JTBふるさと納税サイト「ふるぽ」 コト消費返礼品を提供開始

2019年6月10日(月) 配信

七尾能登島大橋(イメージ)

 JTB(髙橋広行社長)が運営する、ふるさと納税ポータプルサイト「ふるぽ」はこのほど、2つの「コト消費型」返礼品の取り扱いを開始した。新たに加わったのは、旅先でその地域を応援する「旅ナカ寄付」と、インターネットで手続きをして寄付した地域で使える「JTBふるぽWEB旅行クーポン」。地域活性化を応援する返礼品は、顧客だけでなく自治体からも関心が集まりそうだ。

 「旅ナカ寄付」は、旅行中にスマートフォンで訪れている自治体への納税申し込みをすると、その場で返礼品を受け取ることができる。返礼品はすぐに使うことができ、納税だけでなく返礼品を通しても地域活性化に貢献することができる。今回の第1弾では、能登半島にある石川県七尾市への受け付けを開始。返礼品は、和倉温泉の「加賀屋」と姉妹館「あえの風」の売店などで使える「加賀屋館内利用券」と「加賀屋宿泊券(1泊2食)」を用意した。館内利用券は寄付した当日から使うことができる。宿泊券は、納税額に応じて加賀屋と加賀屋別邸、あえの風があり、次回の宿泊で利用できる。今後、利用券の種類を増やし、全国の自治体への拡大も予定しているという。

加賀屋(イメージ)

 一方、「JTBふるぽWEB旅行クーポン」は、納税からクーポンの受領、宿泊プランの申し込み、決済までをWeb上で完結できる仕組みを開発。これまで、JTB店舗や電話予約センターでの支払いに使える「JTBふるさと納税旅行クーポン」のWebバージョンで、これまで受付時間に来店や電話ができない人も利用ができるようになった。

 使い方は、「JTBふるぽWEB旅行クーポン」を選択後、自治体へ納税することで「JTBふるぽWEB旅行クーポン」が受領できる。寄付者は専用サイトに掲載された宿泊施設一覧から希望の施設を選び、クーポンコードやパスワードを入力して予約すると、旅行代金に充当でき、残金を現地支払いまたはクレジットカードで精算する。24時間、いつでもインターネットで手続きや予約ができるのが大きな魅力だ。

※JRや飛行機など現地までの交通機関がセットになった商品は対象外。
※JTBホームページで「ネットで予約する」を選択し予約した対象商品のみクーポンが利用できる。

 「旅マエ」「旅ナカ」「旅アト」と、経済効果のサイクルに旅を通して応援することができ、地域活性化につなげることができる。新たなスタイルのふるさと納税は、納付先を迷ってる人の検討材料になりそうだ。

 

近畿日本ツーリスト関東、「刀剣乱舞-ONLINE-」特別旅行プラン売り出す

2019年6月10日(月) 配信

刀剣男士・大般若長光

 近畿日本ツーリスト関東(髙川雄二社長)はこのほど、九州国立博物館で開催予定の「特別展『室町将軍-戦乱と美の足利十五代‐』」がPCブラウザ&スマホアプリゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」とコラボレーション企画を実施するのに合わせ、オリジナルグッズ付き特別旅行プラン(宿泊、宿泊+交通プラン)をWeb限定で売り出した。

 同プラン限定の「オリジナルグッズ」は、『刀剣乱舞-ONLINE-』に登場する刀剣男士「大般若長光」をモチーフにしたデザインのハンドタオルで、今回の良き旅の思い出となりそうだ。

 「刀剣乱舞-ONLINE-」は刀剣育成シミュレーションゲームで、とくに女性の間で話題となっている。そうそうたる刀剣が男性戦士へと姿を変えた「刀剣男士」を収集、強化し、自分だけの部隊を結成して、各地の合戦場での戦いを通して攻略していくゲームだ。

 7月13日(土)から開催予定の「特別展『室町将軍-戦乱と美の足利十五代-』」は、足利将軍15代、約240年の室町幕府期の文化について通観する展示会で、国宝14件を含む計134点の展示は、これまでにない規模となる。

