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「インバウンドへの挑戦」、宿研キズナサミット開く(宿泊予約経営研究所)

末吉秀典社長
末吉秀典社長

 宿泊予約経営研究所(末吉秀典社長)は7月7日、神奈川県横浜市の横浜ロイヤルパークホテルで第4回「宿研キズナサミット」を開いた。今年のテーマは「国際化・インバウンド」で、末吉社長は「昨年9月に当社は創業10周年を迎え、キズナサミットも4回目となった。今年はインバウンドをテーマに、これまでの課題や今後の挑戦への気づきのヒントになれば」とあいさつした。

 基調講演はトリップアドバイザー・ホテルセールスチームマネージャーの伊藤大輔氏が「口コミ活用による訴求性向上」について語り、「ユーザーは口コミが多い方を選ぶ。認知度を高める作業が必要」など、さまざまなアドバイスを行った。

 UHM社長・庭のホテル東京総支配人の木下彩氏は現在5―6割が外国人観光客で、地域密着型ホテルとして稼働率9割まで上げていった取り組みなどを紹介した。その後、パネルディスカッションや、懇親会などが行われた。

 また、今年の宿研アワード2015は、東日本エリアは沼津グランドホテル(静岡県沼津市)、西日本エリアは瑞宝園(兵庫県・有馬温泉)が受賞した。

 沼津グランドホテルの受賞のポイントは、近隣に複数の大手チェーンホテルが開業し厳しい状況のなかで、売上を4年連続で前年比120%以上キープ。メインターゲット向けのプランや、販売環境の見直しと整備を行ったことや、競合を意識した価格設定で過度な値下げ防止への取り組みや、予約受付時間を延長し、販売機会損失を軽減したことなどを評価。

 一方、瑞宝園は、平日の在庫を売る仕組みづくりや、グループサイズ拡大を狙い、売上アップや、検索順位を計画的にアップしたことに加え、口コミ件数、評価アップによる成約率の向上、柔軟な在庫提供などが受賞の理由として挙がった。

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