインし、他国より「食」について重視する傾向となった。中国人は他国では高くない「訪問時期に旅行先がベストシーズンであること」が1位、「自然環境が良く、観光問題が少ないこと」が2位で、訪問先の時期や観光を重視する傾向にあることが分かった。アメリカ人は他国より「旅行先に知人がいること」が高く、移民が親戚に会いに行くことなどが予想され、国の事情が伺える。イギリス人は「天候が良いこと」が他国よりも高かった。

海外で行った体験ジャンルランキング<複数の海外旅行(直近3回)それぞれのメインとなる体験ジャンルの延べ単一回答>

※回答者1人当たり観光目的の海外旅行経験直近3回分を延べ回数として集計し、表のn数は延べ回として記載(日本人1267、中国人1千、アメリカ人1116、イギリス人1157、計4540)
※海外旅行の渡航先が国内延長になりえる大陸つづきの隣国などは対象外とする(渡航先除外国/日本:なし、中国:香港、台湾、アメリカ:カナダ・メキシコ、イギリス:アイルランド)

 日本人は唯一、「フード・ドリンク」が1位となり、「食」への関心が高いことが分かった。また、他国に比べて「ショッピング」の順位も高かった。他3カ国はいずれも「歴史・文化」が1位。4カ国とも1~3位は、「フード・ドリンク」「歴史・文化」「海・川」が占める結果となった。中国人は他国より「ゲーム・エンタメ・ナイフライト」が上位にランクイン。アメリカ人は「歴史・文化」の比率が約4割と、圧倒的な高さを示した。イギリス人は、他国よりも「特定の宿泊施設に泊まる」が上位にランクインした。

調査結果の考察

 実際に行う体験ジャンルは、国によって大きな違いは見られないが、その深層にあるニーズが国によって異なっているのが伺える。またインバウンドが伸びているなかで、日本人が当たり前と思っているニーズや体験内容が異なっていることが分かった。その違いを把握したうえで、外国人の基準でインバウンド誘客もしていくことが大切である。

<ニーズをベースにした訴求ポイント>

日本人:食に対するこだわりや認定コンテンツを組み合わせて訴求

中国人:友達と楽しめるコンテンツやシーズナリティを訴求

アメリカ人:冒険心を満たすなど、自分軸での探究心に響く訴求

イギリス人:同行者との大切な時間を過ごすことができる環境の訴求

調査概要

◆調査名:日本・中国アメリカイギスの 4カ国における「じゃらん海外 旅行ニーズ 調査」
海外旅行で求める ことや体験したこを探るため、日本人と外国に対し同様の調査票でそれぞれ調査を行った。
◆調査方法:インターネット調査
◆調査 対象者:
・日本(全土)、 中国(全土 )、アメリカ西海岸地域※1 、イギリス (全土)の25 ~50 歳の男女(株式 会社インテージの提携モニター)
・日本、アメリカ、イギリスは世帯年収 1千万円以上 、中国は世帯年収500万円以上※2
・観光目的で年に1回以上海外旅行をし た人
◆調査期間
・日本:2019年3月1日(金)~4日(月)
・中国:2018年12月21日(金)~2019年1月7日(月)
・アメリカ:2018年12月17日(月)~2019年1月7日(月)
・イギリス:2018年12月18日(火)~2019年1月7日(月)
◆回収数(割付)
・日本430 人(25~35 歳211人、36~50 歳219人)
・中国406人(25~35 歳204人、36~50 歳202人)
・アメリカ409人(25~35 歳200人、36~50歳209人)
・イギリス415 人(25~35 歳207 人、36~50歳208人) 計1660 人
◆調査委託先
株式会社インテージ
※1 アメリカは広域のため、日本に近い西海岸地域に絞った
※2旅行消費額を下げるバッグパカーのような層を排除するために、最低世帯年収のラインを設けた