 同展示会で「大般若長光」のモチーフとなった「国宝 太刀 銘長光(大般若長光)」が展示されることを記念し、「刀剣乱舞-ONLINE-」とのコラボ企画が開催される。

プラン概要

設定期間:2019年7月12日(金)~9月1日(日)
設定プラン:JR+宿泊プラン、 羽田発着航空券+宿泊プラン、 宿泊プラン
発着地:東京、 名古屋、 関西、 中国地区(JR) ※航空券付きは東京・羽田のみ
旅行代金一例:4万700円(東京発着JR+宿泊プラン 特別展鑑賞券付/博多グリーンホテル2号館 2人1室利用/食事なし/大人・子供 1人利用の場合)

「バスタビ北海道」第5弾「なつぞら」の舞台十勝を旅する

2019年6月10日(月) 配信

バスタビ北海道 第5弾

 北海道バス協会は、十勝バスや北海道拓殖バス、十勝総合振興局などの協力により、「バスタビ北海道」の第5弾を制作し、6月7日(金)に北海道情報メディア「北海道ファンマガジン」で公開した。「バスタビ北海道」は、路線バスを利用した旅をウェブと映像で紹介することでバス事業と地域を活性化させることが狙いのプロジェクトだ。

 第5弾となる今回は、社交ダンスアイドル「Cha Cha Girls」の2人が、十勝管内路線バス乗り放題チケット「ビジット・トカチパス」を利用し、北海道拓殖バスと十勝バスで朝の連続テレビ小説「なつぞら」の舞台となっている十勝を旅する。

見どころ

 帯広駅前バスターミナル「おびくる」で「ビジット・トカチパス」を買い、北海道拓殖バスに乗ってスタート。1日目は、音更町のよつば乳業十勝主管工場や鹿追町の神田日勝記念美術館などを回ったあと、新得町の共働学舎新得農場でバター作り体験と牧場見学を行う。

 2日目は、十勝の大自然で初めての乗馬体験を行い、農家レストランで地元食材を堪能したあと、音更町の白樺並木を散策する。その後、帯広市内に戻り、十勝限定スイーツから十勝の文化や歴史について触れる。そして、十勝のご当地グルメ豚丼とスイーツを土産に都市間バスで帰路につく。

ビジット・トカチパス概要

対象路線:十勝管内全路線(都市間高速バス、定期観光バスは除く)

販売場所:帯広駅バスターミナル「おびくる」(十勝バス窓口、北海道拓殖バス窓口)、帯広空港(十勝バス窓口)

種類・金額:

1日パス(6枚つづり)大人1500円、子供750円

2日パス(12枚つづり)大人2500円、子供1250円

雨でも渦潮観光を 道の駅福良(兵庫県・淡路島)でCPを実施中

2019年6月10日(月) 配信

アンブレラストリートのイメージ

 ジョイポート南淡路(鎌田勝義社長、兵庫県南あわじ市福良)は7月15日(月)まで、梅雨キャンペーンとして、道の駅福良にある藤の棚街道に170本の傘を使った「アンブレラストリート」が展開している。さらに、雨が降っている便に乗船する人にはレインコートをプレゼントする。

 淡路島(兵庫県)から「うずしおクルーズ」を出航している同社には、「雨の日は渦潮は見られないよね」や「船も出ていないよね」など、一般客からの問い合わせが多かった。風や波と違い、雨は渦潮の発生には影響を及ぼさない。同キャンペーンを機に、雨の日でも渦潮を観賞できることを多くの人に周知したい考え。

 また、うずしおクルーズが出航している道の駅福良にある「うずしおドームなないろ館4階展望台」に、子供が無料で遊べる落書きボードとブロックボードを設置し、雨の日でも楽しめる観光地づくりを推進している。

キャンペーンとプレゼント概要 

アンブレラストリート
日時:7月15日(月)まで
場所:道の駅福良・藤の棚街道

アンブレラストリートのようす

レインコート無料プレゼント
日時:7月15日(月)まで 
対象:雨が降っている便に乗船する人
場所:道の駅福良・うずしおクルーズ桟橋

 

世界文化遺産・白川郷 11月に初めてビジネスコンテスト開催

2019年6月10日(月) 配信

木の梁を山形に組み合わせて建てる日本独自の建築様式「合掌造り」

 ユネスコ世界文化遺産の「白川郷合掌造り集落」を有する岐阜県・白川村と、地方創生さわやかサポーター認定協会(菊池俊矩理事長、東京都港区)はこのほど、2019年11月23日(土・祝)にシングルマザーサポート(江成道子社長、東京都新宿区)とともに、初めてビジネスコンテストを開催すると発表した。1次エントリーは7月5日(金)まで。

