新会長に星氏(栃尾又温泉自在館)、るるぶサイトでの販売へ、日本秘湯を守る会

  • 2017-1-21
星雅彦新会長(右から2番目)があいさつ

星雅彦新会長(右から2番目)があいさつ

 日本秘湯を守る会(佐藤和志会長、191会員)は2016年12月20日、静岡県・熱海温泉の大観荘で2016年度定時社員総会を開いた。任期満了にともなう役員改選では、佐藤好億名誉会長が続投。新会長には、新潟県・栃尾又温泉自在館主人の星雅彦氏が選出された。顧問の就任が決まった佐藤和志会長は「次世代の会員には多くの経験を積み重ねてもらい、小さくても光る秘湯であるように、皆さんとともに頑張っていきたい」とあいさつした。

 今年度は、2年前から継続的に協議を続けていたJTBのるるぶトラベルサイトで、「日本秘湯を守る会」の販売を新たに展開することなどを決めた。また、会員増強によって温泉文化の灯りを絶やさず、地域振興や地方再生への貢献も目指す。16年度に6万部発行したスタンプ事業も共同宣伝、相互誘客に向け、さらに推進していく。

 地熱対策については、現在、各支部に温泉・地熱担当者を置いて温泉管理報告を義務づけている。今後は報告内容の詳細を詰め、将来起こりうる事態に対処できるように、データ作成にも取り組む。佐藤名誉会長は「42年間の歴史のなかで、なぜこの会は残ったのか。本当にお互いが信じ合える会だったから」と語り、「我われが地域のなかでかけがえのない生き方をすることで、次の世代へとバトンタッチができる人づくりを考えていこう」と力強く呼びかけた。

 星新会長は「この会が築き上げてきた大切なものを守りながら、新役員一同、少しでも前に進んでいけるように一生懸命取り組んでいく」と述べた。 

 朝日旅行の鶴田隆志社長は「オンライン旅行会社(OTA)が数字を上げる一方、リアルエージェントは苦労している。当社はテーマ性に特化した会社として、“秘湯ブランド”を守り、共存共栄で羽ばたいていきたい」と、新たな販売網の開拓にも取り組んでいく姿勢を示した。

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