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新社長に坂口克彦氏 2―3年後に上場目指す ハウステンボス

2019年5月31日
九州支局:有島 誠

2019年5月31日(金) 配信

新社長の坂口克彦氏(右)と会長の澤田秀雄氏

 長崎県佐世保市のテーマパーク・ハウステンボス(HTB、澤田秀雄社長)は5月15日、澤田社長が取締役会長に退き、同社最高人事責任者の坂口克彦氏を代表取締役社長とする人事を発表し、5月21日開催の臨時株主総会、取締役会で正式決定した。

 記者会見で澤田氏は「社長就任から約10年だが、就任前は18年間赤字が、今は毎年70―80億円の利益が出ている。ただ、徐々に減収減益になるなか、次の発展には大型イベントなど新しいことをやらなければならない」と説明。

 自身が親会社のエイチ・アイ・エス(HIS)に注力するなか、「全時間をHTBに投入でき、マネジメント力、発想力がある人を新社長に迎えた」と坂口氏へ交代の理由を話し、「2―3年後の株式上場と県、佐世保市と一緒に4―5年後のIR誘致成功の2つのミッションを達成してほしい」と新社長への期待を込めた。

 坂口氏は「ミッション達成にはカリスマ経営から組織経営への転換が必要」と述べ、親会社に頼らず独自に発展していくため「お客様の声やスタッフからの知恵も経営に反映させる」と強調した。10月からは増収増益策をスタートする予定という。

 なお、同日は2019年9月期第2四半期決算も発表された。18年10月1日―19年3月31日までのハウステンボスの入場者数は前年同期比6・5%減の130万4千人。このうち海外客が同14・0%減の77万900人、宿泊者数は同9・7%減の14万3千人となった。

 この結果、取扱高が同10・2%減の130億4700万円、営業利益は同22・9%減の31億7100万円、経常利益は同16・5%減の33億6800万円となった。9月通期では入場者数258万人、取扱高261億円を目指す。

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