 7月19日(金)には、ビジネスコンテストを開く白川村の全面プロデュースでコンテストのエントリー者を迎え、農業関連有識者による基調講演や村内の人との交流できる現地視察バスツアーを予定。ビジネスプランをより実現可能に近づける、交流や学びを手にすることができる場を提供する。対象は1次エントリー者から限定20人。

観光客年間170万人の白川村が抱える課題

白川郷合掌造り集落(俯瞰写真)

 白川村は、人口1600人に対して年間170万人という観光客が国内外を問わず訪れる。同人数は日本の世界遺産の中でも、姫路城や原爆ドームと並ぶ観光客数。白川郷と五箇山(富山県)が織りなす美しい景観と、「結(ゆい)」という支え合いの精神が根付く白川村では、地域住民が一丸となり観光産業の発展を支えてきた。

 だが、観光客はほぼすべて短時間滞在のツアー客で占めている。1人当たりの観光消費額は2,808円(白川村、リクルートライフスタイル2017年度調査)と少なく、土産品の大半数が村外で作られた商品のため、利益が流失し村内経済は衰退につながっている。また、人口の減少や高齢化による働き手・地域の担い手不足で、増え続ける観光客を受け入れたくても、受け入れきれない課題が多いのが現状だ。

世界遺産だけではない!?白川村の観光資源の魅力

 今回のビジネスコンテストでは、村内では当たり前になっているかもしれない白川村の魅力の発掘と発展を村外の人の視点で見出してもらい、村内外の融合によるイノベーションが期待されている。

 白川村の魅力は、合掌造り集落だけでなく村全体に広がっている。広大な村内に、日本三大名山に数えられる霊峰白山やその麓が源泉となる平瀬温泉、高さ72㍍の白水滝を有する国立公園大白川園地、石川県と岐阜県を結ぶ白山白川郷ホワイトロードなど、恵まれた観光資源がある。年間170万人の観光客が訪れる白川村には、まだ認知度が低いながらも素晴らしい観光資源があり、そこからもビジネスを見出せるチャンスがある。

 ​地方創生さわやかサポーター認定協会では、地方創生と農林水産活性化についてのエキスパートをそろえ、地方移住などにも関わってきた経験を生かし、村外の人と村内の人をつなぎ新しい時代の白川村の継続と発展が望めるように同プロジェクトを進める。

白川村ビジネスコンテスト2019
https://xn--qckmb1noc2bzdv147ah7h.com/shirakawa_bc2019
白川村とは? 1995年12月 ユネスコ世界文化遺産登録 観光客年間約180万人の集客力 毎年来場者集三万人以上!どぶろく祭り!豊饒の秋に行われ、どぶろくというお酒をふるまわれる歴史あるお祭り。 外国人(インバウンド)観光客数、毎年増加 四季折々の表情豊かな美...

HIS、売上高3778億円で過去最高 旅行と電力小売り好調 増収増益に

2019年6月10日(月) 配信

右から3番目が澤田秀雄会長兼社長

 エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀雄会長兼社長)が6月7日(金)に発表した2019年第2四半期(18年11月~19年4月)連結業績によると、売上高は前年同期比10・7%増の3778億3900万円で過去最高となった。旅行事業と電力小売り事業が好調だったほか、M&Aによる新規連結が寄与して365億円の増収だった。当期純利益は同37・9%増の49億6400万円、営業利益は同17・2%増の89億7900万円、経常利益は同13・0%増の88億7400万円で、増収増益となった。

 旅行事業をみると、売上高は同10・9%増の3368億3100万円だった。営業利益は同46・8%増の62億1千万円で、ともに過去最高を記録した。

 日本発海外旅行は欧州方面などが前期に続いて2ケタ成長し、同13%増と好調だった。ゴールデンウイーク期間では、売上高は同110%増と倍増した。さらに送客数は同59%増、単価は同33%増と大きく伸びた。

 ただ、訪日旅行(ジャパンホリデートラベル)事業は中国市場の競争激化などで収益面に課題が残った。粗利は95%減少し、販売管理費は人員増強などで36%増えた。

 海外の旅行事業は売上高は同6%増加した。M&Aした「ミキグループ」や「ジョンビューカナダ」などの4社すべてが前期成績を上回った(下記に関連記事)。

 このほか、ホテル事業は売上高が同0・6%減の62億500万円、営業利益は同34・4%減の4億6700万円で減収減益となった。ウォーターマークホテル売却やホテル開業費用などの増加が影響した。

