JMBプレミアムツアー、「AGORA」で販売開始

2017年10月25日(水) 配信

JALグループ機内誌・会員誌「AGORA」11月号の掲載ツアーが、10月24日(水)から発売される(写真はイメージ)

ジャルパック(藤田克己社長、東京都品川区)はこのほど、「AGORA」2017年11月号掲載のツアー商品を売り出した。JALマイレージバンク(JMB)会員向けのプレミアムツアーとなっている。

 バルト三国や、サンクトペテルブルクを周遊するクルーズ商品など、高品質のツアー造成に注力するジャルパックらしい商品が目白押しだ。座席は、JALビジネスクラスとプレミアプエコノミークラス、エコノミークラスの座席(一部)から選択できる。

AGORA11月号掲載、オススメツアー

世界最高峰6ツ星豪華ブティック船「シルバー・スピリット」号

「世界最高峰6ツ星豪華ブティック船「シルバー・スピリット」号で旅する
世界遺産の宝庫バルト三国とサンクトペテルブルククルーズ 13 日間」

出発日:2018年7月6日(金)

出発地:羽田

「加賀・橋立港で水揚げされた旨さの証!タグ付き加能蟹 Wタグ付き橋立港水揚げ蟹を山代温泉の老舗で愉しむ 2日間」

出発日:2017年11月7日(火)~2018年3月10日(土)

出発地:羽田

※12月30日(土)~1月4日(木)の出発を除く。

 

JTBギフトシリーズが30周年!「祝いあう幸せな日を増やそう」をコンセプトに30周年記念キャンペーンを実施

2017年10月25日(水) 配信

運命的な記念日を見つけよう

JTB(髙橋広行社長、東京都品川区)は、JTBギフトシリーズ30周年を記念して、「祝いあう幸せな日を増やそう」をコンセプトに30周年記念キャンペーンを実施する。

 今から30年前の1987年11月20日に、全国デパート共通商品券「ナイスショップ」の販売を開始。同シリーズは、時代のニーズに沿った商品リニューアルを継続的に実施し、現在もロングセラー商品になっている。

キャンペーン概要

 「HELLO NEW BIRTHDAY」では、生年月日を入力するだけで、直近で訪れる新しい誕生日を発見できる。例えば、生まれてから1万日目や、生まれたときに輝いた星が届く日など、気づいていない運命的な記念日を確認できる。

 合わせて、Twitterで「HELLO NEW BIRTHDAY」の画面シェア&JTBギフトシリーズアカウントフォローすると、以下のプレゼントが当たるキャンペーンも実施する。

第1弾:「JTBトラベルギフト」

3万9030(Thank you 30th!)円分

10人(2017年10月18日(水)~11月19日(日))

第2弾:「JTBナイスギフト」

1万円分

30人 (2017年11月20日(月)~12月24日(日))

 同社は、今後も「大切な人をもっとHappyに」できるJTBギフトシリーズをめざして、選んで安心、貰ってうれしい商品を届けていく。

「HELLO NEW BIRTHDAY」診断コンテンツ:

JTBギフトシリーズ30周年キャンペーン:

舞台は東北の農山漁村 訪日外客を深い食体験で誘客

2017年10月25日(水) 配信

東北の“農山漁村”を舞台に深い食体験を得られる旅行プランを作成し、訪日外国人観光客を誘致――。料理通信社はこのほど、食に特化した旅”をテーマに旅行商品「Fooding Tourism」を開発した。

  今回のツアーは、復興庁が進める「新しい東北」交流拡大モデル事業の一環。 現在14のツアーを用意し、JTBなど提携する旅行会社から順次販売を開始。今後もコースの新設も予定するほか、地域の自然と食の魅力を自転車で移動しながら楽しむ「グルメライド」も導入する。岩手県一関に江戸時代より伝わる縁起物「果報餅」や山形県の「山伏修行体験」、「農家民泊」など、個人で体験するにはハードルの高いものをパッケージ化し、訪日外国人旅行者や在日外国人、また日本文化により深く接したい日本人が利用しやすくしたのも特徴だ。

