広島空港発着の遊覧便運航開始 水陸両用でしまなみ海道へ

2019年12月11日(水) 配信

水上を運航する水陸両用機

 せとうちSEAPLANES(岡崎剛社長、広島県尾道市)は2020年1月10日(金)、広島空港を発着する水陸両用機の遊覧便「広島エアポートフライト」の運航を始める。

 2016年の開業以来、尾道市浦崎町のオノミチフローティングポート、18年からは、島根県松江市のなかうみスカイポートを拠点とした遊覧・チャーター便を運航している。これまでに約5500人が搭乗した。

遊覧ルート

 広島エアポートフライトでは、尾道水道や向島、因島、生口島などのしまなみ海道の島々とそれぞれに形の異なった架橋を巡る。オノミチフローティングポートに近い水域で、離着水する。せとうちの多島美を楽しみながら、水陸両用機ならではの水面から空へ飛び立つ醍醐味を体験できるコースだ。

広島エアポートフライト(しまなみ&離着水体験コース)概要

運航日:月、金、土、日、祝日

ダイヤ:午前11:40発 午後0:20着

料金:3万5千円(税込)

申し込み方法:電話申し込み、Web申し込み(Web割引5%)

TEL:予約センター 0848-70-0388(午前9:30〜午後5:00)

東京観光財団、「観光教育の効果」を説明 寺本教授が講演

2019年12月11日(水) 配信

玉川大学教育学部教授の寺本潔氏

 東京観光財団(前田新造理事長)は12月9日(月)、東京都内で旅行会社やホテル、観光関連団体を対象に、観光教育の効果を説明するセミナー「子供たちへの観光教育のススメ」を開いた。同会では、早期の観光教育を訴える玉川大学教育学部教授の寺本潔氏が講師として登壇した。 

  寺本氏は、小学校の社会科の教科書には自動車産業や農業など記載がある一方で、観光については、ほぼ書かれていない現状を紹介。「優秀な人材が観光業以外に興味を持つ可能性がある」と危機感を示した。そのうえで、「観光産業の成長を継続するためには、小学生の段階から観光産業に興味を持ってもらう必要がある」と早期の観光教育の重要性を説明した。 

 さらに、観光への興味を持ってもらうための策として、観光産業の現場で働く人が、学校を訪れる案を示した。やりがいを話すことで、「子供が持つ観光業界へのイメージが変わる」と強調した。

 観光教育の導入が進まない理由の1つとして、「教える側が観光を知らない。観光の指導法が分からない」と指摘。そこで、寺本氏は来春、教師用の手引書を発行する考えを示した。

 初等中等教育の観光教育は今年3月に初めて、東京都中央区でシンポジウムを行ったことから寺本氏は「2019年は初等中等教育の観光教育元年にあたる」との認識を示した。

 参加者に向けて「観光教育の導入事例は少ない。今日のセミナーを踏まえて、観光業界からも観光教育の重要性を広げてほしい」と訴えた。

 東京観光財団は観光教育の普及へ、今後も同様のセミナーをシリーズ化して実施する予定となっている。

傘のシェアリングサービス「アイカサ」を展開するNature Innovation Group、東京駅周辺エリアでのサービスを開始

2019年12月11日(水) 配信

古地図がデザインされた傘

 傘のシェアリングサービス「アイカサ」を展開するNature Innovation Groupはこのほど、東京駅周辺エリアでのサービスを開始した。JR東京駅の各出口、八重洲地下街、東京スクエアガーデン、日本橋高島屋S.C、日本橋三越本店、COREDO室町1など41のスポットで傘を借りることが可能になる。

 「アイカサ」は、2018年12月にサービスを開始した。現在は、渋谷や上野をはじめとした都内全域と、福岡県福岡市で展開。傘スポットは約700カ所ある。利用者は突然の雨に際して傘を購入するのではなく、レンタルし、雨が止んでから最寄りの傘スポットに返却する。

料金表

 貸し出す傘のデザインは、地域ごとに異なっている。東京駅エリアでは、日本橋と八重洲、京橋、大手町、丸の内、有楽町の6エリアの実際の古地図をデザインとして採用し、訪れた人が傘を開いた際に、エリアの良さや楽しさを感じらるようにした。

 制作にあたっては、東京ステーションシティ運営協議会と東京建物がスポンサーとして協力。採用された古地図は1849~50年に制作されたもので、日本橋に店舗を構えているぶよお堂が提供した。

設置場所(一例)