「ハイアット プレイス 東京ベイ」 7月1日に浦安に開業

2019年4月15日(月) 配信 

「ハイアット プレイス 東京ベイ」の 外観イメージ

ハイアット プレイス 東京ベイ(加藤正樹総支配人、千葉県浦安市)は7月1日(月)に、開業すると発表した。ホテルブランドはハイアットの日本初進出となる「ハイアットプレイス」。予約の受け付けはすでに始まっている。 

 客室数は全362室。ファミリー層向けの3ベッドルームタイプや、公園超しに東京湾の眺望が楽しめる客室やテラス付客室を用意している。毎年7月に開かれる浦安市花火大会は、同ホテル目の前の浦安総合公園が会場だ。

 1階には床から天井までの大きな窓を備えたオールデイダイニングを設けたレストランを併設。朝食、夕食、バータイムで、イタリアン料理を中心に楽しめる。テラス席や、同社が力をいれたグリルオーブンを設置した「オープンキッチン」、ワインセラーを備えている。最上階には東京湾を一望できるテラス席を設けたルーフトップバーがある。サンセットとナイトタイムはそれぞれ違った景色と風が楽しめる」(同社)という。

 東京ディズニーリゾートとホテル間の無料シャトルバスを運行する。所要時間は約20分。そのほか、新浦安駅から路線バスで15分、もしくはタクシーで約10分を要する。羽田空港へは約40分、成田空港は約60分でアクセス可能だ。

ホテル概要

日本旅行 「大樹町ロケット打上げ応援ツアー」を売り出す

2019年4月15日(月) 配信 

打ち上げロケットのイメージ

日本旅行(堀坂明弘社長)と日本旅行グループ会社の北海道オプショナルツアーズ(落合周次社長、北海道札幌市)はこのほど、北海道大樹町で打ち上げを予定している「宇宙品質へシフト MOMO3号機」の応援ツアーを売り出した。

 ロケットの開発と製造、打ち上げサービスを行うインターステラテクノロジス社が4月30日(火)に打ち上げる同ロケットを見学するもの。発射台を直接見られる「SKY-HILLS」で見学でき、非売品の打ち上げ記念品のプレゼントがポイントだ。小中学生の健全な育成を目的とした体験プログラムを用意している「トムソーヤクラブ®」でもツアーを設けた。ロケットの打ち上げ見学とロケット打ち上げ実験場見学、モデルロケット打ち上げ、大樹町の「砂金採り」体験などを3泊4日の日程で組み込んだ。

商品概要

「宇宙品質へシフト MOMO3号機」大樹町ロケット打上げ応援ツアー
商品名:「宇宙品質へシフト MOMO3号機」大樹町ロケット打上げ応援ツアー」(札幌発着)
出発日:4月30日(火) 日帰り
商品のポイント:唯一“発射台”を直接見ることができる「SKY-HILLS」にて打ち上げを見学。打ち上げが行われる大樹町で“発射台”を直接眺めることができる唯一の公式打上げ見学イベント会場「SKY-HILLS」にて打上げを見学できる。参加特典としてツアー参加者限定の打上げ記念品(非売品)をプレゼントする。
旅行代金:大人:2万2千円  子供(3~12歳):1万9500円
募集人員:40人
旅行日程 札幌駅北口出発(午前6:30)――大樹町SKY-HILLS(10:30ごろ)
                   ≪打ち上げ予定時刻午前11:15~午後12:30または午後4:00~5:20≫
            ――大樹町晩成温泉で昼食――札幌駅北口到着・解散(6:00ごろ)
                   *打ち上げ時刻が午後4:00~の場合は午前10:30ごろ、札幌駅北口到着・解散

