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新潟県の石「ヒスイ」が国石に

2016年10月1日
編集部

 日本鉱物科学会は9月24日、金沢市で行われた総会で「日本の石(国石)」に“ヒスイ”を選定した。自然金や水晶など5種類の候補から、会員による投票で決定した。

 日本では、古代縄文時代の遺跡からヒスイを加工した勾玉などの装飾品が発見され、日本の宝石の原点と言われている。ヒスイは新潟県糸魚川地域が最大の産地で、宝石になるような綺麗なものを多く産出している。それゆえ、糸魚川市が2008(平成20)年に市の石に選び、今年5月には日本地質学会が新潟県の石に選んでいる。

 糸魚川市観光協会は11月18―20日、東京の表参道・新潟館ネスパスで観光物産フェアを開く。ヒスイの産地ならではの宝飾品なども並ぶので、好みの「日本の石」を探しに立ち寄ってみてはいかがだろうか。

【長谷川 貴人】

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