山伏体験も

Fooding Tourism 詳細

「なまはげ体験」プラン   

 仙台店のレストランで、秋田県・男鹿半島の年中行事「なまはげ」を体験し、日本の民族文化に触れる旅。食事は伝統的な作りの古民家で、秋田の郷土料理と東北のお酒を味わう。器は工芸品「曲げわっぱ」を使用。

主催:JAPANiCAN

エリア:宮城県仙台市

リンク先:

「会津伝統食」プラン

 150~200年前に建てられた歴史的建造物を再建した料亭で、会津の伝統的な暮らしと郷土料理を味わう旅。箸の代わりにネギで食べるそば「ねぎそば」と「わっぱめし」を堪能。「わっぱめし」は、木でできた工芸品“曲げわっぱ”にごはんや山菜、サケの切り身などをのせて蒸しあげたもの。※多言語での説明あり

主催:JAPANiCAN

エリア:福島県会津若松市

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山伏体験! 国宝・五重塔の見学&完全ビーガン精進料理 日帰りツアー

 山中で修業をする修験者「山伏(やまぶし)」を案内役に、日本の「信仰」と「食」を体験するツアー。山伏衣装を身に付けて参加。東北唯一の国宝「五重塔」を見学したあと、神社に参拝し、宿坊で精進料理を味わう。

主催:JAPANiCAN

エリア:山形県鶴岡市

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出羽三山ハイキングツアー 

 修験道の山として知られ、3つの山を巡ると生まれ変わることができると言われている「出羽三山」をウォーキングする生まれ変わりの旅。精進料理を味わい、秘湯の温泉旅館で山の恵みを堪能する。

主催:My Tokyo Guide

エリア:山形県鶴岡市

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冬景色こたつ舟&世界遺産「中尊寺」日帰りツアー/地元名物のもち料理ランチ付き

 世界遺産・平泉と周辺観光地を巡るタクシープラン。公共交通機関では行きにくいエリアを堪能できる。幽玄な渓谷「猊鼻渓(げいびけい)」では冬景色をこたつ舟から楽しみ、ランチは、江戸時代から食べ続けられる一関名物「もち」料理を堪能。9種類のもちの中に小枝が入っていたら果報(=しあわせ)が訪れるという「果報もち」を味わえる。※平泉で使える音声ガイド付(英語、中国語、韓国語、仏語、ドイツ語、スペイン語)

主催:JAPANiCAN

エリア:岩手県一関市

リンク先:

 

農家民宿に泊まる! 家庭料理と農家の手仕事を体験

 河童や座敷童など日本の妖怪民話が言い伝えられる遠野で、農家民宿を体験。夕食は、地元で採れる季節の素材を生かした家庭料理が堪能できるほか、わら細工など、昔ながらの農家仕事の体験も行える。※JR遠野駅~観光箇所(1カ所)~宿泊箇所までの往路送迎付

主催:NPO法人 遠野山里ネットワーク(販売:JAPANiCAN)

エリア:岩手県遠野市

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日本唯一のユネスコ食文化創造都市 鶴岡でめぐり合う、豊かな農と食の時空間

 ユネスコ食文化創造都市鶴岡にある、日本一の農家レストラン“菜ぁ”で有機農法による農作物栽培を見学したあと、その愛情こもった安全で美味しい食材の地元料理を味わう。主人から、食材の説明や有機農業、農家レストランを営む苦労など、その思いを聞きながら、自然豊かな地で農と食のとっておきのひと時を過ごす。

 主催:株式会社出羽庄内地域デザイン

エリア:山形県鶴岡市

リンク先:

「Fooding Tourism」鶴岡で巡めぐり合う、豊かな農と食の時空間【募集中】
http://www.cradle-ds.jp/ryoko/plan/2017food_ja.html
「Fooding Tourism」鶴岡で巡めぐり合う、豊かな農と食の時空間【募集中】

2017年11月以降販売予定

Yamabushi Guide Walk &鶴岡の食文化を体験  

 山中で修業をする修験者「山伏(やまぶし)」を案内役に、山伏の衣装を身につけて山頂まで歩いたあと、在来野菜のハウスの見学や、野菜をふんだんに使ったランチを堪能。 鶴岡ならではの食の生産現場を案内する「鶴岡ふうどガイド」が案内を行う。