宇宙キャンプIN大樹町「宇宙品質へシフト MOMO3号機打上げ応援ツアー」(トムソーヤクラブ®商品)
商品名:宇宙キャンプIN大樹町「宇宙品質へシフト MOMO3号機打上げ応援ツアー」 新しい時代を迎える民間ロケットの宇宙への挑戦を見届けよう!自分たちの夢を乗せてモデルロケットを作って打上げよう!(札幌発着)
出発日:4月28日(日) 3泊4日
商品のポイント:
唯一“射点”を直接見ることができる「SKY-HILLS」にて打上げを見学
打上げが行われる大樹町で“射点”を直接見ることができる唯一の特設会場「SKY-HILLS」にて打上げを見学する。宇宙を学習するプログラムが満載。
インターステラテクノロジズ社の打上げ実験場などの見学やクイズ大会等を通して楽しく宇宙を学習する。モデルロケットの製造と打上げにも挑戦する。
大樹町の自然を体験!
約400年前から行われている大樹町の砂金採りを体験する。
旅行代金:親子での参加:親子2人:13万8千円(小学生の子供1人と保護者1人)追加1人につき:6万9千円(大人子供同額)
      小学校の子供だけでの参加:1人:7万8千円
募集人員:20人
旅行日程:<1日目> 札幌駅北口集合・出発式(午前9:30)―大樹町(午後1:30ごろ)宿の晩成周辺を歩いて探検。ナイトプログラム“星空観察”
       <2日目> 大樹町宇宙交流センター「SORA」の見学、IST打上げ実験場の見学、モデルロケット制作体験、バーベキュー。ナイトプログラム“ロケット・宇宙クイズ大会・ゲーム大会”
       <3日目> モデルロケットの打上げ体験、
              公式打上げ見学イベント会場「SKY-HILLS」にてロケット打上げ見学。ナイトプログラム“ロケット・宇宙クイズ大会・ゲーム大会”
       <4日目> 自然体験:砂金採り
              大樹町発(午後12:00ごろ)――札幌駅到着・解散(午後4:00ごろ)

350本以上の藤の花「ふじのはな物語~大藤まつり2019~」4月13日から

2019年4月15日(月) 配信 

藤の花

足利フラワーリゾート(早川公一郎代表、栃木県足利市)は4月13日(土)から、あしかがフラワーパークで「ふじのはな物語~大藤まつり2019~」を開く。期間中は見ごろが1週間前後と限られている大藤など350本以上の藤の花に加え、5千株以上のツツジが咲きそろい百花繚乱の園内となる。

概要

期間:2019年4月13日(土)~5月19日(日)予定

時間:午前7:00~午後6:00(4月18日(木)~5月12日(日)はライトアップ開催のため午後9:00まで)

※開催期間、ライトアップ期間は開花状況により変動する。

アクセス:JRあしかがフラワーパーク駅から徒歩3分

2018年4月に開業したあしかがフラワーパーク駅

大藤(栃木県指定天然記念物)

大藤

見ごろ:4月下旬~5月上旬

うす紅藤(さくら色の目映い藤)

うす紅藤

見ごろ:4月中旬~下旬

白藤(栃木県指定天然記念物)

長さ80㍍の白藤のトンネル

見ごろ:5月上旬

きばな藤

きばな藤

見ごろ:5月上旬~中旬

5千株以上のツツジ

ツツジ

見ごろ:4月中旬~5月上旬

「立山黒部アルペンルート」が全線で開通へ 春の風物詩である「雪の大谷」を間近で

2019年4月15日(月) 配信

雪の大谷

 富山県と長野県を結ぶ山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」が4月15日(月)に全線で開通し、2019年シーズンがスタートした。全線開通にあわせて、春の風物詩である「雪の大谷」を間近で体験できる「2019立山黒部・雪の大谷フェスティバル」を同日から開催している。

 ※2019立山黒部・雪の大谷フェスティバルWebサイトとプロモーションビデオ

KNT-CTが近畿大学と包括連携協定調印式を実施

2019年4月15(月) 配信

KNTーCTホールディングスの丸山社長(左)と近畿大学の細井学長

KNT―CTホールディングス(丸山隆司社長、東京都新宿区)は2019年4月11日(木)、近畿大学と包括連携協定調印式を行った。14学部18学科を有する総合大学と連携することで、互いの特性を生かしながら新しい価値の創造を目指していく。締結日は2019(令和元)年5月1日(水)とする。

