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LGBTフレンドリー企業へ 「PRIDE指標2020」で「シルバー」受賞 KNT関西

2020年11月24日
編集部:入江千恵子

2020年11月24日(火) 配信

PRIDE指標2020でシルバーを受賞した

 近畿日本ツーリスト関西(三田周作社長、大阪府大阪市)は11月16日(月)、LGBTフレンドリー企業を目指した取り組みが「PRIDE指標2020」において「シルバー」を受賞した。多様な価値観を尊重し、すべての人々に価値ある旅行サービスを提供していく。

 同社ではこれまで、IGLTA(nternational Gay & Lesbian Travel Association、国際LGBTQ+旅行協会)への加盟をきっかけに、LGBTが働きやすい職場、お客が利用しやすい店舗などの取り組みを進めてきた。

 主な取り組みにとして、会社の規定類集に性的指向など差別禁止を明記するほか、社内での意見交換会や啓発活動を実施。また、社内教育や情報発信、入居ビルに「多目的トイレ」の案内表示、プライドイベントへの参加などを行ってきた。2019年8月には「大阪市LGBTリーディングカンパニー」の認証を受け、今回もこれらの活動が認められ、受賞につながった。

 「PRIDE指標2020」は、LGBTが働きやすい職場づくりを目指す任意団体「work with Pride」が、日本で初めて性的マイノリティに関する企業・団体の取り組みの評価指標を策定した。

 指標は、Policy(行動宣言)、Representation(当事者コミュニティ)、Inspiration(啓発活動)、Development(人事制度・プログラム)、Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)の5つで構成されている。

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