JTB、従業員と企業の持続的成長を支援 新サービス「flappi」を来春開始

2019年12月11日(水) 配信

(左から2番目)JTBの髙橋広行社長

 JTB(髙橋広行社長)は12月11日(水)、JTBベネフィット(中村一郎社長)を通して、従業員と企業の持続的成長をサポートする新サービス「flappi(フラッピ)」を2020年4月から提供を開始すると発表した。同グループが目指す「第三の創業」を実現するための解決策として「EVP(Employee Value Proposition=従業員にとっての価値向上)」に取り組む。

 来春からサービスを開始する「flappi」は、従業員一人ひとりの多様な情報や行動データを収集後、AI(人工知能)などで分析して個別に適切な情報をフィードバックする。従業員は診断結果から自らの強みや課題などに気づくことで、自発的な行動につながったり、充実した生活が送れるようになることが期待できる。

 さらに可視化されたデータを基に、企業には組織の課題と解決策を提供。組織と人材の両面から企業の成長を支援する。

JTBの髙橋広行社長

 JTBの髙橋社長は、同日に東京都内で開いた会見で「『EVP』が、多くの企業にとって重要な経営課題になっている」とした。

 そのうえで、「JTB独自のソリューションモデルを提供することで、従業員と企業の関係性を従来のステージからアップグレードすることを目指したい」と力を込めた。

 5年後の目標は、導入企業200社、売上20億円を目指す。

 なお、同サービスの開発・提供にあたり、コンサルティング会社のシグマクシス(倉重英樹会長)と、リーダー育成のビジネススクールを経営するグロービス(堀義人代表取締役)と戦略的提携を行った。両社はサービス開発と運営に携わっていく。

稚内-利尻島・礼文島航路に新造船「アマポーラ宗谷」就航 ハートランドフェリー、20年2月4日から

2019年12月11日(水)配信

アマポーラ宗谷(進水式のようす)

 ハートランドフェリー(札幌市)は、2020年2月4日(火)から稚内-利尻島・礼文島航路に、新造船「アマポーラ宗谷」を就航させる。

 旅行スタイルが多様化するなか、1等アイランドビューシートやキッズルーム、ベビールーム、ペットルームを同航路で初めて導入した。新しい船の就航で、稚内-利尻・礼文を結ぶ全船のバリアフリー化も完了した。

新しい船の特色

 フェリー業界初!ポケモンのアローラロコンとロコンがキッズルーム、ベビールームに

 全国のフェリー会社として初めて、ポケモンのアローラロコンとロコンをデザインしたキッズルームとベビールームを設置する。2018年10月の北海道と株式会社ポケモンの包括連携協定に基づき、道の魅力を広く発信するため、「北海道だいすき発見隊」を結成。アローラロコンが隊長、ロコンが副隊長に任命されている。今回の取り組みは、北海道、株式会社ポケモン、ハートランドフェリー3者の連携により、離島航路活性化の一環として実現した。

 1等アイランドビューシートを新設

 全面が窓になっている1等アイランドビューシートを新設した。目の前に広がるオーシャンビューと日本百名山の利尻山や礼文島を眺める船旅が楽しめる。リクライニングシートには、船名と船体 カラーになった利尻島固有種の「リシリヒナゲシ」の柄をあしらった。 

 稚内-利尻・礼文航路初! ペット―ルームを新設
 わずかな時間もペットと一緒にいたい人におすすめのペットルームを新設した。6つのペットケージを用意している。

アマポーラ宗谷

おもな船室:
 特別室           定員8人(4人×2部屋)
 1等アイランドビューシート 定員70人
 1等和室          定員14人
 2等指定          定員148人
 2等            定員255人(夏季は310人)
総トン数:4,250トン
全長  :96・5メートル
幅   :15メートル
速力  :19・1ノット
旅客定員:495人(夏季550人)
車両積載:8トントラック21台(乗用車のみ53台)

 船名「アマポーラ宗谷」のアマポーラは、スペイン語で「ひなげし」を指す。利尻島固有の「リシリヒナゲシ」にちなみ命名した。

木村カエラさんがプロデュースしたラブベンチ、渋谷区に登場

2019年12月11日(水)配信

(写真左から)設置したベンチに座る木村カエラさん、渋谷区長の長谷部健さん

 渋谷区観光協会(金山淳吾代表理事、東京都渋谷区)は12月10日(火)、新しい観光資源・観光スポット開発の一環として、歌手の木村カエラさんがプロデュースしたラブベンチ「INFINITY LOVE BENCH(インフィニティ・ラブ・ベンチ)」を、渋谷区川沿いの2―3地区(渋谷ブリッジ近く)に設置した。

 発案の背景には、JR安和駅(高知県須崎市)にある通称「ラブラブベンチ」が存在する。同ベンチは多くの人が足を運び、観光スポットとしてのにぎわい創出につなげている。ベンチや座る場所の少ない渋谷区も、観光資源・観光スポットになりうるベンチを設置したいとの思いから企画を始めた。椅子のデザインを渋谷に縁がある木村カエラさんに依頼し、世界に一つだけのベンチを完成させた。