 具体的な取り組みとして、近畿日本ツーリスト関西の東大阪営業所で近畿大学の産学連携商品のマンスリー展示(7月開始予定)やインターンシップを行う。学生は同社社員による講義を受講後、インターンシップで旅行プランの企画や添乗を通して実学体験を行う。また、マグロの養殖を行う近畿大学水産研究所の一般向け見学ツアーの企画も検討中で、同社のブランド力アップを目指す。

 調印式の中で、KNT―CTホールディングスの丸山社長は「当社の知識や経験と、近畿大学が持つ知的好奇心や感性が、旅行という枠を越えた成果が生まれるものと期待している」と語った。さらに近畿大学の細井学長は「日本を代表する旅行ブランドを有するKNT-CTホールディングスとの包括連携協定締結を大変うれしく思う。学生の若い感性を取り入れ、 幅広く全国的な展開を期待している」と述べた。 

包括連携協定のポイント

 ● 近畿日本ツーリスト関西の営業所を近畿大学の産学連携成果PRの学外拠点とし、 特徴のある店舗を実現
 ● 近畿大学の建学の精神である「実学」を実践する場としてのインターンシップを実施するとともに、 若い感性を取り入れた旅行企画を取り込み、 多様化する旅行業態にいち早く対応
 ● 互いの強みを生かした旅行企画の創出。 大学が長年培ってきた養殖技術と総合旅行会社としてのノウハウを融合させ、 ユニークな企画を提案していく

具体的な取り組み

 (1)近畿日本ツーリスト関西 東大阪営業所のスペース有効活用
 目的:地域への情報発信の場として営業所を活用、 地域の企業・大学としての知名度を上げブランド力向上の相乗効果をはかる。
 内容:近畿大学の産学連携商品のマンスリー展示、 学園祭などの学園行事の告知スペースとして活用。 2019(令和元)年7月開始予定。

 (2)インターンシップの実施
 目的:インバウンドの増加、 多様化する旅行形態に対応するため、 若い感性を旅行業界に取りいれるとともに、 近畿大学の建学精神「実学」を踏襲したインターンシップに学生を参加させることにより、 双方のスキルアップをはかる。
 内容:近畿日本ツーリスト関西の第一線で活躍する社員によるオムニバス式講義「現場からの観光論・旅行論(仮)」を学生に行ったうえで、 夏休みを利用し、 インターンシップを実施する。 実際に旅行プランの企画を行い、 可能であれば添乗体験なども通して現場を学び、 実学体験の場とする。2020年度開始をめどに調整。

 (3)近畿大学水産研究所見学ツアーの企画化
 目的:旅行企画のノウハウを持つKNT-CTと マグロの完全養殖という技術を持つ近畿大学がコラボレーションし、 一般向けの見学ツアーを検討。 商品化することでさらなるブランド力アップを目指す。
 内容:近畿大学水産研究所(白浜・串本)の見学や、 さまざまな養殖魚の成育状況を見学し、 養殖魚の理解を深める。 開始時期未定。  

会社概要

■所在地 :東京都新宿区西新宿2丁目6番1号 新宿住友ビル
■設  立  :1947(昭和22)年
(平成25年1月1日に持株会社化に伴い「近畿日本ツーリスト株式会社」から商号変更)
■グループ社員数:6897人(2018年3月31日(日)現在)
■事業内容:グループの経営戦略・経営管理

大学概要

■所在地 :大阪府東大阪市小若江3丁目4番1号
■代表者 :理事長 清水由洋
■設  立:1925(大正14)年
■教職員数:9788人(学園全体)
■学生数 :5万3379人(学園全体)
■事業内容:大学院・大学・短期大学及び、 高専、 専門学校 高校、 中学校、 小学校、 幼稚園、 病院の運営※いずれも2018年5月1日(火)現在