主催:株式会社めぐるん

エリア:山形県鶴岡市

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つるおか食文化市場「FOODEVER」プラン  

 日本で唯一の「ユネスコ食文化創造都市」に認定されている山形県鶴岡市。その豊かな食文化を伝える情報発信拠点であり、鶴岡の食をまるごと味わえる飲食店や厳選された旬の食材、お土産品が並ぶ最先端の食の複合施設であるつるおか食文化市場「FOODEVER」。案内人とともに店内を回り、肉バルや魚バなどが軒を連ねるフードコート「鶴岡バル」とレストランで1品ずつ味わい、フルコースランチを楽しむ。

企画:株式会社FU-DO(ふうど)

エリア:山形県鶴岡市

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絶滅の危機から復活!! 南部太ネギをめぐる極太ツーリズム (販売予定)

 青森県南部町の伝統野菜「南部太ねぎ」のおいしさとストーリーを知るツアー。「南部太ねぎ」の収穫と料理体験のほか、地元の野菜や果物も楽しめる。

販売:ベルトラ株式会社/VELTRA Corporation

エリア:青森県八戸市

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2017年12月以降販売予定

青森南部町のイチゴ狩り&地元農家のお母さんと作る名物料理

 地域の暮らしを味わうツアー。青森県南部町で古くから食べ継がれている「かっけ」を農家のお母さんと一緒に作る。薪での火起こしも体験。甘みの強い大粒のイチゴ狩りも楽しめる。

主催:JAPANiCAN

エリア:青森県三戸郡南部町

リンク先:

Hachinohe Tour

 青森県・八戸市営魚菜市場で買い物をし、購入した魚介類にごはんとみそ汁を付けて、自分だけの朝食セットを作る。南部町では伝統野菜「南部太ねぎ」農家さんと交流しながら昼食。日本酒蔵を見学したあと、天然芝が美しい国立公園「種差海岸」へ。海岸沿いの民宿で郷土料理の夕食を堪能する。

主催:Beauty of Japan

エリア:青森県八戸市

リンク先:

 

出羽三山で自分を見つめるツアー 山伏と行くスピリチュアルな旅〜 

  日本の神聖な山と修行僧の思想を理解を求め、スピリチュアルで文化教養のある旅へ。出羽三山を山伏と歩き精進料理を堪能、他の地域にはないユニークな社寺を訪問する。

主催:Art of Travel

エリア:山形県鶴岡市

リンク先:

The Three Peaks of Dewa – Rediscover Yourself – the Art of Travel
http://theartoftravel.net/blog/2017/10/22/the-three-peaks-of-dewa-rediscover-yourself/

八戸で発見!日本の食遺産 ローカルと味わう郷土料理

 青森県・八戸市営魚菜市場で買い物をし、購入した魚介類にごはんとみそ汁を付けて、自分だけの朝食セットを作る。その後南部町生産者を訪問し、八戸のレストランで南部町食材を堪能。八戸酒造の蔵見学後、国立公園種差海岸にある民宿石橋で、地の魚介を豊富に使ったおふくろの味を味わう。宿泊は青森屋。

主催:Art of Travel

エリア:青森県八戸市

リンク先:

http://theartoftravel.net/blog/2017/10/22/discovering-japans-culinary-legacie...
http://theartoftravel.net/blog/2017/10/22/discovering-japans-culinary-legacies-hachinohe-aomori/
 

世界遺産・日光山輪王寺の紅葉の名所「逍遥園」 11月15日(水)までライトアップ 夜参り限定の御朱印も

2017年10月25日(水) 配信 

逍遥園ライトアップ

栃木県日光市の世界遺産・日光山輪王寺(りんのうじ)は、2017年10月25日(水)~11月15日(水)までの期間、紅葉の名所として知られる江戸時代の日本庭園「逍遥園(しょうようえん)」のライトアップを行う。

 同時開催で11月3日(金・祝)~5日(日)までの3日間、大猷院(たいゆういん)でライトアップを行う「ライトアップ日光2017」も催し、ライトアップした境内建造物を仁王門から拝殿まで参拝できるようになる。

 期間中は特別企画として「『逍遥園・大猷院』×『光』×『音』の幻想絵巻」と題し、国内琴楽の重鎮である和久文子氏をはじめとする演奏者によって、琴、篠笛、尺八の邦楽演奏公演もあるなど、「幽玄の世界」を楽しめる。さらに、「逍遥園ライトアップ」「ライトアップ日光2017」に合わせて、本堂(三仏堂)・大猷院で夜参り限定の御朱印も授与する。

