ボルドーと中継結びワイン楽しむ ジャルパックがオンラインテイスティング企画

2021年5月12日(水) 配信

前回のようす

 ジャルパック(江利川宗光社長)は5月28日(金)に、オンラインでワインの飲み比べが楽しめる「グラン・クリュ・シャトー『シャトー・ラグランジュ』オンラインテイスティング」を開く。 ジャルパックパリ支店と連携してボルドーと視聴者を中継で結び、解説を聞きながら、事前に送るワインを堪能する企画。

 飲み比べするワインはフランス・ボルドー、 メドック地方サンジュリアン村「シャトー・ラグランジュ」の 飲み頃となった10年物のシャトー・ラグランジュ2011(赤)とレ・フィエフ・ド・ラグランジュ2011(赤)。ライブ中継では現地のラグランジュスタッフが日本語通訳付きで解説するほか、同企画でしか見ることができない貴重なワイナリーを撮影した独自動画も視聴できる。

 2月に第1回を実施し、好評で完売したことから今回2回目を開催する。 新型コロナウイルス感染拡大で海外旅行ができないなか、同社は「ワイン好きにはたまらない企画。オンラインでフランス旅行気分を堪能して」とアピールしている。

 企画はZoomを利用する。募集組数は先着30人(Zoom30接続)。開催は5月28日(金)の午後7:30~8:40分ごろまで。価格は1接続2万9800円。申し込みや詳細はジャルパックのホームページから。


Go To事業者に調査 宿泊は40%、旅行は80%が予約7割減(観光庁)

2021年5月11日(火) 配信

観光庁は5月11日、Go Toトラベル参加事業者に対し行ったアンケート調査結果をまとめた

 観光庁は5月11日(火)、Go Toトラベル事業参加事業者に対して行ったWebアンケートの結果をまとめた。1~5月の利用・予約の状況が前年同期比で「7割以上減少した」と回答した宿泊業事業者は30~47%の間で推移したのに対し、旅行業事業者は76~84%と、およそ8割に多大な影響が出ていることが分かった。

 アンケートは4月19(月)~22日(木)に、同事業に参加する3万4656事業者(宿泊・2万8066事業者、旅行6590事業者)を対象に行われた。

 また、1~3月は実績、4月は調査前までの実績とこれ以降の予約状況、5月とゴールデンウイークは予約状況で集計している。

 7割以上減と回答した宿泊事業者は、1月は42・3%、2月は43%だった。3月には31%と微減したが、4月には42・3%となり、5月は47・2%の見込みとなっている。

 旅行業は、1月は81・4%、2月は84%。宿泊業と同じく3月には76%と減少したが、4月には81・5%が予約状況の悪化を訴えた。5月は84・2%となる見込みだ。

JTBのハワイ旅行をより快適に 新サービス「ルックJTBスマートハワイ」7月開始

2021年5月11日(火) 配信

イメージ

 JTB(山北栄二郎社長)はこのほど、ハワイ旅行を安心かつ快適に楽しめる新サービス「ルックJTBスマートハワイ」を7月から始めると発表した。独自のアプリを導入し、旅行日程表やツアー参加証などを電子化することでペーパーレス化を実現するとともに、経路検索機能などを搭載し、ハワイ滞在中の新たな過ごし方を提案する。

 今回、導入する「オリオリハワイアプリ」は、ルックJTBの参加者が無料で使えるアプリで、非接触サービスを提供するほか、旅ナカの混雑や待ち時間などのストレス軽減を目的としている。コンセプトは「新しい旅。もっと快適に、もっと感動を。」。

アプリのイメージ
アプリのイメージ

 アプリを活用することで、これまで紙媒体だった行程表のほかオリオリカードなどが電子化されるとともに、同社運行の「HiBus」の停留所やバス到着までの待ち時間なども把握することもできる。また、「HiBus」のほか公共交通機関の「The Bus」や車、徒歩などを含めて、目的地までの経路検索も可能とした。