「定年後の海外旅行先1位はどこ?」阪急交通社が正解者の中から旅行クーポン券プレゼント

2019年4月15日(月) 配信

阪急交通社(松田誠司社長)は2019年5月9日(木)まで、定年後の人気海外旅行先を予想するキャンペーンを実施している。1位を当てた人の中から抽選で「阪急交通社の旅行クーポン3万円分」が3人に当たるほか、応募者全員を対象に「QUOカード1千円分」が10人に当たる。

 予想するのは、昨年、阪急交通社で65歳以上のツアー申込者で最も多かった国で、阪急交通社が取り扱う海外旅行先の国名一覧から選んで応募する。その際、氏名とメールアドレスが必要になる。

「1位を予想して賞品をGET!プレゼントキャンペーン」概要

【テーマ】「定年後に行く海外旅行先!1位の国はどこ?」

【集計対象】阪急交通社で2018年1月1日(月)~2018年12月31日(月)の期間に出発した、65歳以上の国別申込者数

【賞品内容】
▽1位正解者の中から抽選
《クーポン券3万円分×3人》
※阪急交通社の国内ツアー、 海外ツアーに利用できる割引クーポンで、利用時はインターネット会員登録(無料)が必要。 利用条件などの詳細は当選者あてに通知する。

▽応募者の中から抽選
《QUOカード1,000円分×10人》

【応募期間】
2019年4月10日(水)正午~2019年5月9日(木)午後11:59

※定年後の旅行先ランキングの結果は、公式サイトにて公開する

【応募方法】
キャンペーンページのフォームから必要事項を記入し、応募する。
詳細は下記ページから。

HIS、レオナルド・ダ・ヴィンチ没後500年特別企画 「最後の晩餐」貸し切り鑑賞ツアー発売

2019年4月15日(月) 配信 

最後の晩餐(イメージ)

ルネサンス期に活躍したイタリアの芸術家、レオナルド・ダ・ヴィンチが1519年に67歳で亡くなり、500年になる今年は、イタリアをはじめとして世界中で関連の特別展やイベントなどが開かれている。 エイチ・アイ・エス(HIS)関西事業部はこのほど、没後500年の特別企画として「最後の晩餐」を貸し切りで鑑賞できるツアー「ダ・ヴィンチの休日イタリア6日間」を売り出した。 

 日程は、関西国際空港→ベネチア(1泊)フィレンツェ(1泊)ピサ(1泊)ミラノ(1泊)→機中(1泊)→関西国際空港。食事はダ・ヴィンチも設計に携わった運河が張り巡らされたナヴィリオ地区でのディナーを含む8回を用意する。

 出発日は2019年6月25日(火)、 7月16日(火)、 8月6日(火)。ツアー料金は24万9800~29万9800円で、別途燃油サーチャージが必要(目安:2万1360円)となる。

企画1:世界遺産サンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会で「最後の晩餐」貸切鑑賞

 ・イエス・キリストの最後の晩餐の情景を描いた、高さ4.2m幅9.1mの巨大な壁画。通常、見学時間・人数に制限があり、チケットは取りづらい。今回は貸し切りとしたことで、日本語で解説を聞きながら鑑賞できるようにした。

企画2:世界遺産ウフィツィ美術館にて「受胎告知」「東方三博士の礼拝」「キリストの洗礼」鑑賞

 ・ダ・ヴィンチ初期の傑作といわれる「受胎告知」をはじめ所蔵のダ・ヴィンチ作品が3点ある。

企画3: 世界遺産アカデミア美術館にて「ウィトルウィウス的人体図」鑑賞 (※6月25日出発限定)

 ・1487年ごろ描かれた理想的な人体図のドローイング。常設展示はされていないが、没後500年の今年は4月19日~7月14日の期間限定で公開される。 6月25日出発限定でこの人体図を見学できる。