 今回制作した「INFINITY LOVE BENCH」は、設置後に渋谷区へ寄贈。同協会では、地域の人や渋谷で働く人、遊びに来た人などの老若男女に利用されることで、温かみのある多様なラブストーリーが生まれることを期待している。あわせて、ベンチで記念撮影をした際に、ハッシュタグ「#シブヤラブベンチ」をつけてSNS(交流サイト)投稿をお願いしている。

 ベンチの製作過程などは、12月23日(月)に日本テレビ放送の番組「ZIP!」内で放送予定と伝えている。なお、生放送のため放送日が変更になる場合もある。

「INFINITY LOVE BENCH」の特徴

①椅子の角度効果により自然に寄り添う構造

 通称ラブラブベンチと言われている由来でもあるが、座る部分に角度があり、2人で座ると自然に寄り添う構造になっている。

②災害時にも活用出来る携帯充電機能を搭載

 椅子の裏に、携帯の充電ができるUSBが搭載されている。太陽光で充電を可能にしているため、災害時などの緊急時にも使用できる。

③木村カエラさんによる総合プロデュース

 アーティスト活動としても注目を集め、渋谷にも縁ある木村カエラさんに総合プロデュースを担ってもらい、椅子のデザインから色塗りまで、一つ一つを手作業で行った。椅子の名称「INFINTY LOVE BENCH」の名付け親でもあり、「愛は永遠であり無限の力」と、メッセージが込められている。

「INFINITY LOVE BENCH」概要

「INFINITY LOVE BENCH」の設置場所(写真クリックで拡大)

ベンチ名称:INFINTY LOVE BENCH(インフィニティ・ラブ・ベンチ)

設置日:12月10日(火)

設置場所:渋谷区川沿い 2―3地区

製作:一般財団法人渋谷区観光協会

寄贈先:渋谷区役所土木課

施工会社:KAMARQ HOLDINGS PTE.LTD.

【発表】第45回(2020年)プロが選ぶ100選

 

 旅行新聞新社(石井貞德社長、本社・東京都千代田区)は12月11・21日合併号の「旬刊旅行新聞」と自社ホームページで、第45回「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の総合、もてなし部門、料理部門、施設部門、企画部門の入選施設を発表しました。総合では加賀屋(石川県和倉温泉)が3年連続で1位になりました。

 ホテル・旅館100選は全国の旅行会社による投票を集計し100選施設を選出するもので、観光業界で最も歴史のあるランキングイベントです。1976年の第1回以来、今回で45回を迎えます。投票は10月に全国の旅行会社(旅行業登録1種、2種、3種)の本社や支店、営業所など1万5982カ所に、投票案内を掲載した「旬刊旅行新聞」と投票用紙(専用はがき)を直接送り、実施しました。返信いただいた投票ハガキを集計し、「もてなし」「料理」「施設」「企画」の部門ごとの100選および、4部門の合計点からなる「総合100選」が決まりました。また選考審査委員の互選により「日本の小宿」10軒も選出しました。

 同時に第40回「プロが選ぶ観光・食事施設、土産物施設100選」、第29回「プロが選ぶ優良観光バス30選」、第3回「プロが選ぶ水上観光船30選」も発表しました。優良観光バス30選では名阪近鉄バス(愛知県名古屋市)、土産物施設100選では御菓子御殿(沖縄県読谷)、水上観光船30選ではシーライン東京(東京都港区)がそれぞれ初めて1位となりました。

※〈おことわり〉
 バス30選で昨年1位のはとバス(東京都大田区)は、主催者判断で選出の対象外としました。

■第45回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選(総合トップ10入選施設)

順位 館名 県・地区名
1位 加賀屋 石川県 和倉温泉
2位 稲取銀水荘 静岡県 稲取温泉
3位 八幡屋 福島県 母畑温泉
4位 白玉の湯泉慶・華鳳 新潟県 月岡温泉
5位 指宿白水館 鹿児島県 指宿温泉
6位 草津白根観光ホテル櫻井 群馬県 草津温泉
7位 日本の宿 古窯 山形県 かみのやま温泉
8位 水明館 岐阜県 下呂温泉
9位 ホテル鐘山苑 山梨県 富士山温泉
10位  いぶすき秀水園 鹿児島県 指宿温泉

 

 総合(11位~100位)、部門(もてなし、料理、施設、企画)、観光・食事施設、土産物施設、優良観光バス、水上観光船、日本の小宿の各入選施設につきましては当社ホームページに掲載しています。