 5月末時点で自社運営ホテルは、4カ国35軒に及ぶ。今後は国内で変なホテル、海外で4、5つ星クラスの展開を予定。現状で19年11月から23年までで、計11軒の建設を見込む。

 ハウステンボスグループも減収減益。売上高は同0・9%減の136億8900万円、営業利益は同29・4%減の26億8千万円だった。訪日外国人旅行者の動きが鈍かったことなどが響き、入場者数は同6%減の130万4千人だった。

 エネルギー事業は電力小売り事業の契約数が順調に増加するなどで、売上高は同78・8%増の92億8100万円だった。営業利益は、前期の営業損益3億7300万円から一転、3億6300万円となった。

 HISの19年通期は、売上高が前期比8%増の7860億円、営業利益は同11%増の200億円で増収増益を見通す。経常利益は8%増の210億円、当期純利益は前期並みの110億円とした。

 澤田氏は同日の会見で「メインの旅行業で引き続き2ケタ成長を目指す」と意気込んだ。

海外における旅行事業の展望

 HISでは、北米における総合旅行会社として事業を拡げていく。とくに子会社らとの役割分担を明確化していく。

 3Qからはカナダの旅行会社「レッドラベル」がグループに加わる。同社は2004年に創業。年間146万人以上の旅行者を送りだしている。OTAの「Redtag.ca」などのブランドを柱に展開し、ホールセラー事業も行う。

 これまで現地のHISカナダがアウトバウンドとインバウンドを扱ってきた。今後は、同社は日本人の受客に、ジョンビューカナダは日本人以外のインバウンドに集中。このほか、メリットトラベルは店舗、レッドタグはOTAとして、カナダ人のアウトバウンドに力を入れる。

 海外の旅行事業の方向性に関しては、とくにインバウンド(着地ビジネス)に注力し、リソースを集中投下。着地のオリジナルコンテンツ開発を積極的に進める。

 さらに自社コンテンツを世界で流通させる仕組み作りを進めており、21年にローンチする見込み。同社の商材を他社にも取り扱ってもうといった、BtoBのカタチを展開していく狙い。

 ホテルやアクティビティ、ガイドなどのコンテンツを「グローバルインバウンドプラットフォーム」に一元管理。同プラットフォームから、HISグループはもちろん、各国のOTAもコンテンツを取り扱えるようにする。完全な敵対関係ではなく、パートナーとして捉え、流通・販売の最大化をはかる。

 旅行事業の19年通期予想は同12%増の7280億円で、20年には8500億円を目指す。将来的にはM&Aなどを進め、海外法人取扱高を日本事業と同規模に成長させていく。

外房の心地よい海風に吹かれながらフラを楽しむ  ホテルグリーンプラザ鴨川、イベント開催

2019年6月10日(月) 配信

各地のイベントやフラスクール等で活躍しているフラダンサーが演舞

 ホテルグリーンプラザ鴨川(千葉県鴨川市)は7月25日から、「ガーデンプール フラ・フェスタ in HGP鴨川 2019」を開始する。

 各地のイベントやフラスクールなどで活躍するフラダンサーが、ホテル内のガーデンプールとガーデンテラスで演舞する。同ホテルは「外房の心地よい海風に吹かれながら、ハワイアンミュージックに合わせてダンサーが表現する優雅な踊りをお楽しみください」とPRする。

イベント概要

開催期間:2019年7月25日(木)~8月5日(月) ※12日間

開催時間:午後3:30~、午後4:30~、午後7:30~  

※各回約30分の演舞

開催場所:ホテルグリーンプラザ鴨川 ガーデンプール、1Fシーサイドテラス

出演者

Halau Hula O Polinahe Ka Mea Lani(代表者=野中清美)

日程:7月23日~7月28日、7月30日、7月31日、8月5日

Lino Le’a Hula Studio(代表者=Malani Ku’u ‘i ‘ini〈高橋畝都子〉)

日程:7月29日

Hilo Hawaiian Academy(代表者=南崎弘子)

日程:8月1日、8月2日

Welina&HOANUI

日程:8月3日

Ka Pua Heilani Dance Studio(代表者=Heilani Tomoe)