※追加代金で、さらに3つの博物館にご案内する「ダ・ヴィンチプラン」にアレンジすることも可能。

▽ダ・ヴィンチプラン(追加代金:1人1万円)

1.アンブロジーナ絵画館…1609年に世界最初の公共絵画館として開館した。ダ・ヴィンチの「音楽家の肖像」や直筆のメモ、「アトランティコ手稿」を所蔵。

2.スフォルツェスコ城…ミケランジェロの未完の傑作「ロンダニーニのピエタ」が有名なレンガの城壁が印象的な城で、ダ・ヴィンチが手掛けた「アッセの間」が2019年5月2日~2020年1月12日の期間限定で公開される。

3.レオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館…中世の修道院を改装したダ・ヴィンチに関する膨大な資料が展示されている博物館。

近畿日本ツーリスト首都圏が医療機器製造業者とオストメイト対象のツアーを企画

2019年4月15日(月) 配信

鴨川ホテル三日月 織姫の湯(大浴場)

近畿日本ツーリスト首都圏(田ヶ原聡社長、東京都新宿区)はこのほど、オストメイトとその家族を対象とした「ストーマ装具工場見学と温泉大浴場貸切・南房総2日間」を売り出した。メディカルケア用品を扱うアルケアと連携して作られたツアーで、大浴場の貸し切りやストーマの製造過程が見学できる。旅の不安を解消してもらいたいとの思いが込められている。

 オストメイトは、ストーマ(人工肛門、人工膀胱。手術によって腹壁に造設された便や尿の排泄口)を装着した人のことで、つねに腹部にストーマ装具を貼って生活している。装具に溜まった排泄物を処理し定期的に装具を貼りかえる日常的ケアが必要なため、臭いに不安を感じて旅行を躊躇する人もいる。

 今回、KNT-CTホールディングスが推奨する「誰もが平等に楽しめる旅行商品・サービスの創造にむけた取り組み(ユニバーサルツーリズム推進活動)」の一環として実施するもので、オストメイトが旅を諦めず安心して旅を楽しめるきっかけを作ってほしいと企画した。

不安解消のポイント

1.大浴場貸切で気兼ねなく温泉入浴
鴨川ホテル三日月「織姫の湯(大浴場)」をツアー参加者限定で、夕食前の時間帯を男女別で貸し切る。 大浴場の入浴を諦めかけていた人も気兼ねなく入れる。

2. ストーマ装具を深く知る工場見学と旅仲間との情報交換会
ストーマ装具を製造するアルケアの工場(千葉県千葉市)で、 ストーマ装具の製造工程や品質保証の体制を見学。 製品の安全性、 耐久性を知り、 理解を深めることで不安を解消する。

3. 食生活や旅などへのアドバイスを伝授
栄養士の「大腸にやさしい美味しい食事のとり方」講義や旅行経験者のオストメイトによる体験談や注意ポイントのアドバイスなど情報交換会を実施。
同じ悩みを抱えた人同士の交流をはかり日常の悩みや課題を共有し、 旅に出る不安の解消に役立ててもらう。

ツアー概要

■日程:2019年6月7日(金)~6月8日(土)
■行程:<1日目> 錦糸町発(バス)、 アルケア千葉工場見学、 栄養士の講義と昼食。
 ホテル到着後、 大浴場を貸切入浴。 夕食と情報交換会。 (鴨川ホテル三日月 泊)
<2日目> 朝食後ホテル発。 誕生寺、 道の駅ローズマリー公園、 漁師料理かなや(昼食)、 鋸山ロープウェイ(展望台)に立ち寄り、 金谷港~(東京湾フェリー)~久里浜港、 横浜、 錦糸町着、 解散。
■旅行代金:1人3万9千円(4人1室利用)
■添乗員:同行
■食事:朝1、 昼2、 夕1回付
■企画・実施:株式会社近畿日本ツーリスト首都圏・横浜支店

http://www.alcare.co.jp/corporate/company/release/190328/%E3%82%AA%E3%82%B9%E...
http://www.alcare.co.jp/corporate/company/release/190328/%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%88%E5%90%91%E3%81%91%E6%97%85%E8%A1%8C%E4%BC%81%E7%94%BB%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88%E7%94%B3%E8%BE%BC%E6%9B%B8.pdf

