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子ども観光庁長官、記者会見開く 日本の魅力は「和の文化」 

2018年8月1日
編集部:平綿 裕一

2018年8月1日(水) 配信 

8月1日は4人の子ども観光庁長官を任命

観光庁は8月1~2日に開かれる「子ども霞が関見学デー」に合わせ、子ども観光庁長官を任命した。両日程で計8人が選ばれた。初日は任命された小学生ら4人が、国土交通省内で長官業務などを体験。田端浩観光庁長官と対面し、模擬記者会見に臨んだ。外はうだるような暑さのなか、会見室には楽しげな声が響いた。

 「将来は多くの旅に出て下さい」(田端長官)。子供らは田端長官の呼び掛けに元気に応え、“1日子ども観光庁長官”の辞令を受け取った。その後同庁の仕事の説明を聞き、省内の一角であいさつ回りをした。

 記者会見では、訪日外国人を増やすためのアイデアを出し合った。住んでいる地域で自慢したい点を話したあと、それぞれ誘客の方策を発表。ビーチ活用や多言語表記の整備など大人顔負けの案が飛び交った。

 「外国人に一番見てほしい日本の魅力は」と記者から質問を受け、田畑衣桜俐(いおり)(小4)さんは「自然」と回答。続けて美崎海斗(小3)くんは「文化遺産」、岸本花(中1)さんは華道や茶道などの「和の文化」、吉村玲一(小4)くんは「富士山」と、思い思いの考えを披露した。

子ども長官が外国人のおもてなし体験

 4人は場所を移動し、観光庁ブース(提供:ぐるなび)で、外国人に日本食を勧めるコンシェルジュ体験をした。少し恥ずかしがりながらも、コンシェルジュになりきった「おもてなし」で乗り切った。4人はぐるなびに対し、感謝状を授与した。

 一方、将来の夢について聞くと、吉村玲一くんは「観光庁に関係する仕事」と笑顔で答え、今日の体験が将来に向けての第一歩になったようだ。

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