 同社は、国際交流の再開を見据え、ニューノーマル時代の新たなハワイの過ごし方を提供していく。

ロコパ、宿の物語掲載するメディア開設 女将らの想い伝え親しみを

2021年5月11日(火) 配信

Relux Journalのイメージ。宿の歴史や文化なども掲載する

 ホテル・旅館の宿泊予約サービス「Relux(リラックス)」を運営するLoco Partners(村上文彦社長、東京都港区)はこのほど、宿の物語を掲載するトラベルメディア「Relux Journal」を立ち上げた。利用者に女将や支配人らの宿への想いなどを伝え、宿泊する施設への親しみを深めてもらう。

 同メディアは宿泊施設の旅の新しい発見となる文化や歴史、働く人の想い、こだわりなどの本質を物語として発信するために開設された。

 具体的には、宿泊施設の歴史と土地、文化などのテーマに沿った記事や、宿泊体験などを掲載する。このほか、宿泊施設と観光業に携わるプロフェッショナルの”想い”に着目したインタビュー記事「Relux シアター」も載せる。

前払い方式も支援対象に 感染防止策の設備強化費用も補助(地域観光事業支援)

2021年5月11日(火) 配信

観光庁はこのほど、地域観光事業支援の補助内容を新たに発表した

 観光庁はこのほど、当初5月末としていた地域観光事業支援の対象期間を12月末まで延長し、対象となる県がより柔軟な県民割を実施できるよう、支援を明確化した。また、各都道府県が行う、宿泊事業者が感染防止策の強化に取り組む際の費用の支援を、国が財政的に補助することを発表した。

 緊急事態宣言が4月25日(日)に発出されたことで、補助対象期間を4月1日~12月31日(1月1日チェックアウト分)の宿泊分まで延長した。なお、補助対象は8月31日(火)までに予約、販売された旅行に限る。

 また、県民割への支援方式については、あらかじめ宿泊・旅行券を宿泊施設や旅行会社などが旅行者に販売し、宿泊代金・旅行代金の一部を前払いする方式が支援の対象となることを明示した。

 この方式を利用した例として、①旅行者は宿泊施設などから1万円分の宿泊・旅行券を前払い5000円で購入②宿泊以降、宿泊施設は都道府県に対し、1万円分の「宿泊・旅行券精算申請」を行う③都道府県は国からの補助金を使い、旅行者の前払い分を除く残金5000円を、宿泊施設に対して精算する──などの使い方ができる。

 また、サーモグラフィなどの設置や、非接触チェックインシステムの導入など、宿泊事業者が感染拡大防止策の強化に取り組む際の都道府県の支援事業も、地域観光事業支援の一環として支援する。

 補助率は、各施設における事業費の2分の1を上限とする。なお、各都道府県が地方創生臨時交付金などを活用して連携補助を行うことを認めている。

 一定の条件を満たした事業については、すでに支払い済みの費用でも補助対象となる。

クラシックホテルで楽しむ優雅な日帰り旅 富士屋ホテルが「デイユースプラン」売り出す

2021年5月11日(火) 配信

客室 フォレスト・ウイング ツインフォレストサイド

 富士屋ホテル(神奈川県・箱根町)は7月31日(土)まで、「富士屋ホテル デイユースプラン」を売り出している。クラシックホテルで楽しむ優雅な日帰り旅を提案するプランで、最大8時間の利用が可能。利用人数は1~3人。

 ランチ付き、ディナー付き、食事なしの3プランから選択でき、フォレスト・ウイング最上階のスパと部屋のバスルームで宮ノ下の温泉が堪能できる。

 食事はランチ、ディナーともフランス料理のメインダイニングルーム「ザ・フジヤ」と洋食のレストラン「カスケード」の2会場から選べ、歴代の料理長から伝わる往年のレシピが味わえる。