<逍遥園>

 日光の紅葉の名所として有名な逍遥園は、面積が3,200平方㍍(約1千坪)あり、1250年以上の歴史を持つ輪王寺門跡の庭園として江戸時代に作られた代表的な日本庭園で、池の周りを歩きながら楽しめる池泉回遊式と呼ばれる庭園。

逍遥園

逍遥園ライトアップ開催概要

日程:2017年10月25日(水)~11月15日(水)

時間:

午後5:00~8:00(10月中)

午後4:00~8:00(11月中)

午後4:00~9:00(11月3日・4日・5日)

※最終入園は30分前まで

場所:日光山輪王寺 逍遥園

料金:500円(保護者同伴の小中学生・未就学児は無料)

※宝物殿は含まれない。※昼夜入れ替え制(昼間の券は使えない)

主催:日光山輪王寺

駐車場:輪王寺第1・第2駐車場を利用ください。駐車台数に限りがある。

閉門時間(午後5:00・10月中/午後4:00・11月中)以降は無料。

※11月3日・4日・5日は有料(500円)。

宝物殿・逍遥園 | 日光山 輪王寺 公式ホームページ
http://rinnoji.or.jp/precincts/houmotsuden
「輪王寺 宝物殿」は、1230年を越える日光山の歴史を物語る歴史的・美術的価値の高い資料(以下、什宝)を保存・研究し、ご参拝の皆様へ公開することを目的として建設され、昭和57年落成、翌58年(1983)に開館した鉄筋コンクリート2階建ての施設です。

大猷院ライトアップ開催概要

ライトアップ日光

日程:2017年11月3日(金・祝)~11月5日(日)

時間:午後4:00~9:00(入場は30分前まで)

場所:日光山輪王寺大猷院

料金:大人550円/小人(小中学生)250円

シャトルバス:11月 3日~11月 5日 午後4:00~9:00 随時運行予定

※三仏堂境内と大猷院境内の間を無料シャトルバスにてピストン運行。

宝物殿・逍遥園 | 日光山 輪王寺 公式ホームページ
http://rinnoji.or.jp/precincts/houmotsuden
「輪王寺 宝物殿」は、1230年を越える日光山の歴史を物語る歴史的・美術的価値の高い資料(以下、什宝)を保存・研究し、ご参拝の皆様へ公開することを目的として建設され、昭和57年落成、翌58年(1983)に開館した鉄筋コンクリート2階建ての施設です。

三仏堂夜参り限定 特別金文字ご朱印

限定ご朱印

受付時間:2017年

10月25日~10月31日 午後5:00~8:00

11月 1日~11月15日 午後4:00~8:00

11月 3日~11月 5日 午後4:00~9:00(ライトアップ日光期間中のみ)

※受付時間外(日中など)は授与できない。

場所:日光山輪王寺三仏堂

ご朱印代:500円

参拝料金:無料(ライトアップ期間のみ正面特別参拝)

三仏堂 | 日光山 輪王寺 公式ホームページ
http://rinnoji.or.jp/precincts/sanbutsudo
【重要文化財 世界遺産】輪王寺の本堂(三仏堂)は日光山随一、東日本では最も大きな木造の建物で、平安時代に創建された、全国でも数少ない天台密教形式のお堂です。現在の建物は、正保2(1645)年、徳川三代将軍「家光」公によって建て替えられました。

大猷院夜参り限定 特別金文字ご朱印

受付時間:2017年

11月3日~11月5日 午後4:00~9:00(※ライトアップ日光期間中のみ)

※受付時間外(日中など)は授与できない。

場所:日光山輪王寺・大猷院

ご朱印代:500円

参拝料:大人550円/小人(小中学生)250円

「逍遥園・大猷院」×「光」×「音」の幻想絵巻

<逍遥園公演>

公演時間:2017年

10月28日(土) 午後5:30(ライトアップ)

10月29日(日)  午後5:30(ライトアップ)

11月 3日(金・祝)午後2:00(昼) 午後5:00(ライトアップ)

11月 4日(土) 午後2:00(昼) 午後5:00(ライトアップ)