日程:8月4日

※出演者は変更になる場合がある

初心者目線の「パラダキャンプ場」7月6日から 長野県佐久市

2019年6月10日(月) 配信

雄大な浅間山の眺めが最高!広々キャンプ場が7月6日オープン

 長野県佐久市にある佐久スキーガーデン「パラダ」(運営=平尾山観光、長野県佐久市)が2019年7月6日(土)、初心者目線でアウトドアに不慣れなファミリーや女性でも楽しめる場所づくりを意識したキャンプサイト「パラダキャンプ場」をオープンする。コンセプトは「おしゃれで、手軽なキャンプデビューができる!」。9月29日(日)までの期間限定で開く。

 「パラダキャンプ場」は、最寄りの佐久平スマートICから車で約5分、佐久ICから約8分とアクセス抜群。場内にトランポリンやストライダーなど、子供が楽しめるアトラクションも備える。また、山のキャンプ場とは違い、キャンプ場から約15分圏内に大型スーパーやホームセンター、病院があり、レンタル用具も用意している。キャンプ初心者の家族や女性でも気軽にキャンプができる。

キャンプサイトがある「北パラダ」、公園やアクティビティが充実した「南パラダ」

キャンプイメージ

 「パラダ」は、今回期間限定でオープンするキャンプサイトが位置する北パラダと、高速道路が直結している南パラダの2エリアで構成されている。

 南パラダは、高速道路から直接アクセスできる「佐久平ハイウェイオアシスパラダ」「平尾山公園」を有する、佐久市の北東に位置する広さ26・6㌶の公園。園内には、「センターハウス」や昆虫について学べる「昆虫体験学習館」、昆虫を間近で観察できる「カブトムシドーム」、疲れを癒す温浴施設「みはらしの湯」のほか、観光リフトの営業をはじめ、スーパースライダーやアスレチック広場などアクティビティも充実している。

 また、森林セラピーや平尾山トレッキングなど、自然の中で1日中楽しく遊べる公園。南北の相互利用を通じ、観光客の滞在時間の長期化と観光消費の拡大を推進する。

料金

基本サイト利用料+お客様別利用料=ご利用料金 ※表示料金は税別

基本サイト利用料:3,500円/1泊・1張

施設使用料:500円/1泊・1人、3歳以下は無料

パラダキャンプ場概要

所在地:385-0002 長野県佐久市上平尾2066-1

営業期間:2019年7月6日(土)~9月29日(日)

サイト数:50組(サイト)

共用設備:

 共用炊事場、男女別水洗トイレ、自動販売機(ソフトドリンク)、

 ゴミステーション、売店

環境:草地

チェックイン/チェックアウト:

 午前10:00~午後7:00/翌日午前10:00

予約方法:インターネット

問い合わせ:佐久スキーガーデンパラダ パラダキャンプ場

TEL0267-68-5116

FAX0267-68-5117

ホームページ:

事業の目標と今後

 営業期間は9月下旬までを予定し、初年度は5千人の利用を想定している。今後は夏休みの家族、宿泊者向けに昆虫探検ツアー、ナイトウォーク体験や熱気球などのアクティビティとの体験プログラムを中心に提携も進めていく。

「味のある街」「久寿餅」――池上池田屋(東京都大田区)

2019年6月8日(土) 配信

久寿餅 1人前390円(税込)▽池上池田屋▽東京都大田区池上4―24―1 ▽tel03(3751)0154。

 先日、東京都大田区にある池上本門寺を訪れた。最寄駅は東急池上線の池上駅。
 
 駅からお寺まではゆっくり歩いて約15分の道のりだ。駅前には「本門寺通り」の看板が。通りにあるのはもつ焼きや寿司、イタリアン、エスニックなど、歴史を感じたり庶民的だったりおしゃれだったりと多様な店々。住宅もある。さらに進むと六郷用水跡や池上本門寺参道の石碑、木格子の家などもあり、歴史的な情緒も感じられる。
 
 長栄山池上本門寺は日蓮宗大本山だ。毎年10月11、12、13日には法要が行われ、とくに多くの参詣者でにぎわう。この総門をくぐると長い石段が参詣者の眼前に現れる。戦国武将、加藤清正の寄進によって造営されたと伝えられるものだ。96段を上り切り、仁王門をくぐると大きく視野が開ける。
 
 境内の松濤園は江戸時代の名作庭家・小堀遠州によるもの。幕末には、この庭園のあずまやで西郷隆盛と勝海舟が江戸城無血開城を決める会談をしたと伝えられている。ほかにも境内には加藤清正の供養塔や、歌人の幸田露伴、プロレスラーの力道山の墓などがある。
 