 料金は、食事なしが1人1室利用で平日3万円、2人1室利用で平日1万5000円、洋食ランチ付が1人1室利用で平日3万7000円、2人1室利用で平日2万2000円、フレンチディナー付が1人1室利用で平日4万8000円、2人1室利用で平日3万3000円など。なお、1人につき50円の入湯税が別途必要。

数量限定でPCR事前検査付き宿泊プラン発売 プリンスホテル

2021年5月11日(火) 配信

客室(イメージ)

  プリンスホテル(小山正彦社長、東京都豊島区)はこのほど、全国のプリンスホテルで数量限定のPCR事前検査付き宿泊プランを売り出した。

 陰性結果が表示されたアプリを提示すると館内利用券が発行されるお得なプランの提供を通じ、PCR検査を受けやすい環境を整えることが目的。将来的には、宿泊や婚礼などで同ホテル利用する際にオプションでPCR検査を受けられる体制も構築する。

 今回のプランは3月から開始していた宴会、婚礼でのPCR検査のオプションサービスを拡大したもので、検査の実施は医療・福祉分野のモバイルICTソリューションを提供するアルムと提携。PCR検査とアルムが提供する救命・健康サポートアプリ「MySOS」を組み合わせたサービスを提案している。PCR検査は、アルムが提携する「天太会 チームメディカルクリニック」が行う。

 PCR事前検査付き宿泊プランは、5月21日~7月21日までが宿泊対象期間で、41ホテルが対象となる。

 宿泊者は事前に郵送されてくる検査キットを使い自身で検体を採取し、提携の検査機関に郵送。結果は宿泊前日までに通知される。1泊の室料、朝食、PCR検査キットがセットになっており、陰性結果が表示されたアプリを提示すると1 泊1 室につき5千円か3千円の館内利用券がもらえる。

 なお、陽性が判明した場合は宿泊できないが、宿泊のキャンセル料は発生しない。

エアトリ、予約サイト刷新へ 「国内ホテル」に新機能

2021年5月11日(火) 配信

刷新されたエアトリ国内ホテルのトップページ

 エアトリ(柴田裕亮社長兼CFO)はこのほど、運営する総合旅行プラットフォーム「エアトリ」内で、「国内ホテル」予約サイトのトップページを大幅に刷新した。ニューノーマル時代の宿泊需要の獲得に向け、利便性向上を目的に新機能を追加した。

 今回の刷新により、東京ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンなど、日本のランドマークによる検索や、人気エリアからの検索機能を拡充。レジャー・ビジネス、ファミリー層など目的に沿ったエリア検索を充実させた。

 あわせて、フリーワード検索機能を顧客データ利活用による「候補ワード抽出機能」を最適化し、検索の利便性を飛躍的に向上。さらに、日本地図から希望エリアを検索し、目的地に1番近い宿泊施設が検索できるようになった。

 このほか、従来の日程・出発地・目的地での検索だけではなく、都市別での人気ホテル・高級旅館をランキングで掲載。利用客の利便性向上のため、「エアトリ」での特別価格をランキング上に最安値で掲載し、予約ができる機能を実装した。これにより、目的地の最寄りのエリアから宿泊施設を予約できなかった人も、多くの選択肢から宿泊先を検索、予約することが可能となった。

ヴィソン ホテルズ、7月20日オープン 予約の受付始める

2021年5月11日(火) 配信

ホテルヴィソンの外観。コンセプトは「身体と自然をつなぐ宿泊施設」

 HISホテルホールディングス(岩間雄二社長)と住友林業、アクアイグニスが出資するヴィソンホテルマネジメント(清水学社長、三重県・多気町)はこのほど、7月20日(火)に開業する宿泊施設「ヴィソン ホテルズ」の予約受付を公式ホームページで始めた。

 同ホテルは商業リゾート施設「VISON(ヴィソン)」内にオープン。「身体と自然をつなぐ宿泊施設」をコンセプトに、建物には三重県産木材を使う。「ホテルヴィソン」と「旅籠ヴィソン」で構成される。運営はヴィソンホテルマネジメントが担う。