11月 5日(日) 午後2:00(昼)

場所:日光山輪王寺逍遥園

料金:観覧無料 ※但し、下記園内入場料がかかる。

<昼>大人300円/小人(小中学生)100円【宝物殿含む】

<ライトアップ>大人500円/小人(小中学生以下)無料

 

<大猷院公演>

公演時間:2017年

11月3日(金・祝) 午後6:30(ライトアップ)

11月4日(土) 午後6:30(ライトアップ)

11月5日(日) 午後6:00(ライトアップ)

場所:日光山輪王寺大猷院

料金:観覧無料 ※但し、下記拝観料がかかる

大人550円/小人(小中学生)250円

 

出演者:

箏 和久 文子(わく ふみこ)

箏 前川 智世(まえかわ ともよ)

篠笛・能管 狩野 嘉宏(かりの よしひろ)

尺八 福田 智久山(ふくだ ちくざん)

※天候などにより公演内容・時間などが告知なく変更することがある。

ナイトタイムエコノミー検討へ、有識者会議開く

2017年10月25日(水) 配信 

観光庁は2017年10月24日(火)に「『楽しい国日本』実現に向けた観光資源活性化に向けた検討会」を開いた

観光庁はナイトタイムエコノミー(夜遊び経済)などの体験型観光の検討を始めた。各省庁と連携し課題を洗い出し、来年3月までに提言をとりまとめ、必要な取り組みを来年度の予算要求に反映させていく。2016年の訪日外国人旅行消費額のうち、「娯楽サービス費」は全体の3%(4275円)と割合が低く、課題が残る。観光資源の体験メニュー充実と、その体験満足度向上を掛け合わせ、地方誘客や訪日滞在での消費の底上げを目指す。

 観光庁は20年までに、訪日外国人を4千万人、地方での外国人延べ宿泊者数を7千万人、消費額を8兆円に目標を据える。このため、ユニークベニュー利用促進などの観光資源を広げる取り組みや、テーマ別観光などの体験メニュー増加、多言語解説整備支援などの満足度向上に取り組んでいる。

 ただ「娯楽サービス費」は2016年の訪日外国人旅行消費額のうち、全体の3%と低い。訪日外国人1人当たりの消費額は同15万6千円だが、20年に20万円(8兆円割る4千万人)まで引き上げなければ目標は達成できない。

 これらを踏まえ、今後は観光資源の体験メニュー充実は「野外アクティビティ」「新たな日本文化・生活体験」などを議論。満足度向上に対しては「チケット購入の簡易化」「ナイトタイムの有効活用」などを検討していく。

 英国・ロンドンではナイトタイムエコノミーの取り組みが進んでいる。同庁資料によると、ロンドンの夜間市場は年間4兆円の経済効果、125万人の雇用を創出。16年8月からは地下鉄の24時間運行を始めている。

 一方、日本は出遅れた。改正風営法が昨年6月23日に施行され、自民党のナイトタイムエコノミー議連が17年4月に発足したばかりだ。日本の夜間市場規模も不明。委員からも「(ナイトタイムエコノミーの議論が)やっときたか」と声を漏らした。訪日客を取り込むのは世界各国との競争となる。日本に滞在しなければ、体験できない夜間市場のコンテンツ創出がカギとなりそうだ。

 このほか日本の旅行業界の商慣習への苦言もあった。日本の宿泊施設の予約可能な期間は、世界と比べ短い。「業界としてグローバルスタンダード化に取り組むべきだ」(日本観光振興協会・天野啓史常務理事)。

 同会の総括で、田村明比古長官も「従来の観光事業者の都合だけでは、課題は解決できない。今後は需要側の視点を中心に据えて議論をしていかなければならない」と、新たな目線で取り組んでいく考えを示した。