 新緑の季節で、五重塔が青空に映えて美しかった。歴史ある佇まいに「本物」の風格が漂うこの五重塔は、江戸幕府2代将軍徳川秀忠の乳母である岡部局の発願により建立され、1608年に上棟式が行われたものだ。戦災を免れ、関東に現存する五重塔の中で最古のものとなり、国の重要文化財に指定されている。池上本門寺には、ほかにも宝塔や木造日蓮聖人坐像など、多くの文化財が伝わっている。
 
 さて池上駅から池上本門寺の間で、複数の「くずもち」の店を見かけた。気になって、帰りにその中の一軒、池田屋で買い求めた。池田屋は「久寿餅」と書く。関西を中心に普及している「葛餅」は植物の葛からつくられるが、久寿餅は小麦粉からできている。久寿餅自体には味がついておらず、黒蜜ときな粉をたっぷりかけていただくのが私の好みだ。これからの季節にもおすすめのスイーツだ。池田屋には喫茶スペースがあり、店内でいただくこともできる。 

 (トラベルキャスター)

 

コラムニスト紹介

津田 令子 氏

 

 社団法人日本観光協会旅番組室長を経てフリーの旅行ジャーナリストに。全国約3000カ所を旅する経験から、旅の楽しさを伝えるトラベルキャスターとしてテレビ・ラジオなどに出演する。観光大使や市町村などのアドバイザー、カルチャースクールの講師も務める。NPO法人ふるさとオンリーワンのまち理事長。著書多数。

 

 

 

 

 

 

映画・お茶・宿泊が一体となったホステルが東京都・両国にオープン予定

2019年6月7日(金) 配信

宿泊スペースで映画を鑑賞し、お茶を堪能できる

 蒼樹(ソーウッド)(包怡萱社長、東京都渋谷区)は2019年夏、泊まれるシアター「Theater  Zzz」(シアターズィー)をオープンする予定だ。同ホステルは「数奇と出会い風景が重なる」をコンセプトに、お茶と映画、旅の3つの要素が1つの空間で集約し、風景が重なり合うことで新たな可能性を発見を与えるような特別体験を提供する。

 ホテル内の茶屋「CHASURU」では、自らブレンドするお茶を楽しみながら広々としたくつろぎの空間と仕事ができる「カフェスペース」、大型スクリーンを設置し、厳選された映画をBGVとして投影する施設内シアタースペースを展開する。

 夜間は茶席を宿泊スペースに変え、オープンステージにテントを張る。休日は交流をテーマに厳選した映画の上映イベントを開き、海外の人と地元の人が一緒に映画を楽しみ、上映会後はお茶を楽しみながら交流を深めることもできる。

施設の特徴

茶屋「CHASURU」
 お茶と花、フルーツ、薬膳を自分の体調や気分に合わせてブレンドできるシステムで、味だけではなく、香りや色の変化など、お茶を深く知ることで自由に楽しむことができる創造型茶屋だ。宿泊施設と一体となっているため、宿泊している海外から来たゲストも体験できる。夜はお茶カクテルなど健康に配慮した独自のお酒メニューを提供し、地元客と宿泊客が交流できる場となっている「CHASURU」は独自ブランドとして今後は茶屋として単独での出店も検討している。ティーエッセイスト・日本茶アーティストの茂木雅世さんがお茶の選定及びオリジナルレシピ開発を監修する。

多くのお茶を用意。花とフルーツ、薬膳とブレンドできる

ティーエッセイスト・日本茶アーティスト 茂木雅世(煎茶道 東阿部流 師範・茶育指導士
  急須で淹れるお茶=煎茶とそのまわりをちょっとだけおもしろくする活動を行う。  煎茶をただの飲み物としてではなく、より人の奥深くに、もっと身近に、暮らしの中に取り入れてもらいたいという想いのもと、ワクワクするお茶の場をさまざまな形で創り続けている。

THEATER
 同シアターでは、足を伸ばしてお茶と茶菓子でくつろぎながら映画を鑑賞することができ、夜はそのままシアタースペースにテントを張り宿泊できるなど、通常の映画館とは一味違う体験を提供する。また、シアタースペースでは、”あたらしいシーンは、Theaterからはじまる”をテーマに数々のシアターイベントをプロデュースしている、クリエイティブチームDo it Theater(ドゥイット・シアター)が企画協力として参加し、交流をテーマにした英語字幕での日本映画の上映やゲストを呼んでの上映会などさまざまなイベントを定期的に実施予定となっている。海外から来たゲストと地元の人々が一体になって楽しめるイベントの開催を予定している。

