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「観光客にもやさしい飛騨市」へ 市民団体がバリアフリーマップ制作

2020年6月9日
営業部:鈴木 克範

2020年6月9日(火)配信

市内各所を訪ね、調査した結果をマップにまとめた

 岐阜県・飛騨地域(飛騨市、高山市、下呂市、白川村)に居住する、重度心身障がい者の保護者らでつくる市民団体「あかりんぐ」はこのほど、「飛騨おでかけバリアフリーマップ」を作成し、市内各所で配布を始めた。マップを生かし、市民だけでなく「観光客にもやさしい飛騨市」を目指す。

 「平成31年度飛騨市やさしいまちづくり応援助成金」を活用して、2000部発行した。宿泊施設や飲食店などマップ掲載36店舗に加え、市役所、観光案内所、道の駅など配布している。制作にあたり実際に店舗を訪ね、入口や育児食・介護食の対応が可能かどうかなど、当事者目線で確認した。また、調査を進めるなかで、バリアフリーとは「段差がない」などのハード面整備だけでなく、段差があっても心づかいをしてくれる「ハート(心)のバリアフリー」で入店できる店もあると感じたことから、設備だけでなく、ハートバリアフリーの店舗も掲載した。

 飛騨市は「いつまでもあんき(気楽)に暮らせる飛騨市づくり」として、みんなにやさしいまちづくりを、目標に掲げている。昨年は、春のミズバショウが美しい池ケ原湿原に、車いすでも散策できる約900㍍の木道を設置している。

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