1689号(2017年10月21日付)1面特集について

【お詫びと訂正】

1689号(2017年10月21日付)1面特集掲載の表「17年度一般会計予算(総額に対する予算の割合)」の一部に間違いがありました。

以下にて訂正した表を掲載しました。本紙1690号(11月1日付発行号)にも掲載いたします。

「17年度観光関連予算」と、「17年度一般会計予算(総額に対する予算の割合)」

クリックすると拡大されます

ご不明点などございましたら、こちらの問い合わせフォームをご利用くださいませ。

「売れる仕組み」確立へ 山陰DMOがエアビーアンドビーと提携を発表 山陰DMO×airbnb

2017年10月25日(水) 配信

松江、宍道湖の嫁ヶ島

山陰エリアへの誘客増加をはかるため、山陰インバウンド機構(山陰DMO、福井善朗代表理事)とエアビーアンドビーが10月24日に提携を発表した。古民家を利活用した「農村滞在」や「漁村滞在」を促すことで、地域の魅力に直接触れる機会創出を目指す。エアビーアンドビーの持つマッチング力と、「体験」を武器に、売れる仕組みづくり「マーケティング力」の確立に注力する。

 魅力に事欠かない山陰エリア。今年3月に公開した、山陰自然や建物を紹介した動画は、動画配信サイトで570万再生を記録している。観光を盛り上げる施策も豊富。鳥取県では県の商工会議所が中心となって鳥取県改め「星取県」のPRを推進してきた。県の観光交流局観光戦略課も本腰を入れており、PR用のWebサイトや、スマートフォン端末用アプリの提供も行っている。

課題はマーケティング力アップ

 一方、16年の宿泊旅行統計調査(確定値)によると、鳥取県と島根県の延べ宿泊人泊者数は約645万6千万人。全都道府県中、40位(島根県)と44位(鳥取県)の結果に甘んじている。「観光資源が持つ魅力をどのようにして売り出していくのか? 」マーケティング力アップをはかる取り組みが必要とされてきた。

 宿の提供を通じ、人と地域のマッチングに注力してきたエアビーアンドビーと提携することで、課題克服をはかる。

 

「第3回土湯ぶらっと温泉バル」が2017年11月4日(土)開催、福島・土湯の温泉街を地域の美味とめぐる

2017年10月25日(水) 配信

飲食ブースをめぐって食べ歩きを楽しもう

土湯温泉観光協会(渡邉和裕会長、福島県福島市)は2017年11月4日(土)に土湯の温泉街をめぐる食べ歩きイベント「第3回土湯ぶらっと温泉バル」を開く。

 同イベントは2015年から行われ、今年も昨年に引き続き福島学院大学の協力のもと、合計10店の飲食ブースを構える。今年は新たに土湯温泉に新規オープンした「こけしプリン本舗」も出店する。

イベント概要

 チケット(1千円)を購入し、合計10店の飲食ブースを自由にめぐって食べ歩きを楽しもう。飲食ブースは、土湯町内に店を構える9店舗と福島学院大学食物栄養科の協力のもと出展。食べ歩き終了後は、アンケートに協力すると、町内利用券などが当たる空くじなしの抽選会に参加することができる。

実施日

2017年11月4日(土)

実施場所

土湯温泉観光協会前広場

定員:170人(当日券のみ)

タイムスケジュール

午前10:30 チケット販売開始

午前11:00 開会式

午前11:30 飲食開始(飲食終了後、適宜アンケート提出、抽選)

午後2:00 終了

当日券について

価格:

1千円

販売場所:

土湯温泉観光協会前 ※当日券のみ、前売販売なし

参加店舗 

こんにゃく工房金蒟館(手作り串こんにゃく)

つけめんまさはる(炙りチャーシュー)

おんせんたまごの森山(温泉ローストビーフ丼)

招福萬来みらく(餃子)

なかや菓子店(温泉饅頭)

味工房ひさご(きじスープうどん)

さかえや物産店(串団子)

さのや(ミニラーメン)

こけしプリン本舗(クレームブリュレ)

福島学院大学食物栄養科(提供品未定)

※メニューは変更になる場合あり

URL

 

ホテルマイステイズ富士山展望温泉、「展望温泉 弁天の湯」で天然温泉の提供を開始 豪華賞品が当たるキャンペーン実施

2017年10月25日(水) 配信

温泉の掘削に成功。富士山を眺めながら、心身ともにリラックス

マイステイズ・ホテル・マネジメントが運営するホテルマイステイズ富士山は10月14日、「ホテルマイステイズ富士山展望温泉」に名称を変更。最上階の展望大浴場・露天風呂「展望温泉 弁天の湯」で天然温泉の提供を開始した。