■表彰式・祝賀パーティー

 1月17日(金)には東京・京王プラザホテルで、入選施設や来賓、招待者を交えての表彰式と祝賀パーティーを開催します。

日時 2020(令和2)年1月17日(金)

    表彰式:11:00~

    祝賀パーティー:12:15~

会場 京王プラザホテル5階 コンコードボールルーム

    東京都新宿区西新宿2-2-1 TEL03-3344-0111

【ご案内】プロが選ぶ100選ロゴマークの更新について

「100選」ロゴマーク
「100選」ロゴマーク

 12月11日に「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」ならびに「プロが選ぶ観光・食事、土産物施設100選」、「プロが選ぶ優良観光バス30選」、「プロが選ぶ水上観光船30選」の新しいランキングを発表いたしました。これを受け、事業ロゴマークも開催回を更新いたしました。引き続き、ご活用いただければと思います。

 当社では、旅館100選ランキング冊子の翻訳版の発行なども試み、100選関連事業のより一層の付加価値づくりに努めてまいりました。今回のロゴマーク作成もその一環です。観光業界のなかでも最も歴史のあるランキング発表事業をより多くの皆様にお伝えし、入選施設様をはじめ、ご投票にご協力いただいている旅行会社様や各企業様の事業に役立つよう取り組んでまいります。

 ロゴ使用に際しては、下記のリンクから申請書を入手いただき申請をいただいております。旧ロゴマークの使用を申請いただいた各社・各館様も更新にあたり、お手数ですが、再度申請手続きをお願いします。

申請書はこちら(ZIP圧縮)からダウンロードください。
(リンクをクリックするとPDFファイルが開きます)

JAL、機内誌のウェブ版「SKYWARD+」を新設 

2019年12月10日(火)配信

「SKYWARD+」のサイトイメージ

 日本航空(JAL)はこのほど、JALグループの機内誌「SKYWARD」のウェブ版「SKYWARD+(スカイワードプラス)」を新設した。

 コンセプトは「知りたい、見たい、旅したい」。機内誌「SKYWARD」のバックナンバー記事に加え、ウェブ版ならではの旅に関するオリジナル記事も配信する。

 ウェブ版の編集部が、旅の魅力を再発見してもらえるようなコンテンツを順次配信し、「SKYWARD」の世界をウェブ上でさらに広げていくとする。

SKYWARD+(スカイワードプラス)サイト

※PC・スマートフォン共通

KNT-CT、デビュー前の近鉄・新型特急「ひのとり」を限定貸切 ツアーで先行乗車を

2019年12月10日(火)配信

メタリックレッドの外観(イメージ)

 KNT-CT(米田昭正社長)はこのほど、デビュー前の近鉄・新型名阪特急「ひのとり」に先行乗車できるツアーを売り出した。2020年2月9日(日)限定で貸し切り、クラブツーリズム(小山佳延社長)と近畿日本ツーリスト関西(三田周作社長)、近畿日本ツーリスト中部(中津功社長)の3社がそれぞれツアーの企画・販売を行う。

 貸し切りの新型特急「ひのとり」は、大阪上本町~近鉄名古屋間を運行する。ツアーでの乗車は、往路または復路いずれかの片道となる。

 商品の一例として、クラブツーリズムは日帰りコースのほか、「ひとり旅(おひとり参加限定の旅)」や最上級ブランド「ロイヤル・グランステージ」など、さまざまな形態のツアーを用意した。内容も、観光バスを使わずに鉄道を乗り継ぐ旅など多岐にわたる。全コースに観光が付き、添乗員が同行する。

 近畿日本ツーリスト関西と近畿日本ツーリスト中部は、主に宿泊がセットのフリープランを展開。参加者の自由度が高いのに加え、全プランで「ひのとり」の「プレミアムシート」と「レギュラーシート」のいずれかを選択できる。

プレミアム車両(イメージ)

 「プレミアムシート」は本革を使用し、電動リクライニングを搭載している。座席の前後間隔も130㌢と広い。一方、「レギュラーシート」は、高さが調整できる足置きを装備。座席の前後間隔も116㌢あり、従来より車内の快適さが向上している。

 なお、すべてのツアー参加者に「ひのとり」記念品のプレゼントがある。

 「ひのとり」は20年3月14日(土)に運行を開始する新型車両で、「くつろぎのアップグレード」をコンセプトとしている。座席は、後ろ気にせず背もたれが倒せる“バックシェル”を日本で初めて全席に装備した。

申込方法

【クラブツーリズム】
 
特集ページ : https://www.club-t.com/special/japan/hinotori/
 
( 検索⇒ クラブツーリズム ひのとり )
 
【近畿日本ツーリスト】
 
特集ページ : https://www.knt.co.jp/meito/sp/hinotori/index.html
 
( 検索⇒ 近ツー ひのとり )
 
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