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情熱もつ旅人応援、需要変化に対応、CPも(ブッキング・ドットコム)

(左から)チェナー氏、若槻さん、FUJIWARAの2人

 ブッキング・ドットコム・ジャパンは8月29日に、「情熱トラベラープロジェクト」を始めた。旅先などが決まったパッケージ旅行でなく、情熱をもち旅する人を応援する。この一環で宿泊券が当たるキャンペーンやアワードも発表した。

 「情熱をもって旅行する醍醐味や楽しさをより多くの人に広めたい」。ブッキング・ドットコムのロバート・チェナー営業部長は、同日に開いた会見で同プロジェクトの意義を語った。

 プロジェクトの告知も兼ねてCPを同日に開始。SNS(交流サイト)のインスタグラムとツイッターで、指定のハッシュタグ(「♯Booking情熱トラベラー」など)を付けた投稿を募る。投稿には実現したい情熱の内容、泊まりたい施設の名称・画像を一緒に載せてもらう。抽選で国内外の宿泊施設3泊4日分の宿泊券をプレゼントする。

 プロジェクトの情報発信も工夫する。食やファッション、写真、芸術の各専門分野で活躍する4人の「情熱トラベラー」を登用。4人は自身の情熱を実現するためさまざまな国を旅する。このようすを10月以降、ユーチューブ(動画サイト)などで観られるようにする。旅への意欲を喚起する狙いだ。

 同日の会見では「情熱トラベラーアワード」を発表。タレントの若槻千夏さんが受賞した。古着の買い付けなどで、海外に情熱をもって旅をした点などを評価したという。

 若槻さんは「海外を1人で旅をする経験で得るものはたくさんある。旅は人を成長させるもの」と述べた。受賞後はお笑い芸人のFUJIWARAの2人も登壇し、会場を盛り上げた。

 近年、LCC(格安航空会社)が多く就航し、とくに海外の1人旅は増え、需要も変化している。

 国土交通省によると、航空会社112社の17年国際定期便の夏季スケジュールでは、16年冬季比で週当たり84便増。全旅客便数に占めるLCC比率が23・6%で、過去3年6期の平均成長率は約17%と大きく伸びている。日本人出国者数も17年に入り、7月までで4月以外は前年を超えている。これに伴う1人旅増加のニーズを取り込むため「今後もこのプロジェクトを第2弾、3弾と続けていく」(広報部)と話す。

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