 「展望温泉 弁天の湯」は、富士山を一望できる絶好の場所に位置し、温泉に浸かりながら、朝日に照らされた富士山や夕景を堪能できる。マイステイズグループは天然温泉提供開始を記念し、「ホテルマイステイズ富士山展望温泉 温泉湧出記念キャンペーン」を実施。マイステイズグループの温泉付きホテルで使える「宿泊券10万円分」が3人に当たるほか、「特製純米大吟醸 飛竜乗雲」や「江戸硝子富士山グラス」といった豪華プレゼントを用意した。

□ホテルマイステイズ富士山展望温泉 温泉湧出記念キャンペーン 概要

実施期間:12月10日(日)まで

賞品:

1等 お好きなマイステイズグループ温泉付きホテル宿泊券10万円分 3人

2等 特製純米大吟醸「飛竜乗雲」 10人


 特製純米大吟醸 富士山ボトル

3等 江戸硝子富士山グラス 20人

※マイステイズグループ温泉付きホテル

ホテルマイステイズプレミア札幌、ホテルマイステイズ富士山展望温泉、ホテルエピナール那須、白浜オーシャンリゾート、リゾートホテルオリビアン小豆島、別府亀の井ホテル

応募方法:特設ページ上に必要事項をもれなく記入のうえ、応募。

応募締切:2017年12月10日(日)

当選者の発表:応募者の中から厳正なる抽選を行い、当選者を決定。当選の発表は、賞品の発送をもってかえる。

ホテルマイステイズ富士山展望温泉 概要

アクセス:

中央自動車道「河口湖」ICから車で6分

富士急河口湖線「富士急ハイランド」駅徒歩5分

所在地:〒403-0011 山梨県富士吉田市新倉2654

階数:地上7階建て

総客室数:159室

スタンダードダブル 12室、スタンダードダブル富士山ビュー 12室、スタンダードツイン 、54室、スタンダードツイン富士山ビュー 58室、コンフォートツイン 6室、コンフォートツイン富士山ビュー 1室、ファミリートリプル富士山ビュー 5室、ファミリーフォース富士山ビュー 10室、アクセシブルツイン 1室

館内設備:

レストラン・リフレッシュスペース・ランドリー・駐車場・自動販売機・ロビー・無料Wi-Fi完備

富士弁天の湯 展望大浴場・露天風呂 概要

泉質:含二酸化炭素-カルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉(低張性-アルカリ性-低温泉)

効能(入浴):

関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下、高血圧、糖尿病、高コレステロール血症、喘息、痔の痛み、自律神経不安定症、睡眠障害、疲労回復、健康増進

 

出国税などの検討会、不透明な状況続く

2017年10月25日(水) 配信 

観光財源のあり方検討会、第1回目のようす

観光庁は2017年10月24日に、第5回の出国税などを議論する「次世代の観光立国に向けた観光財源のあり方検討会」を開いた。同会終了後に記者ブリーフィングが開かれたが、観光財源の使途や求める方法、規模などについて、具体的な案は提示されなかった。来週31日(火)に中間とりまとめに向けた議論が開かれ、11月には中間とりまとめが行われる予定だ。

 具体的な案は提示されないものの、「(観光財源の)適切な規模をどう位置付けるか、31日に何らかのかたちで示さないといけないと思っている」(事務局)。委員からは、導入時期について「財源確保は20年の東京五輪に向け、その対応に当てられるようにできるだけ早期に導入すべき」や、使途では「既存施策の拡充のほかに、新しい観光施策にも充てることも必要」との意見もあり、骨子が組まれつつある。

 このほか、日本人の「受益と負担」への理解に対して、委員からは「観光立国という観点で、中長期的に見れば、日本人も裨益(ひえき)しているという考え方もあり、ここを強くメッセージとして出してはどうか」との発言もあった。

 ただ、事務局からは第1―5回までで、「観光財源の必要性」「対象は出入国者」以外に同会で「認識の一致」とされた情報は提示されていない。不透明な部分が多いなか、9月15日(金)の初会合から、2カ月ほどで中間とりまとめと行う異例のスピード感だ。短期決戦の様相のもと、来週31日(火)で中間とりまとめに向けた議論がなされ、財源確保の規模感などが明らかになる見通し。