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管理者試験“出題ミス”、受験者全員に5点加点(JATA)

2013年11月1日
編集部

 日本旅行業協会(JATA)は10月18日、同協会が代行して10月13日に実施した2013年度総合旅行業務取扱管理者試験で、出題ミスがあったと発表した。受験者全員に配点の5点を加点して対応する。

 対象の問題は、受験科目「海外旅行実務」設問51の「海外旅行中に旅券を紛失し、旅券の発給を申請した旅行者が旅券の再取得に要した費用について、帰国後に旅行者が加入している海外旅行傷害保険で保険金を請求する場合、携行品損害保険金の支払いの対象とならないものは次のうちどれか」で、示した4つの選択肢から1つを選ばせる問い。

 しかし、「携行品損害補償特約」は、「携行品損害保険金を支払わない場合」の1つとして「保険の対象の置き忘れまたは紛失」と定められているため、すべての選択肢で携行品損害保険金が支払われる対象とならず、正解のない問題となった。

 なお、同試験の正解は10月18日付で、JATAホームページ上で公表しており、合格者の発表は11月22日を予定する。

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