主な事業計画として、海外旅行は関係機関と連携したプロモーションを行い、「海外旅行市場の生き残りをかけた」活動に注力する。具体的には、2国間での「Welcome to My Country(Go To海外)」キャンペーンの仕掛けなどを行うほか、安心安全を根底とした海外旅行ガイドライン制定と管理型旅行の実現、ハワイやビジネストラック開始国など2国間協議体による早期交流再開に向けた取り組みを行う。
2020年11月、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」創始者の前澤友作氏からのふるさと納税支援をきっかけとして動き出したのが、官民協働の「全部ある当麻町プロジェクト」の力による、Made in 当麻町「“ととのう”町」サウナプロジェクト。村椿哲朗町長が「当麻町の自然の中でサウナを基軸とした観光振興、リラックスしながら仕事のできる空間を創造したい」とTwitterで応募し、500万円がふるさと納税として寄付されたことから動き出した。
プロジェクト1番目の課題として取り組んだのが、全国初、本格的サウナが車内で楽しめる「キャンピングサウナバス」の開発だ。当麻町ならではのサウナバス開発に向け、キャンピングカーの製造事業を手掛けるトウマ電子工業「Touma Auto Project」の車両開発を中心に、サウナスペース内装材など木材提供には当麻町森林組合など、「木育の町」を掲げる当麻町内の町工場がタッグを組んだ。本場フィンランドのサウナ入浴方法で、ストーブの上で暖められたサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させる“ロウリュ”が車内で体験できる。