会社概要

社名   :株式会社近畿日本ツーリスト首都圏

代表者  :代表取締役社長 田ヶ原 聡

本社所在地:東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル36F(〒163-0236)

事業内容 :国内・海外旅行、訪日外国人向けの企画・販売、運営事業、

      および一般団体、教育旅行やイベント・コンベンションなどの

      企画・販売・運営事業、個人旅行の商品企画、店頭販売

会社概要

社名   : アルケア株式会社

創業   : 1955年7月

代表者  : 代表取締役社長 鈴木 輝重

売上高  : 145億円(2018年6月期)

従業員数 : 542人(2018年6月末現在)

本社所在地: 東京都墨田区錦糸1-2-1 アルカセントラル19階(〒130-0013)

事業内容 : 医療機器・医療用消耗材料の研究開発、製造、販売業

事業所  : 本社(東京都)、医工学研究所(東京都)、

       工場(千葉県)、物流センター(東京都)

       営業所(北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県)

関連会社 : 株式会社ザイタック(東京都)

航空会社では異例、制服にスニーカー採用 20年就航予定のジップエアー

2019年4月15日(月) 配信

モノトーンで統一された自由度の高い制服

 日本航空(JAL)グループで、2020年に国際線中距離LCCとして就航開始を予定するZIP AIR Tokyo(西田真吾社長)は4月11日(木)、機体デザインとスタッフの制服デザインを発表した。制服は機内や地上スタッフの業務内容から機能性を重視し、足元には航空会社としては珍しく“スニーカー”を採用した。

西田社長が機体デザインなど説明

 同日、東京都内で開いた会見で西田社長は「人々の価値観やライフスタイルが多様化している。時代によって求められるものが変わってきている。エアラインも進化しなければならない。究極の納得感と究極のコストバリューの両立を追求する。日本らしい創意工夫を詰め込み、もっと気軽に心から楽しめる空の旅を提供したい」とし、「就航時は2機からスタートする予定。規模ではなく、スタイルで存在をアピールしていく」と意気込みを語った。

 機体のデザインは、垂直翼にコーポレートのグレーでロゴマークの「Z_(ゼット)」を配置。シンプルなモノトーン基調のデザインのなかで、機体には差し色の緑のラインを長く配した。西田社長は「矢がビュッと飛ぶように、目的地に向かって一直線に向かっていく姿をイメージした」と解説した。

“着まわし”と“スニーカー”がポイント

 制服は、荷物の上げ下げや機内食の配膳、地上スタッフが空港内を走り回って対応するなど、スタッフの日常業務を研究し、機能性を追求。動きやすさや疲れにくさを考え、靴は従来の「革靴」「パンプス」のイメージを一新する「スニーカー」を採用した。また、同社は日によって、機上スタッフも地上スタッフの業務を担う多様な働き方を採用していくことから、その日の業務や気分によって服を変えられるように20アイテムを用意。アイテムを自由に選んで組み合わせられるようにした。一方、統一感を出すため、色はモノトーンとした。制服デザインを手掛けたファッションデザイナーの堀内太郎氏は「機能性と規律、信頼感を保つ美しい統一感のバランスが取れるよう意識した」と語った。

 西田社長はダイバーシティを意識した働き方や、それを含めた従来にない自由度の高い制服などについて、「我われはLCCとしては最後発。最後発なりの挑戦があってもいいのではないか」と自信を見せた。

 なお、機体内部の発表は今年の秋から冬を予定している。機体はJAL787を使用し、座席数は現在JALが186席で提供しているものを約1・5倍にする計画だとした。