THEATERのようす

Do it Theater
 ”あたらしいシーンは、Theaterからはじまる”をテーマにイベントを企画プロデュース。 累計3万人以上が来場する「品川オープンシアター」や横浜赤レンガ倉庫を舞台とした「シーサイドシネマ」、 ロックバンドSuchmosとタッグを組んだ「DRIVE IN THEATER Suchmos」など、あらゆるスタイルの体験を意欲的に作り出している。

「ものがたり食堂」で活動する「Food Director さわのめぐみ」
 家族全員が料理人という家庭で育ち、物心が着くころには同じ料理の世界に。 2年間イタリアへ修行、帰国後、イタリア料理という枠から飛び出しさまざまな料理を提供したいとの考えから店舗を持たず、宅配で料理を提供している。 宅配や食べるアートイベント「ものがたり食堂」を中心に活動。

その他利用シーン
 広々とした空間は、海外から来たゲストの人や地元の人も、蔵前・両国エリアで稽古に励む力士たちもゆったり利用できるシアター・カフェ空間として設計し、コワーキング利用や、20年に向けた海外撮影クルーの拠点、女子会や講演会、学生団体や企業によるハッカソンなどさまざまな形態での利用も想定している。

空間デザイン
空間の特徴
 劇場型ホテル「Theater Zzz」の一番の特徴は、劇場の起源である屋外劇場の形状を生かしたことによる。屋外劇場では身分も人種も違う人々が集い交流を深めていた。そのイメージを活かし、足元には芝生、見上げると天井に麦畑が広がり、まるでピクニックに出かけたかのような開放感や楽しさを体験できる空間となっている。

遊休空間の利用
 昼間はお茶、夜は宿泊、休日はシアターやレンタルスペースなど、1つの空間をさまざまな形態と表情に変化させ、それぞれが抱える遊休空間を別の形態が補い合うよう構築している。空間と時間の有効活用を極力まで突き詰めた設計となっている。

未完のデザイン
 同ホステルはたくさんの要素が集まる場所であり、どれかに偏ることなく、それぞれの要素が滲み出すような空間デザインとなっている。そのため、壁で仕切るのではなく、もっと繊細で柔らかな境界でパブリックとプライベート、宿泊客と地域住民、時間と空間をつないでいる。表面的な飾りで表現するのではなく、時間軸により奥行きを与える空間を意図した。一見不整合にも見えるこのデザインは、時間とともに記憶を重ね、風景に溶け込み成長していくもの。未完であることこそが和のデザインだと同社は考えている。

出店エリア
 イーストトーキョーエリア(台東区・墨田区・江東区)は「江戸東京博物館」「北斎美術館」など、江戸にまつわる美術館・博物館が点在している。また、浅草・上野には古くからある建築物や、老舗のお店、下町情緒ある通りなど、江戸文化を象徴するスポットとして、世界各国から観光客が集まるエリアだ。最近では、両国~蔵前~清澄白河エリアに海外の有名コーヒースタンドやチョコレートの専門店、新進のベンチャー企業が出店するなど、隅田川を中心に新しいカルチャーが点在している。このようにローカルとグローバルが融合するエリアに「Theater Zzz」の1号店をオープンすることで、海外からの観光客と地元の人々のハブとして日本文化を発信する拠点になることを目指す。

ホステル概要

名称:Theater Zzz(シアター ズィー)
住所:〒130-0011 東京都墨田区石原1丁目18−7 1F
アクセス:都営地下鉄大江戸線 両国駅より徒歩4分、JR 総武線 両国駅より徒歩11分、都営地下鉄浅草線 蔵前駅より徒歩12分
テント数:16テント(最大18人収容)※男女共用
開業日:19年夏予定

運営会社概要

商号:蒼樹株式会社(ソーウッド) 英表記(SOOWOOD CO.,LTD.)
所在地 :〒150-0002東京都渋谷区渋谷 1-12-8 ILA 美竹ビル 507
代表取締役: 包 怡萱
業務内容:不動産企画開発、不動産運営管理、ホテル運営、ホテル開発コンサルティング