 ホテル内にはさまざまな飲食店や温浴施設を設置した。地元である三重県や近隣の東海圏・関西圏の消費者の利用も促進する。

 「ホテルヴィソン」は全6棟のプライベートヴィラを備える。1棟ごとに季節を表す名称を冠し、露天風呂と外居間を配置するなどした。全棟から雄大な山の緑を望めるという。また、茶人の千宗屋氏監修の茶室付ヴィラのほか、ペットと泊まれる棟も用意した。価格は1泊1部屋当たり7万800円(税・サ込)から。

 同ホテルには全155室のホテルタイプも開く。一部客室には客室内と同面積のテラスを設け、大自然を感じながら露天風呂や食事などを堪能できるプライベート空間を提供する。料金はダブルルームで1泊1部屋当たり3万4600円(税・サ込)から。

 「旅籠ヴィソン」は全4棟からなり、客室数は全40室。1棟ごとに異なるデザイナーがプロデュースする洗練された世界観を各客室で体感できるという。予約の受付は5月下旬に開始し、オープンは8月となる。

 同ホテルは名古屋駅から約1時間30分、難波駅から約2時間の場所に位置する。7月1日(木)には、名古屋・松坂・伊勢・南紀方面から三重交通の路線バスが運行を始める予定だ。

 VISONの面積は約119㌶で、東京ドーム24個分ほど。敷地内には産直市場とレストラン、スイーツエリア、オーガニック農園、木育エリアなど68店が出店する。国内では初めて認可された高速道路のインターチェンジと直結する民間施設となる。

JALの客室乗務員が出雲観光タクシー「うさぎ号」ガイドに コロナで開始は延期

2021年5月11日(火) 配信

共同会見(左からJAL山陰支店・澤山支店長、客室乗務員の瀬沼さん、出雲市・伊藤副市長)

 出雲観光協会(島根県出雲市)はこのほど、出雲市内の観光名所を案内する「出雲周遊観光タクシー うさぎ号」で、日本航空(JAL)の客室乗務員がガイドとして乗務する旅を企画した。新型コロナウイルスの感染状況を見て、開始時期を決定する。

 出雲市とJALは3月26日(金)に「出雲の観光イメージアップ事業」として、JALの客室乗務員が市内の観光業務に従事する事業を発表。20人の客室乗務員が「JALふるさと応援隊」として、毎週火・水・木曜日に1人ずつ市内の観光業に従事する。うさぎ号のガイドデビューに向けては、4月に研修を行い、5月4日(火)のデビューを目指していたが、緊急事態宣言の発令で延期となっている。JALの客室乗務員が観光タクシーにガイドとして乗務することは初の取り組みという。

 

「うさぎ号」現役ガイドによる現地研修のようす

 「うさぎ号」は2020年9月から運行を開始。専属ガイドが1人同行して公共交通では訪れにくいパワースポットなど、タクシーの利点を生かした場所を巡りながら、歴史や神々の系譜などをわかりやすく説明する。少人数で密を避けながら、自由な旅を楽しむことができるのが売り。検温や消毒に加え、運転席と後部座席間の飛沫防止シートなど感染対策も施している。

 出雲観光協会によると、「1万円~1万8000円と高額商品にもかかわらず昨年10月から12月には毎日のように申し込みや問い合わせがあり、人気商品となった。とくに女子旅やご夫婦でも利用が増えている」と好評という。

 4月1日(木)からは、「森、海、郷、美、湯」をテーマに新たに9つのコースを設定。パワースポットや特別な食事、温泉などが楽しめる。

 なお、5月は島根県民対象の「再発見!あなたのしまねキャンペーン」やセットの「しまねっこクーポン」を利用すると、7千円割引になるため、同協会は県民への利用を呼び掛けている。